なんだろうか、この本を読み終えるとふと肩の力が抜けた。なぜ今まで自分は「何かしなきゃ、何者かにならなきゃ」と焦っていたのかがわからなくなった。社会的同調圧力に押し潰れる事なく、いかにして自分にとっての幸せの価値基準を持つかが大事だという事がわかった。
特にこの本で参考になった点は、「家族を作らない」で紹介されていた、「シェアハウスはただ単に家族と過ごす家庭の人の入れ替わりが安易にできる版」という考え方である。
自分もおそらく将来的に結婚する予定はないが、だからと言って一人で過ごすのも寂しいと思っていたからこそ、この考えがしっくりきた。
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持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫) 文庫 – 2017/8/4
pha
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「正社員にならねば」「結婚しなければ」「子どもを作らねば」「老後に備えなければ」……「こうあらねば」が人を追いつめている。生きるのが苦しいときは、世間の価値観や周りの意見にとらわれずに、自分が好きなものに立ち返るといい。仕事や家族やお金に頼らず、社会の中に自分の居場所を見つけ、そこそこ幸せに生きる方法を、京大卒の元ニートが提唱。
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2017/8/4
- 寸法15.1 x 10.1 x 1 cm
- ISBN-104344426428
- ISBN-13978-4344426429
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商品の説明
著者について
一九七八年生まれ。大阪府大阪市出身。京都大学総合人間学部を卒業後、就職し二八歳で会社を辞める。以来毎日ふらふらしながら暮らしている。シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人。著書に『ニートの歩き方』『しないことリスト』『ひきこもらない』などがある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2017/8/4)
- 発売日 : 2017/8/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 231ページ
- ISBN-10 : 4344426428
- ISBN-13 : 978-4344426429
- 寸法 : 15.1 x 10.1 x 1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 127,207位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 672位幻冬舎文庫
- - 4,030位エッセー・随筆 (本)
- - 5,487位人生論・教訓
- カスタマーレビュー:
著者について
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1978年生まれ。大阪府出身。京都大学総合人間学部を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳で退社。以来毎日ふらふらしながら暮らしている。シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人。
著書として『しないことリスト』(大和書房)、『どこでもいいからどこかへ行きたい』(幻冬舎)など多数。
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イメージ付きのレビュー

4 星
自分肯定と社会肯定
自分肯定と社会肯定の章がよかった。自分の好きなこと(自分肯定)だけをやっていても満たされないので、社会的に評価されること(社会肯定)とのバランスが大切ですよと。自分は今、実家住まいで無職(=求職中)。映画(Netflix)と読書(図書館)にいくらでも時間を使えるから、こりゃいいと思っていたが、時間が有り余ってると、意外に本も読まない。
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2020年11月7日に日本でレビュー済み
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彼に説得力があるのは本を出版しているとはいえ、それほどの稼ぎがないことだ。(本当ならば)
とはいえ彼は一般的なひとと較べれば才能があるからその点で生きやすい部分もあるだろう。
本の中身で特に納得した部分があった――。
仕事をバリバリしない理由のひとつに疲れやすい体質があると書かれている部分だ。
自分語りになってしまうが私はパニック障害(かなりマシにはなったが……)を持っており疲労が溜まってくると調子が悪くなってきてしまうのだ。
そういう事情があってバリバリ働くことが現実的に達成できていない。
だからそんな自分を慰めてくれるにはこの本の効果は充分にあった。
稼げない分、節約などすればこの国(日本)では生きていけるのだから……多分。
とはいえ彼は一般的なひとと較べれば才能があるからその点で生きやすい部分もあるだろう。
本の中身で特に納得した部分があった――。
仕事をバリバリしない理由のひとつに疲れやすい体質があると書かれている部分だ。
自分語りになってしまうが私はパニック障害(かなりマシにはなったが……)を持っており疲労が溜まってくると調子が悪くなってきてしまうのだ。
そういう事情があってバリバリ働くことが現実的に達成できていない。
だからそんな自分を慰めてくれるにはこの本の効果は充分にあった。
稼げない分、節約などすればこの国(日本)では生きていけるのだから……多分。
2023年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時間を置いて、2度読みました。
2度目も十分に発見と感動と面白さがありました。
また、phaさんの本を読みたいです。
2度目も十分に発見と感動と面白さがありました。
また、phaさんの本を読みたいです。
2024年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろんな考え方が世の中にはあるんだなと気づきます。メディアが当たり前だと謳う人生も、本当にそうなのか、自分は本当に何を求めているのか、考える機会になります。
ただ。一文が長いので読みにくさがあり、著者の諦めの気持ちが強い箇所は、気が滅入ります。一長一短かなと思いました。
ただ。一文が長いので読みにくさがあり、著者の諦めの気持ちが強い箇所は、気が滅入ります。一長一短かなと思いました。
2022年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
しんどいなぁ、だるいなぁと思っている読者におすすめ。幸福は身の回りにあることを教えてくれる。堅苦しい文でないため、サクッと読めるのも良点。
2015年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでて思ったのが、この人、ニートになるまではかなりキツかったんじゃなかろうか…ということ。
個人的に強く共感できたのが「大学生になって家を出た時、初めて自由に息が出来たような気がした」という部分。
彼はたとえば両親から虐待を受けただとか、そういう境遇で育ったわけではない。
家庭崩壊しただとか、そういう記述もない。
学校でいじめを受けたとか不登校に陥ったわけでもない。学歴が証明する通り勉強だって出来る。
仕事も全く出来ないわけじゃないし、数年間は会社勤めも出来ていたわけだ。
しかし、それでも彼には家や学校や会社に「居続けること」自体がずっと苦痛だったのだと思う。
自分もそういうタイプだからなんとなくわかる。
(私は彼のように勉強できるタイプじゃなかったが)
そしてこのタイプの苦痛というのはなかなか他人には理解されない。
それは「うつ病」だとか「発達障害」だとか、そういう顕在化した「病」には至らない、可視化されることのない苦しみだ。
真綿で締めつけるように、ジリジリと心身を圧迫し続ける慢性的な苦。
人に話せば「甘え」「みんなそう思ってる」の一言で圧殺されてしまう。
「居続ける」苦と、それを発露できないという二重の苦。
そもそも日本にはこのタイプの苦痛を理解してはならないという暗黙の了解があると思う。
日本的な「和」の美徳の裏側とでも言おうか。
ああ、自分以外にもこういう人が居るんだなと正直思った。
私は一族に公務員が多く、「役所勤めの夫が専業主婦の妻と子を養って家のローンを組む」という家族観に強く支配されてきた。
というか、現在進行形でその価値観の支配下にあるのだが、一方でその生き方が自分には実現出来ないということも薄々感じている。
私も彼と同じで「体力」がない人間だ。職場にいるだけで疲れるし、人一倍摩耗してしまう。
時々どこかで爆発して終わってしまうんじゃないかとも思う。
いやむしろ爆発してしまったほうがラクなんじゃないかとも。
今のところは両親や周囲の人々を思って何とか耐えているけど、将来のことははっきり言ってわからない。
少なくとも、周囲が期待する旧来の幸福モデルは実現できないと思うし、そういう自分を全く想像できないのが正直なところだ。
pha さんが今の生活スタイルに至ったのは、おそらくは「そうせざるを得なかった」からだと思う。
ニートにならざるを得なかったことを、自身の体感として納得しているから、「働いたら負け」みたいな変なエゴも持たないし、他人をバカにすることがない。
日常生活自体を淡々と遂行し、ローコストで低代謝な毎日を楽しめている。
病んだり狂ったりすることもない。
本書では斎藤環をして「達人」と言わしめる pha さんのニート的価値観が記されているわけだが、その思考も含めて正直羨ましいなと思う。
もちろん誰もが彼のようには簡単にはなれるわけではない。
彼の文章力だとか、「ローコストな生活圏を形成する能力」というのはもはや才能と言ってもいいと思う。
そもそも 2 冊の自著と 1 冊の共著を上梓し、シェアハウスという生活様式において幾人かのフォロアーを生んでいる時点で、彼は一般的なニート観から大きく逸脱している。
この分野における成功例とも言えるし、特殊なモデルかもしれない。
一方で、「働きたい人が働きたいように働いて世の中を回す」という仕組みが実現していない以上、彼の生活スタイルは幾分かフライング気味でもある。
一般人がおいそれと真似していい生活スタイルではないのは確かだ。
が、追い詰められた人間や居場所のない人間にとって本書はある種の救いになり、光り輝いて見えるだろう。
少なくとも、この一冊は私を含めたそういう人々の、黙殺された叫びを代弁してくれた。
かなりゆるくて軟弱な姿勢ではあるけれども(笑)
個人的にはそれだけでも感謝している。
ブログを読む限り、 pha さんなりに今の暮らしに悩みがないわけではなさそうだし、将来のことはわからない。
それでも出来るだけマイペースに生きていってほしいなと思う。
それが本書で「ファン」となった私の願いだ。
個人的に強く共感できたのが「大学生になって家を出た時、初めて自由に息が出来たような気がした」という部分。
彼はたとえば両親から虐待を受けただとか、そういう境遇で育ったわけではない。
家庭崩壊しただとか、そういう記述もない。
学校でいじめを受けたとか不登校に陥ったわけでもない。学歴が証明する通り勉強だって出来る。
仕事も全く出来ないわけじゃないし、数年間は会社勤めも出来ていたわけだ。
しかし、それでも彼には家や学校や会社に「居続けること」自体がずっと苦痛だったのだと思う。
自分もそういうタイプだからなんとなくわかる。
(私は彼のように勉強できるタイプじゃなかったが)
そしてこのタイプの苦痛というのはなかなか他人には理解されない。
それは「うつ病」だとか「発達障害」だとか、そういう顕在化した「病」には至らない、可視化されることのない苦しみだ。
真綿で締めつけるように、ジリジリと心身を圧迫し続ける慢性的な苦。
人に話せば「甘え」「みんなそう思ってる」の一言で圧殺されてしまう。
「居続ける」苦と、それを発露できないという二重の苦。
そもそも日本にはこのタイプの苦痛を理解してはならないという暗黙の了解があると思う。
日本的な「和」の美徳の裏側とでも言おうか。
ああ、自分以外にもこういう人が居るんだなと正直思った。
私は一族に公務員が多く、「役所勤めの夫が専業主婦の妻と子を養って家のローンを組む」という家族観に強く支配されてきた。
というか、現在進行形でその価値観の支配下にあるのだが、一方でその生き方が自分には実現出来ないということも薄々感じている。
私も彼と同じで「体力」がない人間だ。職場にいるだけで疲れるし、人一倍摩耗してしまう。
時々どこかで爆発して終わってしまうんじゃないかとも思う。
いやむしろ爆発してしまったほうがラクなんじゃないかとも。
今のところは両親や周囲の人々を思って何とか耐えているけど、将来のことははっきり言ってわからない。
少なくとも、周囲が期待する旧来の幸福モデルは実現できないと思うし、そういう自分を全く想像できないのが正直なところだ。
pha さんが今の生活スタイルに至ったのは、おそらくは「そうせざるを得なかった」からだと思う。
ニートにならざるを得なかったことを、自身の体感として納得しているから、「働いたら負け」みたいな変なエゴも持たないし、他人をバカにすることがない。
日常生活自体を淡々と遂行し、ローコストで低代謝な毎日を楽しめている。
病んだり狂ったりすることもない。
本書では斎藤環をして「達人」と言わしめる pha さんのニート的価値観が記されているわけだが、その思考も含めて正直羨ましいなと思う。
もちろん誰もが彼のようには簡単にはなれるわけではない。
彼の文章力だとか、「ローコストな生活圏を形成する能力」というのはもはや才能と言ってもいいと思う。
そもそも 2 冊の自著と 1 冊の共著を上梓し、シェアハウスという生活様式において幾人かのフォロアーを生んでいる時点で、彼は一般的なニート観から大きく逸脱している。
この分野における成功例とも言えるし、特殊なモデルかもしれない。
一方で、「働きたい人が働きたいように働いて世の中を回す」という仕組みが実現していない以上、彼の生活スタイルは幾分かフライング気味でもある。
一般人がおいそれと真似していい生活スタイルではないのは確かだ。
が、追い詰められた人間や居場所のない人間にとって本書はある種の救いになり、光り輝いて見えるだろう。
少なくとも、この一冊は私を含めたそういう人々の、黙殺された叫びを代弁してくれた。
かなりゆるくて軟弱な姿勢ではあるけれども(笑)
個人的にはそれだけでも感謝している。
ブログを読む限り、 pha さんなりに今の暮らしに悩みがないわけではなさそうだし、将来のことはわからない。
それでも出来るだけマイペースに生きていってほしいなと思う。
それが本書で「ファン」となった私の願いだ。
2021年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生なんとかなるよ、と励ましてもらえたような感覚を受けました。
2021年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サラリーマン至上主義のような生き方に対して一石を投じる本。
医療従事者と思われる人が、もっと世の中に貢献すべきだ、などと著者を批判しているようなレビューが見受けられるが、そういう宗教染みた労働観を振り回す労働者が現れやすいのがサラリーマン社会の問題点であるように思う。
人は結局己の幸福のために生きている、というかそのようにしか生きられないのであって、そのための手段として他人やお金が存在するにすぎないというところをもっと勤め人は自問すべきではないだろうか。
医療従事者と思われる人が、もっと世の中に貢献すべきだ、などと著者を批判しているようなレビューが見受けられるが、そういう宗教染みた労働観を振り回す労働者が現れやすいのがサラリーマン社会の問題点であるように思う。
人は結局己の幸福のために生きている、というかそのようにしか生きられないのであって、そのための手段として他人やお金が存在するにすぎないというところをもっと勤め人は自問すべきではないだろうか。