結論から言うと、とても良い本でした。
主人公の若者と自分が重なって、もっと早くこの本と出会えていたらと感じています。
P199の場面では不覚にも泣いてしまいました。とてもわかりやすく、すっと心に沁みる本でした。

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この世の中を動かす暗黙のルール―人づきあいが苦手な人のための物語 単行本 – 2010/7/8
岡田 尊司
(著)
「いまの自分は"本当の自分"ではない」と思っている人、必読!
失業した若者が、将来に絶望して自殺を図る。幸い助けられたが、精神病院に入院させられる。
そこで、若者は一人の奇妙な老人と出会う。若者は老人から、この世の中を動かしている「暗黙のリール」があることを教わる。それにより、若者が新しい生き方を手に入れようとするのだが......。
「暗黙のルールを知っているかどうかで些細な違いが生まれ、それが積もり積もって大きくなり、人生の幸不幸が左右されてしまう。それが、わしがこの人生から学んだことじゃ」
失業した若者が、将来に絶望して自殺を図る。幸い助けられたが、精神病院に入院させられる。
そこで、若者は一人の奇妙な老人と出会う。若者は老人から、この世の中を動かしている「暗黙のリール」があることを教わる。それにより、若者が新しい生き方を手に入れようとするのだが......。
「暗黙のルールを知っているかどうかで些細な違いが生まれ、それが積もり積もって大きくなり、人生の幸不幸が左右されてしまう。それが、わしがこの人生から学んだことじゃ」
物語であると同時に、読むことで、生きづらさの本質を知り、それを克服する方法を学んでいくという実用書の面も兼ね備えている。"
- 本の長さ215ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2010/7/8
- ISBN-104344018621
- ISBN-13978-4344018624
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商品の説明
著者について
岡田尊司(おかだ・たかし)
一九六〇年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の危機に向かい合う。著書に『パーソナリティ障害』『「生きづらさ」を超える哲学』(PHP新書)、『悲しみの子どもたち(集英社新書)など多数。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝賞を受賞した『DZ』(角川文庫)、『風の音が聞こえませんか』(角川書店)、『タロットの迷宮』(文藝春秋)などがある。
一九六〇年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の危機に向かい合う。著書に『パーソナリティ障害』『「生きづらさ」を超える哲学』(PHP新書)、『悲しみの子どもたち(集英社新書)など多数。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝賞を受賞した『DZ』(角川文庫)、『風の音が聞こえませんか』(角川書店)、『タロットの迷宮』(文藝春秋)などがある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2010/7/8)
- 発売日 : 2010/7/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 215ページ
- ISBN-10 : 4344018621
- ISBN-13 : 978-4344018624
- Amazon 売れ筋ランキング: - 251,721位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年、香川県生まれ。精神科医、医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医 学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務、山形大学客員教授。パーソナリティ障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の危機に向かい合う。 小説家・小笠原慧としても活動し、横溝正史賞を受賞した『DZ』などがある(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ササッとわかる「パーソナリティ障害」』(ISBN-10:4062847272)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者にとって都合のいいように話がすすんでいくな、ということに途中で気が付き、少し冷めた目で読了しました。
2023年9月22日に日本でレビュー済み
小説形式の自己啓発本である。
自殺未遂をした若者が精神病院に入院。そこで「先生」と呼ばれている老人に出会い、
「この世の中を動かす暗黙のルール」を少しずつ教えられ、成長するというストーリー。
ひとことで言うと、いい話。
シンプルで読みやすい。
「そんなにうまくいく?」とツッコミたくなるところもある。
でも、人生で困った時、思い浮かべて損のない金言が詰まっている。
会社内の人間関係の悩みとかの描写も結構リアルだ。
私はとっくに若者じゃないけど、熱い気持ちになった。
真実の言葉は力になる。
自殺未遂をした若者が精神病院に入院。そこで「先生」と呼ばれている老人に出会い、
「この世の中を動かす暗黙のルール」を少しずつ教えられ、成長するというストーリー。
ひとことで言うと、いい話。
シンプルで読みやすい。
「そんなにうまくいく?」とツッコミたくなるところもある。
でも、人生で困った時、思い浮かべて損のない金言が詰まっている。
会社内の人間関係の悩みとかの描写も結構リアルだ。
私はとっくに若者じゃないけど、熱い気持ちになった。
真実の言葉は力になる。
2023年12月23日に日本でレビュー済み
派遣看護師です。
この本の通りにすると、どこへ行っても1ヶ月で絶大な信頼を得ます。
この本の通りにすると、どこへ行っても1ヶ月で絶大な信頼を得ます。
2022年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の作品は「パーソナリティ障害」をはじめ数冊ほど読んでいたので、
この本も読みたいと思っていましたが、小説形式のストーリーものだったのでずっと敬遠していました。
主人公が常にタメ口で、先生は仙人のようなマンガ言葉なので少々キツイかなと。
しかしながら、実際に読んでみると非常にわかりやすく、テンポも良く面白かったです。
嘘のように進んでいくサクセスストーリーですが、テーマ性を伝えながらお話も同時進行するので、
(ページ数の制限から)普通の小説より展開が急に感じるかもしれませんが、個人的には許容範囲でした。
紹介される「暗黙のルール」も核心を得ており、いくつも心に刺さる内容で良かったです。
小学生の頃にこういった授業があったら良かったなぁ~と、つくづく思いました。
より深い内容を知りたい人は「人を動かす対話術」に書いてあるのでオススメです。
この本も読みたいと思っていましたが、小説形式のストーリーものだったのでずっと敬遠していました。
主人公が常にタメ口で、先生は仙人のようなマンガ言葉なので少々キツイかなと。
しかしながら、実際に読んでみると非常にわかりやすく、テンポも良く面白かったです。
嘘のように進んでいくサクセスストーリーですが、テーマ性を伝えながらお話も同時進行するので、
(ページ数の制限から)普通の小説より展開が急に感じるかもしれませんが、個人的には許容範囲でした。
紹介される「暗黙のルール」も核心を得ており、いくつも心に刺さる内容で良かったです。
小学生の頃にこういった授業があったら良かったなぁ~と、つくづく思いました。
より深い内容を知りたい人は「人を動かす対話術」に書いてあるのでオススメです。
2021年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の岡田尊司氏の本は 障害者支援の仕事をしているので 精神疾患に関する本は読んでいましたが この本は 絵本 といっては失礼と思いつつも 小説形式でー心が疲れ
半分患っているような人にも 優しく引き込まれていくことと思います 鬱などと診断されたとき 私もですが 難しい専門書に手を出して この先どうなってしまうのか落胆したりしましたが、そのような方にお勧めです
半分患っているような人にも 優しく引き込まれていくことと思います 鬱などと診断されたとき 私もですが 難しい専門書に手を出して この先どうなってしまうのか落胆したりしましたが、そのような方にお勧めです
2021年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暗黙のルールそのものに関しては文句なし。要約すれば納得できる、とてもよい内容だと思います。
ただ小説にする必要あったかな…?この方が受け取りやすい読者もいるのかな…?
小説風であるがために、自分には違和感大きかったです。登場人物の話し方(おぬし、とか〜じゃ、とか)しかり、できすぎたストーリーしかり。ファンタジーすぎて気持ちが入り込めませんでした。これなら要約してある普通の自己啓発本が読みたかった…
そして読み終わってからタイトルを見返してまた違和感。「この世の中」ってどの世の中だろう(本の中の話かな??)
主人公は人付き合い苦手じゃないですよね…?
ただ小説にする必要あったかな…?この方が受け取りやすい読者もいるのかな…?
小説風であるがために、自分には違和感大きかったです。登場人物の話し方(おぬし、とか〜じゃ、とか)しかり、できすぎたストーリーしかり。ファンタジーすぎて気持ちが入り込めませんでした。これなら要約してある普通の自己啓発本が読みたかった…
そして読み終わってからタイトルを見返してまた違和感。「この世の中」ってどの世の中だろう(本の中の話かな??)
主人公は人付き合い苦手じゃないですよね…?
2012年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が伝えたいことは、概ね分かるのだが、小説形式は止めた方がいいと思う。子供向けの道徳教科書じゃあるまいし、ストーリーが単純すぎる。もっと直接的に、どういうルールがわからないと、どういうことが起きるのかを書くべきだろう。著者が出会ったケースの紹介でもいい。どうでもいいストーリーにページ数を割くのはもったいない。
「若者」がどういう点で人付き合いが苦手なのかが、どうもよくわからなかった。普通の貧乏な青年でしかないように思える。
「若者」がどういう点で人付き合いが苦手なのかが、どうもよくわからなかった。普通の貧乏な青年でしかないように思える。