まだ半分くらい読んでる途中なんだけど、アマゾンがレビュー書いてくれってメールがきたので、では。
小川洋子さんの作品に少しだけ長野まゆみさんを二、三適垂らしたような。小川洋子さんの小説が好きな人はこの人の作品も好きだと思う。本屋さんで初めのほうをパラパラめくってみて、読みたいけど、紙の本を買うのはなぁ…と思ったので、今回はKindle版を買いました。Kindleにしてよかったです。
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くちなし (文春文庫 あ 82-1) 文庫 – 2020/4/8
彩瀬 まる
(著)
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購入オプションとあわせ買い
別れた男の片腕と暮らす女。運命で結ばれた恋人に会うと体に咲くという花。幻想的な世界がリアルに浮かび上がる繊細で鮮烈な短篇集。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2020/4/8
- 寸法10.7 x 1.1 x 15.2 cm
- ISBN-104167914719
- ISBN-13978-4167914714
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2020/4/8)
- 発売日 : 2020/4/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4167914719
- ISBN-13 : 978-4167914714
- 寸法 : 10.7 x 1.1 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 141,298位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,943位文春文庫
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近本を読み始めた者です。こんな表現の仕方があるのか、と読みながらとても新鮮に思いました。
私は「くちなし」愛し方の違いを表現していると感じました。「花虫」恋に堕ちる時のあの感覚を、花に例えていると感じました。
「けだものたち」男と女が逆転したような、ところどころに散りばめられたなまめかしい表現が好きです。私も若い頃、怪物のような女だった。
中でも「花虫」には涙がこぼれました。私も偽物の愛でもいいから、今の幸せが覚めないで欲しいと願います。読み終わり、愛って、優しくて、苦しくて、いびつだと思いました。
私は「くちなし」愛し方の違いを表現していると感じました。「花虫」恋に堕ちる時のあの感覚を、花に例えていると感じました。
「けだものたち」男と女が逆転したような、ところどころに散りばめられたなまめかしい表現が好きです。私も若い頃、怪物のような女だった。
中でも「花虫」には涙がこぼれました。私も偽物の愛でもいいから、今の幸せが覚めないで欲しいと願います。読み終わり、愛って、優しくて、苦しくて、いびつだと思いました。
2018年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不思議な味わい。ゆっくり読んだ方がいい。日本の文化、といっていいのかわからないけれど、この繊細さは大切にしたい
2021年3月14日に日本でレビュー済み
くちなし、自分はすごくすきでした。
私も好きな人の一部がほしい。
愛しすぎると、その人の一部が欲しくなるのではないですか。
そして、終わっても一部といれたらいいとおもう。
本当に苦しくなるけど終わりも好きでした。
他のお話も好きでした。
川上弘美さんのような、雰囲気も思いました。ただ、もう少し鋭いかな。
私だけの個人的な思いです。
私も好きな人の一部がほしい。
愛しすぎると、その人の一部が欲しくなるのではないですか。
そして、終わっても一部といれたらいいとおもう。
本当に苦しくなるけど終わりも好きでした。
他のお話も好きでした。
川上弘美さんのような、雰囲気も思いました。ただ、もう少し鋭いかな。
私だけの個人的な思いです。
2022年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーの設定に慣れるのに少し時間がかかった。慣れたと感じた時には、各物語の終盤に差し掛かっていることが多かった。
2018年6月26日に日本でレビュー済み
表題作「くちなし」、「花虫」、「愛のスカート」、「けだものたち」、「薄衣」、「茄子とゴーヤ」、「山の同窓会」の7編からなる短編集。
高校生直木賞の帯に惹かれ購入。
「くちなし」別れる記念品に相手の腕をもらうという展開。
「花虫」体内に寄生した虫が愛をはぐくみ、死期を悟らせるという展開。
「愛のスカート」愛情をスカートを作成することで成就させるという展開。
他、みなどことなく淋しくて、悲しくて、でも、充足していて・・・・・。
買ってよかったです。
読めてよかったです。
この作品を評価した高校生がすごいと思いました。
著者のこれからもとても楽しみです。
高校生直木賞の帯に惹かれ購入。
「くちなし」別れる記念品に相手の腕をもらうという展開。
「花虫」体内に寄生した虫が愛をはぐくみ、死期を悟らせるという展開。
「愛のスカート」愛情をスカートを作成することで成就させるという展開。
他、みなどことなく淋しくて、悲しくて、でも、充足していて・・・・・。
買ってよかったです。
読めてよかったです。
この作品を評価した高校生がすごいと思いました。
著者のこれからもとても楽しみです。
2018年2月19日に日本でレビュー済み
人々(特に女)の欲望や本性(ではないかと思われる)を描いた短編集。どの作品も展開がぶっ飛んでいて、SF作品のようである。ファンタジーよりは実世界を舞台にしている感はある。日常を舞台にしているので、情景は頭に浮かぶ。ただし、浮かぶのは突拍子もない幻想世界だ。グロテスクだったり、(私には理解できない)女の欲情だったりが描かれる場面があるが、下品ではなくどちらかといえば爽やかさや潔さを感じる。全体的に透明感がある作品ばかりだ。
2018年3月1日に日本でレビュー済み
表題作の他、「花虫」、「愛のスカート」、「けだものたち」、「薄衣」、「茄子とゴーヤ」及び「山の同窓会」の全7つの短編を収録した異色恋愛短編集。私は作者の作品は初読だが、本作に収録されている短編は、巧妙な恋愛小説「愛のスカート」を除くと、単なる恋愛小説とは乖離しており、男(夫)や(特に主婦の)日常生活に対する日頃の女性の鬱積を晴らすかの様な凄みがある。
描かれている世界がそもそも異世界であったり、愛情や幸福感の源が体内に存在する「虫」の様な"異形の何もの"かであるとか、女性が白蛇や鳥に変身して男を喰ってしまうとか、恋愛短編集というよりは奇譚集と呼ぶのが相応しい内容である。また、表題作名からも窺い知れる通り、様々な草花の話が書き込まれているが、これは女流作家らしいというよりは、醜い動物よりは清廉な植物指向という表れだろう。作中に登場する女性が(殆どの)大人の男に嫌悪を抱くのとは対照的に、美少年に好意を持つ点も同じ指向だろう。もっとも、植物も動物の死骸を栄養分として育つので、必ずしも清廉でも綺麗でもないのだが。
植物指向なのだが、それでも人間が植物の如く連綿と続いて行く事を作者が内心望んでいる様な気がした。男の私にとっては微妙な作品・作家であり、本作の意匠は正確には掴めないのだが、これからチョット気になる作家となりそうである。
描かれている世界がそもそも異世界であったり、愛情や幸福感の源が体内に存在する「虫」の様な"異形の何もの"かであるとか、女性が白蛇や鳥に変身して男を喰ってしまうとか、恋愛短編集というよりは奇譚集と呼ぶのが相応しい内容である。また、表題作名からも窺い知れる通り、様々な草花の話が書き込まれているが、これは女流作家らしいというよりは、醜い動物よりは清廉な植物指向という表れだろう。作中に登場する女性が(殆どの)大人の男に嫌悪を抱くのとは対照的に、美少年に好意を持つ点も同じ指向だろう。もっとも、植物も動物の死骸を栄養分として育つので、必ずしも清廉でも綺麗でもないのだが。
植物指向なのだが、それでも人間が植物の如く連綿と続いて行く事を作者が内心望んでいる様な気がした。男の私にとっては微妙な作品・作家であり、本作の意匠は正確には掴めないのだが、これからチョット気になる作家となりそうである。