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淀川長治 究極の映画ベスト100〈増補新版〉 (河出文庫) 文庫 – 2013/2/5
映画の伝道師・淀川長治生涯の「極めつけ百本」。グリフィス『散り行く花』から北野武『キッズ・リターン』まで。巻末に折々のベスト5等を増補。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2013/2/5
- ISBN-104309412025
- ISBN-13978-4309412023
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商品の説明
著者について
〈銀幕の語り部〉〈映画の伝道師〉と称される映画の生き字引。TV日曜洋画劇場の“サヨナラおじさん"としてあまりにも有名。鋭い映画の鑑識眼と絶妙の語り口で映画の魅力を伝えてくれる。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2013/2/5)
- 発売日 : 2013/2/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4309412025
- ISBN-13 : 978-4309412023
- Amazon 売れ筋ランキング: - 543,896位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は若いころ映画の世界を楽しみたいと思いながら、若干の例外を除いて、じっくりとその良さを味わう機会がありませんでした。現在、退職して自分の時間を多く持てるようになったので、さてどの映画を見るかと思った時、思い出したのが、過去にビデオショップで借りた「淀川長治推薦」の数本の映画が、すべて実のある魅力的なものであったことです。私はこの本を購入したのは、過去に取り残した映画の楽しみをここで残らず味わいたいと思ったからです。この本には、淀川さんの口調で、それぞれの映画のストーリーと見どころ、役者や監督のエピソード等々が、簡潔に紹介されており、順を追って次の映画を見ていく際の素晴らしいガイドの役割を果たしてくれています。また、全編にわたって、淀川さんの映画に対する愛情がにじみ出ているのもほほえましく感じられます。選ばれた100作のうち、このようにして私が見て来たのが38作、まだ数多くのこっているのを一日一作づつ見ていくのが楽しみです。
2016年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一時代を築いた淀川氏による、各映画のコメントが掲載されています。
2016年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書に紹介されている100本は、淀川さん本人が選出したわけではありませんが、
淀川さんの特に思い入れの強い作品たちであることには違いありません。
淀川さんが愛するチャップリンやジョン・フォード、ビスコンティなどの監督作が、割合多い
気もしますが、黒澤明、溝口健二、北野武といった日本映画もあり、バラエティー豊かです。
見開き2ページに一本ずつで、右に写真とあらすじ、左に淀川さんの解説という構成で、
数ある映画本の中でもとりわけ読みやすいです。
淀川さんの特に思い入れの強い作品たちであることには違いありません。
淀川さんが愛するチャップリンやジョン・フォード、ビスコンティなどの監督作が、割合多い
気もしますが、黒澤明、溝口健二、北野武といった日本映画もあり、バラエティー豊かです。
見開き2ページに一本ずつで、右に写真とあらすじ、左に淀川さんの解説という構成で、
数ある映画本の中でもとりわけ読みやすいです。
2016年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を参考にしながら今まであまり観ることのなかった邦画のDVDを観るようになりました。何度も繰り返し読んでいます。
2022年6月11日に日本でレビュー済み
まず、淀川さん自身が選んだものではないことが書かれています。それはそうで、中身を見ても、すぐわかる。
バランスよく1980年代の映画が多く選ばれているけど、本当はサイレント映画とか、モノクロ映画の方が好きな作品が多いはずだが、読者に馴染みがないためこういうチョイスになったのだと思う。それはそれで面白いのですが。今はもう80年代はクラシック映画の域に達してますしね。確かに良い作品が載っているので、若い人には是非見てもらいたいものばかりです。
淀川さんは、基本的にスピルバーグ(この本では「ジョーズ」が選ばれている)の作品は、好きではない。(「シンドラーのリスト」や「ジュラシックパーク」などについて他の著作では、皮肉めいたことを多々語られています。)
似た内容でいうなら、「淀川長治のシネマトーク 」(上・下)の方をお勧めします。
バランスよく1980年代の映画が多く選ばれているけど、本当はサイレント映画とか、モノクロ映画の方が好きな作品が多いはずだが、読者に馴染みがないためこういうチョイスになったのだと思う。それはそれで面白いのですが。今はもう80年代はクラシック映画の域に達してますしね。確かに良い作品が載っているので、若い人には是非見てもらいたいものばかりです。
淀川さんは、基本的にスピルバーグ(この本では「ジョーズ」が選ばれている)の作品は、好きではない。(「シンドラーのリスト」や「ジュラシックパーク」などについて他の著作では、皮肉めいたことを多々語られています。)
似た内容でいうなら、「淀川長治のシネマトーク 」(上・下)の方をお勧めします。
2013年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫本にしては少々値段が高いように思えましたが、淀川長治のベスト100選はどんな感じかを知りたく、購入の決断をしました。古い映画が中心ですが、としても読みやすく、淀川さんの特殊なコメントもあり、とても参考になったと思います。選ばれた100選は、人それぞれの好みもあり、良くも悪くもないと思われる100選で納得できるものだと思います。
2008年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル通り、100本の映画を紹介する本ですが、全体のページ数は200ページ余り。1映画2ページずつ、1ページが映画の画像とスタッフ、出演者やあらすじなどの情報、もう1ページが淀川さんの解説となっています。取り上げている作品は風とともに去りぬのような世界的な超大作からイラン映画まで、ジャンル、年代、国籍の幅広さに驚かされました。
解説は淀川さんの喋り口調をそのまま活字にしたような感じで、とても温かみがあります。解説の内容としてもただあらすじを追ったり、ここが面白いなどという話はあまり無く、監督の意図や作品の意図を説明することに重点が置かれていて、作品を見る上でとても参考になります。
その一方で、「この二人の関係性はホモを感じさせます」「この方はホモなんですね」など、偏ったところにこだわって言及しているところが微笑ましいです。ただ、生前淀川さんが大好きだった『シュワちゃん』の作品は一作も取り上げられていません。
解説は淀川さんの喋り口調をそのまま活字にしたような感じで、とても温かみがあります。解説の内容としてもただあらすじを追ったり、ここが面白いなどという話はあまり無く、監督の意図や作品の意図を説明することに重点が置かれていて、作品を見る上でとても参考になります。
その一方で、「この二人の関係性はホモを感じさせます」「この方はホモなんですね」など、偏ったところにこだわって言及しているところが微笑ましいです。ただ、生前淀川さんが大好きだった『シュワちゃん』の作品は一作も取り上げられていません。
2013年12月10日に日本でレビュー済み
淀川さんが亡くなられてもう15年ですか!時はあっという間に過ぎ去ってしまいますね!
あの日曜洋画劇場の解説、そして、最後のサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ も懐かしい思い出になってしまいました。
淀川さんがベスト10を選出するようになったのは、1948年からだそうです。ちなみにキネマ旬報がベスト10を選出するようになったのは1924年からだそうで、
1940年〜1945年は戦争のため中断しています。
この本には、1948年〜1954年(キネマ旬報、ただし、1951年、1953年 は選出されていません)、1955年〜1957年(編集長をされていた映画の友)
1958年〜1997年(キネマ旬報)で淀川さんが選出されたベスト10が掲載されています。
そして、この本には、淀川さんが選定された様々なランキング表も掲載されています。
例えば、日本映画史上のベスト3、女優ベスト10、ヴァンプ映画・厳選55本、男優ベスト37、永遠の西部劇ベスト25・・・・・
これらのベスト10、ランキング表を見ていると、淀川さんの嗜好がよくわかります。
例の日曜洋画劇場の解説ですが、これを見ていると淀川さんの好きな映画、嫌いな映画がはっきりとわかりました。
嫌いな映画の時は、肝心の映画の話がなく、それ以外の話でお茶を濁されていました。
サイレント映画ベスト55は、多分淀川さんしか見ていないよういな映画も沢山あり、これは非常に参考になります。
巻末は、淀川さんと蓮實重彦さんとの対談、1980年代「洋画ベスト50」はこれだ! です。
対談相手の蓮實さんは、東大総長も務められて超インテリ!
淀川さんの口調からそれを十分意識しているのがよくわかります。
この2人意見が合うのか、そうでないかはよくわかりませんが、個人の感想を言わせてもらえば、この2人は水と油だと思いますが・・・・・
あの日曜洋画劇場の解説、そして、最後のサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ も懐かしい思い出になってしまいました。
淀川さんがベスト10を選出するようになったのは、1948年からだそうです。ちなみにキネマ旬報がベスト10を選出するようになったのは1924年からだそうで、
1940年〜1945年は戦争のため中断しています。
この本には、1948年〜1954年(キネマ旬報、ただし、1951年、1953年 は選出されていません)、1955年〜1957年(編集長をされていた映画の友)
1958年〜1997年(キネマ旬報)で淀川さんが選出されたベスト10が掲載されています。
そして、この本には、淀川さんが選定された様々なランキング表も掲載されています。
例えば、日本映画史上のベスト3、女優ベスト10、ヴァンプ映画・厳選55本、男優ベスト37、永遠の西部劇ベスト25・・・・・
これらのベスト10、ランキング表を見ていると、淀川さんの嗜好がよくわかります。
例の日曜洋画劇場の解説ですが、これを見ていると淀川さんの好きな映画、嫌いな映画がはっきりとわかりました。
嫌いな映画の時は、肝心の映画の話がなく、それ以外の話でお茶を濁されていました。
サイレント映画ベスト55は、多分淀川さんしか見ていないよういな映画も沢山あり、これは非常に参考になります。
巻末は、淀川さんと蓮實重彦さんとの対談、1980年代「洋画ベスト50」はこれだ! です。
対談相手の蓮實さんは、東大総長も務められて超インテリ!
淀川さんの口調からそれを十分意識しているのがよくわかります。
この2人意見が合うのか、そうでないかはよくわかりませんが、個人の感想を言わせてもらえば、この2人は水と油だと思いますが・・・・・