最初はゆっくりと読み始めましたが、途中から一気に読み終えました。
一人一人の登場人物のそれまでの人生、同じような人生が現実にもたくさんあると思わされるリアリティがありました。
また、テレビ局内の困惑、ドタバタ、番組の建て付けの描写も、長くテレビ業界で放送作家をされていた作者ならではで、興味深く読みました。
実際の某公共放送テレビ局、民間テレビキー局、全国紙の某新聞社、某週刊誌を思わせる面々が(チラッと作者自身を思わせる人物も)勢揃いし、偽善や欺瞞をあぶり出す描写も痛快です。小説でありながら、一種の問題提起だとも感じました。
この作品にも落ち着いた知性豊かな人物が登場します。読み進むなかの清涼剤となってくれました。いろいろな不幸が全編散りばめられていますが、最後は小さなホッとしたものを心に残してくれます。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,980¥1,980 税込
ポイント: 119pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥1,980¥1,980 税込
ポイント: 119pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥134
中古品:
¥134

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
野良犬の値段 ハードカバー – 2020/12/24
百田 尚樹
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,980","priceAmount":1980.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,980","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"6VZ6WWsPPQnO4AwfxmzZo9r8YSbtD%2FAojzIPJhbuMpn6psNtO2VIRbqosfbw5MilYMaQQxCOG%2BzUvSQA4ki3rVqzxjzCZ63fpzQ2DlV5Z0dJX0R%2BaN%2BPMI%2F%2FCt5zRRpiQWVK5lVPnQo%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥134","priceAmount":134.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"134","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"6VZ6WWsPPQnO4AwfxmzZo9r8YSbtD%2FAodyHHgdXUDxXb9ySaoRSNimtFtNgXL84dtPa%2BqCPsrB5D9dNhrJQWm7VLHiyuuDyHzPH09gN9ebcI%2F9x4MpV4heY%2F3uAj3ptkgD1y1BUYP9QtntOB10arWKx%2FXiblYOnjt1XE0dstumcoad6mCeTiXbA2n%2BiK%2FL2g","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
誘拐された、みすぼらしい6人の謎の男たち。
前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、
日本社会に“命の価値"を問いかける。
突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
<私たちが誘拐したのは以下の人物です>
という文言とともにサイトで公開されたのは、
6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。
そして写真の男たちは何者なのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、
誘拐サイトは“驚くべき相手"に身代金を要求する――。
日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける!
稀代のエンタメ作家・百田尚樹が、
とうとう「ミステリー」を書いた!
前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、
日本社会に“命の価値"を問いかける。
突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
<私たちが誘拐したのは以下の人物です>
という文言とともにサイトで公開されたのは、
6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。
そして写真の男たちは何者なのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、
誘拐サイトは“驚くべき相手"に身代金を要求する――。
日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける!
稀代のエンタメ作家・百田尚樹が、
とうとう「ミステリー」を書いた!
- 本の長さ484ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2020/12/24
- ISBN-10434403726X
- ISBN-13978-4344037267
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
百田尚樹(ひゃくた・なおき)1956年、大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵! ナイトスクープ」などのテレビ番組で活躍後、2006年に『永遠の0』で作家デビュー。2013年に『海賊とよばれた男』で第10回本屋大賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2020/12/24)
- 発売日 : 2020/12/24
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 484ページ
- ISBN-10 : 434403726X
- ISBN-13 : 978-4344037267
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,925位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,439位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1956年、大阪生まれ。同志社大学中退。放送作家として人気番組「探偵!ナイトスクープ」など多数を構成。2006年、特攻隊の零戦乗りを描いた『永遠 の0(ゼロ)』で作家デビュー。高校ボクシングの世界を舞台にした青春小説『ボックス!』が圧倒的な支持を集め、2010年、映画公開(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『影法師』(ISBN-10:4062162245)が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー

4 星
天網恢恢疎にして漏らさず
百田尚樹さんは期待を裏切らない。素晴らしいミステリーです😮緊迫したドキドキが続きますが、ラストはスカっとしたモノで、しばらく余韻が続きます❗
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Netflixあたりがドラマ化してほしい。
2020年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本筋の「わくわく感」は本著をお読み頂くとして、一読したのなら「何を世の中に問おう
としている」のであろうか――と、考えてみるのもよいかも知れない。
概して言えば、「社会の不条理」に対する漠然とした内なる敵意なのか――。誰しも心の
「闇」は潜んでいるが、ある時には、「一点集中」する。
そうであれば、「今回」の標的が、「氷山の一角」を選択して、「大和テレビ、東光新聞、
JHK、常日新聞」を狙い撃ち――。
左派を標榜するメディアが「本当に人権が大事というならそれを証明してみせろ」「あの
時のことを覚えているのか」「償いの姿勢はあるのか」――というある種の実験に挑んだ
のだ。
それを収斂させると、「ホームレスといういわば社会から爪弾きにされた人間に身代金を
払う気概があるのか」ということになるのだろうか。
「彼等」は、本当は気がついている。――隔てなく人権が大事、究極は社会主義者を標榜
していても、利権に胡座をかく新自由主義者なのだと。――百田氏がもっとも嫌う「偽善
者」が跋扈している現状は、そっくりそのまま、ネット民の「聖地」をも危機に追い遣っ
ている。
そこには、利権に胡座をかく「モンスター」がいる――。表現の自由を確実に奪い――、
「世迷い言に浸る偽善(=フィクション)」から「お花畑思考からの覚醒(=リアル)」
に転移する「臨界点」が浮き彫りとなる――。それは、まさしく「命の値段」を問うとい
うことになるのだろうか。
今や、「野良犬であっても命を尊ぶ存在である」という正しい結論は、「権威に訴える論
証」によって歪められている。権威は間違えることはないと想定することで、大きな、と
きには取り返しのつかない問題を、これまでも引き起こしてきたのだ。
スマホー一つを手にとって、「息を飲む真実の情報」を一人の女性が海外から危険を省み
ず日本人国民が「そうだったのか」と注視している――。その反射として視聴料を貯め込
むことしか脳のないJHKに代表されるように、「茶番報道」を垂れ流す「左翼」大手メデ
ィアの捏造(軍艦島捏造など)、切り取り報道が「恫喝、威迫」のもとに「正しいもの」
として言論封殺を行っている。―――使命を忘れたジャーナリストは、全体主義に対峙す
る勇気すらもない「腰抜け」なのである。それだけに、国民は「静かなる怒り」の感情を
蓄積しているのである。
ミステリーという体をとりながらも、結局は“ここ”に帰着する作品として余韻の残るもの
であった。
としている」のであろうか――と、考えてみるのもよいかも知れない。
概して言えば、「社会の不条理」に対する漠然とした内なる敵意なのか――。誰しも心の
「闇」は潜んでいるが、ある時には、「一点集中」する。
そうであれば、「今回」の標的が、「氷山の一角」を選択して、「大和テレビ、東光新聞、
JHK、常日新聞」を狙い撃ち――。
左派を標榜するメディアが「本当に人権が大事というならそれを証明してみせろ」「あの
時のことを覚えているのか」「償いの姿勢はあるのか」――というある種の実験に挑んだ
のだ。
それを収斂させると、「ホームレスといういわば社会から爪弾きにされた人間に身代金を
払う気概があるのか」ということになるのだろうか。
「彼等」は、本当は気がついている。――隔てなく人権が大事、究極は社会主義者を標榜
していても、利権に胡座をかく新自由主義者なのだと。――百田氏がもっとも嫌う「偽善
者」が跋扈している現状は、そっくりそのまま、ネット民の「聖地」をも危機に追い遣っ
ている。
そこには、利権に胡座をかく「モンスター」がいる――。表現の自由を確実に奪い――、
「世迷い言に浸る偽善(=フィクション)」から「お花畑思考からの覚醒(=リアル)」
に転移する「臨界点」が浮き彫りとなる――。それは、まさしく「命の値段」を問うとい
うことになるのだろうか。
今や、「野良犬であっても命を尊ぶ存在である」という正しい結論は、「権威に訴える論
証」によって歪められている。権威は間違えることはないと想定することで、大きな、と
きには取り返しのつかない問題を、これまでも引き起こしてきたのだ。
スマホー一つを手にとって、「息を飲む真実の情報」を一人の女性が海外から危険を省み
ず日本人国民が「そうだったのか」と注視している――。その反射として視聴料を貯め込
むことしか脳のないJHKに代表されるように、「茶番報道」を垂れ流す「左翼」大手メデ
ィアの捏造(軍艦島捏造など)、切り取り報道が「恫喝、威迫」のもとに「正しいもの」
として言論封殺を行っている。―――使命を忘れたジャーナリストは、全体主義に対峙す
る勇気すらもない「腰抜け」なのである。それだけに、国民は「静かなる怒り」の感情を
蓄積しているのである。
ミステリーという体をとりながらも、結局は“ここ”に帰着する作品として余韻の残るもの
であった。
2022年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大どんでん返しはなかったですが、こういうミステリーは面白く、一気に読んでしまいました。
ミステリー好きにはオススメです。
ミステリー好きにはオススメです。
2020年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皆さんもうお読みになられました?ワタクシこんなの初めて・・・ってくらいに没頭してしまって一日で読んでしまいましたわ。読もうかどうか迷ってるみなさんにはまず間違いなくお勧め出来る作品ですわよ!元々そんなに本を読まないイタリアンが一日で読んでしまうなんて普通じゃ考えられないわ。そう、右にウィンカー出して左折するくらいにあり得ない事なの。それくらい百田尚樹という作家の天才っぷりがふんだんに盛り込まれた作品よ!
細かいレビューは他の方にお任せするとして、イタリアンどうしても許せない事があるの!
それはね、百田尚樹の作品レビューを必ず星ひとつにして偉そうに上から目線でレビューする奴がいるのよ!
え?誰かって?敢えてここで名前は伏せとくけど、そいつは必ず百田尚樹の作品に対して星ひとつを付けて長々とレビューを書くのだけど、その中にはネタバレや、間違いが沢山あるのよ!
こんな事許せる?偉そうに上から目線なだけでもムカつくのにネタバレなんてあり得ないでしょ!読者の楽しみを奪い、作者の売上を奪ってるのよ!こんな最低な行為が許される訳に行かないの!
更に間違いを指摘してドヤってるみたいだけどそれ自分自身が間違った指摘しててこれがチョー恥ずかしいの!
みっともないったらありゃしないわww
ねえ、皆さんどう思う?百田尚樹がキライならそれはそれで結構なの。だからといってやって良い事と悪い事の区別はされるべきだとイタリアンは思うのよ。そしてこれは悪い事だと思うからこうやってここに書いてるの。
皆さんの良心に問いかけたいわ。もし賛同頂けるなら星五つのレビューの「役に立った」を片っ端から押して頂戴。そしてこの事が許せないと思うのなら彼のレビューを「報告」して欲しいわ。
そのくらいしないと本当に本を楽しみにしてる人の心を踏みにじり作者の心を踏みにじる行為に対抗出来ないのよ。
良かったら皆さんも自分の良心に問いかけてこの事を考えて欲しい。そしてポチっとして欲しいの。
それがイタリアンからのお願いよ。
最後になるけど「野良犬の値段」は本当に時間を忘れて楽しめる作品になってるから是非買って読んで欲しいと思ってるわ。
細かいレビューは他の方にお任せするとして、イタリアンどうしても許せない事があるの!
それはね、百田尚樹の作品レビューを必ず星ひとつにして偉そうに上から目線でレビューする奴がいるのよ!
え?誰かって?敢えてここで名前は伏せとくけど、そいつは必ず百田尚樹の作品に対して星ひとつを付けて長々とレビューを書くのだけど、その中にはネタバレや、間違いが沢山あるのよ!
こんな事許せる?偉そうに上から目線なだけでもムカつくのにネタバレなんてあり得ないでしょ!読者の楽しみを奪い、作者の売上を奪ってるのよ!こんな最低な行為が許される訳に行かないの!
更に間違いを指摘してドヤってるみたいだけどそれ自分自身が間違った指摘しててこれがチョー恥ずかしいの!
みっともないったらありゃしないわww
ねえ、皆さんどう思う?百田尚樹がキライならそれはそれで結構なの。だからといってやって良い事と悪い事の区別はされるべきだとイタリアンは思うのよ。そしてこれは悪い事だと思うからこうやってここに書いてるの。
皆さんの良心に問いかけたいわ。もし賛同頂けるなら星五つのレビューの「役に立った」を片っ端から押して頂戴。そしてこの事が許せないと思うのなら彼のレビューを「報告」して欲しいわ。
そのくらいしないと本当に本を楽しみにしてる人の心を踏みにじり作者の心を踏みにじる行為に対抗出来ないのよ。
良かったら皆さんも自分の良心に問いかけてこの事を考えて欲しい。そしてポチっとして欲しいの。
それがイタリアンからのお願いよ。
最後になるけど「野良犬の値段」は本当に時間を忘れて楽しめる作品になってるから是非買って読んで欲しいと思ってるわ。
2022年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体的にみると、面白かったが、最初の盛り上がりが強く、尻すぼみって感じになってしまった。