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バンクシー アート・テロリスト (光文社新書) 新書 – 2019/12/17
毛利 嘉孝
(著)
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購入オプションとあわせ買い
21世紀のピカソ?
詐欺師?
ビジネスマン?
反体制のヒーロー?
正体不明の匿名アーティスト、
全体像に迫る入門書の決定版!!
◎ 本書の内容
世界各地でゲリラ的に出没し、
多くの話題をさらうストリート・アーティスト、バンクシー。
近年では、作品価格が高騰していることでも知られる。
2018年には代表作《風船と少女》がサザビーズのオークションにかけられ、
1億5000万で落札された瞬間、
額縁に仕掛けられていたシュレッダーに裁断されるという「事件」で世界を驚かせた。
日本でも、
東京都・港区にある防潮扉でバンクシーの作品と思われるネズミの絵が発見され、
騒動が巻き起こった。
バンクシーとは、いったい何者なのか。
謎のアーティストの全体像に迫る、格好のガイドブック。
◎ 目次
[第一章]正体不明の匿名アーティスト
1・1アート・テロリスト
1・2 「ステンシル」の手法と美学
1・3セレブリティたちの支援
1・4ところで、バンクシーとは何者か?
[第二章]故郷ブリストルの反骨精神
2・1黒い大西洋の記憶が残る港町
2・2ロンドンのバンクシー
2・3ミュージアムへの侵入
2・4イギリス文化のポップ・アイコン
[第三章]世界的ストリート・アーティストへの道
3・1パレスチナの分離壁とホテル開業
3・2ディズマランド開園
3・3ニューヨークを熱狂させた一か月
3・4スカーフをまとった《風船と少女》
[第四章]メディア戦略家
4・1印刷メディアの役割
4・2アカデミー賞候補作
4・3テレビに侵入する
4・4CDを乗っ取る
[第五章]バンクシーの源流を辿る
5・1古代ギリシャのバンクシー
5・2ヒップホップ文化とグラフィティ
5・3グラフィティ戦争
5・4ヘリングとバスキア、そしてウォーホル
5・5美学と政治意識の背景
[第六章]チーム・バンクシー
6・1YBAsのムーブメント
6・2現代美術マーケットというゲーム
6・3バンクシーは一人なのか
6・4プロジェクトの新しい地平
[第七章]表現の自由、民主主義、ストリート・アーティストの未来
7・1シュレッダー事件再考
7・2東京のネズミはホンモノなのか?
7・3民主主義のルール
◎ 毛利嘉孝(もうりよしたか)
1963年長崎県生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。
専門は社会学、文化研究/メディア研究。京都大学卒。
ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPh.D(.社会学)。九州大学助教授などを経て現職。
著書に『ストリートの思想:転換期としての1990年代』(NHK出版)、
『文化=政治』(月曜社)、『ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)など。
『Banksy’s Bristol: HOME SWEET HOME』(作品社)、
『YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT』『BANKSY IN NEW YORK』(パルコ)など
バンクシーに関する著作の翻訳(共訳)を手がける一方で、
現代文化や社会運動を中心に批評活動を行っている。
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2019/12/17
- 寸法10.9 x 1.5 x 17.2 cm
- ISBN-104334044468
- ISBN-13978-4334044466
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対象商品: バンクシー アート・テロリスト (光文社新書)
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2019/12/17)
- 発売日 : 2019/12/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 328ページ
- ISBN-10 : 4334044468
- ISBN-13 : 978-4334044466
- 寸法 : 10.9 x 1.5 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 215,318位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 964位光文社新書
- - 11,495位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学の芸術の課題の参考にするため購入。
読みやすいが情報量は多く勉強になった。
読みやすいが情報量は多く勉強になった。
2022年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巻頭のカラー口絵の3。
窓枠に掴まって旦那の目を眩まそうとしてる間男の図…。
コレって40年ほどムカシ
植田まさし『フリテンくん』
でやってたよね!?
昨年(2021年)暮れに”ひろしま美術館”の展覧会、見に行った流れで
読んでみました。
天才か?反逆者か?
とかいうより名うての興業師といった印象を受けたが
本書で確信しました。
窓枠に掴まって旦那の目を眩まそうとしてる間男の図…。
コレって40年ほどムカシ
植田まさし『フリテンくん』
でやってたよね!?
昨年(2021年)暮れに”ひろしま美術館”の展覧会、見に行った流れで
読んでみました。
天才か?反逆者か?
とかいうより名うての興業師といった印象を受けたが
本書で確信しました。
2020年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年10月…サザビーズのオークション会場でバンクシーの作品が落札された瞬間に裁断され、大騒ぎになったのは記憶に新しいであろう。
勿論、予てよりストリート・アートに造詣が深い方達にとってバンクシーは既に著名であったかもしれない…然しながら、やはり一般的に彼の名を世間に轟かせたのはこの“事件”が切掛けであった事を思うと、実は今でも「バンクシーって何者?」と思っている方が多いのではないかと思われる。
そこで、改めてバンクシーについて知りたいという方の為に書かれたのが本書。
バンクシーとは一体何者なのか…?
コンパクトな書籍でありながらも彼の全てを多角的に捉えているので、バンクシーという“存在”に少しでも関心を抱いたならば、是非とも本書を手に取って頂きたいと思う。
バンクシーの全てがここに凝縮されているのだ。
さて、本書に収められている内容は目次で詳細を知る事が出来るので省かせて頂くが、バンクシーという“アーティスト”を生み出した当時のブリストルの文化的背景、ただの“落書き”なのか“アート”なのかという問題提議、ストリート・アーティストから一大プロジェクトを手掛けるプロデューサーへの変貌等、バンクシーという特異な芸術家の誕生と成長を丁寧に辿っている所は非常に解り易い。
更にバンクシーに依る政治的な活動、或いは拝金主義に抗議しながらも資本主義経済に呑み込まれて行く矛盾について取り上げている所は“強いメッセージ性のある芸術だからこそ直面する問題”を突き付けてくれるので非常に読み応えがあったように思う。
バンクシーという存在を通して、現代が抱える芸術と社会問題との関係を考えさせてくれる貴重な機会を得た次第である。
因みに、彼の名前を一躍有名にしたサザビーズの“裁断事件”は、実はサザビーズ側も知っていたのではないかという“共謀説”、若しくはサザビーズ側の“黙認説”もあると言う。
いや、実際にそうであろうとは思う。
何故なら、芸術界は巨大なるビジネス・シーンでもあるからだ。
だが、バンクシーがそうした機運を利用したとしてもそれはそれで構わないとも思うし、彼は最大限に世間に協力し、迎合し、そして最大限に世間を利用して嘲笑っているのだ。
確かに「社会に抗議するようでいて実は富を得ている」という現状に反発を覚える向きもあるだろうが、こうした“パフォーマンス”に依って彼はより有名になり、“バンクシーからのメッセージ”は確実に世の中に増殖しているのだから、全て彼の計算のうちである。
“アート・テロリスト”バンクシー…彼は正しく、現代美術のアイコンでもあるのだ。
勿論、予てよりストリート・アートに造詣が深い方達にとってバンクシーは既に著名であったかもしれない…然しながら、やはり一般的に彼の名を世間に轟かせたのはこの“事件”が切掛けであった事を思うと、実は今でも「バンクシーって何者?」と思っている方が多いのではないかと思われる。
そこで、改めてバンクシーについて知りたいという方の為に書かれたのが本書。
バンクシーとは一体何者なのか…?
コンパクトな書籍でありながらも彼の全てを多角的に捉えているので、バンクシーという“存在”に少しでも関心を抱いたならば、是非とも本書を手に取って頂きたいと思う。
バンクシーの全てがここに凝縮されているのだ。
さて、本書に収められている内容は目次で詳細を知る事が出来るので省かせて頂くが、バンクシーという“アーティスト”を生み出した当時のブリストルの文化的背景、ただの“落書き”なのか“アート”なのかという問題提議、ストリート・アーティストから一大プロジェクトを手掛けるプロデューサーへの変貌等、バンクシーという特異な芸術家の誕生と成長を丁寧に辿っている所は非常に解り易い。
更にバンクシーに依る政治的な活動、或いは拝金主義に抗議しながらも資本主義経済に呑み込まれて行く矛盾について取り上げている所は“強いメッセージ性のある芸術だからこそ直面する問題”を突き付けてくれるので非常に読み応えがあったように思う。
バンクシーという存在を通して、現代が抱える芸術と社会問題との関係を考えさせてくれる貴重な機会を得た次第である。
因みに、彼の名前を一躍有名にしたサザビーズの“裁断事件”は、実はサザビーズ側も知っていたのではないかという“共謀説”、若しくはサザビーズ側の“黙認説”もあると言う。
いや、実際にそうであろうとは思う。
何故なら、芸術界は巨大なるビジネス・シーンでもあるからだ。
だが、バンクシーがそうした機運を利用したとしてもそれはそれで構わないとも思うし、彼は最大限に世間に協力し、迎合し、そして最大限に世間を利用して嘲笑っているのだ。
確かに「社会に抗議するようでいて実は富を得ている」という現状に反発を覚える向きもあるだろうが、こうした“パフォーマンス”に依って彼はより有名になり、“バンクシーからのメッセージ”は確実に世の中に増殖しているのだから、全て彼の計算のうちである。
“アート・テロリスト”バンクシー…彼は正しく、現代美術のアイコンでもあるのだ。
2020年3月26日に日本でレビュー済み
著者は1963年生まれで東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科の教授。
2年前(2018年)の10月にサザビーズがロンドンで開催したオークションにかけられた『風船と少女』が作者バンクシー自身によってシュレッダー裁断された様子が世界中で報道されました。これをきっかけに、グラフィティアートの世界に疎かった市井の人々にも一躍その名を知られるようになった芸術家バンクシーの芸術について追った新書です。
著者は20年来、バンクシーの作品集の翻訳に携わるなどしてずっと彼の活躍をたどってきた来歴があります。それだけにバンクシーの過去と現在、その芸術性、グラフィティアートの歴史との関係などを実に多面的に描いていて、興趣が尽きません。学究の徒とはいえ、「です・ます」体の平易な文体も手伝って、実に読みやすい一冊に仕上げてくれています。
イリーガルなものとして創造されるグラフィティはその大半が消されていく運命にあります。事実バンクシー作品も過去の作品は特に多くが上塗りされていきました。そこには財産への侵害か表現の自由かという議論が生まれます。それでも中には市民の声に押される形で行政が保存に尽力したエピソードが紹介されていて、目を惹きます。
また著者は日本の都市の景観は私有化されている一方、欧米の多くでは都市の風景は公共物である点を指摘して、行政が一方的に管理する意味での公共ではなく、人々が討議できる開かれた空間としての公共の意味に目をむけさせます。グラフィティの広がりは、創造と民主の証であると見ることも可能だというのです。
どっぷり日本人である私は必ずしもこの意見に与することはできず、グラフィティという華やかな呼称も「落書き」の生む無秩序と混沌を糊塗するだけではないかと主張したくなる気持ちもぬぐえません。ただ、著者の指摘を頭の片隅に入れながら今後はあらためて「落書き」を眺めてみようかという気持ちもわずかに生まれています。新しい視点を得る読書経験は悪いものではありません。
またグラフィティアートの議論が「お金儲けと都市景観保全の議論に終始してしまい、ストリート・アートを楽しんでいる市民やその芸術劇価値を論じる専門家が排除されてしまっていること」(256頁)を憂える著者の声も、わが身を見透かされた気がして居心地の悪さを感じました。
このようにさまざまなことを考えさせてくれる書でした。
------------------
わずかに気になる記述がありました。
*67頁:ブリストルのグラフィティ文化を記録している写真家の名を「ステファン・モリス」とカタカナ表記していますが、これがStephen Morris氏のことを指しているのであれば、「スティーヴン・モリス」とするのが正しい発音表記だと思います。ホラー小説家のStephen Kingも「ステファン・キング」ではなく「スティーヴン・キング」ですから。
*83頁:バンクシーの作り出すイメージのことを「ビートルズやオアシス、あるいは皇室と同じようにイギリスを象徴する文化アイコン」と記していますが、イギリスの話ですから「皇室」ではなく「王室」でしょう。
*255頁:「これにかかるすべての費用とオーナーに対する支払はすべて彼の負担です」とありますが、ひとつの文章に「すべて」が重複して使われています。
*301頁:「バンクシーに関する本を共訳することになることになる鈴木」さん、とありますが、「することになることになる」という日本語は変です。
.
2年前(2018年)の10月にサザビーズがロンドンで開催したオークションにかけられた『風船と少女』が作者バンクシー自身によってシュレッダー裁断された様子が世界中で報道されました。これをきっかけに、グラフィティアートの世界に疎かった市井の人々にも一躍その名を知られるようになった芸術家バンクシーの芸術について追った新書です。
著者は20年来、バンクシーの作品集の翻訳に携わるなどしてずっと彼の活躍をたどってきた来歴があります。それだけにバンクシーの過去と現在、その芸術性、グラフィティアートの歴史との関係などを実に多面的に描いていて、興趣が尽きません。学究の徒とはいえ、「です・ます」体の平易な文体も手伝って、実に読みやすい一冊に仕上げてくれています。
イリーガルなものとして創造されるグラフィティはその大半が消されていく運命にあります。事実バンクシー作品も過去の作品は特に多くが上塗りされていきました。そこには財産への侵害か表現の自由かという議論が生まれます。それでも中には市民の声に押される形で行政が保存に尽力したエピソードが紹介されていて、目を惹きます。
また著者は日本の都市の景観は私有化されている一方、欧米の多くでは都市の風景は公共物である点を指摘して、行政が一方的に管理する意味での公共ではなく、人々が討議できる開かれた空間としての公共の意味に目をむけさせます。グラフィティの広がりは、創造と民主の証であると見ることも可能だというのです。
どっぷり日本人である私は必ずしもこの意見に与することはできず、グラフィティという華やかな呼称も「落書き」の生む無秩序と混沌を糊塗するだけではないかと主張したくなる気持ちもぬぐえません。ただ、著者の指摘を頭の片隅に入れながら今後はあらためて「落書き」を眺めてみようかという気持ちもわずかに生まれています。新しい視点を得る読書経験は悪いものではありません。
またグラフィティアートの議論が「お金儲けと都市景観保全の議論に終始してしまい、ストリート・アートを楽しんでいる市民やその芸術劇価値を論じる専門家が排除されてしまっていること」(256頁)を憂える著者の声も、わが身を見透かされた気がして居心地の悪さを感じました。
このようにさまざまなことを考えさせてくれる書でした。
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わずかに気になる記述がありました。
*67頁:ブリストルのグラフィティ文化を記録している写真家の名を「ステファン・モリス」とカタカナ表記していますが、これがStephen Morris氏のことを指しているのであれば、「スティーヴン・モリス」とするのが正しい発音表記だと思います。ホラー小説家のStephen Kingも「ステファン・キング」ではなく「スティーヴン・キング」ですから。
*83頁:バンクシーの作り出すイメージのことを「ビートルズやオアシス、あるいは皇室と同じようにイギリスを象徴する文化アイコン」と記していますが、イギリスの話ですから「皇室」ではなく「王室」でしょう。
*255頁:「これにかかるすべての費用とオーナーに対する支払はすべて彼の負担です」とありますが、ひとつの文章に「すべて」が重複して使われています。
*301頁:「バンクシーに関する本を共訳することになることになる鈴木」さん、とありますが、「することになることになる」という日本語は変です。
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2020年2月22日に日本でレビュー済み
制作時代順に後を追って作品の解説があります
自分は知らなかったけど
ダミアンハーストともコラボしていました
本人に直接インタビューしなくても
見事にバンクシーの作品について
うまく記述されています
電子書籍でもありますが
この本は紙の本のほうが
図録が見やすくていいと思います
まだ日本語訳が出てないバンクシーについての本も
この作者に訳してほしいです
読後感がいい名著です
自分は知らなかったけど
ダミアンハーストともコラボしていました
本人に直接インタビューしなくても
見事にバンクシーの作品について
うまく記述されています
電子書籍でもありますが
この本は紙の本のほうが
図録が見やすくていいと思います
まだ日本語訳が出てないバンクシーについての本も
この作者に訳してほしいです
読後感がいい名著です
2022年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外国ではどうなているか知りませんが、少なくとも日本では落書きは犯罪のはずです。『風雲ライオン丸』のマントル一族の大幹部アクダーみたいなのを過大評価しすぎだと思います。
市民が認めたらアートなんて書いてありましたが、リベラルでセレブぶった白人に付和雷同してアートだなんて言ってて恥ずかしくないのでしょうか?
市民が認めたらアートなんて書いてありましたが、リベラルでセレブぶった白人に付和雷同してアートだなんて言ってて恥ずかしくないのでしょうか?