「久能千明」という作家を知った、初めての本でした。
友人に「面白いよ」と借りて読み、返すと同時に即、本を購入。
イラストを担当されている「沖麻実也」さんの絵も、これで始めて
拝見したのですが、物語の世界感とイラストのマッチングが非常に良くて
キャラクターなぞ、「うん・・・! この絵でなくては駄目だ」
と思えるほどカッコ良くて素敵です。
「青の軌跡」シリーズの第2作目ですが、ストーリー的には
これ1冊でも十分面白く読めます。
BLとしての枠を超えたSF作品として、ちゃんとしたドラマが
創られており、シンプルですが、そのシンプルさが爽快なラストです。
もちろんシリーズの最初から読み、三四郎×カイの魅力を熟知してから
読めば、もっと楽しめること間違いありません。
シリーズはまだ完結していませんが、巻を追うごとにストーリが
複雑になっていきます。
私はこの「カタルシススペル」がシリーズ中、一番傑作ではないかと
思っています。
久能千明さんのノベルを、まだ一度も手にしたことがない方には
入門編として、最適ではないでしょうか。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
カタルシス・スペル (リンクスロマンス) 新書 – 2003/8/1
船の暴走を食い止めた三四郎とカイを待ち受けていたのは連邦軍による視察。しかも訪れた視察団は突如反乱を起こし、三四郎は拘束されてしまう。カイは三四郎の助命と引き替えにある条件を持ちかけられる。「青の軌跡」シリーズ第3弾。新装版。(ill:沖麻実也)
- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎コミックス
- 発売日2003/8/1
- ISBN-104344802810
- ISBN-13978-4344802810
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
惑星探査船のクルーである傭兵あがりの武官・三四郎と美貌の文官・カイは、最高の相性と認められたバディ。だが、船を訪れた視察団が突如反乱を起こして三四郎は拘束されてしまう。96年桜桃書房刊の再刊。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎コミックス (2003/8/1)
- 発売日 : 2003/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 273ページ
- ISBN-10 : 4344802810
- ISBN-13 : 978-4344802810
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,177,888位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
6月27日生まれ。新潟県出身 (「BOOK著者紹介情報」より:本データは『タイトロープダンサー〈STAGE4〉』(ISBN-10:4344816412) が刊行された当時に掲載されていたものです)