10年くらい前にマンゴーレインに出会った。その後不夜城シリーズ等々を貪った。
今蒼き山嶺を読んでみた。派手なバイオレンスや目まぐるしい場面展開はなく、ひたすら静かな雪の深山にしんしんと物語が展開していく。
年を経て円熟した感じの作品だと思う。
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蒼き山嶺 (光文社文庫) 文庫 – 2020/12/9
馳 星周
(著)
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なにがあった? なにをした? どうして追われている?
警察から追われ、刺客に命を狙われながら、白馬岳を越えて日本海を目指す。男の目的は――!?
直木賞作家の新境地となる傑作山岳冒険小説! !
山岳ガイドの得丸志郎は、白馬岳で大学山岳部の同期・池谷博史と再会した。卒業後、警視庁の公安刑事となった池谷は、久しぶりの山でだいぶバテている。山頂まで一緒に登ることにしたが、ペースは上がらない。下山が遅れそうだと麓に電話を入れる徳丸に、池谷が拳銃を突きつけた――!!友情、ライバル、極限の決死行。著者の新境地となる傑作山岳冒険小説!
警察から追われ、刺客に命を狙われながら、白馬岳を越えて日本海を目指す。男の目的は――!?
直木賞作家の新境地となる傑作山岳冒険小説! !
山岳ガイドの得丸志郎は、白馬岳で大学山岳部の同期・池谷博史と再会した。卒業後、警視庁の公安刑事となった池谷は、久しぶりの山でだいぶバテている。山頂まで一緒に登ることにしたが、ペースは上がらない。下山が遅れそうだと麓に電話を入れる徳丸に、池谷が拳銃を突きつけた――!!友情、ライバル、極限の決死行。著者の新境地となる傑作山岳冒険小説!
- 本の長さ456ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2020/12/9
- ISBN-104334791220
- ISBN-13978-4334791223
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2020/12/9)
- 発売日 : 2020/12/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 456ページ
- ISBN-10 : 4334791220
- ISBN-13 : 978-4334791223
- Amazon 売れ筋ランキング: - 113,523位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒。96年デビュー作『不夜城』で第18回吉川英治文学新人賞、98年『鎮魂歌』で第51回日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 約束の地で (ISBN-13: 978-4087465662 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友情第一に、取り組む主人公に心打たれた山岳小説、
分水嶺依頼の面白さでした。
分水嶺依頼の面白さでした。
2021年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者が好き
主人公が馴染める 、とにかく、馳星周、ワールドに浸っていたくなる
主人公が馴染める 、とにかく、馳星周、ワールドに浸っていたくなる
2018年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説だから何でもありなのでしょうね。4月の栂海新道を成人男性を負ぶい、かつ装備、食料を担いで日本海まで行くというシチュエーション。その他ありえない部分が満載でしたが、固いこといわずに読めば結構楽しめて一気読みでした。
2023年1月4日に日本でレビュー済み
山屋の友情。迫力の山岳小説。
山岳部の仲間でライバルであった3人。主人公は元山岳救助隊のエースで山岳ガイドの得丸。公安の池谷。K2で遭難死した若林。山に魅入られた男たちの、ままならぬ現実。美しくも過酷な残雪期白馬連峰が舞台。過去をカットバックしつつ、ハラハラドキドキが緩急をつけて展開。
ラッセル、ビバーク、雪崩に山荘。白馬鑓温泉~白馬山荘~北アルプス~栂海新道。水作り、行動食に山屋の食事。気力と体力の限界まで振り絞り友との約束を果たそうとする主人公。切なくも希望のあるラストシーン。最後まで楽しめました。
山岳部の仲間でライバルであった3人。主人公は元山岳救助隊のエースで山岳ガイドの得丸。公安の池谷。K2で遭難死した若林。山に魅入られた男たちの、ままならぬ現実。美しくも過酷な残雪期白馬連峰が舞台。過去をカットバックしつつ、ハラハラドキドキが緩急をつけて展開。
ラッセル、ビバーク、雪崩に山荘。白馬鑓温泉~白馬山荘~北アルプス~栂海新道。水作り、行動食に山屋の食事。気力と体力の限界まで振り絞り友との約束を果たそうとする主人公。切なくも希望のあるラストシーン。最後まで楽しめました。
2019年6月18日に日本でレビュー済み
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馳星周のファンです。このころは山岳小説に凝っているようですが、サッカーもの、ノワールものなんでも面白いです。硬軟使い分けが、素晴らしく、犬の物語の文章の柔らかさに涙するときもありますが、この小説は、過去と現在を人間の「情」でつなぐ山岳小説です。
2021年1月9日に日本でレビュー済み
場所は白馬鑓(はくばやり)温泉付近。得丸は北アルプス北部地区の遭難対策協議会に勤めていた。この日、偶然にも大学の山岳部で一緒だった池谷と再会する。そして白馬岳までのガイド役を頼まれる。
得丸は長野県警の元警察官、池谷は警視庁で公安部にいる。実は、池谷は何者か(得丸は公安だと考えていた)に追われ、山を越えて日本海を目指していたのだ。白馬岳を目指すというのは嘘だった。それを知った得丸に銃を突きつけて言うことを聞かせる池谷。
しかし、池谷は途中で脚を捻挫してしまう。それでも予定通りに山を越えようとする池谷だった。だが怪我に加え、体力が衰えていて思うように進めない。
大学時代の登山情景と現在の2人の様子が交互に描かれる。
自分から山を取ったら何も残らないと自分に言う得丸。しかし、大学の山岳部には登山の才能を持った天才、若林がいて、得丸も池谷も最初からどれだけ努力しても彼には追いつけないと分かっていた。それでも負けを認められず、努力すればなんとかなると思い込む大学時代の2人だった。
現在に戻ると、まだ2人は思うように進めていない。そうこうしているうちに追っ手がやって来て……。
一筋縄ではいかない山岳冒険小説である。真相を知ると、とても感情移入できるような内容ではない。さすがにノワールの名手、馳星周というべきか。それでも、感動的な場面もあった。山を一緒に登った者にしか分からない行動が、想いが、この作品を貫いている。アクションシーンもあり、なかなかリアルで読み応えのある小説に仕上がっている。
得丸は長野県警の元警察官、池谷は警視庁で公安部にいる。実は、池谷は何者か(得丸は公安だと考えていた)に追われ、山を越えて日本海を目指していたのだ。白馬岳を目指すというのは嘘だった。それを知った得丸に銃を突きつけて言うことを聞かせる池谷。
しかし、池谷は途中で脚を捻挫してしまう。それでも予定通りに山を越えようとする池谷だった。だが怪我に加え、体力が衰えていて思うように進めない。
大学時代の登山情景と現在の2人の様子が交互に描かれる。
自分から山を取ったら何も残らないと自分に言う得丸。しかし、大学の山岳部には登山の才能を持った天才、若林がいて、得丸も池谷も最初からどれだけ努力しても彼には追いつけないと分かっていた。それでも負けを認められず、努力すればなんとかなると思い込む大学時代の2人だった。
現在に戻ると、まだ2人は思うように進めていない。そうこうしているうちに追っ手がやって来て……。
一筋縄ではいかない山岳冒険小説である。真相を知ると、とても感情移入できるような内容ではない。さすがにノワールの名手、馳星周というべきか。それでも、感動的な場面もあった。山を一緒に登った者にしか分からない行動が、想いが、この作品を貫いている。アクションシーンもあり、なかなかリアルで読み応えのある小説に仕上がっている。