ヘンリーチナスキー50代、太って醜い、そしてアルコール依存の男に若くて魅力的
な女性が次から次へと訪れ身体を投げ出す、筆者自身の自伝的小説だから面白い、本性
丸出し、派手な痴話喧嘩、物語の展開の早さが長編ながら読み手を退屈させない。
人間や人混みが嫌いだという主人公、殴り書きのような荒っぽさのなかに切なさが溶け
合って余韻に浸れる作品である。
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詩人と女たち (河出文庫 フ 3-1) 文庫 – 2010/8/3
- 本の長さ534ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/8/3
- 寸法11.3 x 2.1 x 15.1 cm
- ISBN-104309461603
- ISBN-13978-4309461601
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商品の説明
著者について
1920-1993 ドイツ生まれ。3歳でアメリカ移住。24歳で初の小説発表、郵便局勤務の傍ら創作活動を行う。50歳から作家に専念、50作に及ぶ著作発表。『町でいちばんの美女』『詩人と女たち』等。
シンガーソングライター、音楽評論家、翻訳や小説など、様々な分野で活躍。著書『渋谷公園通り』『ロメオ塾』他/訳者ブコウスキーの一連の作品他、ハニフ・クレイシ『ぼくは静かに揺れ動く』『パパは家出中』など。
シンガーソングライター、音楽評論家、翻訳や小説など、様々な分野で活躍。著書『渋谷公園通り』『ロメオ塾』他/訳者ブコウスキーの一連の作品他、ハニフ・クレイシ『ぼくは静かに揺れ動く』『パパは家出中』など。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/8/3)
- 発売日 : 2010/8/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 534ページ
- ISBN-10 : 4309461603
- ISBN-13 : 978-4309461601
- 寸法 : 11.3 x 2.1 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 416,679位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
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2022年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
貧苦にあえぎながらも小説家をめざして書きまくるチナスキーの、
思考や言動、行動を楽しめる郵便局時代の泥臭い話が好きですが、
この本はブコウスキーが作家になってからの話がメインです。
酒を飲み、競馬に行き、女を抱くというのは他の作品と変わらないのですが、
どこか老いを感じるようなもの悲しさもあります。
他の作品のようなチナスキーがメインの話というよりも、
次々に入れ替わる女たちによって話が動いているように見えるので
そこがどうにも自分には少し物足りなく感じました。
それでもブコウスキーの書く文章が好きなので
やっぱりおもしろいなと思う部分が多々ありました。
最初の一冊にするなら他の作品のほうがおすすめです。
思考や言動、行動を楽しめる郵便局時代の泥臭い話が好きですが、
この本はブコウスキーが作家になってからの話がメインです。
酒を飲み、競馬に行き、女を抱くというのは他の作品と変わらないのですが、
どこか老いを感じるようなもの悲しさもあります。
他の作品のようなチナスキーがメインの話というよりも、
次々に入れ替わる女たちによって話が動いているように見えるので
そこがどうにも自分には少し物足りなく感じました。
それでもブコウスキーの書く文章が好きなので
やっぱりおもしろいなと思う部分が多々ありました。
最初の一冊にするなら他の作品のほうがおすすめです。
2003年2月8日に日本でレビュー済み
むちゃむちゃ色っぽい爺さん。 時にマッチョ、残りのほとんどが飲んだくれのすけべ爺い。でも多分心の中はロマンチック。
何かをきちんとやる事を意図して避けているような人生の後半戦。
たまにかいま見える繊細なところがいろっぽいよなあって、男ながら
関心。 人生を全部使って出来た色気だからやっぱ漂うものが違うんだと
思います。 転がりつづけるだけの人生に乾杯。
何かをきちんとやる事を意図して避けているような人生の後半戦。
たまにかいま見える繊細なところがいろっぽいよなあって、男ながら
関心。 人生を全部使って出来た色気だからやっぱ漂うものが違うんだと
思います。 転がりつづけるだけの人生に乾杯。
2016年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
次々に現れる女たち。
世界がこう在ったら楽しいだろうと多くの男が思う世界。
ただのスケベ小説ではない。
いい顔の大人を増やすための詩人からの提案。
精神的・物理的に身軽であることは楽しい人生を送るうえで大切なことだ。
ヒト・モノ・カネを持ちすぎて身動きが取れない人は多い。
古今亭志ん生の「びんぼう自慢」はモノ・カネを持たない人生の魅力を伝えるが、彼にはヒトがある。
ブコウスキーは何も持たない。
身軽になりたいとき、何も持たない自分を肯定したいとき、最適な一冊。
つならない人生を送る全ての男女が読めばよいと思う。
世界がこう在ったら楽しいだろうと多くの男が思う世界。
ただのスケベ小説ではない。
いい顔の大人を増やすための詩人からの提案。
精神的・物理的に身軽であることは楽しい人生を送るうえで大切なことだ。
ヒト・モノ・カネを持ちすぎて身動きが取れない人は多い。
古今亭志ん生の「びんぼう自慢」はモノ・カネを持たない人生の魅力を伝えるが、彼にはヒトがある。
ブコウスキーは何も持たない。
身軽になりたいとき、何も持たない自分を肯定したいとき、最適な一冊。
つならない人生を送る全ての男女が読めばよいと思う。
2003年7月14日に日本でレビュー済み
この小説に出てくるチナスキー以外の男、それが現代の男そのままだ。そして女性に関して言えば登場するあらゆる女性、強い女性、こんな素敵な女性は数少ない。そう感じた。「詩人と女たち」を読んでいるときは自分をブコウスキーと同化させた。しかし自分こそ実際は現代の男ではないかとその葛藤に苦しんだ。ブコウスキーのような勇敢な男、そして勇敢な男に興味をそそられる女性立ち向かう女性は果たして存在するのだろうか?わたしはそんな人を見てみたい。
2002年2月6日に日本でレビュー済み
冬の日のブル合理散ず気あれば道メル歌詞たらんと思えど束欄かの鰤高原にあらず。叱咤激励ブル合理の後、さっと欄顕著を横切るは陣案で論著なりき。しからずんばちんちんぶらぶらぶらんっこぶらぶらぶるんぶるんと振り回しにけり賜うなかれ。嗚呼!されどちんちんぶらぶら無き日はなし。
こんな感じです。ブコウスキーは止まりません。すばらしい。
こんな感じです。ブコウスキーは止まりません。すばらしい。