藤沢周平さんの人間愛にあふれた作品集です。
なかでも好きな作品は『梅香る』と『暗い鏡』。破談になった理由を知らずに他家に嫁いだ志津と、その周囲の人々の物語。
最後は、なるほどと思わせます。
『暗い鏡』は、気にしながらも、すぐに忘れてしまうような姪に隠された秘密があったことから話が始まります。
会っているときは気にもかけるし、心配もするものの、ちょっと期間が空くと忘れてしまう人やこと、ありますよね。
何故、姪はあんな態度をとったのか?どうして何もいわなかったのか?謎解きの要素もあって、読ませます。
そして最後に叔父の政五郎のとった行動は・・・。
心落ち着く結末となっています。
それにつけても藤沢周平さんの文章はうまいなぁと感心します。
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夜の橋 (文春文庫 ふ 1-52) 文庫 – 2011/7/8
藤沢 周平
(著)
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- 本の長さ345ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/7/8
- 寸法10.7 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-104167192527
- ISBN-13978-4167192525
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/7/8)
- 発売日 : 2011/7/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 345ページ
- ISBN-10 : 4167192527
- ISBN-13 : 978-4167192525
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 95,347位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,304位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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昭和2(1927)年、鶴岡市に生れる。山形師範学校卒業。48年「暗殺の年輪」で第六十九回直木賞を受賞。平成9(1997)年1月逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『乳のごとき故郷 (ISBN-13: 978-4163726502 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに周平さんを読みました。やっぱり、良いですね。
人生色々、それが波立ち綺麗に収まりが着く。上手いもんですヨ。文章も綺麗。
周平節とまでは言われてないけど、ありますよ。周平さんの文章には。
当方、青江又八郎から始まったので、脱藩剣豪物とかが読み始め。
この本では、武家だけではなく、江戸庶民の生活も描かれて、一味違います。
人生色々、それが波立ち綺麗に収まりが着く。上手いもんですヨ。文章も綺麗。
周平節とまでは言われてないけど、ありますよ。周平さんの文章には。
当方、青江又八郎から始まったので、脱藩剣豪物とかが読み始め。
この本では、武家だけではなく、江戸庶民の生活も描かれて、一味違います。
2023年12月26日に日本でレビュー済み
初めて読んだ藤沢周平の短編集、面白く読めたモノもあるんだが昭和の駄目を引き結いだモノも。身寄りの無い奉公人の少女、家の妻からは虐待、夫からは手籠めに。それなのに奉公先の窮地には大金を懐に江戸迄の三百里の旅を命懸けで行う。オカシイ。
2018年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年末のテレビ番組に魅力がなく、暇をみて読もうと注文しました。(この本が本屋に切れていて)。楽しく読み終えました。作者の力量に改めて魅力を感じました。
2020年10月4日に日本でレビュー済み
久し振り、恐らく7年ぶりくらいか。「泣くな、ケイ」、その時も、ぐっときたのだが、どういう話だったかスッカリ忘れてしまっていた。読み始めると、次第に思いだしてくる。ケイが使いに出て、20日経っても帰ってこない。このへんになると、何故帰ってこないかは忘れていたのだが、帰ってきた時に、ぐっときたことを思い出す。その何故が、わかるのが、もったいない気がして、読むのを途中でやめてしまった。藤沢作品、実にいい。
2016年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤沢作品が好きで読み続けています。江戸庶民の暮らしがよくわかります。
2021年7月23日に日本でレビュー済み
自分は何作か藤沢周平作品のレビューをしてるが、その中で最下位。
いろいろな雑誌に掲載された作品の寄せ集めのようだし。
「え?これで終わり?」という作品が何作もある。
『裏切り』---「男と女って、いろいろなことがあるのよ」--- はぁ?なんじゃそれ。
『一夢の敗北』にいったっちゃなんなのこれ?短編小説なのかと思っていたら序盤早々になにやら説明文が続いて、唐突に---浅学な筆者にはわからない。(中略)ご承知の方のご教授を仰ぎたいものである。---
なんて書いてあって面食らう。
唯一けっこうおもしろかったのは『孫十の逆襲』
これは野伏(強盗)の集団から村を守るために立ち上がった村人たちのお話。
藤沢周平は孫十じいさんの心の動きを描きたかったようだが自分がいいと思ったのはそこではない。
人を殺したこともない満足な武器も持たない村人たちが、農耕具を手に敵に先制攻撃を仕掛ける。
その興奮とエネルギッシュなパワーが感じられてよかった。
いろいろな雑誌に掲載された作品の寄せ集めのようだし。
「え?これで終わり?」という作品が何作もある。
『裏切り』---「男と女って、いろいろなことがあるのよ」--- はぁ?なんじゃそれ。
『一夢の敗北』にいったっちゃなんなのこれ?短編小説なのかと思っていたら序盤早々になにやら説明文が続いて、唐突に---浅学な筆者にはわからない。(中略)ご承知の方のご教授を仰ぎたいものである。---
なんて書いてあって面食らう。
唯一けっこうおもしろかったのは『孫十の逆襲』
これは野伏(強盗)の集団から村を守るために立ち上がった村人たちのお話。
藤沢周平は孫十じいさんの心の動きを描きたかったようだが自分がいいと思ったのはそこではない。
人を殺したこともない満足な武器も持たない村人たちが、農耕具を手に敵に先制攻撃を仕掛ける。
その興奮とエネルギッシュなパワーが感じられてよかった。
2013年6月25日に日本でレビュー済み
短編9編再読しても、なおさら面白い。著者の話はなぜ、ここまで読み手をあきさせずに、よみこませるのか?再再読まだまだ、読み足りない面白さ・