オカルトやインチキを暴く本は、それこそウンカの如くありますが、これが1番おすすめです。
ユーモアもあり、知的で、偏った自己主張や無駄な個人的感想もありません。(正直、類似本ではこれらにウンザリ)
表紙もちゃんとネタになってます。

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超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか 単行本(ソフトカバー) – 2012/2/11
リチャード・ワイズマン
(著),
木村 博江
(翻訳)
占い師、超能力者、予言者、体外離脱、幽霊、ポルターガイスト、降霊術、カルト教団……あなたの脳はこうして彼らに騙される
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2012/2/11
- ISBN-104163749209
- ISBN-13978-4163749204
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2012/2/11)
- 発売日 : 2012/2/11
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 320ページ
- ISBN-10 : 4163749209
- ISBN-13 : 978-4163749204
- Amazon 売れ筋ランキング: - 345,414位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 91位異常心理学・催眠術
- - 1,625位臨床心理学・精神分析
- - 3,140位超心理学・心霊
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々と興味深い事例が収録されています。
私は疑似科学的なものにも興味がありますが、完全な偽物は炙りだして頂きたいものです。
私は疑似科学的なものにも興味がありますが、完全な偽物は炙りだして頂きたいものです。
2012年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者はマジシャンだったらしい。
そのため、本書はいかがわしい超常現象をマジシャンの視点から解明したという感じだ。
そして丁寧なことに、読者に超常現象を演じるテクニックまでも記されている。
まあ、そのあたりは半分ジョークととらえたほうが良いのだが。
本書のテーマは超常現象ではあるが、後半ではマインドコントロールといった、オカルトとは若干ニュアンスの異なることまでが扱われている。
くしくもここ数日、ワイドショーではマインドコントロールの話題がトップに取り上げられている。
霊感商法など、我々の身近にもオカルトは存在するし、金縛りにあったと語る友人もいる。
そのようなオカルトやオカルトまがいに騙されないためにも、本書は広く読まれて欲しい。
古くはコナン・ドイルがエンゼルの存在を信じたりと、オカルトがらみの事件は歴史上数多く存在する。
本書で取り上げられているのはフォックス姉妹のポルターガイスト事件など、比較的著名なものが多いが、本書の眼目はそのトリックと、それをなぜ人々が信じるに至ったか、ということである。
このあたり、心理学や社会学といった関係の少し深い所につっこんでいるところもある。
翻訳書なので文章が少々硬いが、面白い一冊だった。
そのため、本書はいかがわしい超常現象をマジシャンの視点から解明したという感じだ。
そして丁寧なことに、読者に超常現象を演じるテクニックまでも記されている。
まあ、そのあたりは半分ジョークととらえたほうが良いのだが。
本書のテーマは超常現象ではあるが、後半ではマインドコントロールといった、オカルトとは若干ニュアンスの異なることまでが扱われている。
くしくもここ数日、ワイドショーではマインドコントロールの話題がトップに取り上げられている。
霊感商法など、我々の身近にもオカルトは存在するし、金縛りにあったと語る友人もいる。
そのようなオカルトやオカルトまがいに騙されないためにも、本書は広く読まれて欲しい。
古くはコナン・ドイルがエンゼルの存在を信じたりと、オカルトがらみの事件は歴史上数多く存在する。
本書で取り上げられているのはフォックス姉妹のポルターガイスト事件など、比較的著名なものが多いが、本書の眼目はそのトリックと、それをなぜ人々が信じるに至ったか、ということである。
このあたり、心理学や社会学といった関係の少し深い所につっこんでいるところもある。
翻訳書なので文章が少々硬いが、面白い一冊だった。
2012年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サブタイトルは「なぜ人は幽霊が見えるのか」。僕は昔から、超常現象に興味がある。正確に言うと、超常現象と捉えられる現象が、人間の知覚の中でどのように生成'されるのかについて興味がある。この本もいわゆるトンデモ本の類ではなく、最先端の科学的な実験と通して、人間の認知システムがいかにして誤作動し、幽霊に代表'される超常現象を現実に起きた現象と錯覚するのかについて、イギリスの超常現象の調査で学位を取得した学者、リチャード・ワイズマンによって書かれた本だ。
第一章は、いわゆる占いの話し。占いの本質が、実はしぐさや言葉尻から相手の考えを読みほぐすコールドリーディングにあることを示し、そのテクニックを説明しつ'つ、占い師の化けの皮を剥ぐ内容だ。プレゼンテーションが仕事の一部となっている僕には、非常に興味深い内容だ。
第二章は「幽体離脱」を扱う。自分が自分の体内にいるというごく当たり前の感覚は、実は種々の知覚情報をもとに脳がつくりあげている感覚であることを、種々の例'をもとに紐解いていく。ご丁寧に、幽体離脱を経験するトレーニングメニューまで紹介されている(笑)。幽体離脱現象の根本は、脳は目覚めている間中、自分の現在'地を確認していて、それに対して無意識に答えを出そうとする脳の働きにあり、その働きのおかげで普段は自分が自分の体内にいる感覚が持てるし、そのフィードバッ'クが適切に行われていない状態が幽体離脱現象として知覚されるということなのだ。この脳が自分の所在地を確認するというあたりは、極めて建築と密接なかかわりが'ありそうで、仕事柄興味を魅かれた。
以後、第三章は念力、第四章は霊媒師、第五章は幽霊、第六章はマインドコントロール、第七章は予知能力と続き、巻末には「これであなたも超能力者」と題された、'似非超能力者を体験できる特別付録まで添付されている。楽しみつつ、あっという間に読了した。
網羅的な内容で、超常現象探究の初心者には面白い。本年2月10日に読了した「心を上手に透視する方法」に通じる内容でもあり、プレゼンテーション技術向上の一'環として呼んでも面白いかも。ワイズマン博士はほかにも、「その科学が成功を決める」、「運のいい人、悪い人」など、人間の心理のはたらきにかかわる本を出して'いるらしいから、機会があったら読んでみよう。でも超常現象暴露マニアには少々物足りないといった内容かな。超常現象に科学的、心理学的立場からより肉薄した本'が読んでみたい。
第一章は、いわゆる占いの話し。占いの本質が、実はしぐさや言葉尻から相手の考えを読みほぐすコールドリーディングにあることを示し、そのテクニックを説明しつ'つ、占い師の化けの皮を剥ぐ内容だ。プレゼンテーションが仕事の一部となっている僕には、非常に興味深い内容だ。
第二章は「幽体離脱」を扱う。自分が自分の体内にいるというごく当たり前の感覚は、実は種々の知覚情報をもとに脳がつくりあげている感覚であることを、種々の例'をもとに紐解いていく。ご丁寧に、幽体離脱を経験するトレーニングメニューまで紹介されている(笑)。幽体離脱現象の根本は、脳は目覚めている間中、自分の現在'地を確認していて、それに対して無意識に答えを出そうとする脳の働きにあり、その働きのおかげで普段は自分が自分の体内にいる感覚が持てるし、そのフィードバッ'クが適切に行われていない状態が幽体離脱現象として知覚されるということなのだ。この脳が自分の所在地を確認するというあたりは、極めて建築と密接なかかわりが'ありそうで、仕事柄興味を魅かれた。
以後、第三章は念力、第四章は霊媒師、第五章は幽霊、第六章はマインドコントロール、第七章は予知能力と続き、巻末には「これであなたも超能力者」と題された、'似非超能力者を体験できる特別付録まで添付されている。楽しみつつ、あっという間に読了した。
網羅的な内容で、超常現象探究の初心者には面白い。本年2月10日に読了した「心を上手に透視する方法」に通じる内容でもあり、プレゼンテーション技術向上の一'環として呼んでも面白いかも。ワイズマン博士はほかにも、「その科学が成功を決める」、「運のいい人、悪い人」など、人間の心理のはたらきにかかわる本を出して'いるらしいから、機会があったら読んでみよう。でも超常現象暴露マニアには少々物足りないといった内容かな。超常現象に科学的、心理学的立場からより肉薄した本'が読んでみたい。
2019年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し強引に論理を展開している部分もありましたが、オカルトは往々にしてインチキである事を知る事が出来ます。
様々なオカルトが本当か気になって読んでみる程度でしたらとても素晴らしいと思います。
ただ、占いや幽霊、幽体離脱に超能力等、とてもたくさんのオカルトを扱ってくれている為、1つ1つの章での検証や事例は各内容を専門に扱っている本に比べたら浅く、色んなドーナツのミニサイズがたくさん入っていて色んな味が楽しめるミスタードーナツのDポップを思い出しました。
様々なオカルトが本当か気になって読んでみる程度でしたらとても素晴らしいと思います。
ただ、占いや幽霊、幽体離脱に超能力等、とてもたくさんのオカルトを扱ってくれている為、1つ1つの章での検証や事例は各内容を専門に扱っている本に比べたら浅く、色んなドーナツのミニサイズがたくさん入っていて色んな味が楽しめるミスタードーナツのDポップを思い出しました。
2014年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かったです。商品もきれいでした。どうも有り難うございました。
2013年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非科学的な現象、体験は全て脳の錯覚。
おばけが怖い人も必読の書。
おばけが怖い人も必読の書。
2012年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
超常現象とされていることが実際には脳によって間違って認識されていることにより起こっているように見えているという話.
いろいろな題材を取り上げて,その例を示している.
騙されるというのは『脳は「自分が見たいもの」しか認識できず,「意味のないもの」に意味を見出してしまう.』ということのようだ.
バカの壁 (新潮新書) という本を思い出した.人の意見を無視してしまいがちなのもうなずける.
「占い師の化けの皮をはぐ」の章では,その脳の認識の仕組みをうまく利用しているという話があげられているが,具体例をあげてあり納得感がある.
「マインドコントロール」の章では洗脳の方法とさらにそれから身を守る方法が書かれている.
最後に「特別付録」として「これであなたも超能力者」という章があり,読心術の方法などが簡潔にまとめられているが,ここまで読んできてこの章を読むと少し笑えてしまう.
人間の脳は精緻にできているがゆえに,誤作動も起こしやすいとワイズマンは言っているそうだ.
騙されやすい人は読むと良いかもしれない.
この著者の本で前に読んだ その科学が成功を決める ほどではなかったが,結構面白く読めた.
いろいろな題材を取り上げて,その例を示している.
騙されるというのは『脳は「自分が見たいもの」しか認識できず,「意味のないもの」に意味を見出してしまう.』ということのようだ.
バカの壁 (新潮新書) という本を思い出した.人の意見を無視してしまいがちなのもうなずける.
「占い師の化けの皮をはぐ」の章では,その脳の認識の仕組みをうまく利用しているという話があげられているが,具体例をあげてあり納得感がある.
「マインドコントロール」の章では洗脳の方法とさらにそれから身を守る方法が書かれている.
最後に「特別付録」として「これであなたも超能力者」という章があり,読心術の方法などが簡潔にまとめられているが,ここまで読んできてこの章を読むと少し笑えてしまう.
人間の脳は精緻にできているがゆえに,誤作動も起こしやすいとワイズマンは言っているそうだ.
騙されやすい人は読むと良いかもしれない.
この著者の本で前に読んだ その科学が成功を決める ほどではなかったが,結構面白く読めた.