1900年。地中海の海底で沈没船が発見された。
まだ潜水技術が未熟な時代である。潜水艦も無い。
大変な時間的・金銭的な投資と人的被害がありながらも様々な遺物が引き上げられる。
それらは予想以上の数の大理石像・ブロンズ像・ワインの壷・ブロンズ(青銅)刃物などであった。
船が沈没した時期は2000~2500年前だと推定された。
経済不況に喘いでいた(現在も大差ないが)ギリシャ人達にとって
それだけでも自国民のルーツという懐古的趣味と自尊心を慰めるのには充分だったのだ。
引き上げられた沢山の遺物群には誰も注目しない金属小物があった。
しばらく無視されていたこの粗末な青銅の遺物は徐々に歴史学界全体を揺るがす強力な証拠物件と成っていく。
引き揚げから数ヶ月後、時代考証学的に2000年前には有り得ないはずの複数の金属の歯車構造が解かり、歯車のギリシャ文字が確認される。
遺物を丁寧に扱い復元と分析を試みる生真面目な考古学者たちを尻目に
古代宇宙人説(ヒストリー・チャンネルで有名だが)などというトンデモ論で有名なエーリッヒ・フォン・デニケンのUFO宇宙人オーパーツ説の方が世間に注目される。
考古学的な大きな謎である精密な青銅製歯車は多くの人々の仕事と人生を巻き込んで行く。
学問的なはずの学者同士の裏切り合いがあったりして事態は混迷を極めてくるが、
やがて調査は20世紀の2度の世界大戦を経た後の技術革新の方が追い付いてきて
X線撮影、CTスキャン、コンピュータ・グラフィックなど20世紀後半の科学技術で精密な観察が行なわれる。
歯車一つ一つの歯数、それぞれの関係性と新たに解読された古代ギリシャ文字を手がかりにして分析と考察が続けられ、
発見から1世紀を経て終に原型を突き止められる。
歯車は天体の動きを観測するための手動式計算機の一部だった。
その機械で太陽歴と太陰暦を使って複数の暦の年月日を割り出し、
月の満ち欠け、惑星の位置、日食の予測も可能だったようだ。
つまり歴史学の技術論を1000年以上も大幅に書き直さなければならなくなったのである。
本書は当事者たちに取材した考古学的なドキュメンタリーではあるが、
発見から解明に至るまでの様々な憶測や勘違いや激しい競争を描いた人間ドラマの傑作である。
そして考えなければならないのは「人類の技術は直線的に進歩して来たという常識」は嘘だったということだ。
紀元前の古代ギリシャでは地球が丸いことは多くの哲学者たちの常識だった。
地球の円周と直径まで割り出されていた。
マヤ文明で使われていた年月の暦の正確さには後年の中国も欧州も敵わなかった。
コペルニクスやガリレオ・ガリレイの1000~3000年も前のことだ。
これだけ数学・科学・土木建築学・多数の従業員を雇える会社システムが発達している現在でもクフ王のピラミッド、トルコのギョベクリ・テペ、ストーンヘンジ、インカ帝国の様な世界中にある古代の巨石建造物の具体的な造り方は不明なままだ。
ピエール・ド・フェルマーやレオナルド・ダ・ヴィンチやニコラ・テスラの発見・発明も時代の遥かに先を行っていた。
それが判明したのは数十年~数百年後に大勢の技術者と科学者たちが協力または競争し合って新しく(?)発見・発明を行い、その知識や技術を共有してからのことだ。
ある文明が滅びると知識や技術が完全に失われて忘れられ、
また実現するまでに数百年間を要するなんて事は人類史では珍しくはないのである。
アレクサンドリア図書館が焼き討ちされたり中国で焚書があった時にどれほど貴重な知識が消失したのか?
「古代人は現在人よりも劣っているわけではない」
我々は無意識に全ての過去の蓄積の上に現代科学文明が築かれていると思い込みがちである。
しかし実際には現代技術や現代知識から外れている過去の歴史的技術だって多い。
5000年前の天才・秀才は現代の東大生なんかより優秀だったのだ。
本書の文章は平易であり小中学生にも薦められる良書。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ (文春文庫 S 8-1) 文庫 – 2011/11/10
「この知識が継承されていたなら、産業革命は千年以上早まり、いまごろ人類は近くの星に到達していたはずだ」――アーサー・C・クラーク
1901年、ギリシアの海底から奇妙な機械の破片が引き上げられた。小さな箱に多くの歯車を組み込む洗練された設計と技術。それが〝アンティキテラの機械〟である。その破片には少なくとも30個の歯車がつき、残存する部分の表面にぎっしりと細かな文字が刻みこまれている。
はじめは紀元前1世紀のものとは誰も信じなかった。いったいこれはなんのために、誰が作りあげたのか。なぜこれほど長い間、歴史の中で埋もれていたのか。
百年にわたった謎解きを研究者たちのドラマとともに描く、興奮の科学ノンフィクション。解説・小久保英一郎
1901年、ギリシアの海底から奇妙な機械の破片が引き上げられた。小さな箱に多くの歯車を組み込む洗練された設計と技術。それが〝アンティキテラの機械〟である。その破片には少なくとも30個の歯車がつき、残存する部分の表面にぎっしりと細かな文字が刻みこまれている。
はじめは紀元前1世紀のものとは誰も信じなかった。いったいこれはなんのために、誰が作りあげたのか。なぜこれほど長い間、歴史の中で埋もれていたのか。
百年にわたった謎解きを研究者たちのドラマとともに描く、興奮の科学ノンフィクション。解説・小久保英一郎
- 本の長さ357ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/11/10
- ISBN-104167651793
- ISBN-13978-4167651794
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/11/10)
- 発売日 : 2011/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 357ページ
- ISBN-10 : 4167651793
- ISBN-13 : 978-4167651794
- Amazon 売れ筋ランキング: - 161,093位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,274位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
イメージ付きのレビュー

1 星
翻訳が酷いし、古代ギリシア語も読めない天文学者が中途半端な知識で挑んでいる変な本。
私がブライス著「アンティキティラの天文計算機」を手にしたのが1995年5月のザピオン展示会場(アテネ)でのブックフェスティバルの時だった。現代ギリシャ語で書かれていたが、いつか読み解いてやろうと思っていた。まあ、思っていただけで何十年も経過してしまった。 本書は間違いが多く、嘘もある。誤訳も。とりあえずパッと開いてP.134。乙女座はウィルゴではなく、バーゴの発音の方が近いだろうし、コプトのΠΑ…ではなく、添付のようにΠΑΧ迄は読み取れる。添付の画像で内環にΧΗΛΑΙとあるので双爪(蠍の鋏=天秤)とわかる。これを天文学者たちは獣帯12星座としか考えておらず、刻まれた目盛は360度の黄経だと間違えている。本権に関わった天文学者たちが古代ギリシア語が読めないことがよくわかる。 内環は12獣帯星座ではなく、カリッポス暦が365目盛で刻まれている。目盛上の「A」などのパラぺグマ(星の出没)記録となる。これを太陽黄経⚪︎⚪︎度なんて表現すると、日付が5日も不足する。このような不便な言い方をしいたのが、4,5世紀のキリスト教徒によるカリッポス暦の抹殺によるものだ。 このページの最終部で「ギリシア・エジプト暦は。ヘレニズム期全体を通して天文学者たちに愛用された」と大嘘をつく。 紀元前6世紀のペイシストラトスの頃から天体観測が始まり、BC5世紀には、BC433年夏至の日没1時間後の月例1.6とBC452年夏至の同時刻での月齢が一致したので19年周期に気がつく。BC433年の日出時がほぼ黄経90度だった。その100年後、カリッポスは、メトン周期年のBC338年から8年周期でのズレを利用し、BC330年夏至正午、つまり南中方向に太陽と月齢0.2を導き、カリッポス暦を導入する。これはカリッポスが「零」を把握していたことを表す。365.25日の暦であるが、この暦の元期設定が人類史上最高の設定なので、以後、ヒッパルコスもゲミノスもプトレマイオスも天体観測用の暦として使用した。「月旦がズレたコプト暦なんて天体観測に使わない」。当時は都市国家毎に暦の日付が違い太陰暦なので酷く変動した。統一的な暦として各都市での日付をカリッポス暦に対応させるためにコプト表示があるのだ。カリッポス暦はユリウス暦のような放置暦ではなく、夏至日の移動に応じてアップデート(約120年毎)される。 諸氏が出現した時、獣帯の目盛と水平線の交点を読み取ると暦(水平線読み取り=伴出日)がわかり、赤径と水平線の交点読み取りで出現時間がわかる。そう。この暦は最高に素晴らしいのである。これほど素晴らしい暦は存在しないのであるが、4世紀のキリスト教徒によって歴史の闇に葬り去られる。現在でもwikiの暦を見てもカリッポス暦の項目は存在しない。カリッポス周期は19年周期の4回目が閏年となるので、19x4=76で1周期としたもの。それ以上の意味はない。カリッポス暦は2023年夏至で2353年目(第30期72年目:閏)を迎える。 添付を説明しておく。 コプト暦のパコン月1日目が双爪月18日目となる。これをゆりうすれき換算すると10月12日となる。コプト暦も4世紀以後のキリスト教徒に改竄され、ディオクレティアヌス起源となるので、日付は全く出鱈目。この天文計算機のメモリに歴史の真実がある。読者で気がつく人はいるだろうか。 青矢印は乙女月26日目MR_60 カノーポス(カノープス)の朝出。 赤矢印は双爪月1日目MR_60 熊(アルクトゥロス)星の朝出。 双爪座16日目(BC85年10月10日)の「A]印は目立つが、カノーポスの朝没くらいしか該当せず、数日早い。ギリシャでは10月中旬から水平線にモヤや水蒸気が出始める季節となる。11月から3月までは水平線は望めず、嵐通過後くらいしかチャンスはない。考慮しすぎな気がする。 BC101年とBC85年では秋分は9月25日だったので、同一の日付とした。BC表示で準ユリウス暦なのが甚だ不服であるが、カリッポス暦で計算できる天文ソフトが、情けないことに制作されていない。星空は閏日挿入によって位置が戻される。毎年約6時間遅れる。流星群の極大予想時間や、ダイヤモンド富士の太陽の出没位置の変化となって、4年毎に繰り返される。 総じて文系学者は天文学の知識がなく、誤訳が星の数のようにあり、天文学者は古代ギリシア語が読めず、古代ギリシア天文学が全く理解できていない。このような稚拙な理解でネイチャー掲載を企てるのは笑止千万。 手近なパラぺグマとしてゲミノス「パラぺグマ」がある。約245行しかなく、単語も単純なので、頭がほどほど良い人なら取り組める。約140の星の出没記録があるが、半数は後代に改竄されている。天文の知識があれば、何があったのか、手に取るようにわかるのであるが、「アラトスの巨龍」も訳し出せない地球の文系学者たちには永遠に謎であろう。。。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オーパーツ系のまとめで必ず名前があがるアンティキテラの歯車。
なので、そうゆうものがあるという事は知っていたのですが、
一冊の書物にまとめられるくらい、研究が進んでいるとは知らなかったので、手にしてみた。
1/3くらいまで、当時の周辺の海路説明に始まり、発見から引き上げの経緯(知らないことばかりでした)、
年代の特定までを、丁寧に紐解いていきます。若干退屈はしましたが。
ところが、プライスという人物が登場し、彼が歯車のことを詳細に調べ始めるくだりから
俄然面白みが増してきます。彼を皮切りに挑んできた男たちの物語がまた熱い。
X線などの透視技術が進歩するにつれ、だんだん構造が明らかにされ、
この歯車を使う機器の役目が分かってくるのですが、
ここまでの機能が盛り込まれているとは、夢にも思ってませんでした。
当時の人間の、月や惑星の周期の知識と、複雑な機構を作る技術力は驚嘆に値します。
読み終わって思うのは、ライトとフリースのグループって、協力して出来なかったのかな・・・と。
そうすれば、もう少し解明が早かったと思うのに。
それから、もしかしたら、ある種の技術開発を促すために、
古代の誰かが、”敢えて海に沈めた”のかも・・・なんて事も。ちょっと考えたりしました。
なので、そうゆうものがあるという事は知っていたのですが、
一冊の書物にまとめられるくらい、研究が進んでいるとは知らなかったので、手にしてみた。
1/3くらいまで、当時の周辺の海路説明に始まり、発見から引き上げの経緯(知らないことばかりでした)、
年代の特定までを、丁寧に紐解いていきます。若干退屈はしましたが。
ところが、プライスという人物が登場し、彼が歯車のことを詳細に調べ始めるくだりから
俄然面白みが増してきます。彼を皮切りに挑んできた男たちの物語がまた熱い。
X線などの透視技術が進歩するにつれ、だんだん構造が明らかにされ、
この歯車を使う機器の役目が分かってくるのですが、
ここまでの機能が盛り込まれているとは、夢にも思ってませんでした。
当時の人間の、月や惑星の周期の知識と、複雑な機構を作る技術力は驚嘆に値します。
読み終わって思うのは、ライトとフリースのグループって、協力して出来なかったのかな・・・と。
そうすれば、もう少し解明が早かったと思うのに。
それから、もしかしたら、ある種の技術開発を促すために、
古代の誰かが、”敢えて海に沈めた”のかも・・・なんて事も。ちょっと考えたりしました。
2016年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに興味の尽きない内容でした
オーパーツとして有名なアンティキテラの機械の研究を語られたものです
沈没船の中から海綿業者たちによって発見されてから、本格的な調査が行われ
引き上げられた遺物の中にあった歯車など、当時、なかったはずの技術で作られた機械
それが何であったかは、発見から100年を経てようやく突き止めるに至った。
そのために携わった多くの研究者たちの物語も、古代の技術や歴史に関する解説と共に面白かったです。
アンティキテラの機械と言えば、アステカの水晶の髑髏とか
バグダッド電池とか、などと共に語られ続けた。当時の技術では作られるはずがない
古代の遺物でした。
こうしたオーパーツには、のちに後世に作られた模造品だと断定されるものもありましたが
アンティキテラの機械は、間違いなく紀元前のものだ。
一緒に発見された遺物などから、制作された時期も、ほぼ特定されている。
さらに非常に精巧に作られていた。
月の満ち欠けや惑星の運行、日食まで正確に特定できるものだった。
遺物には金属に書かれた取扱説明書も発見され、そこから解読した文字などからも
この遺物の用途も特定できますし。
これが天文学者や哲学者のようなプロ向け、技術者向けでなければ、富裕層の好事家向けに作られたものと推測される
つまりこの時代に日食や惑星の運行の周期性まで、知識層には常識として知られていた事もわかります。
機械の精巧なメカニズムもそうですが
古代の天文学の知識の広さにも驚かされました
オーパーツとして有名なアンティキテラの機械の研究を語られたものです
沈没船の中から海綿業者たちによって発見されてから、本格的な調査が行われ
引き上げられた遺物の中にあった歯車など、当時、なかったはずの技術で作られた機械
それが何であったかは、発見から100年を経てようやく突き止めるに至った。
そのために携わった多くの研究者たちの物語も、古代の技術や歴史に関する解説と共に面白かったです。
アンティキテラの機械と言えば、アステカの水晶の髑髏とか
バグダッド電池とか、などと共に語られ続けた。当時の技術では作られるはずがない
古代の遺物でした。
こうしたオーパーツには、のちに後世に作られた模造品だと断定されるものもありましたが
アンティキテラの機械は、間違いなく紀元前のものだ。
一緒に発見された遺物などから、制作された時期も、ほぼ特定されている。
さらに非常に精巧に作られていた。
月の満ち欠けや惑星の運行、日食まで正確に特定できるものだった。
遺物には金属に書かれた取扱説明書も発見され、そこから解読した文字などからも
この遺物の用途も特定できますし。
これが天文学者や哲学者のようなプロ向け、技術者向けでなければ、富裕層の好事家向けに作られたものと推測される
つまりこの時代に日食や惑星の運行の周期性まで、知識層には常識として知られていた事もわかります。
機械の精巧なメカニズムもそうですが
古代の天文学の知識の広さにも驚かされました
2018年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もちろん古代ギリシャに電子回路があったのではありません。
2000年前の沈没船の積載物として発見された機器は
発見時の常識では、その時代には存在するはずがない
精密さを備えていました。
何人もの科学者をとりこにするだけの魅力があり、
相手を出し抜こうとしたり、出し抜かれて絶望の縁に立ったり、
病で中途で倒れ後を託すことになったり、と人間ドラマも豊富で、
他の評でもありましたが、サイモン=シン『フェルマーの最終定理』
を思い出しました。
科学にまつわる人間ドラマが好きな方には
ぜひ読んでいただきたいですね。
2000年前の沈没船の積載物として発見された機器は
発見時の常識では、その時代には存在するはずがない
精密さを備えていました。
何人もの科学者をとりこにするだけの魅力があり、
相手を出し抜こうとしたり、出し抜かれて絶望の縁に立ったり、
病で中途で倒れ後を託すことになったり、と人間ドラマも豊富で、
他の評でもありましたが、サイモン=シン『フェルマーの最終定理』
を思い出しました。
科学にまつわる人間ドラマが好きな方には
ぜひ読んでいただきたいですね。
2019年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
好奇心をチクチクくすぐられて終わりまで一気読み。古代の技術ってどこまでできていた。感動した。
2019年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫本サイズ.発掘部分がや冗長.しかし年代特定の根拠なので必要なのは理解できる.機械の説明も詳細なため星五つです.
2018年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話の中心は当然あの機械をなる訳ですが
何故か、話に引き込まれません。
何故でしょうかね。
何故か、話に引き込まれません。
何故でしょうかね。
2018年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく、面白いに尽きます。遺物がいったいどんな目的で作られたのかを探っていく経過が、研究家同士の駆け引きと絡み合いながら進行するので、小説のように読めました。