本当に楽しく読めました 難易度もわたしにはちょうどよかったです
横文字(カタカナ、アルファベット)が多く、ちょっと鼻につくかな!?なんて一瞬思ったりもしましたが、それは、博学な著書さんへの嫉妬でした 今だけ、金だけ、自分だけ、のわたしが、たった今からプラネタリーヘルスの視点で生きていくと固く心に誓ったのは言うまでありません
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腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境 (光文社新書) 新書 – 2021/8/17
桐村 里紗
(著)
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購入オプションとあわせ買い
人の不調と、地球の不調は
「土」でつながっている――
アレルギー、がん、精神疾患、
気候変動、砂漠化、海洋汚染……
日々の食の選択で健康な「土」を取り戻す
「プラネタリーヘルス」その方法と実践
【内容】
「人は森であり、腸に『土』を内包している――」
人にとって最も身近な自然環境は「腸内環境」であり、
そこは人が根を下ろす「土」にあたる。
土壌に暮らす微生物が、食べ物と共に腸内に移住したものが腸内細菌の起源であり、
人は今でも「食べる」ことを通して、外的な環境と接続しているのだ。
日々の食べ物が腸内の土作りの材料になり、
消化や腸内細菌による発酵を通じ栄養豊かな土となる。
それはまるで、森の落ち葉や動物の死骸から腐植土が作られるシステムと同じである。
本書では近年明らかになっている腸内環境と心身の不調との関連について、
最新情報を伝えつつ、人と地球の土を同時に改良する食べ物の選択の重要性と
具体的方法を「プラネタリーヘルス」の観点から説く。
近代農法や畜産が環境に与える甚大な影響と、
それを解決する農業や食の未来も伝える。
【目次】
はじめに
第1章 人は森であり、腸内に土を持つ
第2章 消化管で人は自然とつながっている
第3章 腸内の土の悪化が、心身にもたらす病
(1)腸と心身とのネットワーク関係
(2)腸内細菌と心身の疾患の具体的な関連
第4章 食と農業の選択で、土の未来を変える
(1)人が与えている、甚大な環境負荷
(2)未来と健康を変える「食と農業」
第5章 微生物で接続する、腸と土、人と自然
――食の選択・ライフスタイル編
(1)腸内の土壌を改良する食の選択
(2)プロバイオティクス――腸と自然をつなぐ発酵食品
(3)プレバイオティクス――腸内の有用菌を育成する
(4)サスティナブルなタンパク源の選択
(5)あなたの腸内の土壌環境を知る
(6)食べ物を大切にする、土に還る
おわりに
【著者プロフィール】
桐村里紗(きりむらりさ)
1980年岡山県生まれ。2004年愛媛大学医学部医学科卒。内科医・認定産業医。tenrai株式会社代表取締役医師。
臨床現場において最新の分子整合栄養学やバイオロジカル医療・腸内フローラ研究などをもとにした予防医療、
生活習慣病から終末期医療まで幅広く診療経験を積む。
生命科学、常在細菌学、意識科学、人文科学、最新の数理学などをもとにヘルスケアの意味を再定義し、
食や農業、環境問題への洞察をもとに人と地球全体の健康を実現する「プラネタリーヘルスケア」をはじめ、
最新のヘルスケア・ウェルネス情報をさまざまなメディアを通じ発信している。
主な著書に『日本人はなぜ臭いと言われるのか――体臭と口臭の科学』(光文社新書)など。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2021/8/17
- 寸法17.2 x 10.6 x 1.4 cm
- ISBN-104334045561
- ISBN-13978-4334045562
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商品の説明
出版社からのコメント
人の不調と、地球の不調は
「土」でつながっている――
アレルギー、がん、精神疾患、
気候変動、砂漠化、海洋汚染……
日々の食の選択で健康な「土」を取り戻す
「プラネタリーヘルス」その方法と実践
【内容】
「人は森であり、腸に『土』を内包している――」
人にとって最も身近な自然環境は「腸内環境」であり、
そこは人が根を下ろす「土」にあたる。
土壌に暮らす微生物が、食べ物と共に腸内に移住したものが腸内細菌の起源であり、
人は今でも「食べる」ことを通して、外的な環境と接続しているのだ。
日々の食べ物が腸内の土作りの材料になり、
消化や腸内細菌による発酵を通じ栄養豊かな土となる。
それはまるで、森の落ち葉や動物の死骸から腐植土が作られるシステムと同じである。
本書では近年明らかになっている腸内環境と心身の不調との関連について、
最新情報を伝えつつ、人と地球の土を同時に改良する食べ物の選択の重要性と
具体的方法を「プラネタリーヘルス」の観点から説く。
近代農法や畜産が環境に与える甚大な影響と、
それを解決する農業や食の未来も伝える。
【目次】
はじめに
第1章 人は森であり、腸内に土を持つ
第2章 消化管で人は自然とつながっている
第3章 腸内の土の悪化が、心身にもたらす病
第4章 食と農業の選択で、土の未来を変える
第5章 微生物で接続する、腸と土、人と自然
――食の選択・ライフスタイル編
おわりに
著者について
【著者プロフィール】
桐村里紗(きりむらりさ)
1980年岡山県生まれ。2004年愛媛大学医学部医学科卒。内科医・認定産業医。tenrai株式会社代表取締役医師。
臨床現場において最新の分子整合栄養学やバイオロジカル医療・腸内フローラ研究などをもとにした予防医療、
生活習慣病から終末期医療まで幅広く診療経験を積む。
生命科学、常在細菌学、意識科学、人文科学、最新の数理学などをもとにヘルスケアの意味を再定義し、
食や農業、環境問題への洞察をもとに人と地球全体の健康を実現する「プラネタリーヘルスケア」をはじめ、
最新のヘルスケア・ウェルネス情報をさまざまなメディアを通じ発信している。
主な著書に『日本人はなぜ臭いと言われるのか――体臭と口臭の科学』(光文社新書)など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
腸内細菌について知識を深めたいと思って購入しました。
視野が広がってとても良かったです。
視野が広がってとても良かったです。
2023年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いかに人間と土が強く繋がっているのか、微生物との共存が如何に大切かを考えさせてくれる本📕こんな良書が千円もしない事に少し驚く。たくさんの知見を元にうまくまとめ、作り上げられている。大事な所にアンダーラインを引いていたのだけれどもいつのまにかアンダーラインだらけに(笑)
2023年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
環境問題、食料問題への日本の取り組みは、世界的にみて、まだまだ甘いし進んでいないことを知れました。
食に携わる職業の方、ぜひ読んでほしいです!
世界の様々な研究や取り組みなど、知らないことが多く、自分の新しい知識が増え嬉しく思うと共に、個々の意識の変革が重要だと感じます。
手軽なファーストフードやレトルト食品、コンビニなど、多くある食の選択を自分の食べたいものを食べたいだけ手に取るのではなく、自分や家族の身体・健康のため、そして、環境のためにできる良い選択へと、ぜひ切り替えたいです。
食に携わる職業の方、ぜひ読んでほしいです!
世界の様々な研究や取り組みなど、知らないことが多く、自分の新しい知識が増え嬉しく思うと共に、個々の意識の変革が重要だと感じます。
手軽なファーストフードやレトルト食品、コンビニなど、多くある食の選択を自分の食べたいものを食べたいだけ手に取るのではなく、自分や家族の身体・健康のため、そして、環境のためにできる良い選択へと、ぜひ切り替えたいです。
2024年2月11日に日本でレビュー済み
オリジナルではないですが、
知識が効率よくまとめられていてまるでみんなが試験前に借りたがるノートみたいです
土と内臓―微生物がつくる世界
というのがこの手の話のオリジナルだと思うのですが 高い 分厚い 読むのが大変
なのでまとめとしてさっと読みたい人にはとても良い本だと思います。
ちょっと上からのような癖のある文章ですが、Kindleで無料というのも素晴らしい。
原本は積ん読にしてもっぱらこっちで笑
知識が効率よくまとめられていてまるでみんなが試験前に借りたがるノートみたいです
土と内臓―微生物がつくる世界
というのがこの手の話のオリジナルだと思うのですが 高い 分厚い 読むのが大変
なのでまとめとしてさっと読みたい人にはとても良い本だと思います。
ちょっと上からのような癖のある文章ですが、Kindleで無料というのも素晴らしい。
原本は積ん読にしてもっぱらこっちで笑
2022年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
腸内細菌という言葉をよく聞くようになったので
読んでみようと思った。
身近な地球環境にも触れられていそうな内容だったので
興味をそそられた。
健康的に過ごすことがなぜ地球環境を良くしていくのか?
その問いにマクロの視点(地球レベルの話)、
ミクロの視点(腸レベルの話)から
説明を試みている本である。
慣れないカタカナ語には苦労するが
そこまで専門的な内容ではないので
初心者にも読みやすい本。
オーガニックや食、
ダイエットに興味がある人にもおすすめしたい。
〇〇を食べればこうなる!
これさえすれば絶対大丈夫!
というノウハウ重視の内容ではない。
あくまで、
私たち自身がよりよく生きるための世の中の見え方を
プレゼントしてくれた本。
地球のために何かしなければならない、
と使命感に脅されることもない。
まずは自分の健康を大切に。
それがゆくゆくは地球環境を良くしていくことだから。
と思えた。
無理なダイエットを例に挙げてみる。
筋肉モリモリになるのは個人の自由なので一向に構わない。
筋肉モリモリになるのにタンパク質が大事だといって
肉をたくさん食べることは、理にかなっているだろう。
しかし、
その肉を生産するのに、
一体どれだけの環境負荷がかかっているのか。
牛豚鶏は穀物飼料をたくさん食べて育つ。
穀物飼料を作るのにも広大な土地が必要であり、
森林を切り開いたり、農薬の散布も必要だ。
筋肉モリモリで見た目は良くなるかもしれないが
その裏側で地球を台無しにしてしまっては
元も子もないのではないかと思った。
無理なダイエットは結局のところ、
地球にも無理をかけているのではないか、
と考えさせられた。
この辺りの話はプラネタリーヘルスダイエット(第5章)
として紹介されている。
とはいえ、
健康を目指して不健康になる健康マニアとなってしまっては
それこそ元も子もないが。
その他、気になった点(メモ)
・英語では「直感」のことを「gut feeling(腸の感覚)」
・「腑(内臓)に落ちる」「腹が立つ」「腹を据える」
・ホールフードの力、サプリより丸ごと食べる(部分と全体)
・オーガニックと慣行栽培
・腸内細菌エサ→短鎖脂肪酸→ニンゲン嬉しい
・善悪の眼鏡より多様性の眼鏡
・芋類パプアニューギニア人筋肉モリモリ
私が知りたかった腸内細菌のことも書かれてあったので
よかった。
補足:
各章に参考文献の記載もちゃんとある。
玄人の方はこちらの参考文献を読んだら良いと思う。
読んでみようと思った。
身近な地球環境にも触れられていそうな内容だったので
興味をそそられた。
健康的に過ごすことがなぜ地球環境を良くしていくのか?
その問いにマクロの視点(地球レベルの話)、
ミクロの視点(腸レベルの話)から
説明を試みている本である。
慣れないカタカナ語には苦労するが
そこまで専門的な内容ではないので
初心者にも読みやすい本。
オーガニックや食、
ダイエットに興味がある人にもおすすめしたい。
〇〇を食べればこうなる!
これさえすれば絶対大丈夫!
というノウハウ重視の内容ではない。
あくまで、
私たち自身がよりよく生きるための世の中の見え方を
プレゼントしてくれた本。
地球のために何かしなければならない、
と使命感に脅されることもない。
まずは自分の健康を大切に。
それがゆくゆくは地球環境を良くしていくことだから。
と思えた。
無理なダイエットを例に挙げてみる。
筋肉モリモリになるのは個人の自由なので一向に構わない。
筋肉モリモリになるのにタンパク質が大事だといって
肉をたくさん食べることは、理にかなっているだろう。
しかし、
その肉を生産するのに、
一体どれだけの環境負荷がかかっているのか。
牛豚鶏は穀物飼料をたくさん食べて育つ。
穀物飼料を作るのにも広大な土地が必要であり、
森林を切り開いたり、農薬の散布も必要だ。
筋肉モリモリで見た目は良くなるかもしれないが
その裏側で地球を台無しにしてしまっては
元も子もないのではないかと思った。
無理なダイエットは結局のところ、
地球にも無理をかけているのではないか、
と考えさせられた。
この辺りの話はプラネタリーヘルスダイエット(第5章)
として紹介されている。
とはいえ、
健康を目指して不健康になる健康マニアとなってしまっては
それこそ元も子もないが。
その他、気になった点(メモ)
・英語では「直感」のことを「gut feeling(腸の感覚)」
・「腑(内臓)に落ちる」「腹が立つ」「腹を据える」
・ホールフードの力、サプリより丸ごと食べる(部分と全体)
・オーガニックと慣行栽培
・腸内細菌エサ→短鎖脂肪酸→ニンゲン嬉しい
・善悪の眼鏡より多様性の眼鏡
・芋類パプアニューギニア人筋肉モリモリ
私が知りたかった腸内細菌のことも書かれてあったので
よかった。
補足:
各章に参考文献の記載もちゃんとある。
玄人の方はこちらの参考文献を読んだら良いと思う。
2022年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、予防医療を専門とする内科医でフレキシタリアンの方のようです。
概要としては、これまでの「ウェルネス」と呼ばれる健康法が持続可能な健康法ではなく、人間は良くなったとしても地球環境の健康的には良くならないという観点から健康法を見つめ直していて、プラントベースホールフードがその点でも健康法として優れていることを述べています。著者は、人にも地球にも健康ということで、これを「プラネタリーヘルス」と命名しています。
また、腸と森の「土」=微生物や腸内細菌の活動が類似していて、腸に良い活動=森にも環境にもよい健康法という風につながっていく内容には、面白い視点を感じました。
地球の健康という規模の内容から、ミクロの腸内細菌を如何に良くしていくかという部分までが網羅されていて、腸活にも参考になる非常に面白い書籍でした。
腸内細菌と持続可能な健康法に興味がある方は、参考にしてみるとよいと思います。
概要としては、これまでの「ウェルネス」と呼ばれる健康法が持続可能な健康法ではなく、人間は良くなったとしても地球環境の健康的には良くならないという観点から健康法を見つめ直していて、プラントベースホールフードがその点でも健康法として優れていることを述べています。著者は、人にも地球にも健康ということで、これを「プラネタリーヘルス」と命名しています。
また、腸と森の「土」=微生物や腸内細菌の活動が類似していて、腸に良い活動=森にも環境にもよい健康法という風につながっていく内容には、面白い視点を感じました。
地球の健康という規模の内容から、ミクロの腸内細菌を如何に良くしていくかという部分までが網羅されていて、腸活にも参考になる非常に面白い書籍でした。
腸内細菌と持続可能な健康法に興味がある方は、参考にしてみるとよいと思います。
2023年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コロナが起きて以来、清潔感の違いから、夫婦仲が険悪になる例が多くあり、ひどい場合は離婚にまで至るという報道を雑誌で見た。例えばこんなふうだ。買い物から帰ってくると、奥さんは買い物袋を含めて全身を消毒する。夫はつい忘れてないがしろにするため、奥さんが厳しく小言を言う。夫はそれに耐えきれず、どなり散らすというように。
人間の体には菌が共生していて、推定100兆個。特に腸に集中していて、食べ物から栄養を吸収したり、免疫を守ったりしている。免疫は腸がコントロールしている。また腸と脳はつながっていて、うつ病とか認知症とか頭の中で起きることにも腸内細菌の働きが関係していることが判明している。人間の体に起きることで、腸内細菌が関わらないことは存在しない。脳内で使われる神経伝達物質の多くは腸で合成されている。
近年、抗生物質の乱用やファーストフードの普及が原因で、世界規模で腸内細菌が減っている。日本の場合、さらに清潔さを求める文化の影響が大きい。体に必要な菌は外部から入って来る。新鮮な野菜、果物、魚を食べると、菌も同時に入ってくる。殺菌消毒をやかましく言い過ぎると、コロナの菌を殺すために、必要な菌まで同時に殺している。こんなことを何年も続けると、腸内細菌がどんどん減っていき、免疫力が衰えて生命力全般が衰えていく。特に子供は腸内フローラを形成している時期だから、影響を受けやすい。
発展途上国の子供たちは汚い川に飛び込んで泳いだりしている。その子たちのお腹を調べると、雑菌だらけだ。そういう所の子たちに、アトピー・アレルギーなんてない。引きこもりもいない。子供の自殺なんて考えられない。菌の力を借りて免疫力を鍛え上げているわけだ。しかし日本の子供は清潔すぎて無菌状態に近い所で育つため、そういうことができなくなっている。
「人間が生きていくためには、ある程度の不潔さは必要で、ある程度の清潔さも必要で、バランスを取らねばならない」という著者の意見には感銘を受けた。日本ほど抗菌素材の普及している国は他にない。異常なまでに神経質で、ほとんど病気だ。「清潔さを求めれば求めるほど、腸内細菌が減って生命力は衰えていく。」そのことに気づく人が増え、著者の言葉が社会常識になってほしいと願っている。参考文献:「あなたの体は9割が細菌」
人間の体には菌が共生していて、推定100兆個。特に腸に集中していて、食べ物から栄養を吸収したり、免疫を守ったりしている。免疫は腸がコントロールしている。また腸と脳はつながっていて、うつ病とか認知症とか頭の中で起きることにも腸内細菌の働きが関係していることが判明している。人間の体に起きることで、腸内細菌が関わらないことは存在しない。脳内で使われる神経伝達物質の多くは腸で合成されている。
近年、抗生物質の乱用やファーストフードの普及が原因で、世界規模で腸内細菌が減っている。日本の場合、さらに清潔さを求める文化の影響が大きい。体に必要な菌は外部から入って来る。新鮮な野菜、果物、魚を食べると、菌も同時に入ってくる。殺菌消毒をやかましく言い過ぎると、コロナの菌を殺すために、必要な菌まで同時に殺している。こんなことを何年も続けると、腸内細菌がどんどん減っていき、免疫力が衰えて生命力全般が衰えていく。特に子供は腸内フローラを形成している時期だから、影響を受けやすい。
発展途上国の子供たちは汚い川に飛び込んで泳いだりしている。その子たちのお腹を調べると、雑菌だらけだ。そういう所の子たちに、アトピー・アレルギーなんてない。引きこもりもいない。子供の自殺なんて考えられない。菌の力を借りて免疫力を鍛え上げているわけだ。しかし日本の子供は清潔すぎて無菌状態に近い所で育つため、そういうことができなくなっている。
「人間が生きていくためには、ある程度の不潔さは必要で、ある程度の清潔さも必要で、バランスを取らねばならない」という著者の意見には感銘を受けた。日本ほど抗菌素材の普及している国は他にない。異常なまでに神経質で、ほとんど病気だ。「清潔さを求めれば求めるほど、腸内細菌が減って生命力は衰えていく。」そのことに気づく人が増え、著者の言葉が社会常識になってほしいと願っている。参考文献:「あなたの体は9割が細菌」