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高山ふとんシネマ (幻冬舎文庫) 文庫 – 2016/2/9

3.7 5つ星のうち3.7 19個の評価

今あったことはさっきになり、そのうち過去となって、忘れ去られる――。この世に確かなものなどあるんだろうか? そんな問いを繰り返しながら布団の中で映画を見、音楽を聴き、本を読んで、夢をみる。大好きな人の声を、忘れたくない風景を、何度も脳に刻み、体にしみこませる。人気料理家が五感をまるごと使って紡ぐ、心揺さぶる濃厚エッセイ。
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商品の説明

著者について

一九五八年静岡県生まれ。レストランのシェフを経て料理家に。書籍、雑誌、テレビなどを活動の場とし、料理家だけでなく文筆家としての顔も持つ。著書に『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』(文春文庫)、『今日もいち日、ぶじ日記』(新潮文庫)、『押し入れの虫干し』『料理=高山なおみ』(ともにリトルモア)など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2016/2/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/2/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 258ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344424360
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344424364
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 1.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 19個の評価

著者について

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高山 なおみ
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1958年静岡県生まれ。

レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音……日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い。

著書に『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』(文春文庫)、『日々ごはん①〜⑫』、『野菜だより』、『おかずとご飯の本』、『今日のおかず』、『チクタク食卓㊤㊦』(以上アノニマ・スタジオ)、『高山ふとんシネマ』(幻冬舎)、『押し入れの虫干し』、『料理=高山なおみ』(以上リトルモア)、『今日もいち日、ぶじ日記』、『明日もいち日、ぶじ日記』(以上新潮社)、『気ぬけごはん』(暮しの手帖社)、『きえもの日記』(河出書房新社)、『高山なおみの料理』、『はなべろ読書記』(以上KADOKAWAメディアファクトリー)など多数。最新刊は、料理本『実用の料理ごはん』(京阪神エルマガジン社)。

公式ホームページ http://www.fukuu.com/

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は1958年静岡県生まれ。かつて吉祥寺にあった「諸国空想料理店KuuKuu」のシェフを経て料理家に。書籍や雑誌、テレビなどを活動の場とし、料理だけでなくレシピ本や日記、エッセイなども手がける文筆家としての顔も持つ。

この本は、幻冬舎のWEBマガジンにて、2009年4月から2011年1月まで連載していたものに書き下ろしを加え、1冊にまとめたもの。昔から眠ることが大好きで、本を読むのも布団のなかという著者が、観て、聴いて、感じた映画や音楽や本、そして夫であるスイセイこと発明家の落合郁雄氏ほか家族のことなどを、布団のなかから紡いだ36のエッセイで編まれている。

『やかまし村の子どもたち』『マンハッタン』『すいか』といった、とびきりのお気に入りは「私の宝物」として紙質を変えて集められている。くり返し観て身に染み込んだ映画やドラマ。料理家らしく、そんな作品の劇中に出てくる料理を参考にしたレシピが添えられたものもある。

カジュアルな文体ながら、実に巧みな文章で、まるで料理のおいしさを伝えるように、うれしそうに綴っている。『2001年宇宙の旅』ですら、具だくさんのおでんをつついているようだ。それでいて、ちゃんと作品の本質を突いているから油断できない。根底には、日々、感受性を研ぎ澄まして生きている人の凄みがあるのだ。

高橋かおりによる、子どもの落書きのような味のあるイラストも、ほどよいスパイスになっている。肯定感にどっぷり浸りながら、心がポッと温かかくなる。じんわりとした読後感に包まれる、名エッセイ集だ。
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