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敵対水域: ソ連原潜浮上せず (文春文庫 ハ 18-1) 文庫 – 2000/10/1
ピーター ハクソーゼン
(著),
三宅 真理
(翻訳)
バミューダ沖で起きた旧ソ連原子力潜水艦の沈没事件をもとに、密室化した原潜内部で必死に戦った男達を描く感動のノンフィクション
- 本の長さ475ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2000/10/1
- ISBN-104167651033
- ISBN-13978-4167651039
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいくうちに前にdvっでみたことのあるストーリーだと思いました、両方とも緊張感のあるストーリー展開でした、映画の最後のシーンが思い出されます,(潜水艦の艦長がクルーの墓参に行くとほかの食うーが集まっていて。。。。)
2021年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冷戦の時代、ソ連の潜水艦のミサイルが爆発し、乗員が命の危険にさらされます。ブチタノフ船長は必死に乗員を助けようとしますが、母国はアメリカの救助を受けてはならないと命令します。船長はなんとか生き残った乗員とともに帰国しますが、彼を待っていたのは厳しい刑罰でした……。
特に感動的だったのは、若き水兵プレミーニンが命がけで原子炉を停止する場面です。ここはぜひ読んでいただきたいと思います。kindleになっていないので-1★。
特に感動的だったのは、若き水兵プレミーニンが命がけで原子炉を停止する場面です。ここはぜひ読んでいただきたいと思います。kindleになっていないので-1★。
2020年1月25日に日本でレビュー済み
80年代半ば、ソ連の原潜が事故を起こし・・・というノンフィクション。
ここに書かれている事がほぼ全て事実だというのが凄いと思いました。原潜の放射能が漏れ、ミサイルも危なくなり、その原潜がいた所がその当時敵対していたアメリカの水域だったので第三次世界大戦も懸念され・・・と、一触即発な事態が実際にあったという驚天動地の事実に背筋が凍りました。序文をトム・クランシーが書いておりますが、「レッド・オクトーバーを追え」がノンフィクションに近いフィクションだったのだという事が判り、恐ろしかったです。この頃のソ連の原子力関係の管理がいい加減であったのに怒りを覚え、また自ら命を投げ打って事故を食い止めた船員の方の勇気に感銘をうけたりしました。
実際に事故を防げなかったら、チェルノブイリ級の原子力事故につながった可能性があるという事で、如何に原子力が恐ろしいかが判ります。日本でも地震の後の原発反対集会で多くの人が集まったという事で、私も原発は止めにしてもらいたいとか思いました。日本の政党の公約で、日本で原発使わないのが無理なので、世界一安全な原発を作るという党がありますが、不便でもいいので原発は止めにして頂きたいですね。
作中、「潜水艦乗りは信仰である」と出てきますが、共産圏では宗教は認められなかったのでは、とかも思いましたが、まぁどうでもいいですが。
原子力の管理が難しく、且つ危ないので止めた方がいいのが判るノンフィクションの傑作。必読。
ここに書かれている事がほぼ全て事実だというのが凄いと思いました。原潜の放射能が漏れ、ミサイルも危なくなり、その原潜がいた所がその当時敵対していたアメリカの水域だったので第三次世界大戦も懸念され・・・と、一触即発な事態が実際にあったという驚天動地の事実に背筋が凍りました。序文をトム・クランシーが書いておりますが、「レッド・オクトーバーを追え」がノンフィクションに近いフィクションだったのだという事が判り、恐ろしかったです。この頃のソ連の原子力関係の管理がいい加減であったのに怒りを覚え、また自ら命を投げ打って事故を食い止めた船員の方の勇気に感銘をうけたりしました。
実際に事故を防げなかったら、チェルノブイリ級の原子力事故につながった可能性があるという事で、如何に原子力が恐ろしいかが判ります。日本でも地震の後の原発反対集会で多くの人が集まったという事で、私も原発は止めにしてもらいたいとか思いました。日本の政党の公約で、日本で原発使わないのが無理なので、世界一安全な原発を作るという党がありますが、不便でもいいので原発は止めにして頂きたいですね。
作中、「潜水艦乗りは信仰である」と出てきますが、共産圏では宗教は認められなかったのでは、とかも思いましたが、まぁどうでもいいですが。
原子力の管理が難しく、且つ危ないので止めた方がいいのが判るノンフィクションの傑作。必読。
2022年11月3日に日本でレビュー済み
米国近海のバミューダ沖で、まだ冷戦時代の80年代にソ連の原子力潜水艦が座礁した話です。原子力潜水艦が、原子力発電で稼働、航行する訳ですが、その敵国の米国を偵察中に、その原潜が事故で故障し、日本政府も日本の海岸沖にある原子力発電所の停止している原発や稼働している原発を公表してますが、原発が稼働しながらの空焚きだと強烈な爆発を起して、放射能汚染になる訳ですが、その米国近海で、ソ連の原潜が過失でも爆発した場合、米国に対する攻撃と米国が受け止める訳ですが、一般的に戦争が、国家の指導者が軍の指揮官でもあり、戦争の号令を出す訳ですが、その米国近海で、座礁したソ連の原潜に、一般的に騙し討ちの場合もあるが、米国が手を差し伸べようとしますが、また米国に救済された場合、ソ連の原潜の機密が米国に漏れてしまいますが、また原子力発電の原料の高濃度のプルトニウムに触れ続けるとすぐに死亡ですが、それをソ連側が受け入れず、その原潜内で、その乗組員が、その原潜内の原発を身を挺して停めて、その原潜の爆発を免れた話です。
2016年3月10日に日本でレビュー済み
壊れかけの原潜でアメリカの鼻先を航行してたが
燃料をお漏らししたミサイルの爆発で艦は危機に陥る
原子炉も制御棒も爆発の衝撃で入らなく
水兵の死を賭した行為でなんとか原子炉は止めた
そして東側の船が到着して曳航しようということになる
しかしソ連本国からは航行して戻ってこいという
現実と乗員の命を無視した命令を下されてしまう
艦長はそれを拒否して生存者を船に残し潜水艦の沈没を見届ける
原子炉を停止させた水兵は英雄となったが
乗員を守った艦長は反逆の罪に問われることになる
しかし赤の広場へのセスナ機着陸事件で軍上層部は一掃されて
ゴルバチョフの側近の新国防大臣によって艦長の罪は不問となった
乗員の極限の任務や生活と、上層部のgdgdっぷりが対照的だった
ソ連末期で原潜を維持する国力が尽き掛けている中での理不尽だった
アメリカの原潜オーガスタが周囲で警戒をしていたが
曳航を阻止するために近寄って潜水艦の曳航索をちょん切ったり
結構あらっぽい艦長だったようで、その後は出世しなかった
難破船の乗員を危機にさらすって海の男のルールに反してるからね
“潜水艦暮らしは任務ではない。信仰である”
燃料をお漏らししたミサイルの爆発で艦は危機に陥る
原子炉も制御棒も爆発の衝撃で入らなく
水兵の死を賭した行為でなんとか原子炉は止めた
そして東側の船が到着して曳航しようということになる
しかしソ連本国からは航行して戻ってこいという
現実と乗員の命を無視した命令を下されてしまう
艦長はそれを拒否して生存者を船に残し潜水艦の沈没を見届ける
原子炉を停止させた水兵は英雄となったが
乗員を守った艦長は反逆の罪に問われることになる
しかし赤の広場へのセスナ機着陸事件で軍上層部は一掃されて
ゴルバチョフの側近の新国防大臣によって艦長の罪は不問となった
乗員の極限の任務や生活と、上層部のgdgdっぷりが対照的だった
ソ連末期で原潜を維持する国力が尽き掛けている中での理不尽だった
アメリカの原潜オーガスタが周囲で警戒をしていたが
曳航を阻止するために近寄って潜水艦の曳航索をちょん切ったり
結構あらっぽい艦長だったようで、その後は出世しなかった
難破船の乗員を危機にさらすって海の男のルールに反してるからね
“潜水艦暮らしは任務ではない。信仰である”
2005年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1986年、バミューダ沖で火災事故を起こして沈没したソ連ミサイル原潜K-219のドキュメント。アメリカの新鋭原潜に比べると故障だらけのおもちゃのような潜水艦で立ち向かうK-219の乗組員。沈没、有毒ガスの充満、原子炉の暴走、と次々に危機に見舞われていく中で部下や仲間を救う為に自らの命を当然のごとく捧げる乗組員の姿には人間の美しい部分を見せられた気がします。
特に原子炉の暴走を食い止める為に、火災の中を制御棒を手動で下ろしに単身制御室へ乗り込んだプレミーニンが仲間の元に戻る寸前で力尽きる箇所は何度読んでも涙なしには読めません。
自分の保身の事ばかりを考えるソ連首脳部や原潜の事故という状況の中で乗組員達の自己犠牲の物語が進行しているというのは何とも皮肉な気がしますが、『人間も捨てたもんじゃない』と認識させてくれる一冊です。
特に原子炉の暴走を食い止める為に、火災の中を制御棒を手動で下ろしに単身制御室へ乗り込んだプレミーニンが仲間の元に戻る寸前で力尽きる箇所は何度読んでも涙なしには読めません。
自分の保身の事ばかりを考えるソ連首脳部や原潜の事故という状況の中で乗組員達の自己犠牲の物語が進行しているというのは何とも皮肉な気がしますが、『人間も捨てたもんじゃない』と認識させてくれる一冊です。
2015年9月18日に日本でレビュー済み
この本を読んだのは高校生のころでした。
そして、潜水艦乗りになりたいと思いました。
大学を卒業し、自衛隊に入隊し、読み返し、潜水艦乗りになり、また読み返し、私は彼らのようになれるのかと反芻しながらもう10年
時間が経てば経つほどこの本のテーマは重くのしかかってきます。
そして、潜水艦乗りになりたいと思いました。
大学を卒業し、自衛隊に入隊し、読み返し、潜水艦乗りになり、また読み返し、私は彼らのようになれるのかと反芻しながらもう10年
時間が経てば経つほどこの本のテーマは重くのしかかってきます。
2016年5月6日に日本でレビュー済み
福島の事故の後に読むと、ごく限られた人間が使命感から任務を遂行していたのがよくわかる。しかし福島の場合は残念ながら水素爆発を起こしてしまったのだが。アメリカの潜水艦艦長の非人間性を上層部は隠し通そうとしたが、部下に告発された。