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挑発する少女小説 (河出新書) 新書 – 2021/6/26
斎藤美奈子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
赤毛のアン、若草物語、小公女、あしながおじさん……大人になって読む翻訳少女小説は、子どもの頃には気づかなかった発見に満ちている。懐かしいあの名作はいま、何を教えてくれるのか?
魔法使いと決別すること――バーネット『小公女』
男の子になりたいと思うこと――オルコット『若草物語』
資本主義社会で生きること――シュピーリ『ハイジ』
女の子らしさを肯定すること――モンゴメリ『赤毛のアン』
自分の部屋を持つこと――ウェブスター『あしながおじさん』
健康を取り戻すこと――バーネット『秘密の花園』
制約を乗りこえること――ワイルダー『大草原の小さな家』シリーズ
冒険に踏み出すこと――ケストナー『ふたりのロッテ』
常識を逸脱すること――リンドグレーン『長くつ下のピッピ』
かつて夢中で読んだ人も、まったく読んだことがない人も。
いまあらためて知る、戦う少女たちの物語。
魔法使いと決別すること――バーネット『小公女』
男の子になりたいと思うこと――オルコット『若草物語』
資本主義社会で生きること――シュピーリ『ハイジ』
女の子らしさを肯定すること――モンゴメリ『赤毛のアン』
自分の部屋を持つこと――ウェブスター『あしながおじさん』
健康を取り戻すこと――バーネット『秘密の花園』
制約を乗りこえること――ワイルダー『大草原の小さな家』シリーズ
冒険に踏み出すこと――ケストナー『ふたりのロッテ』
常識を逸脱すること――リンドグレーン『長くつ下のピッピ』
かつて夢中で読んだ人も、まったく読んだことがない人も。
いまあらためて知る、戦う少女たちの物語。
- 本の長さ276ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2021/6/26
- 寸法11 x 1.4 x 17.2 cm
- ISBN-104309631347
- ISBN-13978-4309631349
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商品の説明
著者について
1956年、新潟市生まれ。文芸評論家。『妊娠小説』『文章読本さん江』『紅一点論』『モダンガール論』『戦下のレシピ』『冠婚葬祭のひみつ』『名作うしろ読み』『ニッポン沈没』など多数。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2021/6/26)
- 発売日 : 2021/6/26
- 言語 : 日本語
- 新書 : 276ページ
- ISBN-10 : 4309631347
- ISBN-13 : 978-4309631349
- 寸法 : 11 x 1.4 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 190,712位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,091位評論・文学研究 (本)
- - 14,812位新書
- カスタマーレビュー:
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2024年2月21日に日本でレビュー済み
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少女の成長して行く姿が懐かしくもどかしく‥色々な気持ちが込み上げてきます。
2021年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
斎藤氏による少女小説の解説。やっぱり面白い。と同時に、少女が成長していくのは、これほどまでにまわりとの軋轢や戦いがあるのか、と同情を禁じ得ない。まぁ、そんなふうにいうのもおおげさか。ただまぁ、たいへんだったんだね、とは思う。もう少しジェンダーについて、学ぶ必要があるかもしれないなぁ。ノンフィクションの論考として、とても面白く読みつつ、いろいろ考えさせられた。
赤毛のアンや若草物語のような少女小説を、少年時代に読む体験をした男性は幸せだといったのは、内田樹ではなかったか。少女になる体験ができるから、と。俺は本書に取り上げられた少女小説、どれも読んでなかったなぁ。子どもの頃から、本はけっこう好きだったんだけどさ。福音館書店の児童書シリーズで、『西遊記』とか『トム・ソーヤの冒険』は読んでいたのにね。少女になる体験を逃したと思うと、ちょっと残念。
赤毛のアンや若草物語のような少女小説を、少年時代に読む体験をした男性は幸せだといったのは、内田樹ではなかったか。少女になる体験ができるから、と。俺は本書に取り上げられた少女小説、どれも読んでなかったなぁ。子どもの頃から、本はけっこう好きだったんだけどさ。福音館書店の児童書シリーズで、『西遊記』とか『トム・ソーヤの冒険』は読んでいたのにね。少女になる体験を逃したと思うと、ちょっと残念。
2021年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長靴下のピッピはテレビドラマが先でしたが、他は本から入りました。
当時は楽しく読んでいました。
長じて、自身も世界も変わっていくにつれ、あれっ?と数々の場面を思い出すこともありましたが、特に読み直そうとは思いませんでした。
この本を読んだら、また読み返したくなりました。
暇もできたので、違う訳者のから読んでみようかと思います。
当時は楽しく読んでいました。
長じて、自身も世界も変わっていくにつれ、あれっ?と数々の場面を思い出すこともありましたが、特に読み直そうとは思いませんでした。
この本を読んだら、また読み返したくなりました。
暇もできたので、違う訳者のから読んでみようかと思います。
2021年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
斎藤美奈子さんや岸本佐知子さん、鴻巣友季子さんの大ファンです。
圧倒的な読書量と歯に衣着せぬ文章力。いつ、何を読んでも、何について書かれていても楽しみです。
知性や教養は言わずもがな、うすうす知ってたけど(笑)相当な跳ねっ返りのすてきなお姉さまたちです。
やっぱりな。この本で取り上げられている作品、私も全部読みました。そしてこんな大人になりました。今はジョン・ル・カレが好きです(女性の描き方が薄味なところも含めて)。
いわゆる「少女小説」の根っこにある、制約への抗い、成長に伴う痛み、そして未来を見据える聡明な明るさ。私もそれらに支えられて大人になりました。
少し前に『ザリガニの鳴くところ』というアメリカの「少女小説」にも同様なことを感じて投稿しました。
斎藤さん『リンバロストの乙女』も入れてくれたら完璧だったのに(笑)。
ありがとう。
圧倒的な読書量と歯に衣着せぬ文章力。いつ、何を読んでも、何について書かれていても楽しみです。
知性や教養は言わずもがな、うすうす知ってたけど(笑)相当な跳ねっ返りのすてきなお姉さまたちです。
やっぱりな。この本で取り上げられている作品、私も全部読みました。そしてこんな大人になりました。今はジョン・ル・カレが好きです(女性の描き方が薄味なところも含めて)。
いわゆる「少女小説」の根っこにある、制約への抗い、成長に伴う痛み、そして未来を見据える聡明な明るさ。私もそれらに支えられて大人になりました。
少し前に『ザリガニの鳴くところ』というアメリカの「少女小説」にも同様なことを感じて投稿しました。
斎藤さん『リンバロストの乙女』も入れてくれたら完璧だったのに(笑)。
ありがとう。
2023年11月1日に日本でレビュー済み
本書で論じられている少女小説は『小公女』、『若草物語』、『ハイジ』、『赤毛のアン』、『あしながおじさん』、『秘密の花園』、『大草原の小さな家』シリーズ、『ふたりのロッテ』、『長くつ下のピッピ』の9作品。
これらは、著者の少女期の愛読書にしていまもなお思い入れや愛着があるのか、本書は”私、少女小説の味方です”というようなスタンスで書かれていて、著者の本にしては毒がなかった、というか、ようは本書には論じる対象にたいして必要な批評的=批判的距離があまり感じられなかったなあというのが読後の印象。
もう少しいえば、批評的=批判的観点から古典的少女小説をきちんとその正負それぞれの面に目を向け読みなおすというより(負の面というのは、たとえば少女小説が多く家庭小説であるがゆえの保守性や時代的限界などもちろん著者はそれなりに少しは触れていますが、著者ならでは目のつけどころというほどのものではありません)、人物やストーリーを強引にでもフェミニズム的観点でこう読んでおきたいという意図や思いが先行ないし優先されている印象があって(ずっと以前だったらそういう読み方も必要だったでしょうけれど)、そこには予想される読みしかなかったという感じ。読みの意外性や驚きがなく、読後あまり残るものがなかったというのが正直なところです。
まあでも、意外というなら、逆に『赤毛のアン』など著者はずいぶん肯定的に読んでいて少々びっくりもしましたが。
評者は、西部劇など19世紀アメリカ西部開拓時代を背景にした映画が好きということもあって、未読だったもので読んでみたいと思ったのはワイルダーの『大草原の小さな家』。
本書で取りあげられているほとんどの少女小説において、ヒロインはなんらかの事情で両親がいない孤児や親が長期不在という設定になっています。これは、親がいると物語のなかで主人公は自由な冒険ができないからだと著者は指摘していますが、それにたいして、ワイルダーの作品ではヒロインは孤児ではなく両親がきちんとそろった家庭小説です。その点で本書が扱う少女小説のなかにあって異色といえるものになっています。
しかも著者は、この作品にのみはいくらか批評的=批判的なまなざしを向けていて、アメリカ先住民の扱いをめぐる問題性のほか、物語にうかがわれるアメリカ西部開拓における自助努力を尊ぶ精神――もちろん著者はそれの正負両面の価値をおそらく承知した上で――それが現代にあっては負の遺産のようなものとして世界に広がる新自由主義的な考え方につながっているのではないかと捉えているようです。まあこれはこれでしかし、著者らしいつなげかたですが。
これらは、著者の少女期の愛読書にしていまもなお思い入れや愛着があるのか、本書は”私、少女小説の味方です”というようなスタンスで書かれていて、著者の本にしては毒がなかった、というか、ようは本書には論じる対象にたいして必要な批評的=批判的距離があまり感じられなかったなあというのが読後の印象。
もう少しいえば、批評的=批判的観点から古典的少女小説をきちんとその正負それぞれの面に目を向け読みなおすというより(負の面というのは、たとえば少女小説が多く家庭小説であるがゆえの保守性や時代的限界などもちろん著者はそれなりに少しは触れていますが、著者ならでは目のつけどころというほどのものではありません)、人物やストーリーを強引にでもフェミニズム的観点でこう読んでおきたいという意図や思いが先行ないし優先されている印象があって(ずっと以前だったらそういう読み方も必要だったでしょうけれど)、そこには予想される読みしかなかったという感じ。読みの意外性や驚きがなく、読後あまり残るものがなかったというのが正直なところです。
まあでも、意外というなら、逆に『赤毛のアン』など著者はずいぶん肯定的に読んでいて少々びっくりもしましたが。
評者は、西部劇など19世紀アメリカ西部開拓時代を背景にした映画が好きということもあって、未読だったもので読んでみたいと思ったのはワイルダーの『大草原の小さな家』。
本書で取りあげられているほとんどの少女小説において、ヒロインはなんらかの事情で両親がいない孤児や親が長期不在という設定になっています。これは、親がいると物語のなかで主人公は自由な冒険ができないからだと著者は指摘していますが、それにたいして、ワイルダーの作品ではヒロインは孤児ではなく両親がきちんとそろった家庭小説です。その点で本書が扱う少女小説のなかにあって異色といえるものになっています。
しかも著者は、この作品にのみはいくらか批評的=批判的なまなざしを向けていて、アメリカ先住民の扱いをめぐる問題性のほか、物語にうかがわれるアメリカ西部開拓における自助努力を尊ぶ精神――もちろん著者はそれの正負両面の価値をおそらく承知した上で――それが現代にあっては負の遺産のようなものとして世界に広がる新自由主義的な考え方につながっているのではないかと捉えているようです。まあこれはこれでしかし、著者らしいつなげかたですが。
2021年12月2日に日本でレビュー済み
少女小説とは、少女を対象とした家庭小説だそうで、
言わば良き家庭人になるためのツール。
しかし結局生き残ったのは、個性豊かな少女たちの物語。
小公女、若草物語、ハイジ、赤毛のアン、等々。
少女小説は挑発する。自分らしく生きろと。
言わば良き家庭人になるためのツール。
しかし結局生き残ったのは、個性豊かな少女たちの物語。
小公女、若草物語、ハイジ、赤毛のアン、等々。
少女小説は挑発する。自分らしく生きろと。
2021年9月24日に日本でレビュー済み
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最後にピッピで締めたのは、彼女が究極の戦う少女だから。
2021年8月5日に日本でレビュー済み
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少女小説に、誰もがかつて夢中になったのはなぜか、「女に勉強はいらない」「女だから」という言葉に制約されて生きてきた少女たち、自立への苦しい歩み。今は変わっただろうか?この本に出会って、どの小説ももう一度、新しい視点で読み直してみたいと感じた。