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海鳴り (上) (文春文庫) (文春文庫 ふ 1-18) 文庫 – 1987/10/9
藤沢 周平
(著)
身を粉にしてむかえた四十代半ば、放蕩息子と疲れた妻、懸命に支えた家庭にしのびこむ隙間風。老いを自覚する日々、紙屋新兵衛の心の翳りを軸に、人生の陰影を描く長篇。(丸元淑生)
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1987/10/9
- ISBN-104167192187
- ISBN-13978-4167192181
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1987/10/9)
- 発売日 : 1987/10/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4167192187
- ISBN-13 : 978-4167192181
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,616,287位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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昭和2(1927)年、鶴岡市に生れる。山形師範学校卒業。48年「暗殺の年輪」で第六十九回直木賞を受賞。平成9(1997)年1月逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『乳のごとき故郷 (ISBN-13: 978-4163726502 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸時代に生きる商人社会の男女の愛と生。読み終わってからも心に残ります。
2015年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸時代の町屋(商家)の生業がよくわかり面白い!藤沢周平氏の武家ものとは一味変わった内容に興味を持った・・・。
2015年2月6日に日本でレビュー済み
なんのかんの言っても、やはり人間は男は孤独である。
仕事に突っ走ってきた人生、負けないように、遅れぬように何とか走ってきても
周りを見回すと、自分を理解してくれているのは家族ではなくて他人だったりする。
カネはあっても体は老い、のこった時間を考えると、足し算ではなくて、すべては
引き算でしか発想できなくなったりする。
日々の戦いはやまない、楽にはならない、このまま死ぬのか・・・と考える一瞬。
主人公たちは、なんのかんの言っても決断が速い。実際は状況が揃ったとしても
こんなに早く割り切れないだろう・・とも思う。
だけど「この速さ、潔さ」こそ見習うべきなのかもしれない。若いうちはグズグズして
いても時間がなんとかしてくれたりするが、年を取るということは「迷えない」という
ことなのかもしれない。
それにしても、おこうと結ばれる下りは心が震えた。好きな女とひとつになることは、
何を差し置いてもの「生き甲斐」だと思う。そこに魂がふるえるような思いがあると
いうことを忘れてはいけないと思う。
仕事に突っ走ってきた人生、負けないように、遅れぬように何とか走ってきても
周りを見回すと、自分を理解してくれているのは家族ではなくて他人だったりする。
カネはあっても体は老い、のこった時間を考えると、足し算ではなくて、すべては
引き算でしか発想できなくなったりする。
日々の戦いはやまない、楽にはならない、このまま死ぬのか・・・と考える一瞬。
主人公たちは、なんのかんの言っても決断が速い。実際は状況が揃ったとしても
こんなに早く割り切れないだろう・・とも思う。
だけど「この速さ、潔さ」こそ見習うべきなのかもしれない。若いうちはグズグズして
いても時間がなんとかしてくれたりするが、年を取るということは「迷えない」という
ことなのかもしれない。
それにしても、おこうと結ばれる下りは心が震えた。好きな女とひとつになることは、
何を差し置いてもの「生き甲斐」だと思う。そこに魂がふるえるような思いがあると
いうことを忘れてはいけないと思う。
2013年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラジオ放送で聞いているうちに本を読みたくなり、購入しました。ラジオ放送で聞いているうちに本を読みたくなり、購入しました
2017年5月30日に日本でレビュー済み
もちろん再々読・面白い、著者の情景描写と人物描写に、感情が主人公、新兵衛に入りこんでしまう。
2013年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
突然入院することになった母のために購入。お馴染みの藤沢ワールドで、喜んでもらえた
2014年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤沢周平は今まで、武士ものばかり読んでいましたが、この本は紙問屋の主人公を中心に、型にはまった江戸時代の商人の生き方を描いています。
とはいっても、特に刷新な視点があるわけでもなく、現代でも十分に家族ドラマになりそうな家族や仕事、浮気が題材です。良いところは、良い悪いは別にして、全てがすっきりとまとまる話である事です。
話が急展開するのは、下巻の途中から。
少し辛抱が必要かもしれません。
とはいっても、特に刷新な視点があるわけでもなく、現代でも十分に家族ドラマになりそうな家族や仕事、浮気が題材です。良いところは、良い悪いは別にして、全てがすっきりとまとまる話である事です。
話が急展開するのは、下巻の途中から。
少し辛抱が必要かもしれません。