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ですぺら(ロマンアルバム) ムック – 2011/4/28

4.8 5つ星のうち4.8 16個の評価

【概要】 「月刊アニメージュ」誌上にて、2009年6月号から2011年7月号まで、予告の番外編を入れて13回連載されたファンタジー絵物語。安倍吉俊×小中千昭×中村隆太郎という『lain』のメインクリエイターが集結し、21世紀版『lain』と言うべき新たな物語を紡ぐ。 【内容】 『ですぺら』というタイトルは、大正時代のダダイスト(既成の秩序や常識に対して否定や破壊、虚無を行う「ダダイズム」の心棒者)であり、詩人でもあった辻潤の散文詩のタイトルからの引用。Desperado=ならず者、という意味合いも含まれている。 『ですぺら』は辻潤が生きた大正時代、1922年=大正11年の日本を舞台に、「あいん」と呼ばれる不思議な少女と、彼女が作った「未来を覗く装置」、そして大正に生きた様々な人々を描く。大正の帝都にネコ耳ヒロインが登場!? 『lain』以降、日本画を基調とした独特の画風で多くのファンから支持されている安倍吉俊のイラストを、描き下ろしを含めてふんだんに収録。  図版の(C)は以下のとおり (C)DESPERA/TOKUMA SHOTEN
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 徳間書店 (2011/4/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/4/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4197203284
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4197203284
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 16個の評価

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5つのうち4.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もっと古い時代の日本ばかり興味があったが明治、大正の日本も最高にいい。和っていい
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分は小説も面白く読み進める事ができました.lainのときに感じれたような神秘性,「よくわからないなにか」を受け継いでいます.
予想していたとおりの雰囲気を味わわせてくれたので,☆5です.ただ,明らかに人を選ぶ本ではありますし,背景を知らないとさっぱりかもしれません.
文字自体は旧字体ですので,「當然」とかが読めないとストレスに感じてしまう人も出るかと思いますが,自分は特に問題ありませんでした.
小説自体は短め(本誌の前半42項から75項まで)ですので,物足りない人には物足りないと思います.
後半はメタ側の内容が多いです.

もともとこの企画はlainの時のようにメディアミクスを意識して作られていたので,設定や出来事のすべてがこの小説内で完結しているわけではありません.
本企画もアニメとの連動を意識していたのですが,中村隆太郎監督(この人もまたアニメlainのときの監督)の体調事情により停止しています.
一刻も早い,復帰を願っています.
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年7月4日に日本でレビュー済み
lain関係の本との事で買ってみました。

昔の言葉で書かれているので少し読みくかったですが、オチがそうきたかって感じで良かったです。

それに、その時代の説明やコメントが長々と書いてあり読み応えのある本でした。

歴史の勉強にもなった気がします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
lainのシナリオ担当:小中千昭氏とキャラデザ担当:安倍吉俊氏がタッグを組んだ連載作品。
雑誌連載時は読んでいませんでしたが、lainのときもAXでイラストとテキストをセットにして連載していたので、
恐らく元の連載はそれに近い感じでしょうか。
ただ、この本の構成としては小説・テキストとイラストは分離されている感じです。

小説は大正時代の浅草を舞台にしており、テキストも当時を思わせる文体になっています。
雰囲気作りは徹底していますが、若干の読みづらさがあることは否定できません。
内容的には当時の実在人物や建物、事件がバンバン出てくるので、歴史好きだと楽しめると思います。
またlainへのセルフオマージュと思われる箇所もありました。
※例えばあいんが作っている「お父さん」・・・ゲーム版lainをプレイしているとピンと来るはずです。
テキストとしてはB-sideとして現代からみた解説文も掲載されています。
他に特別寄稿として浅草やニコラ・テスラについてなど、コラムを四本収録。
安倍氏のイラストは真面目そうなものから、ゆるいものまで収録されており、文句なし。
連載前の段階のラフ画集もコメント付きで含まれていました。

基本的に満足できる内容ではあるのですが、連載時からそこそこ修正が入っているようで
オリジナルのまま読んでみたかったという不満はあります。
B-sideの解説は一部未収録であることが明記されているものがあるほか、
B-sideの扉ページで小説本文の構成も変えたことが記されています。
小説については「連載での小説部は、私がネットでサルベージした謎のテキスト―という設定で書いており」
だそうで、正直そっちを読んでみたかった。

本来はlainの中村隆太郎氏を監督に据えてアニメ化の予定もあったようですが、
中村監督の体調不良で凍結、その後、監督は亡くなられてしまいました。
著者後記でも「中村隆太郎監督に新たにオリジナル作品を作ってもらいたいという想いで始まった」と書かれており、
他に企画を持っていかずに凍結したのは好感の持てる対応ではあるのですが、
日の目を見ずに終わってしまった感じなのは本当に残念です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 「lain」スタッフの最新プロジェクトが発足したと聞いて以来、楽しみにはしていたのですが、「『lain』の時のように、連載後はひとまとめになるだろう(安倍氏のlain画集を参照)」と、アニメージュは読んでおりませんでした。
 この単行本では、安倍吉俊のイラストと小中千昭の小説と解説、そして制作の舞台裏を明かす文章、さらに大正時代を考察する寄稿文が収録されています。小中氏がこだわった文体には読み手の好き嫌いがはっきり出るようですが、自分は見事な仕事をされたと思っています。
 が、あまりに残念なのは、解説パートの内容が、聞いていた内容とあまりに違っていること。
 連載時には、小中氏が偶然大正時代に記録されたデータを発見する、小説部分はその採録に他ならず、最後にはその作成者が小中氏のもとへやってくることをメールで予言する、という魅力的なメタフィクション形式で作られていたにも関わらず、その要素が徹底的に削除され、歴史考証の記述に終始している。
 アニメージュのバックナンバー以外でそれを確認できるのは、「ユリイカ 特集:安倍吉俊」の、中川大地氏の評論だけ。
 大正時代の資料なんて、こうした本で掲載しなくても、いくらでも存在します。寄稿文は蛇足に過ぎず、その分、小中氏の文章の完全収録をすべきでしたね。
 
 しかし、単体で見れば質はとても高い。自信を持っておすすめします。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月3日に日本でレビュー済み
他のイラスト集に比べれば安倍さんの本気具合は落ちますが、それでもカラーイラストは素晴らしい。
ニアのようなコミカルテイストのネタイラスト(漫画)もあって楽しめます。

ただ、小説は・・・正直言って評価できませんでした。
大正の雰囲気作りなのでしょうが、言葉が古くて読みにくく、ストーリーもあってないような物で、大正時代の浅草を紹介するだけのものになってる。
あいんの魅力もまったく描けていませんでした。

そのほかの読み物はそれなりでした。
安倍さんファンか、大正時代好きなら、と言うところでしょうか。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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