もう25年以上前の本ですが、今読んでも全く内容に遜色のない本です。
一言でいうと、人間の幸せとは何かを問うています。
流されるな、自分で自分の生き方を、道を探さないと真の幸せ
は見えてこないし、それさえ見えれば金、名誉
がなくても大丈夫だと説いています。
周りに流されやすい現代に、生きる意味を教えてくれる名著です。
特に高校生や大学生に読んでほしい本です。
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人間らしさの構造 新装版 単行本 – 1995/5/1
渡部 昇一
(著)
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社産業能率大学出版部
- 発売日1995/5/1
- ISBN-104382052904
- ISBN-13978-4382052901
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
生きがいを見失った日本の若者の心に、なぜオカルティズムがはびこるのか。二十数年前のアメリカの若者たちがオカルトやクスリに惹かれた姿に、現代の日本の若者の姿を予見していた著者の、衝撃の生きがい論。
登録情報
- 出版社 : 産業能率大学出版部 (1995/5/1)
- 発売日 : 1995/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 233ページ
- ISBN-10 : 4382052904
- ISBN-13 : 978-4382052901
- Amazon 売れ筋ランキング: - 965,373位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,132位倫理学入門
- - 23,430位人生論・教訓
- - 87,736位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
4 星
読む時期によって影響度も方向も変わる本
生きがいとはどのように見出すべきものか・・・内なる声に耳を澄ませ、うずきを本当に感じるかを自ら確認し、感じてその方向に走り出せば、外からどんなに辛そうに、また変に見えようとも、本人の内部は充実し生きがいを感じているから大丈夫という。逆に言えば、生きがいを感じている人は外の尺度でなく内なる尺度で動いているため、全く外の目を気にしないものだという。そういえばそういう人も少なからずいるなあ〜と主思ったが、生きがいを感じているのか単に変わっているのか分からない(そもそも変わっているという判断が外の尺度だけれど、迷惑がかかるようではいけないと思う。)。しかしながら、幾ら内なる声を聞いても、生きて行かないといけないのだから、簡単に今の仕事を投げ打って、転職するわけにもいかないのも現実だ、と思う。経済的な裏付けがあっての前提ではないかと考えた次第。ただ、家庭の安寧が子供の学習理解度に大きく影響するということ等、一種の教育論のような内容も含んでいる。一読の価値はある。
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2010年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生きがいの説明で、どんぐりの比喩はよくわかる。子供の成長に必要なものは
「安全」「愛情」「世話」だが、成人にとって必要なものは「成長欲求」という。
「価値の基準を外に求めるな」「自分を責めず、人を責めず、自然を責めず」等
示唆に富んでいる。女性の幸福のあり方については、少し納得できない部分あり。
渡部先生の考え方は少し打算的すぎるかなとも思う。
「安全」「愛情」「世話」だが、成人にとって必要なものは「成長欲求」という。
「価値の基準を外に求めるな」「自分を責めず、人を責めず、自然を責めず」等
示唆に富んでいる。女性の幸福のあり方については、少し納得できない部分あり。
渡部先生の考え方は少し打算的すぎるかなとも思う。
2014年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつもどおり、読みやすく、教養が身に付けられる。本当にすばらしい。
2021年8月15日に日本でレビュー済み
(深謝。畏れながら微細でも役立てば)渡部先生が亡くなられた。一時期、その著作を追いかけていた事もあり、悲しい。本書は「知的生活の方法」と並ぶ代表作のように思い、読み返してみた。 小さなドングリが大きな樫の大樹に成長するように、人の受精卵が自己実現を果たすまでに成長する事。それが誠にめでたく真の生きがいだと言う。河合榮治郎先生が人格完成こそ最高価値と言っているのを思い出すが、ただ、渡部先生の場合は、自己の内奥の声に耳をすませて、それに断固従えと強調する。つまりは、深い本物の自由主義であり、河合先生と共通している。人格完成は頂上で、登山道の自己実現の仕方は個々まちまちにある。そして(登山中は)創造的になり小恍惚が得られるはずだとも言う。好きこそものの上手なれで、自分に合った仕事なら飽きないとも言う。
2022年7月15日に日本でレビュー済み
初版は1977年と古い本であり、「ウーマンリブ」など古い表現もある中、
現代においても様々な示唆を得ることの出来る良書。
「ジェンダーフリー」が叫ばれている今、女性にこそ読んでいただきたい。
そして感想を書き込んで欲しい。
一つ意見を言えば、「環境は自分一人では作り得ない」ということか。
子育てを終えられた方、子育て真っ最中の方、これから子育てをする方にも、
考えさせられる本である。
現代においても様々な示唆を得ることの出来る良書。
「ジェンダーフリー」が叫ばれている今、女性にこそ読んでいただきたい。
そして感想を書き込んで欲しい。
一つ意見を言えば、「環境は自分一人では作り得ない」ということか。
子育てを終えられた方、子育て真っ最中の方、これから子育てをする方にも、
考えさせられる本である。
2004年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間の心に内在するうずき・・・それこそが成人への種であり、自己実現への第一歩であることを教えてくれた本。
執筆された25年前、社会的に適応し安逸に流れる生き方でなく、本物の生きがいある道(教えに基づく生き方)を人々が通ったならば、現代のような悲惨な事件は絶対に起こっていない。
今日から25年後、私も親になり子供にココロの定規を提示する日が来る、その時は必ず読み返す必要があるであろう。
渡辺先生、ありがとうございました。
執筆された25年前、社会的に適応し安逸に流れる生き方でなく、本物の生きがいある道(教えに基づく生き方)を人々が通ったならば、現代のような悲惨な事件は絶対に起こっていない。
今日から25年後、私も親になり子供にココロの定規を提示する日が来る、その時は必ず読み返す必要があるであろう。
渡辺先生、ありがとうございました。
2009年5月23日に日本でレビュー済み
今までに十人以上にこの著書を推薦して來たが、久し振りに読み返してみて、やはりいい本であると再認識しました。思ってゐた以上に丁寧に本質に迫り、かんで含めるやうに語り掛けてくれてゐるのは、本當に注目に値すると思ひます。現代といふ全世界的に価値喪失の時代に、とりわけ日本においてはそれが深刻であると思ふが故に、この著書を若い人々に、社会中堅を担はれてゐる方々に強くお勧めしたいと感じてゐます。自分がどういふ姿勢で、どういふ思ひで生きるかといふ人生の根本を考へさせてくれる名著であります。私自身も折にふれて再読したいと考へます。
2011年11月27日に日本でレビュー済み
生きがいとはどのように見出すべきものか・・・内なる声に耳を澄ませ、うずきを本当に感じるかを自ら確認し、感じてその方向に走り出せば、外からどんなに辛そうに、また変に見えようとも、本人の内部は充実し生きがいを感じているから大丈夫という。逆に言えば、生きがいを感じている人は外の尺度でなく内なる尺度で動いているため、全く外の目を気にしないものだという。そういえばそういう人も少なからずいるなあ〜と主思ったが、生きがいを感じているのか単に変わっているのか分からない(そもそも変わっているという判断が外の尺度だけれど、迷惑がかかるようではいけないと思う。)。しかしながら、幾ら内なる声を聞いても、生きて行かないといけないのだから、簡単に今の仕事を投げ打って、転職するわけにもいかないのも現実だ、と思う。経済的な裏付けがあっての前提ではないかと考えた次第。ただ、家庭の安寧が子供の学習理解度に大きく影響するということ等、一種の教育論のような内容も含んでいる。一読の価値はある。
生きがいとはどのように見出すべきものか・・・内なる声に耳を澄ませ、うずきを本当に感じるかを自ら確認し、感じてその方向に走り出せば、外からどんなに辛そうに、また変に見えようとも、本人の内部は充実し生きがいを感じているから大丈夫という。逆に言えば、生きがいを感じている人は外の尺度でなく内なる尺度で動いているため、全く外の目を気にしないものだという。そういえばそういう人も少なからずいるなあ〜と主思ったが、生きがいを感じているのか単に変わっているのか分からない(そもそも変わっているという判断が外の尺度だけれど、迷惑がかかるようではいけないと思う。)。しかしながら、幾ら内なる声を聞いても、生きて行かないといけないのだから、簡単に今の仕事を投げ打って、転職するわけにもいかないのも現実だ、と思う。経済的な裏付けがあっての前提ではないかと考えた次第。ただ、家庭の安寧が子供の学習理解度に大きく影響するということ等、一種の教育論のような内容も含んでいる。一読の価値はある。
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