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独り舞 (光文社文庫) 文庫 – 2022/7/13

3.9 5つ星のうち3.9 24個の評価

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購入オプションとあわせ買い

小学生の頃、想いを寄せていた同級生が亡くなった。迎梅は死への思いに囚われながら、レズビアンである疎外感に苛まれて生きていた。高校時代の淡い恋、そして癒えない傷。日本に渡り、名を変え、異なる言語を使う彼女を苦しめ続けるものとは何なのか――。

第60回群像新人文学賞優秀作にして、芥川龍之介賞受賞作家・李琴峰のデビュー作!
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向日性植物 独り舞
向日性植物 独り舞
カスタマーレビュー
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李琴峰の小説・翻訳 惹かれ合う少女たちの、苦悩と成長の日々を瑞々しく描いた青春物語。台湾で異例のベストセラー! 芥川賞作家・李琴峰の薫り高い翻訳で贈る、新時代のレズビアン小説。 第60回群像新人文学賞優秀作にして、芥川龍之介賞受賞作家・李琴峰のデビュー作!

商品の説明

著者について

李 琴峰(り ことみ)
1989年台湾生まれ。2013年に来日し、'17年に本作で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞し、デビュー。'19年に『五つ数えれば三日月が』で第161回芥川龍之介賞候補。同作は後に単行本化し、第41回野間文芸新人賞候補となる。'21年に『ポラリスが降り注ぐ夜』で芸術選奨新人賞を受賞。同年、『彼岸花が咲く島』で第34回三島由紀夫賞候補、第165回芥川龍之介賞を受賞。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2022/7/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/7/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 216ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334793843
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334793845
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1 x 15.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 24個の評価

著者について

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李琴峰
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
台湾文学の日本語翻訳を読んでいるような感覚でした。
とても瑞々しくて好きです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んで初めて、日本語でこういうレズビアン小説が読みたかった!ということに気づく一作。
セクシャリティのみならず、さまざまなアイデンティティを確認していく物語で、それが宝石のような漢詩の引用で装飾されている。
タイトルの独り舞は、舞台で独り死ぬまで踊り続けるように暮らす主人公の生き方を指している。
何もかもを冷静に把握し、政治的な事柄からも逃げない彼女はけれどもドンドンと世界に追い詰められて行く。
反抗も抵抗も逃亡も、反復的に繰り返され、それでも辞めることはできず、ついには力尽きくずおれる独り舞を踊る彼女にもたらされる祝いの物語。

最後まで読んで思うのは、果たして舞台の上で独りで踊っていたのは主人公だけだったんだろうか?という一つの疑問。
もしかすると、舞台の上では何人もの人間が舞台の上で独り舞を演じ続けていたのでは?
その事を考えた時に、物語のすべての要素が自分の上に降りかかってくる。
34人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート