著者はバブル時代に外資系企業に入社し、偶然にも出版界に入って以降、
『大河の一滴』をはじめとする大ベストセラーを量産した元敏腕編集者。
五木寛之さんの著作のあとがき、
さくらももこさんのエッセイシリーズの本文やあとがきなどで、
そのお名前を何度も見たことがある人も多いだろう。
華やかな時代に、華やかな世界で、ヒットメーカーだった女性。
いったいどれだけ華やかな人生だったのか、と思う方が多いかもしれないが、
ここに書かれてあることは、決して華やかではない。
一人の女性が、ただひたむきに、必死に、まじめに働いているうちに、
いつの間にか仕事で成功していた。しかし、思いがけないことを理由に、
誰よりも愛していた会社を去ることになった。しかも、ガンにもなってしまう。
悲しみのどん底でも、決して自らの身に起きたことを誰かのせいにせず、
静かに前を向いて、未来を生きていく。
その生き様が、泣ける。
そして、「働く」ということの意味を考えさせてくれる。
「退社」は誰にでもやってくる。その前に読んでほしい一冊。
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バブル 単行本(ソフトカバー) – 2020/9/16
山口ミルコ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
会社は幻?
幻冬舎創業期を支えた元ベストセラー編集者山口ミルコ、
ボスとの出会いから別れまでーー。
同時代を生きた女性たちの発言を織り込みながら
自らの会社人生を綴る、異色のストーリー。
「婦人公論」連載中に好評を博した話題作
「バブルーーボスと彼女のものがたり」ついに書籍化!
なんで会社をやめたのか?
「会社が国に似ている? いや、そうじゃない。逆だと気がついた。
日本という国が、会社にそっくりなのである。株式会社という会社に」
「会社を愛して頑張るーーそれ一本でやってきた、そんな社員はもういらないのだろうか」
「信じることなしにできたものなど、一つもなかった。
それは、泣けてくるほど、一つもなかった。
すべては、信じる力によって、成し遂げられていた」
〈会社ラブ〉をつらぬいたカンパニーウーマンの終焉。 これはあなたの物語。
【目次】
1 バブルの社会人1年生
2 彼女はヘイセイガンネンズ
3 幻のキントウホウ
4 ヘイセイガンネンズの原点回帰
5 あこがれのスチュワーデス
6 新人編集者と湾岸戦争
7 〈バブル世代〉という病
8 ボスとソンタク
9 家出と結婚
10 正社員になる
11 ボスの退社
12 会社と結婚
13 政権交代
14 転職前夜
15 新会社、はじまる
16 続・新会社、はじまる
17 成果主義
18 グローバル化
19 金融ビッグバン
20 大河の一滴
21 幸せバブルとその崩壊
22 株式上場
23 怒鳴られっぱなしの会社人生
24 郵政民営化
25 新自由主義
26 サブプライムショック
27 辞表提出
28 お別れ会、そして再就職活動
29 アリとライオン
30 抗ガン剤治療とお金
31 上場廃止とタックスヘイブン
32 ボスとの再会
【著者略歴】
山口ミルコ
1965年東京生まれ。
専修大学文学部英米文学科卒業後、外資系企業勤務を経て、角川書店雑誌編集部へ。「月刊カドカワ」等の編集に携わる。
94年2月、幻冬舎へ。幻冬舎創業期より編集者・プロデューサーとして、芸能から文芸まで幅広い出版活動に従事。
書籍編集のほか雑誌の創刊や映画製作に多数かかわり、海外留学旅行社の広報誌の編集長等をつとめた。
2009年3月に幻冬舎を退社。
フリーランスとなった矢先、乳ガンを発症。
その経験をもとに闘病記『毛のない生活』(ミシマ社)を上梓、 作家デビュー。
以降、エッセイ、ノンフィクションを執筆するほか、大学等で編集講義をおこなう。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2020/9/16
- ISBN-10433495197X
- ISBN-13978-4334951979
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2020/9/16)
- 発売日 : 2020/9/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 280ページ
- ISBN-10 : 433495197X
- ISBN-13 : 978-4334951979
- Amazon 売れ筋ランキング: - 54,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,713位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メーカー勤務でこの3月に定年退職を控えている。
バブルってなんだったのだろう、どの様にに捉えたのだろう、会社人生とは?と思い購入。
1/3程読んで止めた。バブルとは関係なく会社人生についても偏り過ぎの内容と思う。
著者の人となりは伝わってきて好感は持てた。
☆2つは厳しいかな。
もったいないので最後まで読んだけど
何だかお金を払って愚痴を聞いた感じで後味が悪い。
昇華した自叙伝なら読んでみたい気はする。
著者の経歴に敬意を表して☆2つから3つに変更。
バブルってなんだったのだろう、どの様にに捉えたのだろう、会社人生とは?と思い購入。
1/3程読んで止めた。バブルとは関係なく会社人生についても偏り過ぎの内容と思う。
著者の人となりは伝わってきて好感は持てた。
☆2つは厳しいかな。
もったいないので最後まで読んだけど
何だかお金を払って愚痴を聞いた感じで後味が悪い。
昇華した自叙伝なら読んでみたい気はする。
著者の経歴に敬意を表して☆2つから3つに変更。
2020年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人論としても、面白く読める。
2021年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書いてくださってありがとうございました。
読めて良かったです。
読めて良かったです。
2021年10月2日に日本でレビュー済み
編集者として数々のベストセラーを世に送った著者の奮戦記。
併せて、著者と同世代の女性たちに取材し「あの時代、女性たちはどう働いたのか」を記している。
彼女たちの業種は、金融、CAから銀座のママまで幅広くバランスがとれていて、興味深い体験談も多い。
つまりは、この書籍は「バブル期≒男女雇用機会拡大期」に企業社会で奮闘した彼女たちの証言集でもある。
しかし「バブル」というタイトルからは、その内容が伝わってこないのが、残念だ。
併せて、著者と同世代の女性たちに取材し「あの時代、女性たちはどう働いたのか」を記している。
彼女たちの業種は、金融、CAから銀座のママまで幅広くバランスがとれていて、興味深い体験談も多い。
つまりは、この書籍は「バブル期≒男女雇用機会拡大期」に企業社会で奮闘した彼女たちの証言集でもある。
しかし「バブル」というタイトルからは、その内容が伝わってこないのが、残念だ。
2020年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平成という時代を背景にしたバブル時代に新卒として社会に出た人々のその後の人生と生き様が、同世代の作者自身の半生と重ね合わせながら語られている。作者のビジネスウーマン(編集者)としての成功と失敗、編集者としての頂点を極めながらも、退職、大怪我、闘病など、どん底も味わった経験が軽妙で簡潔な語り口で書かれており、読み易く、流石、元編集者と思わせる文章力の高さには感心する。 本書を読んでいて感じるのは作者自身、本来はいいところのお嬢様なのだろうけれど、そうした雰囲気も奢りも全く感じさせない素のままの自分を曝け出していて「生きる」という点での力強さがあり、自分は一体何者?と悩みを抱えている方や人生の岐路に立っている方々には
特に物の考え方とか生き方とか追い詰められた時の対処の仕方などの点で大いに参考に出来るし、勇気と希望を持たせてくれる本だと思う。 若い方々は勿論のこと、定年退職前後の世代の方々にも本書はお勧めで、働き盛りだった平成30年間の社会・政治・経済の変遷と共に自分が実際どのように生きたか?などを思い浮かべながら読むことが出来る。時代背景に関わる説明も本書では触れられているが、それぞれの情報も確かなのでその時々の状況を自分の人生と重ね合わせながら読むと感慨深いと思う。 作者には是非、新型コロナウィルスによるパンデミック後のことを題材にした本も書いてもらいたい。
特に物の考え方とか生き方とか追い詰められた時の対処の仕方などの点で大いに参考に出来るし、勇気と希望を持たせてくれる本だと思う。 若い方々は勿論のこと、定年退職前後の世代の方々にも本書はお勧めで、働き盛りだった平成30年間の社会・政治・経済の変遷と共に自分が実際どのように生きたか?などを思い浮かべながら読むことが出来る。時代背景に関わる説明も本書では触れられているが、それぞれの情報も確かなのでその時々の状況を自分の人生と重ね合わせながら読むと感慨深いと思う。 作者には是非、新型コロナウィルスによるパンデミック後のことを題材にした本も書いてもらいたい。
2021年2月15日に日本でレビュー済み
朝から晩までくたくたになるまで仕事する。そんな私も会社(仕事)ラブ?というわけで、本書の宣伝の一文「会社ラブをつらぬいたカンパニーウーマンの終焉。」に惹かれて読んだ本である。私の終焉はどうなるのかという疑似体験の期待も込めて。
著者の山口ミルコ氏はバブル絶頂からリーマンショックまでの間を主に編集者として会社員人生を送ってこられた。
バブルとははでな遊びだけでなく、今となっては信じがたい「24時間働けますか」の世界でもあった。そのため、ボスを信じて滅私奉公してこられたのだが、ふとしたきっかけで「信じる心」がなくなってしまって退職された。その後闘病生活をしいられて稼いだお金も消えて行くことになった。
盲目的に働いてきた「信じる心」も、稼いだお金もバブルのように消えてしまったという話である。
しかし、盲目的に働いて残されるものはお金だけではない。その仕事を通じて得られた知見や人脈もある。著者の場合、ある編集者から書く機会を得られたという人間関係は財産といえる。
今は社会がそうさせないが、盲目的に働くことは決してバブルではない。その経験で得られる知見と人脈は決してなくならない資本といえるのではないか。
働き方はどう変わろうが、お金以外に何か残る働きをするということが結果的にリスクヘッジになるのではないかと思う。そしてそのような何か残るような働きというのは、ある種の「盲目」が必要なのではないかとさえ思う。狙って残せる人なんていないのではないか。
会社あるいは会社の特定の誰かを盲目的に信じてはたらくことが実は手っ取り早いのかもしれないのだとすれば、会社ラブの終焉は1つの価値観の終焉であっても決して人生の終焉ではない。1つの章が終わればまた次の章が始まるだけのことである。
著者の山口ミルコ氏はバブル絶頂からリーマンショックまでの間を主に編集者として会社員人生を送ってこられた。
バブルとははでな遊びだけでなく、今となっては信じがたい「24時間働けますか」の世界でもあった。そのため、ボスを信じて滅私奉公してこられたのだが、ふとしたきっかけで「信じる心」がなくなってしまって退職された。その後闘病生活をしいられて稼いだお金も消えて行くことになった。
盲目的に働いてきた「信じる心」も、稼いだお金もバブルのように消えてしまったという話である。
しかし、盲目的に働いて残されるものはお金だけではない。その仕事を通じて得られた知見や人脈もある。著者の場合、ある編集者から書く機会を得られたという人間関係は財産といえる。
今は社会がそうさせないが、盲目的に働くことは決してバブルではない。その経験で得られる知見と人脈は決してなくならない資本といえるのではないか。
働き方はどう変わろうが、お金以外に何か残る働きをするということが結果的にリスクヘッジになるのではないかと思う。そしてそのような何か残るような働きというのは、ある種の「盲目」が必要なのではないかとさえ思う。狙って残せる人なんていないのではないか。
会社あるいは会社の特定の誰かを盲目的に信じてはたらくことが実は手っ取り早いのかもしれないのだとすれば、会社ラブの終焉は1つの価値観の終焉であっても決して人生の終焉ではない。1つの章が終わればまた次の章が始まるだけのことである。