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おいで、一緒に行こう 福島原発20キロ圏内のペットレスキュー 単行本 – 2012/4/23
森 絵都
(著)
残された動物を救うべく、原発20キロ圏内へ向かった女たち――。被災地に無償の愛をそそぐ人々の姿を、著者一流のタッチで描く
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2012/4/23
- ISBN-104163753001
- ISBN-13978-4163753003
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2012/4/23)
- 発売日 : 2012/4/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 206ページ
- ISBN-10 : 4163753001
- ISBN-13 : 978-4163753003
- Amazon 売れ筋ランキング: - 975,244位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 137,041位ノンフィクション (本)
- - 243,053位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年東京都生まれ。早稲田大学卒。91年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』 で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞を、『カラフル』で産経児童出版文 化賞を、『つきのふね』で野間児童文芸賞を、『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞。2006年『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直 木賞を受賞した(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 宇宙のみなしご (ISBN-13: 978-4043941087 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新刊がなく、中古で購入しましたが非常にきれいでよかったです。
2012年5月25日に日本でレビュー済み
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ふるさとを追われるということを、命ある家族であるペットや家畜たちとの別れと再会を、フツーに暮らす人々が支えるペットレスキューの現場から描き出す。
悩みながら、でも、そこで起きていることを見つめて描こうとする筆者。その淡々としてフラット、時にユーモラスな記述は、つい是否論に陥りがちなテーマをありなままにとらえさせてくれる。
それにしても、ボランティアで足しげくペットレスキューに通う人々のエネルギーはすごい!
悩みながら、でも、そこで起きていることを見つめて描こうとする筆者。その淡々としてフラット、時にユーモラスな記述は、つい是否論に陥りがちなテーマをありなままにとらえさせてくれる。
それにしても、ボランティアで足しげくペットレスキューに通う人々のエネルギーはすごい!
2015年3月19日に日本でレビュー済み
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取材期間が短かったせいか、肝心の残された犬たちの情報が少なすぎ
半分くらいは人間の話だ
半分くらいは人間の話だ
2014年2月13日に日本でレビュー済み
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悲しい話ですが、事実をきちんと受け止めることが大事と思います。
2012年12月10日に日本でレビュー済み
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20キロ圏内のレスキューが始まって1年半、まだ続いています。まだ線量の多いところもあり、道もきれいなところがほとんどない中待っているその子の為にほぼ毎週福島に通っている普通の仕事をしている女性、と仲間とボランティアさんたち。今も続いていることを、終われない現実を、知ってほしいです。
2012年4月27日に日本でレビュー済み
自分自身、被災地(福島ではないですが)に住んでいて、職務として動物愛護に携わっている者ですが、福島の現状をテレビで拝見し心を痛めておりました。報道されている以上に、犬猫を含む動物が過酷な状況にあるだろう事も・・・。
当地では津波による被害が主で、鎖だけが残っているとか、鎖につながれたまま亡くなっていたり、瓦礫の中から発見され生きながらえたりとか、様々でした。
この作品は筆者の作風もあるのでしょうが、非常に感銘を受け涙した事も多いです。
また、現地のボランティアスタッフへの同行取材ですので、これが福島の全てではない事も暗に書かれています。
震災や被爆の事を出版して金儲けをするのかと批判する方もいらっしゃると思いますが、こういった出版物が無ければ実際の状況が判らないのも事実です。
読み進んでいくほどに、筆者・ボランティアスタッフの想いが伝わって来ます。
震災当時、当家の飼猫が行方不明になり、10日後に見つかった時の事を思い出し、また涙したものです。
動物愛護に対する思いを、新たにする一冊だと思います。
当地では津波による被害が主で、鎖だけが残っているとか、鎖につながれたまま亡くなっていたり、瓦礫の中から発見され生きながらえたりとか、様々でした。
この作品は筆者の作風もあるのでしょうが、非常に感銘を受け涙した事も多いです。
また、現地のボランティアスタッフへの同行取材ですので、これが福島の全てではない事も暗に書かれています。
震災や被爆の事を出版して金儲けをするのかと批判する方もいらっしゃると思いますが、こういった出版物が無ければ実際の状況が判らないのも事実です。
読み進んでいくほどに、筆者・ボランティアスタッフの想いが伝わって来ます。
震災当時、当家の飼猫が行方不明になり、10日後に見つかった時の事を思い出し、また涙したものです。
動物愛護に対する思いを、新たにする一冊だと思います。
2018年4月30日に日本でレビュー済み
同じ著者の作品「君と一緒に生きよう」も犬を救う話で読んだのですが、前作は自分勝手な飼い主やブリーダーに憤慨したものの、今回の本は辛い現実が描かれてはいますが、ボランティアの人々の活動に救われる思いがしました。
人のために、動物のために、自分のことは顧みずこんなにも動ける人たちがたくさんいること、それだけでまだまだこの国の未来は明るいのではないかと希望が湧きました。
また、原発事故直後の街がどうなったのか、未だかつて日本が経験したことのなかったこの災害の記録を残すということは、とても意義のあることだと思いました。
目を背けたくなる写真もありますが、私たちにできることは東日本大震災を忘れないこと、この災害について考え続けることだと思います。
人のために、動物のために、自分のことは顧みずこんなにも動ける人たちがたくさんいること、それだけでまだまだこの国の未来は明るいのではないかと希望が湧きました。
また、原発事故直後の街がどうなったのか、未だかつて日本が経験したことのなかったこの災害の記録を残すということは、とても意義のあることだと思いました。
目を背けたくなる写真もありますが、私たちにできることは東日本大震災を忘れないこと、この災害について考え続けることだと思います。
2012年6月15日に日本でレビュー済み
2012年、森絵都さんの著書です。
本書は、サブタイトルにあるように、福島原発20キロ圏内のペットレスキューについて書かれています。
著者は、そもそも、レスキューの様子・レスキューする人たちを同行取材するということで関わったわけですが、
行動を共にするにつれ、著者自身もレスキューする人へと変わっていきます。
報道やドキュメントというよりも、著者の主観を通してみるペットレスキュー本といった趣で、
ペットレスキュー、レスキューする人はもちろんのこと、
レスキューされた動物のその後、引き取られた人、被災地の飼い主など、著者の周囲について、いろいろ書かれています。
私が、特に共鳴したのは、「 のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録 」の太田康介氏の言葉。(本書内に出てきます)
「〜 犬や猫はものを言わないじゃないですか。だから余計に不憫なんです。
痛いとかつらいとかお腹がすいたとか言いませんから、僕らが無視してしまうと、黙って死んでいくんだな、と」(P99〜102)
また、著者に対しては、視点が変わっていく様子が、一番印象に残ってます。
「これは犬猫問題なのか、原発問題なのか、行政問題なのか、命の尊厳問題なのか。」(P122)という文章に、顕著に出ています。
本書では、「40女」「母性」という言葉が、キーワードのようによく出てきます。
圏内でレスキューを続ける人は確かに「40女」が多いのかもしれませんし、彼女達を突き動かすのは「母性」だとも思います。
しかしながら、彼女達が「無謀なくらい」に動かざるを得ないのは、やはり「社会の責任」だと思います。
ペットレスキューでの立入許可、防護服の貸与等、公的な面をしっかりと整備して、より多くの人の「良心」を発揮できるような社会を求めます。
なお、評価につきましては、著者の主観入りという点で、若干割れるかな?と思うので「☆-1」させていただきました。
おそらく、(男性よりも)女性の方が、共感を得るのではないでしょうか?
(参考)
被災地域のペットが、被災地・全国各地の動物愛護団体で保護されています。
里親さん、ホスト・ファミリーさん、ボランティアさん、義援金、支援物資etc、各団体で募集してます。
初めての方には、『Amazon・たすけあおうNippon』『ふんばろう東日本・動物班』もオススメです。
。。。みんなの手で、被災地の小さな命を助けていきませんか?
本書は、サブタイトルにあるように、福島原発20キロ圏内のペットレスキューについて書かれています。
著者は、そもそも、レスキューの様子・レスキューする人たちを同行取材するということで関わったわけですが、
行動を共にするにつれ、著者自身もレスキューする人へと変わっていきます。
報道やドキュメントというよりも、著者の主観を通してみるペットレスキュー本といった趣で、
ペットレスキュー、レスキューする人はもちろんのこと、
レスキューされた動物のその後、引き取られた人、被災地の飼い主など、著者の周囲について、いろいろ書かれています。
私が、特に共鳴したのは、「 のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録 」の太田康介氏の言葉。(本書内に出てきます)
「〜 犬や猫はものを言わないじゃないですか。だから余計に不憫なんです。
痛いとかつらいとかお腹がすいたとか言いませんから、僕らが無視してしまうと、黙って死んでいくんだな、と」(P99〜102)
また、著者に対しては、視点が変わっていく様子が、一番印象に残ってます。
「これは犬猫問題なのか、原発問題なのか、行政問題なのか、命の尊厳問題なのか。」(P122)という文章に、顕著に出ています。
本書では、「40女」「母性」という言葉が、キーワードのようによく出てきます。
圏内でレスキューを続ける人は確かに「40女」が多いのかもしれませんし、彼女達を突き動かすのは「母性」だとも思います。
しかしながら、彼女達が「無謀なくらい」に動かざるを得ないのは、やはり「社会の責任」だと思います。
ペットレスキューでの立入許可、防護服の貸与等、公的な面をしっかりと整備して、より多くの人の「良心」を発揮できるような社会を求めます。
なお、評価につきましては、著者の主観入りという点で、若干割れるかな?と思うので「☆-1」させていただきました。
おそらく、(男性よりも)女性の方が、共感を得るのではないでしょうか?
(参考)
被災地域のペットが、被災地・全国各地の動物愛護団体で保護されています。
里親さん、ホスト・ファミリーさん、ボランティアさん、義援金、支援物資etc、各団体で募集してます。
初めての方には、『Amazon・たすけあおうNippon』『ふんばろう東日本・動物班』もオススメです。
。。。みんなの手で、被災地の小さな命を助けていきませんか?