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バウルの歌を探しに バングラデシュの喧騒に紛れ込んだ彷徨の記録 (幻冬舎文庫) 文庫 – 2015/6/10
川内 有緒
(著)
何百年もの間、ベンガル地方で歌い継がれ、今日も誰かが口ずさむバウルの歌。宗教なのか、哲学なのか、それとも?? 譜面にも残されていないその歌を追いかけて、バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ。音色に導かれるかのように聖者廟、聖地、祭、ガンジス河を転々とした先に見つけたものとは。12日間の彷徨の記録。第33回新田次郎文学賞受賞作。
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2015/6/10
- ISBN-104344423461
- ISBN-13978-4344423466
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商品の説明
著者について
東京都出身。日本大学藝術学部卒、ジョージタウン大学にて修士号を取得。コンサルティング会社やシンクタンクに勤務し、中南米地域の研究を行う。二〇〇四年に渡仏し国連機関に五年半勤務。著書に『パリでメシを食う。』『パリの国連で夢を食う。』などがある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2015/6/10)
- 発売日 : 2015/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 358ページ
- ISBN-10 : 4344423461
- ISBN-13 : 978-4344423466
- Amazon 売れ筋ランキング: - 521,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やわらかい文章で怒涛の旅が語られる。そのコントラスとのある世界観の中を、ゆっくりとついていくような心地いい本。ありがとうございます。
2023年1月9日に日本でレビュー済み
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筆者が国連を退職後、バウルを求めてバングラディシュへと旅に出る物語です。実際の体験が書かれていながら、ひとつの物語を読んでいるような世界観に引き込まれます。それは、バウル、バウルの歌とはいったい何なのか、何を自分自身が探しているのかを、筆者と一緒に読者が探し、考えられるからだと思います。
2017年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひょんなことからバングラデシュに行くことになったので、バングラデシュに関する本を読んでみようと思ったのだが、驚くほど本が少ないことに驚かされた。さらに電子書籍で読めるものとなると、数冊しかない。本書は、その数冊のうちの1冊であり、ほぼ唯一のエッセーである。
本書は、バウルというバングラデシュ伝統の吟遊詩人を訪ねて彷徨する旅行記なのだが、筆者の軽妙洒脱な文体が実に魅力的だし、登場する人物(バングラデシュに詳しい日本人、バングラデシュ人の通訳など)が皆、実に魅力的なのが良い。本書で登場する伝説的なバウルであるラロンの歌を、私はたまたまバングラデシュで聞くことができたのだが(ただし、歌い手は、バウルというよりはミュージシャンだったが)、打楽器と笛、そして歌のハーモニーが
印象的な、熱い音楽だった。
本書は、必ずしもバングラデシュを知るための本ではないのだが、本書を読めば、バングラデシュのごく簡単な歴史、宗教、文化や、人々の生活についても垣間見ることができ、バングラデシュの基本的な知識を仕入れることができ、大変有意義だった。また、筆者のエッセイストとしての才能も見事であり、筆者の更なる活躍に期待したい。
本書は、バウルというバングラデシュ伝統の吟遊詩人を訪ねて彷徨する旅行記なのだが、筆者の軽妙洒脱な文体が実に魅力的だし、登場する人物(バングラデシュに詳しい日本人、バングラデシュ人の通訳など)が皆、実に魅力的なのが良い。本書で登場する伝説的なバウルであるラロンの歌を、私はたまたまバングラデシュで聞くことができたのだが(ただし、歌い手は、バウルというよりはミュージシャンだったが)、打楽器と笛、そして歌のハーモニーが
印象的な、熱い音楽だった。
本書は、必ずしもバングラデシュを知るための本ではないのだが、本書を読めば、バングラデシュのごく簡単な歴史、宗教、文化や、人々の生活についても垣間見ることができ、バングラデシュの基本的な知識を仕入れることができ、大変有意義だった。また、筆者のエッセイストとしての才能も見事であり、筆者の更なる活躍に期待したい。
2021年9月16日に日本でレビュー済み
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バングラデシュに行ったことがありますが、はじめて、バウルの歌のことを知りました。
2020年12月9日に日本でレビュー済み
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旅のきっかけから下調べ、人々とのつながり、旅の経過とバングラデシュの情景、バウルとの出会いと詞の解明…全く飽きずに一気に読み終えました。人にも勧めたい本です。読み終わった後、途中唐突に入ってくる著者の個人的回想・内省めいたものが核心だったのだろうかと考えさせられた。そしてやはり死が読む者の襟を正させるというか、バウルの歌につながって風景描写とともに感動的でした。
2018年12月28日に日本でレビュー済み
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この著者のパリの国連でメシを食うがおもしろかったので、パリでメシを食うに続いて3作目がバウルの歌を探しにでした。
掴まえ所が無い話なので、途中で退屈してきました。パリの国連でメシを食うが一番楽しめました。
掴まえ所が無い話なので、途中で退屈してきました。パリの国連でメシを食うが一番楽しめました。
2020年4月5日に日本でレビュー済み
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あらゆる角度から、素晴らしい一冊。ぜひ手に取って読んでみてください。旅の途中にでも。
2019年7月26日に日本でレビュー済み
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まるで自分がその場にいるような臨場感が凄かった。特にインド旅行にハマったので宗教的紛争の事なども書かれていて勉強になりました