
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
幸せを届けるボランティア、不幸を招くボランティア (14歳の世渡り術) 単行本(ソフトカバー) – 2010/7/23
田中 優
(著)
街頭募金、空缶拾いなどの身近な活動や海外援助……これってホントに役に立ってるの? そこには小さな誤解やカン違いが潜んでいるかも。“いいこと”したその先に何があるのか考えてみよう。
- ISBN-104309616623
- ISBN-13978-4309616629
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/7/23
- 言語日本語
- 本の長さ182ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1957年生まれ。「未来バンク事業組合」 理事長、「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、「ap bank」監事、「中間法人 天然住宅」副代表。環境・経済・平和などの、さまざまなNGO活動に関わっている。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/7/23)
- 発売日 : 2010/7/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 182ページ
- ISBN-10 : 4309616623
- ISBN-13 : 978-4309616629
- Amazon 売れ筋ランキング: - 934,345位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,818位福祉 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

田中優(たなかゆう)
1957年東京都生まれ。
地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。
2012年末に岡山に移住。2013年5月、自宅では電力会社との電線をカットし電力会社に頼らない太陽光パネルと独立電源システムの生活、「オフグリッド生活」を始めた。
2016年 自宅を国産無垢材で極力化学物質を使わない「天然住宅」で建てた。
現在「未来バンク事業組合」理事長、「ap bank」監事、「一般社団法人 天然住宅」代表、「天然住宅life」共同代表、「自エネ組」相談役を務める。横浜市立大学非常勤講師。
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
7グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ボランティアのせいで仕事がなくなるという意見はよく耳にしていました。復興や復旧の名のもとで行われていることが本当にその地域に住む方々にとってどうなのか、解決策は一つではなく、臨機応変に取り組むべきことを教えられました。
2020年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ボランティアを新しい視点でみることができてとても良かった。凄くわかりやすい
2014年6月5日に日本でレビュー済み
まず本のはじめに電車で席を譲ったり、道を案内するのもボランティアだと述べているのが非常にいいです。ボランティアは人に強制されたり苦しんでやるものではなく、自分がやりたい範囲でやるべきものだと丁寧に説かれています。
その上で人の善意に頼るより社会の仕組みを変えることにより本当に人のためになるボランティアができると実例を挙げながら書かれています。ゴミ拾い、図書館ボランティア、里親制度、古着の寄付など勘違いや悪用する人によって如何にボランティアが歪められているか、多くの実例が挙げられており、非常に勉強になりました。
例えば里親制度は自分の「子供」だけ豊かにすることで現地の不公平感を生んでいます。古着や中古自転車の寄付は現地の軽工業の発達の妨げになります。このような支援は言葉に出来ない違和感を感じていたので、本書を読んですっきりしました。
本格的にNPOに入りたい人も、苦しくないボランティアをしたい人も非常に役立つ本です。
その上で人の善意に頼るより社会の仕組みを変えることにより本当に人のためになるボランティアができると実例を挙げながら書かれています。ゴミ拾い、図書館ボランティア、里親制度、古着の寄付など勘違いや悪用する人によって如何にボランティアが歪められているか、多くの実例が挙げられており、非常に勉強になりました。
例えば里親制度は自分の「子供」だけ豊かにすることで現地の不公平感を生んでいます。古着や中古自転車の寄付は現地の軽工業の発達の妨げになります。このような支援は言葉に出来ない違和感を感じていたので、本書を読んですっきりしました。
本格的にNPOに入りたい人も、苦しくないボランティアをしたい人も非常に役立つ本です。
2010年10月19日に日本でレビュー済み
ボランティアの根源の部分が書かれている稀有な本。
中学生向けに作られた本ですが、大学生や大人が読んだ方がいいかも。
一時間半で読破しゃいましたが、内容は奥が深い。
この本は、将来を見据えて、人を育てていこうと書かれている感じが、ひしひしとしている。
ボランティア関係の本の多くは、事例紹介だったり、テクニック的なものだったり、感情的に訴えて支援を得るためのお涙ちょうだいだったりすることが多いが。そうすることで、見えてこない、ボランティアの意味について学ぶことができる。
全国の図書館、ボランティアセンター、NPOに最低一冊は配置すべし。
中学生向けに作られた本ですが、大学生や大人が読んだ方がいいかも。
一時間半で読破しゃいましたが、内容は奥が深い。
この本は、将来を見据えて、人を育てていこうと書かれている感じが、ひしひしとしている。
ボランティア関係の本の多くは、事例紹介だったり、テクニック的なものだったり、感情的に訴えて支援を得るためのお涙ちょうだいだったりすることが多いが。そうすることで、見えてこない、ボランティアの意味について学ぶことができる。
全国の図書館、ボランティアセンター、NPOに最低一冊は配置すべし。
2011年3月19日に日本でレビュー済み
ボランティアは良いことに違いない
しかしながらそれにまとわりつく怪しげ?ぼんやりとした不気味さ?
なんといえばいいか分らない、ある種の居心地の悪さ
こういったものに真正面から向き合って
驚くほど率直に物を言っている本
中学生向けに作られたシリーズではあるけれど
ボランティアをはき違えないためにも
大人でも善意の人ほど、ぜひぜひ読むべき
しかしながらそれにまとわりつく怪しげ?ぼんやりとした不気味さ?
なんといえばいいか分らない、ある種の居心地の悪さ
こういったものに真正面から向き合って
驚くほど率直に物を言っている本
中学生向けに作られたシリーズではあるけれど
ボランティアをはき違えないためにも
大人でも善意の人ほど、ぜひぜひ読むべき
2022年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
印象に残ったこと。
「小さな親切大きなお世話」になっていないか?ボランティアは人のためにすること。自分のイメージアップのため、あるいは人を自分に依存させていい気になっていないか?
「自分のキャリアアップのためにするボランティア。」それって本当にボランティアだろうか?
人を人として見られない人はボランティア活動には向かない。相手のことより自分のことを優先する人は。
ボランティアをしない自由もある。ボランティアは無理にしなくていい。
日本人は努力・忍耐が好き。あるいはそれが価値あることだと思い込んでいるのか?ボランティア活動をするときは楽しさを分けてあげられるくらいじゃないと、人を励ましたり一緒に頑張ってみようという気にはさせられない。ボランティア活動は楽しむことも大事。そうでないと続けられない。ボランティアに限らず日本では苦しんで、歯を食いしばって何かを成し遂げることが評価される。そうではなくもっと楽しんでもいいのでは?
里親制度をやめる。なぜか?善意が不公平を生むこともあるからだ。
「もらうほうが威張る文化」「忘れないことを望まれる文化」。文化は国や地域で異なるもの。それをどこまで深く理解できているか。
災害時のボランティアの注意点。普段の生活では得られない高揚感から躁状態になり、日常に戻れない人も出てきたり、被災者を依存状態にさせてしまうほどの過剰援助になってしまうことがある。
問題を解決することの根本は仕組みから解決する。「心」や「心がけ」などの個人的なものでは解決しない。問題の本質から目をそらされ、利潤追及のみしか考えない企業を利することも。
その他色々学びの多い著書だった。
「小さな親切大きなお世話」になっていないか?ボランティアは人のためにすること。自分のイメージアップのため、あるいは人を自分に依存させていい気になっていないか?
「自分のキャリアアップのためにするボランティア。」それって本当にボランティアだろうか?
人を人として見られない人はボランティア活動には向かない。相手のことより自分のことを優先する人は。
ボランティアをしない自由もある。ボランティアは無理にしなくていい。
日本人は努力・忍耐が好き。あるいはそれが価値あることだと思い込んでいるのか?ボランティア活動をするときは楽しさを分けてあげられるくらいじゃないと、人を励ましたり一緒に頑張ってみようという気にはさせられない。ボランティア活動は楽しむことも大事。そうでないと続けられない。ボランティアに限らず日本では苦しんで、歯を食いしばって何かを成し遂げることが評価される。そうではなくもっと楽しんでもいいのでは?
里親制度をやめる。なぜか?善意が不公平を生むこともあるからだ。
「もらうほうが威張る文化」「忘れないことを望まれる文化」。文化は国や地域で異なるもの。それをどこまで深く理解できているか。
災害時のボランティアの注意点。普段の生活では得られない高揚感から躁状態になり、日常に戻れない人も出てきたり、被災者を依存状態にさせてしまうほどの過剰援助になってしまうことがある。
問題を解決することの根本は仕組みから解決する。「心」や「心がけ」などの個人的なものでは解決しない。問題の本質から目をそらされ、利潤追及のみしか考えない企業を利することも。
その他色々学びの多い著書だった。