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人魚の嘆き・魔術師【美装復刻版】 単行本 – 2020/12/18
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乱歩や横溝が心酔した谷崎の初期小説二編をオリジナルカラー原画とともに豪華復刻!
- 本の長さ100ページ
- 言語日本語
- 出版社春陽堂書店
- 発売日2020/12/18
- ISBN-104394903904
- ISBN-13978-4394903901
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出版社より
芥川が讃えた挿絵本、オリジナルカラー原画とともに豪華復刻!
「古往今来此書と比肩すべき者、かのビイアズレエが挿画を加へたるワイルドの神品サロメを於いて、
未嘗有らざるなり」(大正8年「新小説」10月号広告より。一部常用漢字に変更)
と芥川龍之介が讃え、
名作稀覯本として名高い春陽堂の初版が百年の時を経て、オリジナルカラー原画とともに豪華復刻!
水島爾保布(1884-1958)の代表作ともいうべき挿画を
国立国会図書館デジタルコレクションでさえ、
白黒でしか見られなかった貴重な彩色口絵2点、収録しています!!
唯美主義の傑作、当時の風合いをそのままに美装復刻!
「此れ程までに美しい物が、水底に生きて居ようとは」(『人魚の嘆き』より)
巨万の富を相続し、贅に倦んだ南京の貴公子のもとに人魚を連れた異人が現れる。
買い取った貴公子は、人魚の族に堕じたいと念じ……
「其の魔術師の姿と顔とは、餘に眩く美しくて、戀人を持つ身には、近寄らぬ方が安全だと、町の人々は云ふのです」(『魔術師』より)
とある国のとある公園へ、恋人とともに出向いた「私」は、
男のようにも女のようにも見え、何処に生まれた如何な人種かもわからない魔術師に幻惑されて……
怪奇と幻想、そして美への拝跪が描かれる物語2篇を収録!
挿絵本『人魚の嘆き・魔術師』は、大正八年(1919年)8月、春陽堂から版行されました。
「人魚の嘆き」の初出は「中央公論」大正六年(1917年)の新年号、
「魔術師」の初出は「新小説」で、こちらも大正六年(1917年)の新年号でした。
大正6年4月には、他の4篇も併せて、春陽堂から短編集『人魚の嘆き』(挿絵は名越国三郎)が刊行されたのですが、
それから2年を経て、今回復刻した挿絵本が刊行となりました。
なぜ2年後に挿絵本が刊行されたのか、
また、挿絵が水島爾保布となったのはなぜか、
前田恭二氏(読売新聞編集委員)が解説!
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 春陽堂書店 (2020/12/18)
- 発売日 : 2020/12/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 100ページ
- ISBN-10 : 4394903904
- ISBN-13 : 978-4394903901
- Amazon 売れ筋ランキング: - 390,569位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,118位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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版が大きいので挿絵も大きくみられる。
文章のページの紙も併せて良いので復刻としては大変良い
本作を「鑑賞」したいなら、他の文庫版では無く迷わず、この中公文庫の改訂版の購入の一択です。
以下に優れている点を書く。
①挿絵がカラーを含め完全収録.
ビアズリーの影響大の挿絵で本文の妖しさが、更に引き立ちます。
②文章も、その後の研究も取り入れ、出来る限り歴史的仮名遣いに変更。
少し、取っ付きにくいかもしれないが、発刊当時の雰囲気が再現されて素晴らしい。
③詳細な注釈
大幅に増えた注釈により内容に深く入り込める。
④中井英夫の解説
旧版にもあったが、自身も幻想・耽美小説作家である氏の解説は最高で、とくに当時の谷崎と乱歩・横溝との関連性の指摘は鋭い。
⑤総評
挿絵・歴史的仮名遣いで蘇った本作は「まるで妖しい宝石のやふな輝きに満ちて」、いつでも手に取り読み返したくなる傑作で、文庫でこれほど贅沢な気持ちになるのだから購入を強くお勧めする