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1809ナポレオン暗殺 (文春文庫 さ 32-1) 文庫 – 2000/8/1

4.6 5つ星のうち4.6 20個の評価

フランス占領下のウィーン。絶頂のナポレオンの命を狙い、ヨーロッパを混沌に陥れようとする男たちがいた! 華麗なる歴史大活劇
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2000/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 334ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 416764701X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167647018
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 20個の評価

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佐藤 亜紀
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時から、
本屋だと、ダメが早い。ここでは手に入る。福田和也先生の解説によれば面白い筈なのだが
バルバザールの遍歴は最高に興奮し
モンティニーの狼男爵と、これは
何をやっているのか全然分からないのだが、
どういうことだろうか。好きなのだが、ミノタウルス、もそうだが、
これもそうなんだけど、わかりそうだけど、
ちょっと怖すぎないか?というものが多く
バルバザールの遍歴は、華麗なラノベ、もっというと、
大デュマの、三銃士!みたいな爽快さ、である
そういう方が確実に売れると、思うのだが
ベストセラー主義が良いとも思わないけど、たいていのベストセラーは気楽に読める良さがある。そういう佐藤先生はもう読めないのか
2009年8月2日に日本でレビュー済み
『天使』、『バルタザールの遍歴』を読んで、ほかの作品も探していたのだがなかなか入手できなかった。

ようやく、この本を手に入れて読んでみたが、ものすごく面白い。

ほかの作品もそうだが、主人公をはじめ、登場人物が工キセントリックで魅力的だ。

この作品も主人公を惑わす公爵とその愛人は、今までの作品のキャラの中でも出色だ。

物語舞台もいい。ヨーロッパの歴史でもフランス革命からナポレオンの時代ってとっても好きだ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月8日に日本でレビュー済み
大掛かりな舞台背景を手際よく説明していく職人技、
粉飾を廃し、抑制の効いた文体、
多面的な人物設計、薫り高い時代描写
暗殺の陰謀に加担していくことそのものが
ミステリーとして成立している逆転の発想、
どれをとっても一級品である。
気軽に手に取れるエンターテイメント作品ではないが、
安易な時代物やミステリーに飽き飽きした読者にとって
この水準の作品が日本語で読めることは幸せである。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月13日に日本でレビュー済み
『バルタザール』読んで佐藤亜紀の小説をもっと読みたいと思ったあなた、ここにさらに魅力的な世界が。
『天使』読んで、うっ、ちょっとお手上げか、と思ったあなた、これなら分かります。
佐藤亜紀って誰?というあなた、それではこの一冊を。
ナポレオンというその名前だけは誰もが知っている人物を軸に描かれている分、歴史お手上げという人でも想像で補える部分があると思います。
「工兵」というマニアックな主人公ですが、何も延々橋を架ける話をしているわけではありません。
そこはやはり佐藤亜紀。外交、陰謀、秘密警察、軍部さまざま入り混じって息をつかせぬ展開を見せてくれます。
なによりも、ウストリツキ公爵。
身分と美貌とその異能っぷりは、魅力的な人物ばかりの佐藤氏の小説の中でも、最高の一人ではないでしょうか。
まったく何考えてるか分からない人ですが、そのヴァイオリンを聴いてみたいものです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月19日に日本でレビュー済み
佐藤亜紀大好きです。このひとの小説があれば、もういいや。と思えるほどに好き。特にこの作品は素直に萌えられることでは随一です。
公爵のビスコンティ的にあざやかな人物造形に目を奪われますが、やっぱり主役はアントワーヌ。もう、噛めば噛むほどいい男なのである。工兵で剣の名手でなにがあっても文句を言わない情深い美男子ですもの。いいなあ。お得意の小役人キャラも実に執拗に絡んで味わい深い。反面マドンナであるはずのクリスティアーネのいさぎいいほどの書き割り感は爽快です。この女、まったく生きてない。
佐藤亜紀はキャラクターのネーミングが抜群に巧い。殊に公爵のフルネームは口のなかで転がして楽しみたいほど素敵である。
アウステルリッツ、フェンシング、ヴァイオリン、そしてオペラ。これだけ搭載されていて満足できないはずがあろうか。
読中の陶酔そして読後の恍惚たるやほとんど麻薬。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年12月14日に日本でレビュー済み
 なã‚"というか、ã"の人の作å"ã¯ã€ã„つものã"とながら、あー、「凝っている」。ディテールが、半端ではなく、ç'°ã‹ã„。
 例えばã"の作å"ã®ä¸»äººå...¬ã«ã-て語り手、バスキ大尉は、ナポレオン軍の「工å...µã€ãªã®ã§ã‚る。マニアックというか、なã‚"というか。だって、å½"時の「工å...µã€ãŒã©ã®ç¨‹åº¦ã®æŠ€è¡"ã‚'ç¿'å¾-ã-ていて、どのように橋ã‚'かã'ていたのかなã‚"て、かなりå'¨åˆ°ãªä¸‹èª¿ã¹ã‚'ã-なã'れば書き込めないのである。ã"のバキス大尉は図面も書ã'ば現å 'で陣頭指揮もとる。「スペンイ人の職人に侮られないためには~」とかいいながら、氾濫ã-て流れが急になっている川のなかにã-ぶã-ぶ突っ込ã‚"でいって、自ら架橋作業ã‚'ã-たりする。
 そうã-たディテールのç'°ã‚„かさが、とてつもないリアリティã‚'ç"£ã¿å‡ºã-ている。そうã-ã!Ÿ!!「ç'°ã‹ã•ã€ãŒã€ä¸€è¦‹ã€ç¹é›'で読みにくい印象ã‚'与えかねないのも事実なのだが、いったã‚"作中のä¸-界にはいりã"ã‚"じゃうと、クセになるã‚"だなあ、ã"れが(ç¬')。
 それに、ある事件からバスキ大尉と親交ã‚'結ぶã"とになるウストリツキå...¬çˆµã€å...¬çˆµã®å¼Ÿå¤«å¦»ãªã©ãŒã‹ã‚‰ã‚"で、いろいろあったりすã‚"であるが、ç'°ã‹ã„経緯はã"ã"には書かない。ウストリツキå...¬çˆµã¨å¼Ÿã®é-¢ä¿‚は、どã"となく、同じè'-è€...の「バクタザールの遍æ­'」の例の双子のé-¢ä¿‚ã‚'、ちょいとだã'é«£é«'とさせる。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2001年6月30日に日本でレビュー済み
ナポレオンの歴史小説が読みたいと思っていたところ この作品を見つけました。 結局ナポレオンは脇役なのですが、それを忘れさせる 面白さです。 ストーリー展開は先へ先へと読ませる力があり、 内容的にも西洋史に対する異様なほどの造詣の深さ。 マニアックな部分と王道的な部分とを兼ね備えた 作品です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月31日に日本でレビュー済み
音楽の好き嫌いって、ちょっとした節回しや
楽器の歌わせ方や微妙なグルーヴ感に依拠すると
思うんですが、佐藤亜紀の小説、とくに本作には
それと似た極上の演奏を聞いている時ような愛着
を感じます。人に魅力を説明するのが難しい…。
評価できる作品は色々あるのですが、偏愛できる
作品ってそんなに多くはないです。
本作はまぎれもなくそれですね。