育ての親になるまでの思い…
実母の『幼さ』故の自分勝手な思い込み…すれ違う家族との思い…
読み終わってからも、その後の人生を思えば物悲しさが残る作品でした。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥770¥770 税込
ポイント: 8pt
(1%)
無料お届け日:
4月1日 月曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥770¥770 税込
ポイント: 8pt
(1%)
無料お届け日:
4月1日 月曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥105
中古品:
¥105

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
朝が来る (文春文庫 つ 18-4) 文庫 – 2018/9/4
辻村 深月
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥770","priceAmount":770.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"770","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Cwj6VIOPQilF5ZjfAFqXFUgKFeuL%2BsfbenYAZq%2F%2FTDwvi9Pw5geW86xx43qUPkwopjoQYXUvj4GPvYNvG3utNFBJfU3q%2FM6JLY%2F2HQ2UcJnosXVXI6%2Bk9xA2aS25k7XqNF1mzkaZnro%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥105","priceAmount":105.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"105","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Cwj6VIOPQilF5ZjfAFqXFUgKFeuL%2Bsfb%2FqQZcgfbJaU%2Bcqutmj0pQ50Gnfj4WS5h4fhCL2%2B2pebDv0KOkGAQ3BKBi%2BDeIDJr3bqBgZfE3K5O%2FOuuaVaHWU%2ForBcqTOCV0ZhCGK0J%2BEJLkrylFpPFGuXIH1vAmwODRiXEYQEq55aIHBGcYKNiwA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
長く辛い不妊治療の末、自分たちの子を産めずに特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。
第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地。
河瀨直美監督も推薦!
このラストシーンはとてつもなく強いリアリティがある。「解説」より
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。
第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地。
河瀨直美監督も推薦!
このラストシーンはとてつもなく強いリアリティがある。「解説」より
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2018/9/4
- 寸法10.6 x 1.6 x 15.2 cm
- ISBN-104167991330
- ISBN-13978-4167991333
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2018/9/4)
- 発売日 : 2018/9/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4167991330
- ISBN-13 : 978-4167991333
- 寸法 : 10.6 x 1.6 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 10,200位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 114位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1980年2月29日生まれ。山梨県出身。千葉大学教育学部卒業。
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ロードムービー』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『V.T.R.』『光待つ場所へ』(以上、講談社)、『太陽の坐る場所』(文藝春秋)、『ふちなしのかがみ』(角川書店)など。
2010年に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』が第142回直木賞候補作となる。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。
イメージ付きのレビュー

フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作品は、巻末の解説の執筆者、河瀬直美監督の手によって、このレビューを書いている2020年11月現在、映画が劇場公開中です。
なかなか高い評価を受けており、私はこうした場合、まず、原作小説から入るので、今回の読書となりました。
作者の辻村深月は、もともとミステリ分野出身の作者。
「辻」という文字は、「綾辻行人」という、ミステリ分野での人気作家からの文字と伺っています。
物語としては、栗原左都子というタワーマンションに住む、恵まれた環境のもとに、不審な電話がかかってくる。彼女と夫は、朝斗という幼稚園に通う、子どもがいるが、その子どもを「私に返してほしい」という内容。じつは、朝斗は、養子だった。電話の主は誰で、何を要求しているのか、という「謎」がミステリとしての根幹にあります。
この作品が、多くの支持を受けている要因として、この「子どもを返して」という謎の問いかけのあと、読者が想像するのと全く異なる、驚くべき展開となっていて、実際、私は、正直なところ、物語に引き込まれ、読了まで、あっという間でした。
この作品が、単なる「心理サスペンス」ではなく、「社会問題」を扱った、いわば、「社会派ミステリ」となっていることは、述べておきたい部分です。
【特別養子縁組制度について】
栗原夫妻が、朝斗を養子に迎えた背景には、「不妊治療」の問題があります。これは、多くのメディアで報じられており、その問題に悩む夫婦が沢山いる、ということは、認知されてきているでしょう。
だから、初めの方で、この問題を軸に、物語を展開していく作者は巧みだと思いますが、私が着目したのは、「特別養子縁組」という制度です。
この制度は、厚生労働省のホームページに詳しく載っているのですが、歴史は古く、昭和62年から始まっています。この制度の特徴は、「普通の養子縁組」と異なり、「福祉」政策の一環として行われていることです。
「子どもの福祉の増進を図るために、養子となるお子さんの実親(生みの親)との法的な親子関係を解消し、実の子と同じ親子関係を結ぶ制度です。」というのは、ホームページからの引用。
この制度は、望まない妊娠や、子育てが巧くいかない場合に、子どもを保護することを目的に、「子どもが欲しくて、育てる環境のある夫婦。でも、体質的な問題で、子どもを授かれない夫婦が、子どもを養子として迎える制度」です。
普通の養子縁組は、戸籍上、「実の親」と「養子の親」が併記されます。しかし、この制度を利用すると、「実の親」は記載されず、実の親子と同様、「養子の親」の戸籍に「長男」や「長女」と記載されます。
つまり、養子であるかどうかは、「養子の親」が周りにどう説明するか、に委ねられます。
戸籍を見ただけでは、「養子」とは気づかれない訳です。
この「特別養子縁組」制度、厚生労働省のホームページに統計が載っていますが、平成24年までは、全国で年間300件台でしたが、それ以降、増加していて、平成26年以降は、500件台を越えているそうです。
こうした「社会的背景」をベースにした作品は、個人的に好みなので、高く評価しました。
もちろん、現実には、関係者が、養子の親に、「子どもを返して」と迫るなどという事態は起きないでしょう。
でも、そこは、「フィクション」として、許容範囲です。
デビューから、割と早い段階で、「直木賞」まで到達した作者なので、その実力が発揮された作品として、推薦したいと思っています。
悩みは、巻末解説の河瀬直美監督の映画作品を鑑賞するかですが、その辺りは、しばらく考えさせていただいてから、ということで。
なかなか高い評価を受けており、私はこうした場合、まず、原作小説から入るので、今回の読書となりました。
作者の辻村深月は、もともとミステリ分野出身の作者。
「辻」という文字は、「綾辻行人」という、ミステリ分野での人気作家からの文字と伺っています。
物語としては、栗原左都子というタワーマンションに住む、恵まれた環境のもとに、不審な電話がかかってくる。彼女と夫は、朝斗という幼稚園に通う、子どもがいるが、その子どもを「私に返してほしい」という内容。じつは、朝斗は、養子だった。電話の主は誰で、何を要求しているのか、という「謎」がミステリとしての根幹にあります。
この作品が、多くの支持を受けている要因として、この「子どもを返して」という謎の問いかけのあと、読者が想像するのと全く異なる、驚くべき展開となっていて、実際、私は、正直なところ、物語に引き込まれ、読了まで、あっという間でした。
この作品が、単なる「心理サスペンス」ではなく、「社会問題」を扱った、いわば、「社会派ミステリ」となっていることは、述べておきたい部分です。
【特別養子縁組制度について】
栗原夫妻が、朝斗を養子に迎えた背景には、「不妊治療」の問題があります。これは、多くのメディアで報じられており、その問題に悩む夫婦が沢山いる、ということは、認知されてきているでしょう。
だから、初めの方で、この問題を軸に、物語を展開していく作者は巧みだと思いますが、私が着目したのは、「特別養子縁組」という制度です。
この制度は、厚生労働省のホームページに詳しく載っているのですが、歴史は古く、昭和62年から始まっています。この制度の特徴は、「普通の養子縁組」と異なり、「福祉」政策の一環として行われていることです。
「子どもの福祉の増進を図るために、養子となるお子さんの実親(生みの親)との法的な親子関係を解消し、実の子と同じ親子関係を結ぶ制度です。」というのは、ホームページからの引用。
この制度は、望まない妊娠や、子育てが巧くいかない場合に、子どもを保護することを目的に、「子どもが欲しくて、育てる環境のある夫婦。でも、体質的な問題で、子どもを授かれない夫婦が、子どもを養子として迎える制度」です。
普通の養子縁組は、戸籍上、「実の親」と「養子の親」が併記されます。しかし、この制度を利用すると、「実の親」は記載されず、実の親子と同様、「養子の親」の戸籍に「長男」や「長女」と記載されます。
つまり、養子であるかどうかは、「養子の親」が周りにどう説明するか、に委ねられます。
戸籍を見ただけでは、「養子」とは気づかれない訳です。
この「特別養子縁組」制度、厚生労働省のホームページに統計が載っていますが、平成24年までは、全国で年間300件台でしたが、それ以降、増加していて、平成26年以降は、500件台を越えているそうです。
こうした「社会的背景」をベースにした作品は、個人的に好みなので、高く評価しました。
もちろん、現実には、関係者が、養子の親に、「子どもを返して」と迫るなどという事態は起きないでしょう。
でも、そこは、「フィクション」として、許容範囲です。
デビューから、割と早い段階で、「直木賞」まで到達した作者なので、その実力が発揮された作品として、推薦したいと思っています。
悩みは、巻末解説の河瀬直美監督の映画作品を鑑賞するかですが、その辺りは、しばらく考えさせていただいてから、ということで。
2023年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
傲慢と善良、琥珀の夏、そして、朝が来る、一気に三冊まとめて読み切りました。どれも面白いですが、朝が来るは、特別養子縁組について知る良い機会となるお話でした。不妊に悩む夫婦の気持ちの流れについての描写がとても心に響きました。また同じ作者の本を読みたいと思ってます。
2021年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
血は水より濃いという考えがまだ根強い日本では特別養子縁組をめぐり様々な課題があり欧米ほど進んでないのも事実です。このような社会的要素が強い題材を扱っている作品として期待を持って挑みました。
残念ながら期待しすぎたせいか私には合いませんでした。
想像したものとは違くて読んでいるうちにストリーの展開がおもしろくなったり、登場人物に惹かれたり、言葉使いの斬新さを感じたりして結果読んでよかった作品はあるが、今回はそうとはいかなかったです。
登場人物には深みがなく文章も文学というより携帯小説のようなものでした。
携帯小説を軽視するつもりはありません。ファストフードと同じようにたまには楽しんでいますが、このようなテーマを扱ってる作品からはもう少し考えさせるものが読みたかったです。
ストリーの展開も早くも予測ができ斬新さが感じなく実母のところまで来た段階でやめました。
もっと時間に余裕があれば粘って最後まで頑張って読んだかもしれませんが、本をまともに読む時間がない日常の中、この貴重な時間はもっと感動する作品のために取っておきたいです。
残念ながら期待しすぎたせいか私には合いませんでした。
想像したものとは違くて読んでいるうちにストリーの展開がおもしろくなったり、登場人物に惹かれたり、言葉使いの斬新さを感じたりして結果読んでよかった作品はあるが、今回はそうとはいかなかったです。
登場人物には深みがなく文章も文学というより携帯小説のようなものでした。
携帯小説を軽視するつもりはありません。ファストフードと同じようにたまには楽しんでいますが、このようなテーマを扱ってる作品からはもう少し考えさせるものが読みたかったです。
ストリーの展開も早くも予測ができ斬新さが感じなく実母のところまで来た段階でやめました。
もっと時間に余裕があれば粘って最後まで頑張って読んだかもしれませんが、本をまともに読む時間がない日常の中、この貴重な時間はもっと感動する作品のために取っておきたいです。
2023年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い状態の物が届きました。対応も早く満足です。ありがとうございました。
2021年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々と詰め込まれた内容なのに綺麗に収まった様な作品です。
正直、もう少し先の話も読みたいと思う程に最後は呆気ない終わり方でしたが、それもまた綺麗な終わり方だとも思う。
個人的には何か寂しく悲しい気持ちになってしまいました…読んで損は無いと思います。
正直、もう少し先の話も読みたいと思う程に最後は呆気ない終わり方でしたが、それもまた綺麗な終わり方だとも思う。
個人的には何か寂しく悲しい気持ちになってしまいました…読んで損は無いと思います。
2023年12月7日に日本でレビュー済み
養子縁組を行ってで男の子を迎えれた親と実母親の物語。鋭い心理描写で心を抉られる。親子とは何か考えさせられる小説。
2021年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夫婦仲が良く、子供に関しても、
いても、いなくても、どちらでもいい
そう思っていた夫婦が
子供を意識してからの試練
文章を読みながら 情景が浮び…
一気読みでした。
少し辛いところもありましが、
ラスト、よかったです
いても、いなくても、どちらでもいい
そう思っていた夫婦が
子供を意識してからの試練
文章を読みながら 情景が浮び…
一気読みでした。
少し辛いところもありましが、
ラスト、よかったです