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完全版 韓国・フェミニズム・日本 単行本 – 2019/11/29
斎藤真理子
(編集)
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購入オプションとあわせ買い
創刊以来86年ぶりの3刷となった「文藝」2019年秋季号の特集「韓国・フェミニズム・日本」、内容を新たにした完全版!
ベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者チョ・ナムジュによる傑作短編「家出」、
シンガー・ソングライターのイ・ランによる初邦訳作「手違いゾンビ」、
新世代のフェミニスト作家ユン・イヒョンの代表作「クンの旅」、
性暴力をめぐり社会の現実を克明に暴くパク・ミンジョン「モルグ・ジオラマ」など、韓国文学の最前線をいち早く紹介!
さらに、いま韓国で最も注目を集め、文学の未来を担う作家ファン・ジョンウンとチェ・ウニョンのふたりによる、
本書のための書き下ろしエッセイを収録。
他にも大注目の書き手たちによる書き下ろしと特別企画を加え、「文藝」の特集からさらにパワーアップし、
『完全版 韓国・フェミニズム・日本』としてここに誕生!
********
目次
【巻頭言】
斎藤真理子「未来から見られている」
【小説】
チョ・ナムジュ「家出」すんみ/小山内園子訳
イ・ラン「手違いゾンビ」斎藤真理子訳
ユン・イヒョン「クンの旅」斎藤真理子訳
パク・ミンジョン「モルグ・ジオラマ」斎藤真理子訳
【特別寄稿】
ファン・ジョンウン「大人の因果」斎藤真理子訳
チェ・ウニョン「フェミニズムは想像力だ」古川綾子訳
【対談】
斎藤真理子×鴻巣友季子「世界文学のなかの隣人 祈りを共にするための「私たち文学」」
【エッセイ】
小川たまか「痛みを手がかりに 日本と韓国のフェミニズム」
倉本さおり「のっからないし、ふみつけない」
豊崎由美「斎藤真理子についていきます」
ハン・トンヒョン「違うということと、同じということ」
ひらりさ「街なかですれ違った(かもしれない)あなたへ」
渡辺ペコ「推しとフェミニズムと私」
MOMENT JOON「僕の小説は韓国文学ですか」
【論考】
江南亜美子「小説家が語りだす歴史」
姜信子「極私的在日文学論 針、あるいは、たどたどしさをめぐって。」
【特別企画】
斎藤真理子・選韓国文学極私的ブックリスト15
もっと読みたい、もっと知りたい! 厳選ブックガイド36冊
[完全版]わかる!極める!韓国文学一夜漬けキーワード集
現代K文学マップ『82年生まれ、キム・ジヨン』からBTSまで
ベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者チョ・ナムジュによる傑作短編「家出」、
シンガー・ソングライターのイ・ランによる初邦訳作「手違いゾンビ」、
新世代のフェミニスト作家ユン・イヒョンの代表作「クンの旅」、
性暴力をめぐり社会の現実を克明に暴くパク・ミンジョン「モルグ・ジオラマ」など、韓国文学の最前線をいち早く紹介!
さらに、いま韓国で最も注目を集め、文学の未来を担う作家ファン・ジョンウンとチェ・ウニョンのふたりによる、
本書のための書き下ろしエッセイを収録。
他にも大注目の書き手たちによる書き下ろしと特別企画を加え、「文藝」の特集からさらにパワーアップし、
『完全版 韓国・フェミニズム・日本』としてここに誕生!
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目次
【巻頭言】
斎藤真理子「未来から見られている」
【小説】
チョ・ナムジュ「家出」すんみ/小山内園子訳
イ・ラン「手違いゾンビ」斎藤真理子訳
ユン・イヒョン「クンの旅」斎藤真理子訳
パク・ミンジョン「モルグ・ジオラマ」斎藤真理子訳
【特別寄稿】
ファン・ジョンウン「大人の因果」斎藤真理子訳
チェ・ウニョン「フェミニズムは想像力だ」古川綾子訳
【対談】
斎藤真理子×鴻巣友季子「世界文学のなかの隣人 祈りを共にするための「私たち文学」」
【エッセイ】
小川たまか「痛みを手がかりに 日本と韓国のフェミニズム」
倉本さおり「のっからないし、ふみつけない」
豊崎由美「斎藤真理子についていきます」
ハン・トンヒョン「違うということと、同じということ」
ひらりさ「街なかですれ違った(かもしれない)あなたへ」
渡辺ペコ「推しとフェミニズムと私」
MOMENT JOON「僕の小説は韓国文学ですか」
【論考】
江南亜美子「小説家が語りだす歴史」
姜信子「極私的在日文学論 針、あるいは、たどたどしさをめぐって。」
【特別企画】
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もっと読みたい、もっと知りたい! 厳選ブックガイド36冊
[完全版]わかる!極める!韓国文学一夜漬けキーワード集
現代K文学マップ『82年生まれ、キム・ジヨン』からBTSまで
- 本の長さ180ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2019/11/29
- 寸法15 x 1.9 x 21.1 cm
- ISBN-104309028373
- ISBN-13978-4309028378
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対象商品: 完全版 韓国・フェミニズム・日本
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商品の説明
著者について
1960年生まれ。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』(第1回日本翻訳大賞)、ファン・ジョンウン『誰でもない』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、ハン・ガン『すべての、白いものたちの』他多数。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2019/11/29)
- 発売日 : 2019/11/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 180ページ
- ISBN-10 : 4309028373
- ISBN-13 : 978-4309028378
- 寸法 : 15 x 1.9 x 21.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 224,010位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,552位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10年以上韓国文化に惹かれて渡韓したり、ライブに行ったり、ハングルを習ったり
(ちっとも上達しません)したけど、韓国文学とかよく知りませんでした。
若い頃岩波文庫で朝鮮詩集とか読んだ覚えはありますが。
この本、スルスル読めました。やっぱり興味あるんでしょうね。
日本とは近くて遠いアジア文化全般そこそこ興味があって、30年前から
韓国含めアジア映画は結構好きだったけれど、
当時の印象は日本より女性差別が激しそうな
唯一の国が韓国だったんで、20年後テレビドラマとか見てて、
いつの間にか
日本を超えてったのかなあと感じました。
それにはIMF危機とか薄ら影響があるんではと
思ってました。楽しめました。
にしても私はBTSの良さがイマイチわかりません。演歌に聞こえてしまう。
韓国のペンはもの言うペン。
(ちっとも上達しません)したけど、韓国文学とかよく知りませんでした。
若い頃岩波文庫で朝鮮詩集とか読んだ覚えはありますが。
この本、スルスル読めました。やっぱり興味あるんでしょうね。
日本とは近くて遠いアジア文化全般そこそこ興味があって、30年前から
韓国含めアジア映画は結構好きだったけれど、
当時の印象は日本より女性差別が激しそうな
唯一の国が韓国だったんで、20年後テレビドラマとか見てて、
いつの間にか
日本を超えてったのかなあと感じました。
それにはIMF危機とか薄ら影響があるんではと
思ってました。楽しめました。
にしても私はBTSの良さがイマイチわかりません。演歌に聞こえてしまう。
韓国のペンはもの言うペン。
2020年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お勧めに初心者用と掲載されていた「フィフティ・ピープル」は、読みやすいが、それほど歯ごたえがなかった。
「ミス・フライト」のあらすじが面白そうだったので、原著書を取り寄せて、一日半ページぐらいで読んでいる(ハン検四級程度)。
「お父さん、まだ分かりませんか?」などという引用が裏に赤字で掲載されていたりして、面白そうだが、早く全体像を掴みたいので、翻訳してほしい。
「ミス・フライト」のあらすじが面白そうだったので、原著書を取り寄せて、一日半ページぐらいで読んでいる(ハン検四級程度)。
「お父さん、まだ分かりませんか?」などという引用が裏に赤字で掲載されていたりして、面白そうだが、早く全体像を掴みたいので、翻訳してほしい。
2020年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に男性が生きる男性社会の生きにくさの小説が印象的であり、涙が出てしまった。
自殺者の7割が男性の日本社会も大きな転機を迎えていると思う。
多様な選択肢のある心が豊かな世界を願って。。。
自殺者の7割が男性の日本社会も大きな転機を迎えていると思う。
多様な選択肢のある心が豊かな世界を願って。。。
2019年12月8日に日本でレビュー済み
雑誌も買ったのだが、完全版ということでこれも買った。結果として損はしなかった。小説では「クンの旅」(ユン・イヒョン)がとても面白かった(これとパク・ミンジョンの「モルグ・ジオーラマ」とイ・ランの「手違いゾンビ」は雑誌にはなかったもの)。
キーワード百科とブックガイドと文学地図がよく、韓国文学について総合的にわかるので、これ一冊でかなりお得だと思う。ただ斎藤真理子の責任編集となっているのにも関わらず、雑誌に出ていた斎藤さんの論考「物語の中の他者と隣人」が収録されていなかったのは残念今後何かの形で読めるようにしてもらえるといいと思う。
キーワード百科とブックガイドと文学地図がよく、韓国文学について総合的にわかるので、これ一冊でかなりお得だと思う。ただ斎藤真理子の責任編集となっているのにも関わらず、雑誌に出ていた斎藤さんの論考「物語の中の他者と隣人」が収録されていなかったのは残念今後何かの形で読めるようにしてもらえるといいと思う。
2019年12月1日に日本でレビュー済み
斎藤真理子やMOMENT JOONのコラム、ファン・ジョンウンやチェ・ウニョンの書き下ろしコラムなどは興味深くて面白かったが、明らかに韓国の事を知らないと思われる渡辺ペコのような人に、しかもはまったばかりという韓国アイドルグループ絡みの文書を書かせた意図はよく理解できなかった。文章自体は読みやすく面白かったが、編集側のキュレーションのまずさを感じる。韓国ではBTSはフェミニズムからは最も遠い男性アイドルグループのひとつというイメージが定着しており、例えば韓国内でこのような特集でフェミニズム的なグループの例だと出されたりしたら、フェミニストの人たちから猛烈な反発を受けるのではないかと思う。だからこそ韓国のファンたちは、これ以上ミソジニー的という印象が強くなるのを恐れて特に敏感なのだし、そのような社会的な現実や背景を知らない人が見たら完全に誤解するんじゃないかと思う。人気のあるグループなので名前を出せば売れるのかもしれないが(私も曲やパフォーマンスはかっこよくて好きです)、フェミニズムと韓国アイドルというテーマは表層的な感情や思想で踏み込んでいいものではないし、そのような安直な海外メディアの切り口に怒りを覚えている韓国のフェミニストも少なくないデリケートなトピックだ。せめて女性グループのファンである女性のクリエーターか、最低でももう少し知識がある人に頼むべきではないのか。いくらフェミニストであるとはいえ、ハマりたてなのはいいとしてもひとつのKPOPグループファンでしかなく、ほかのKPOPグループのことはロクに知らない人(韓国のアーティストに興味があるわけではなく、そのグループにしか興味がない人)の知識や視点、ものの考え方が相当偏っていないわけがないと思います。そういう点で、結局編集部が今の韓国社会についてツイッター経由でしかない知識程度の不勉強さなように思えてしまう。多少は韓国語のメディアや書籍に触れている方からすると、載っている作品や書き手の方達のクオリティと比較してそれが相当惜しいと感じる点です。特にこういう本を読むのは韓国語で情報を入れないタイプの人も多いと思うので、一過性のブームで終わらせたくないならもう少しよく調査と思考して気を使った方がいいテーマだったと思う。
2019年12月21日に日本でレビュー済み
最近フェミニズムに興味が出ていたので、「完全版」というタイトルを見て購入した。 私には読みやすい本ではなかったが、私の勉強が足りなかったからかなぁ~と思う。フェミニズムについて勉強になった。日本文化の中にあるミソジーニと、日韓の類似性が分かったが特に良がった。一面イデオロギー的なテーマだが、プロパガンダが度を過ぎず、ポジティブな感じがあって、なんかぞっと安心感もあった。プレゼントとしてもいい本だな。
2021年6月24日に日本でレビュー済み
個人的に韓国大衆文化は80年代から追っていたので、フェミニズム運動はオ・ソンファ「スカートの風(チマパラム旋風)」が最初ではないか?と思う。
しかし80年代当時、ソンファは韓国の女性達から「高飛車だ」「軍国主義者」等などの反感を買い、韓国に失望して現在は日本に活動を移している。軍隊に入隊するのが女性の自立に妥当かは別として、「女性も職業を持つべきだ」というソンファの論は今にして正しかったと思う。
また90年初に女流詩人チェ・ヨンミ「30代宴は終わった」が韓国で注目。
ヨンミ氏は高学歴だが職につけず、実家で母親から「その歳で子供がいるの?仕事があるの?」と嘆かれた事がきっかけで詩を書いたそうだ。
しかしこの本では、ソンファやチェ・ヨンミについて殆ど触れていない。
斎藤真理子さんの言う「韓国フェミニズム」は、ここ最近の作家の活動に限定しているのだろうか?と気になった。
また、「女性」と一括りにして彼女達の作家活動をフェミニズム運動に繋げて良いのだろうか?SNSで個人が自由に主張できるが、閲覧者が投稿者の置かれた事情をどこまで理解できているのかは分からないと思う。Twitterの#metoo 運動で散見される当時しの告白は断片的で、そこに至る背景も閲覧者と共有しなければ一過性のキャンペーン止まりではないかと思う。
それと、反感を買うのを承知で。
扇情的かつ下品な作風で過去に出版禁止処分を受けたマ・ガンス「楽しいサラ」もフェミニズム文学ではないかと。
著者は男性だが、サラを初対面で「君、可愛いね」と子供扱いし、変態性癖の対象にするが(サラも同意済)、彼女が自分から離れると、途端に男女の倫理観や情につけこんで説教した大学教授は、モラハラ男そのものだ。
しかし80年代当時、ソンファは韓国の女性達から「高飛車だ」「軍国主義者」等などの反感を買い、韓国に失望して現在は日本に活動を移している。軍隊に入隊するのが女性の自立に妥当かは別として、「女性も職業を持つべきだ」というソンファの論は今にして正しかったと思う。
また90年初に女流詩人チェ・ヨンミ「30代宴は終わった」が韓国で注目。
ヨンミ氏は高学歴だが職につけず、実家で母親から「その歳で子供がいるの?仕事があるの?」と嘆かれた事がきっかけで詩を書いたそうだ。
しかしこの本では、ソンファやチェ・ヨンミについて殆ど触れていない。
斎藤真理子さんの言う「韓国フェミニズム」は、ここ最近の作家の活動に限定しているのだろうか?と気になった。
また、「女性」と一括りにして彼女達の作家活動をフェミニズム運動に繋げて良いのだろうか?SNSで個人が自由に主張できるが、閲覧者が投稿者の置かれた事情をどこまで理解できているのかは分からないと思う。Twitterの#metoo 運動で散見される当時しの告白は断片的で、そこに至る背景も閲覧者と共有しなければ一過性のキャンペーン止まりではないかと思う。
それと、反感を買うのを承知で。
扇情的かつ下品な作風で過去に出版禁止処分を受けたマ・ガンス「楽しいサラ」もフェミニズム文学ではないかと。
著者は男性だが、サラを初対面で「君、可愛いね」と子供扱いし、変態性癖の対象にするが(サラも同意済)、彼女が自分から離れると、途端に男女の倫理観や情につけこんで説教した大学教授は、モラハラ男そのものだ。