大正時代にタイムトリップというのが、なんかほのぼのしていていいですね。
「竜の棺」のほうは九鬼虹人によって語られる「高橋克彦学説」って感じで、面白いのだけど、他の高橋作品でもお馴染みで
ちょっと飽きてくるんですね。
こちらは、古代シュメールと違って、今の私たちに親しい人たち宮澤賢治、江戸川乱歩、コナン・ドイルとか
チャップリンの無声映画とか親とか祖父母の話聞いているみたいな親しみがあります。
あんまり解説ばっかりやられると、小説ではなくて「大説」になっってしまうから・・・・
イギリスへ渡る船旅の様子もゆったりと旅した時代の様子がよく描かれていて、読んでいて楽しいですね。
タイムトリップものの小説は別に珍しくないけど、これはお勧めです。
それと嬉しいのが食べ物の話です。
現代より本物のコーヒーが飲めたとか、ちらし寿司がすごく美味しいとか、親子丼が高級でどこで注文しても旨いとか
そうなんですよね
勿論、大正時代の味なんか知らないけど、鮨屋に関して言えば、私の子供の頃って寿司屋さんもっと「仕事」してましたよ!
煮はまとか、イカを煮るとかそのタレとか(まだ、流通が悪かったせいもあるけど)今みたいに新鮮なネタなら文句ないだろうと
「どてら」に握ってしかもバカ高いなんて鮨屋なかったもんね。
親子丼だってどんぶりものなかで、一番難しい調理でしょ。
ブライラーで鶏肉も卵も安くなちゃって、そば屋さん仕事怠けてませんかね。
丼ぶりものは江戸の労働者の食べ物、握り鮨も安直でせっかちな江戸人の(発酵するまで待てないから飯に酢混ぜちゃう)だけど
昔の人はそれなりに「いい仕事」してたんだよね!
なんて懐かしくなりました。
高橋克彦、江戸人じゃないけれど、さすが「浮世絵研究家」いいとこに目をつけたなって感心しました。
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霊の柩 上 心霊日本編 (祥伝社文庫 た 10-7) 文庫 – 2003/4/1
高橋 克彦
(著)
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- 本の長さ355ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2003/4/1
- ISBN-104396330979
- ISBN-13978-4396330972
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登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2003/4/1)
- 発売日 : 2003/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 355ページ
- ISBN-10 : 4396330979
- ISBN-13 : 978-4396330972
- Amazon 売れ筋ランキング: - 744,284位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1947年、岩手県に生まれる。早稲田大学商学部卒。
美術館勤務を経て、1983年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞。その後、1986年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、1987年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、1992年『緋い記憶』で直木賞を受賞。
著書に『広重殺人事件』『竜の柩』『炎立つ』など多数。また、浮世絵研究家としても知られ『浮世絵鑑賞事典』がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下巻は持っていたが、上巻が無くなったので購入。
紙面は多少黄ばみがあるが、シミなどは無く良い状態でした。
紙面は多少黄ばみがあるが、シミなどは無く良い状態でした。
2016年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
講談社文庫の「竜の柩〈5〉」と同じ本です。題名が違うだけです。ご注意ください。内容は、素晴らしいので、是非、お読み下さい。
2005年10月17日に日本でレビュー済み
『竜の柩』の続編で、現代に戻ったはずの四人が、明治時代の
日本に迷い込んでしまうお話。『竜』を未読の人(ほとんどいな
いと思うが)はそちらを先に読むことをお薦めします。
今回のテーマは霊魂の謎で、これまでのような壮大なテーマで
はないが、懐かしい登場人物も出てきたりして、『竜』ファンの
人も楽しめると思う。明治時代の著名人も多々登場。これといっ
たインパクトがあるわけではないが、イージーリスニング的に読
める作品だと思います。
なぜ作者がこの続編を書いたのか、それが個人的には一番の謎。
この本がつまらない、というわけではなく、前作までで終わって
いるほうが納まりが良いような気がするのだが…まあ、ここまで
きたらぜひ、さらなる続編を期待したいです(笑)。
日本に迷い込んでしまうお話。『竜』を未読の人(ほとんどいな
いと思うが)はそちらを先に読むことをお薦めします。
今回のテーマは霊魂の謎で、これまでのような壮大なテーマで
はないが、懐かしい登場人物も出てきたりして、『竜』ファンの
人も楽しめると思う。明治時代の著名人も多々登場。これといっ
たインパクトがあるわけではないが、イージーリスニング的に読
める作品だと思います。
なぜ作者がこの続編を書いたのか、それが個人的には一番の謎。
この本がつまらない、というわけではなく、前作までで終わって
いるほうが納まりが良いような気がするのだが…まあ、ここまで
きたらぜひ、さらなる続編を期待したいです(笑)。
2007年2月24日に日本でレビュー済み
前作の途方もない神話時代の冒険から、一転して大正のモダン東京に舞台を移すところが面白い。特に本郷菊富士ホテルで若き江戸川乱歩に出会うなどはうまい着想だなあと思わせる。主人公たちが当時の浅草を楽しむあたりは、まるで作者がそれまで苦労した彼らに休暇を与えているかのようだ。
後編はこれまた当時の豪華な船旅を楽しんで魔都ロンドンに向かうが、私はこの前編がもう一冊分くらい読みたかった。大正8年は1919年だから正確には1920年代ではないが、20年代へのタイムスリップ小説として十分楽しめる。
後編はこれまた当時の豪華な船旅を楽しんで魔都ロンドンに向かうが、私はこの前編がもう一冊分くらい読みたかった。大正8年は1919年だから正確には1920年代ではないが、20年代へのタイムスリップ小説として十分楽しめる。
2003年9月21日に日本でレビュー済み
竜の棺を読んで高橋マジックにはまった人へ懐かしい仲間にまた会えます。
「竜の棺」で日本の神話を旅し、「新・竜の棺」で世界の神話と縄文時代日本まで旅した九鬼虹人たち。
現代に戻るはずが、到着したのは大正8年の十和田湖だった。
現代へと戻るべく心霊研究の盛んだったロンドンに渡ります。
当時の日本とロンドン、そして様々な有名作家たちにこの物語で出会えます。
江戸川乱歩に会ったときは自分もその場にいたような気分になりました。
九鬼虹人らの旅とは別に自分も時間旅行ができて一興です。
「竜の棺」で日本の神話を旅し、「新・竜の棺」で世界の神話と縄文時代日本まで旅した九鬼虹人たち。
現代に戻るはずが、到着したのは大正8年の十和田湖だった。
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当時の日本とロンドン、そして様々な有名作家たちにこの物語で出会えます。
江戸川乱歩に会ったときは自分もその場にいたような気分になりました。
九鬼虹人らの旅とは別に自分も時間旅行ができて一興です。