サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法を過去に読
んで、とても良い本だったので、気になって購入しました。
サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法 (edu book)
サッカーとは関係なくても、子を持つすべての親や、先生、
子供の指導者に一度読んでもらいたいと思います。こういう
方法もあるよという事が頭の片隅にあれば、子供との接し方
にとても幅が持てるのではないかと思います。
池上氏自身、サッカー指導者で過去にスパルタな指導を行
っていた事が間違っていたと自ら気づき、学び、怒鳴らない
指導方法に変えることで、子供たちの能力を引き出すことに
成功された実体験者なので、とても説得力があります。
ここに来て体罰問題や何だと世間を賑わせていますが、
特に少年スポーツの世界は、競技にかかわらず、スパルタ
指導者と、それに追従する保護者がとても多いことが本当に
問題だと思います。ガラが悪い言葉で少年少女たちを罵倒し、
泣かせるのが目的かと思える位の指導者も未だに多いです。
手を出す事も。
結局勝ち負けだけが重要で、どう頑張ったかとか、チャレンジ
した事は評価されず、結果だけでモノを言っている。
競技中もああしろこうしろと、注文ばかり付け、子供自身が
考える力を無くすような事しかしていない。
先日少年スポーツの延長と言うか、まさにその結果がここ
に集約されているのだと感じたのは、サッカー日本代表の
本田圭佑氏がオーストラリア戦後の会見でチームメイトに
注文をつけたように、日本には「個」が無いんです。と言うより
コーチや指導者に個を潰され続けて来たのだなと思いました。
考える力や想像力が乏しい。自ら考えて自由にプレーが出来
ない身体になってしまっている。やはりそれでは世界相手に
戦えないのだと感じました。
最終的に子供たちがどう成長して欲しいとか、長い目で見た
指導をする人が本当に少ない。少年スポーツでの栄光だけが
目的なのか?その先は何があるのか?と心底思います。
それから独身男性のコーチや指導者はスパルタ率が高いです。
子供を持ってみないと、子供とはどういう性質を持って
いるのかを全く理解できないだろうし、生理現象でさえ大人
と同じ構造だと思っている。(トイレを我慢できると思ってる)
何より我が子を想う大切さというものを知らないのはとても
大きい。最終的に自身が結果を残してどう評価されるか、
又は自己満足で完結しているように思えます。
池上氏はサッカーのコーチだけでなく、問題児が多い学校に
依頼されて成果をあげたり、ご自身の子育てにも
「叱らず問いかける」
を実践されていることから、指導者のみならず子供と接する
方ならどなたでも参考になることが多いし、例えそうでない
方でも、人間として生きる上で何か良いヒントをもらえる
と思います。壁にぶつかっている方ならぜひお勧めします。
良書です。

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叱らず、問いかける--子どもをぐんぐん伸ばす対話力 (ファミリー新書 2) 単行本 – 2013/3/26
池上 正
(著)
サッカーを通じて40万人の子どもに奇跡を起こした「子育ての賢者」が、
テレビ、新聞、雑誌などで大反響の「体罰」に代わる指導方法を教えます!
ご家庭で、学校で、さまざまな指導、教育の現場で、今こそ変わるための必読の1冊!
親の言ったとおりにやらない子どもや、ぐずぐずしたり、だらだらしたりと、
言うことをきかない子どもを前にすると、つい「早くしなさい! 」「何をしているの!?」と怒鳴っていませんか?
イライラして「早く食べなさい」「これをやりなさい」と叱ってしまうことは、
指示命令や言い聞かせで、子どもを動かしているということ。
でも、そうやって世話を焼かれた子どもが、果たして「自立」した大人に育つでしょうか?
自発的に取り組み、自分で考える子どもに育つでしょうか?
「叱る」には怖い副作用がいろいろありますが、最たるものは、言ってきかなければ、
「げんこつ」に変わる場合もあるということです。
また、「叱られてばかりいる子」は、親や指導者の「想定内」までしか伸びません。
大人が心がけなければならないのは、思い通りにさせることではなく、
「どうしたらいいと思う?」という問いかけです。
問いかけることによって、子どもは自分で考え始めます。
自分の頭で考え、動いた経験だけが、子どもの自立への蓄えになるのです。
「問いかけ」は、子どもと大人の知恵比べです。
「これでいいのかな?」「どうしたらいいと思う?」という、いろいろな「問いかけ」を、
本書で見つけてください。
きっと子どもは、大きく変わっていくでしょう。
そして大人も、いつの間にか「怒らない大人」へと変わっていると思います。
テレビ、新聞、雑誌などで大反響の「体罰」に代わる指導方法を教えます!
ご家庭で、学校で、さまざまな指導、教育の現場で、今こそ変わるための必読の1冊!
親の言ったとおりにやらない子どもや、ぐずぐずしたり、だらだらしたりと、
言うことをきかない子どもを前にすると、つい「早くしなさい! 」「何をしているの!?」と怒鳴っていませんか?
イライラして「早く食べなさい」「これをやりなさい」と叱ってしまうことは、
指示命令や言い聞かせで、子どもを動かしているということ。
でも、そうやって世話を焼かれた子どもが、果たして「自立」した大人に育つでしょうか?
自発的に取り組み、自分で考える子どもに育つでしょうか?
「叱る」には怖い副作用がいろいろありますが、最たるものは、言ってきかなければ、
「げんこつ」に変わる場合もあるということです。
また、「叱られてばかりいる子」は、親や指導者の「想定内」までしか伸びません。
大人が心がけなければならないのは、思い通りにさせることではなく、
「どうしたらいいと思う?」という問いかけです。
問いかけることによって、子どもは自分で考え始めます。
自分の頭で考え、動いた経験だけが、子どもの自立への蓄えになるのです。
「問いかけ」は、子どもと大人の知恵比べです。
「これでいいのかな?」「どうしたらいいと思う?」という、いろいろな「問いかけ」を、
本書で見つけてください。
きっと子どもは、大きく変わっていくでしょう。
そして大人も、いつの間にか「怒らない大人」へと変わっていると思います。
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社廣済堂出版
- 発売日2013/3/26
- 寸法10.6 x 1.1 x 17.4 cm
- ISBN-104331517128
- ISBN-13978-4331517123
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商品の説明
著者について
池上 正 イケガミ・タダシ 1956年大阪府出身。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼年代や小学生を指導。02年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。
幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
2010年1月にジェフを退団。同年春より「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。千葉大学教育学部、東邦大学理学部、東京YMCA社会体育専門学校で非常勤講師を務めた12年からホームタウンアカデミーダイレクターに就任。
京都府内の小学校で出前授業「つながり隊」を開始、1年間で延べ100校、2万人の小学生を指導した。著書に『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』、『サッカーで子どもがみるみる変わる7つの目標(ビジョン)』(ともに小学館)。DVDブック『サッカーで子どもの力をひきだすオトナのおきて10』(監修/カンゼン)など。
『ジュニアサッカーを応援しよう』誌上やウエブ上でアドバイスも行っている。地元大阪では子育て支援センターでアドバイザーを務めた経験をもつ。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼年代や小学生を指導。02年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。
幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
2010年1月にジェフを退団。同年春より「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。千葉大学教育学部、東邦大学理学部、東京YMCA社会体育専門学校で非常勤講師を務めた12年からホームタウンアカデミーダイレクターに就任。
京都府内の小学校で出前授業「つながり隊」を開始、1年間で延べ100校、2万人の小学生を指導した。著書に『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』、『サッカーで子どもがみるみる変わる7つの目標(ビジョン)』(ともに小学館)。DVDブック『サッカーで子どもの力をひきだすオトナのおきて10』(監修/カンゼン)など。
『ジュニアサッカーを応援しよう』誌上やウエブ上でアドバイスも行っている。地元大阪では子育て支援センターでアドバイザーを務めた経験をもつ。
登録情報
- 出版社 : 廣済堂出版 (2013/3/26)
- 発売日 : 2013/3/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 187ページ
- ISBN-10 : 4331517128
- ISBN-13 : 978-4331517123
- 寸法 : 10.6 x 1.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 350,125位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こどもがサッカーを好きになりだしたので読みましたが、最近コゴトが増えた自分に初心を思い出させてくれる育児書でした。お稽古でもなんでも、大人はどんなスタンスでいるんだっけ、と迷走しかけた時に読むと、内容がストンと落ちてくると思います。
声かけや考え方が参考になります。日頃のアレコレをどうしてできないのかなとイライラせず、子どもに自分で考える、気付く力をつけるチャンスだと思えるようになりました。やーストレス減りましたー。
子どもに対して大人は大人たれ、と言ってくれるところが、私にはとても響きました。良かったです。
声かけや考え方が参考になります。日頃のアレコレをどうしてできないのかなとイライラせず、子どもに自分で考える、気付く力をつけるチャンスだと思えるようになりました。やーストレス減りましたー。
子どもに対して大人は大人たれ、と言ってくれるところが、私にはとても響きました。良かったです。
2015年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に楽しく一気に読めました。
以前から押さえつける事(否定的な物言い)に対して、疑問を持っていました。
自身に子供が出来てから、なるべくそのような物言いをしなくていい方法を学べる本を探していましたので、まさにピッタリでした。
これは子供に対する接し方だけにとどまらず、会社内の在り方にも同様な事が当てはまると思いました。
もちろん、大人は大人であって子供ではないので、宥めるような言い方はしませんが、部下のモチベーションなど、
「人のやる気の根源とは何ぞや」、と考えさせられました。
そこには大人も子供もあまり関係なく、押さえつけるより開放してあげられる人間になりたい、と素直に心に沁みました。
こんな育てられ方をされてみたかったなぁ、とも思いましたね、正直。。
実践は難しいときもあるとは思いますが、心に留めておきたい事柄が多々有り、今後も継続的に繰り返しまた読んでいこうと思います。
以前から押さえつける事(否定的な物言い)に対して、疑問を持っていました。
自身に子供が出来てから、なるべくそのような物言いをしなくていい方法を学べる本を探していましたので、まさにピッタリでした。
これは子供に対する接し方だけにとどまらず、会社内の在り方にも同様な事が当てはまると思いました。
もちろん、大人は大人であって子供ではないので、宥めるような言い方はしませんが、部下のモチベーションなど、
「人のやる気の根源とは何ぞや」、と考えさせられました。
そこには大人も子供もあまり関係なく、押さえつけるより開放してあげられる人間になりたい、と素直に心に沁みました。
こんな育てられ方をされてみたかったなぁ、とも思いましたね、正直。。
実践は難しいときもあるとは思いますが、心に留めておきたい事柄が多々有り、今後も継続的に繰り返しまた読んでいこうと思います。
2018年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親だけでなく、子供を育てる全ての方に一読していただきたいです。
2018年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スポーツしているお子さんの親御さんに読んでもらいたい1冊です。
2015年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同じ本を2度も買ってしまった。
何度読んでも反省する。
奥深い思考で、指導に望みたい。
何度読んでも反省する。
奥深い思考で、指導に望みたい。
2015年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
問いかける。しかりたくなるとき、ワンクッション置いて問いかけるように心がけてみたいと思います。