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ナツコ 沖縄密貿易の女王 単行本 – 2005/4/12
奥野 修司
(著)
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- 本の長さ405ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2005/4/12
- ISBN-104163669205
- ISBN-13978-4163669205
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2005/4/12)
- 発売日 : 2005/4/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 405ページ
- ISBN-10 : 4163669205
- ISBN-13 : 978-4163669205
- Amazon 売れ筋ランキング: - 598,925位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30,666位歴史・地理 (本)
- - 84,421位ノンフィクション (本)
- - 98,965位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の夏子の写真が印象的である。目に力がある。聡明さが窺える。口元が自然で、きりっとしている。その内心に勇気があり、行動力があるとまでは分からない。しかし、あったのである。このような女性達が戦後の沖縄を生き抜いたのだろう。
2024年1月7日に日本でレビュー済み
奥野修司(1948年~)氏は、立命館大学経済学部卒、南米で日系移民調査に従事した後、帰国し、フリージャーナリストになる。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。高校生の首切り殺人事件を取り上げた、同年発行の『心にナイフをしのばせて』は発行部数10万部近いベストセラーとなった。
私はノンフィクション作品が好きで、各ノンフィクション賞を受賞した作品の多くを読んでいるが、本書は新古書店で偶々見つけ、手に取った。
本作品は、戦後の米軍軍政下の沖縄で(密)貿易業を営み、“沖縄密貿易の女王”と称された金城夏子(1916~54年)の一生を描いたものである。
ナツコは、1916年、鹿児島県徳之島の漁師の家に生まれ(戸籍上は、1915年沖縄の現・糸満市出生)、18歳のときに、兄姉を頼ってフィリピン・マニラに渡り、マニラでは、市場で魚を売買し、糸満出身の女性たちのボス的な存在だったという。1941年、開戦の直前に帰国し石垣島に転居、1944年、台湾に疎開したが、1946年、終戦後に石垣島に戻った。係留されていた18トンの船を買い取って、海人草の密貿易で莫大な利益を得た後、新造船の高速船を購入し、精米所を建設、更に、商事会社を設立するなど、手広く貿易業を行ったが、1954年、頭部の皮膚がんで死去した。
尚、沖縄では、終戦から1950年頃まで、米軍軍政下で民間貿易が禁止されていたが、実際には、台湾ルート、香港ルート、本土ルートで広く密貿易が行われており、米軍も生活必需品を扱う密貿易を強くは取り締まらなかったという。そして、そこで活躍していたのがナツコなのである。
読み終えて、まず感じたのは、我々(私は関東地方の戦後生まれの人間である)は沖縄のこと・沖縄の歴史を本当に何も知らないということである。著者はあとがきで「沖縄には「アメリカ世」や「ヤマト世」があっても「沖縄世(ウチナーユ)」がないというが、戦後の数年間こそ「沖縄世」だったのではないか、このとき沖縄人が秘めていたエネルギーを爆発させたのが密貿易であり、その最前線を走る夏子は彼らの夢だったのかもしれない」と書いているのだが、私は、沖縄の人々の中に、琉球王国時代(或いは更に遡った時代)からの海洋性民族としての血が流れていることを再認識したし、ナツコはそうした沖縄の人々の象徴とも言える存在なのではないかと強く感じた。
また、本作品は、著者が12年間、根気よく取材をした結果世に出たもので、本作品がなければ、密貿易という性格上、歴史としては残ることのなかった内容ではないかと言われる。そうした意味で、インターネットやSNSが浸透した現在、ノンフィクション作品の意義を問う向きもあるが、その問いに対する有力な答えになる作品と言えると思う。
(2024年1月了)
私はノンフィクション作品が好きで、各ノンフィクション賞を受賞した作品の多くを読んでいるが、本書は新古書店で偶々見つけ、手に取った。
本作品は、戦後の米軍軍政下の沖縄で(密)貿易業を営み、“沖縄密貿易の女王”と称された金城夏子(1916~54年)の一生を描いたものである。
ナツコは、1916年、鹿児島県徳之島の漁師の家に生まれ(戸籍上は、1915年沖縄の現・糸満市出生)、18歳のときに、兄姉を頼ってフィリピン・マニラに渡り、マニラでは、市場で魚を売買し、糸満出身の女性たちのボス的な存在だったという。1941年、開戦の直前に帰国し石垣島に転居、1944年、台湾に疎開したが、1946年、終戦後に石垣島に戻った。係留されていた18トンの船を買い取って、海人草の密貿易で莫大な利益を得た後、新造船の高速船を購入し、精米所を建設、更に、商事会社を設立するなど、手広く貿易業を行ったが、1954年、頭部の皮膚がんで死去した。
尚、沖縄では、終戦から1950年頃まで、米軍軍政下で民間貿易が禁止されていたが、実際には、台湾ルート、香港ルート、本土ルートで広く密貿易が行われており、米軍も生活必需品を扱う密貿易を強くは取り締まらなかったという。そして、そこで活躍していたのがナツコなのである。
読み終えて、まず感じたのは、我々(私は関東地方の戦後生まれの人間である)は沖縄のこと・沖縄の歴史を本当に何も知らないということである。著者はあとがきで「沖縄には「アメリカ世」や「ヤマト世」があっても「沖縄世(ウチナーユ)」がないというが、戦後の数年間こそ「沖縄世」だったのではないか、このとき沖縄人が秘めていたエネルギーを爆発させたのが密貿易であり、その最前線を走る夏子は彼らの夢だったのかもしれない」と書いているのだが、私は、沖縄の人々の中に、琉球王国時代(或いは更に遡った時代)からの海洋性民族としての血が流れていることを再認識したし、ナツコはそうした沖縄の人々の象徴とも言える存在なのではないかと強く感じた。
また、本作品は、著者が12年間、根気よく取材をした結果世に出たもので、本作品がなければ、密貿易という性格上、歴史としては残ることのなかった内容ではないかと言われる。そうした意味で、インターネットやSNSが浸透した現在、ノンフィクション作品の意義を問う向きもあるが、その問いに対する有力な答えになる作品と言えると思う。
(2024年1月了)
2023年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ぐいぐい引き込まれながら読みました。
沖縄の歴史の奥行きの深さに触れ、沖縄がだいぶ好きになりました。
沖縄の歴史の奥行きの深さに触れ、沖縄がだいぶ好きになりました。
2022年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
反政府志向である沖縄のメンタリティのルーツがわかる本、とてもわかり易いです。
2024年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女傑と云える人、沖縄の姿、一面を知り納得した。進駐軍の姿も知ることが出来良かったと思う
2022年3月9日に日本でレビュー済み
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10年前にいった与那国島を思い出し興味深く読ませて頂きました。
2019年1月14日に日本でレビュー済み
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戦後の沖縄を知りたい人、またそうじゃなくても、人間ドラマとしてめちゃめちゃ面白いです。
2017年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沖縄という場所、女性であったこと、終戦間近から戦後にかけてという、男ですら夢も希望も失っていた時代に、こんな女性がいた!40になる前になくなるなんて。せめてあと10年、いや平均年齢くらいは生きて欲しかったと思う。