前巻の「天使の嘘」が面白くて直ぐ購入、直ぐ読破。
相変わらずテンポもよく情景も浮ぶ描写力は流石です。
内容もサスペンスとしてはよくできてると思います。
心に深い傷を持つ二人の、心引合う本能がお互いを助け、励まし、生きる糧になっていく話の流れが読みどころです。
ミレニアムのリズベットみたいにスーパーマンではなく、ミスやヘマもする所にも親近感湧きながら読みました。
作者の今後の作品も追いかけようと思います。
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天使の傷 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 2022/3/16
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英国推理作家協会賞イアン・フレミング・スティール・ダガー賞受賞!
『天使と噓』につづく〈サイラス&イーヴィ〉シリーズ第二作登場
半年前に退職した警視が死体で発見された。臨床心理士サイラスは現場の状況を心理面から分析し自殺ではないと警察に助言する。元警視は現役時に担当した児童連続誘拐殺害事件を今なお追っていたらしい。その犯人はすでに逮捕され、獄中で死亡しているにも関わらず……さらに捜査で発見されたメモには、サイラスがかつて出会った嘘を見破る能力を持つ少女イーヴィの異名「天使の顔(エンジェル・フェイス)」の文字が――シリーズの核心に迫る第二作
『天使と噓』につづく〈サイラス&イーヴィ〉シリーズ第二作登場
半年前に退職した警視が死体で発見された。臨床心理士サイラスは現場の状況を心理面から分析し自殺ではないと警察に助言する。元警視は現役時に担当した児童連続誘拐殺害事件を今なお追っていたらしい。その犯人はすでに逮捕され、獄中で死亡しているにも関わらず……さらに捜査で発見されたメモには、サイラスがかつて出会った嘘を見破る能力を持つ少女イーヴィの異名「天使の顔(エンジェル・フェイス)」の文字が――シリーズの核心に迫る第二作
- 本の長さ340ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2022/3/16
- 寸法10.6 x 1.4 x 15.7 cm
- ISBN-104151832556
- ISBN-13978-4151832550
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2022/3/16)
- 発売日 : 2022/3/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 340ページ
- ISBN-10 : 4151832556
- ISBN-13 : 978-4151832550
- 寸法 : 10.6 x 1.4 x 15.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 300,306位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 435位ハヤカワ・ミステリ
- - 1,847位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し取り掛かるのが遅くなりましたが、「天使と嘘」(2021/6月)に続く「天使の傷 上・下 サイラス&イーヴィ "When She Was Good"」(マイケル・ロボサム ハヤカワ・ミステリ文庫)を読み終えました。
前作を読んでいるほうが遥かに物語へ没入できるとは思いますが、本書単独でも十分に面白い、ページ・ターナーに仕上がっています。
過去に傷を持つ臨床心理士・サイラスと「嘘を見抜く」能力を持ったイーヴィが交互に一作目を含む物語を語り継いでいきます。イーヴィを虐待していたと思われていたテリー・ボーランド。イーヴィは養護施設を転々とした後、そのテリーの惨殺死体と共に保護されることになりました。
そして、元警視・ウィットモアの死体が発見される事件が発生し、その後いくつかの連続殺人事件が引き起こされます。誰が、何故?キーワードは、過去の事件を掘り起こしていたウィットモアの捜査資料に残されていた「エンジェル・フェイス」というメモ。
児童連続誘拐殺害事件の陰に潜む或る既得権益層による陰謀と明らかになるイーヴィの姿。取り分け、サイラスの成長に繋がるある人物とのつながりが悲壮なアクシデントをもたらします。まあ、ストーリーのまとめは、ここまでにしたいと思います。
私もまた、臆病者、裏切り者、噓つき、偽者であり、見えない皮膚のどこかに偽善者、詐欺師、役立たずという名の原罪を背負っており、それを振り払うべく日々の暮らしを一日、一日と積み重ねています。「きょうは新鮮な空気や運動のために走っているわけではない。イライアスへの負の感情をぬぐい去ろうとしている」(上 pp.141-142)かのように。
イーヴィは、助けてくれた善人・マーティの問いかけに対して、この悪辣な世界に対して自分の足跡も指紋も残したくないとどうやって説明できるのか戸惑いながら、「世界の三大嘘っぱち」について思います。
きっとよくなる。何もかもだいじょうぶ。わたしがそばにいる。
今回の邦題タイトルには、少し不満が残りました。何がいいかと考えて頭に浮かんだのは、「天使といい嘘」。但し、そのタイトルでは本が売れなくなるかもしれませんね(笑)。
前作を読んでいるほうが遥かに物語へ没入できるとは思いますが、本書単独でも十分に面白い、ページ・ターナーに仕上がっています。
過去に傷を持つ臨床心理士・サイラスと「嘘を見抜く」能力を持ったイーヴィが交互に一作目を含む物語を語り継いでいきます。イーヴィを虐待していたと思われていたテリー・ボーランド。イーヴィは養護施設を転々とした後、そのテリーの惨殺死体と共に保護されることになりました。
そして、元警視・ウィットモアの死体が発見される事件が発生し、その後いくつかの連続殺人事件が引き起こされます。誰が、何故?キーワードは、過去の事件を掘り起こしていたウィットモアの捜査資料に残されていた「エンジェル・フェイス」というメモ。
児童連続誘拐殺害事件の陰に潜む或る既得権益層による陰謀と明らかになるイーヴィの姿。取り分け、サイラスの成長に繋がるある人物とのつながりが悲壮なアクシデントをもたらします。まあ、ストーリーのまとめは、ここまでにしたいと思います。
私もまた、臆病者、裏切り者、噓つき、偽者であり、見えない皮膚のどこかに偽善者、詐欺師、役立たずという名の原罪を背負っており、それを振り払うべく日々の暮らしを一日、一日と積み重ねています。「きょうは新鮮な空気や運動のために走っているわけではない。イライアスへの負の感情をぬぐい去ろうとしている」(上 pp.141-142)かのように。
イーヴィは、助けてくれた善人・マーティの問いかけに対して、この悪辣な世界に対して自分の足跡も指紋も残したくないとどうやって説明できるのか戸惑いながら、「世界の三大嘘っぱち」について思います。
きっとよくなる。何もかもだいじょうぶ。わたしがそばにいる。
今回の邦題タイトルには、少し不満が残りました。何がいいかと考えて頭に浮かんだのは、「天使といい嘘」。但し、そのタイトルでは本が売れなくなるかもしれませんね(笑)。
2022年4月21日に日本でレビュー済み
過去、酷い事件に巻き込まれた少女イーヴィ。その保護者(理解者)的な立場にある臨床心理士のサイラス。
イーヴィが保護施設に収監される中、ある元刑事が殺害される。
サイラスも事件の調査に関わるが、それはイーヴィに繋がっていく事件だった。
他方、事件の解決を望まない集団の魔手が2人に迫る。果たして巨悪を討つことができるのか、という話。
「天使の嘘」の続編であるが、最後の最後まで読ませます。
1作目は最初は冗長で徐々に加速していったイメージだったが、2作目はさらに作者の力量が増したのか、最初から最後までスピーディに読める。
色恋沙汰も最小限で興醒めしない。
兎に角、サスペンスフルでお勧めできる一作です。
是非次回作も刊行して欲しい。
同作者の「生か死か」も非常にサスペンスフルでお勧めです。
イーヴィが保護施設に収監される中、ある元刑事が殺害される。
サイラスも事件の調査に関わるが、それはイーヴィに繋がっていく事件だった。
他方、事件の解決を望まない集団の魔手が2人に迫る。果たして巨悪を討つことができるのか、という話。
「天使の嘘」の続編であるが、最後の最後まで読ませます。
1作目は最初は冗長で徐々に加速していったイメージだったが、2作目はさらに作者の力量が増したのか、最初から最後までスピーディに読める。
色恋沙汰も最小限で興醒めしない。
兎に角、サスペンスフルでお勧めできる一作です。
是非次回作も刊行して欲しい。
同作者の「生か死か」も非常にサスペンスフルでお勧めです。
2022年8月14日に日本でレビュー済み
面白かったですが、最近の翻訳ミステリの常套パターン。前作を、どうせこれもそうだろうなと思いつつ読了し、それでも違うパターンを期待していたのですが。
2022年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代の事件が過去の事件と繋がりがある。
最初から引っ張る。一気読みしました
最初から引っ張る。一気読みしました
2022年6月29日に日本でレビュー済み
本作は、嘘を見抜ける能力をもつ少女・イーヴィと臨床心理士のサイラスを描いたシリーズ2作目にあたる。
前作では部分的にしか語られなかったイーヴィの過去だが、本作ではメインストーリーと大きく関わってくる。
前作同様、サイラスとイーヴィの二人が交互に語り手となって物語は進んでいく。
元警視の不審死の謎を追うサイラスと、自身の過去を追走するイーヴィ。
なぜ元警視は死んだのかという現在進行形の謎と、イーヴィの過去に登場する人物は一体何者なのかという過去の謎。
この両輪が物語を牽引していく。
また、サイラスとイーヴィの抱える決して癒えることのない心の傷と孤独も前作同様丁寧に描かれている。
ミステリーとしての面白さはもちろんのこと、彼ら二人の内面を見事な筆力で描写している点も本作の魅力と言えるだろう。
前作では部分的にしか語られなかったイーヴィの過去だが、本作ではメインストーリーと大きく関わってくる。
前作同様、サイラスとイーヴィの二人が交互に語り手となって物語は進んでいく。
元警視の不審死の謎を追うサイラスと、自身の過去を追走するイーヴィ。
なぜ元警視は死んだのかという現在進行形の謎と、イーヴィの過去に登場する人物は一体何者なのかという過去の謎。
この両輪が物語を牽引していく。
また、サイラスとイーヴィの抱える決して癒えることのない心の傷と孤独も前作同様丁寧に描かれている。
ミステリーとしての面白さはもちろんのこと、彼ら二人の内面を見事な筆力で描写している点も本作の魅力と言えるだろう。
2023年2月22日に日本でレビュー済み
少女に嘘を見抜く能力を持たせたのに疑問が残る。この話やるなら無くてもいいし、むしろ無いほうがハードルが高くなって、乗り越えたときのカタルシスが増さないか?
2022年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり日本では翻訳されていないのだが、どの作品も外れなし。オーストリア人だがイギリス在住経験もある著者ロボサムは、北欧ミステリーにも似たキャラクター中心の決め細かさを備えた文句なしにおススメ作家である。このレベルで安定して走り抜けている作家なので、本来もっと読まれる需要はあるはず。未訳作品の日本市場での販促は本邦の出版社一同に、是非とも加速化して頂きたい。
さて本書は前作『天使の嘘』シリーズの続編である。前作では特異極まりないヒロイン。嘘を見破る特殊な能力を持つイーヴィ。死体と一緒の塒で生き残っていたのを幼児の時に発見された出生不明の少女イーヴィーの魅力と謎の部分は、本作である程度解明されてゆくことになる。
無論、イーヴィとのコンビであるサイラス。家族全員を狂気の兄に殺害された無残な事件の生き残りであり、臨床心理士であるサイラス。彼の造形も本作ではまた深まってゆく一冊となっている。前作読者であれば垂涎ものの何とも楽しみな一冊である。
例によってイーヴィとサイラスという二人の語り手による物語運びは前作同様、巻置く能わずのリーダビリティ。何より生を求める傷ついた二つの心の成長の物語であり、愛を求める彷徨のドラマであるように見える。熱さでいっぱいの魂の叙事詩だ。
特に最終章は、泣けること請け合い。三作目続編もあるとのことだが、ここまでの二人の主人公の過去を清算に運び込む物語は、本作までの二作で、一端完結する。ただ、ここまで魅力的な二人の主人公をここで使い捨てしてしまうのもなかなかもったいない。これだけのオリジナリティを持った印象的なキャラクターはそうそうないはずである。
なのでシリーズ続編という三作目も、首を長くして待ちたいと思う。また本主役コンビのみならず、未読独立作品もこの作家は是非読まねば。ロボサム、の名は、ぼくの熱気の中核に、永遠に刻み込まれてしまったと思う。
さて本書は前作『天使の嘘』シリーズの続編である。前作では特異極まりないヒロイン。嘘を見破る特殊な能力を持つイーヴィ。死体と一緒の塒で生き残っていたのを幼児の時に発見された出生不明の少女イーヴィーの魅力と謎の部分は、本作である程度解明されてゆくことになる。
無論、イーヴィとのコンビであるサイラス。家族全員を狂気の兄に殺害された無残な事件の生き残りであり、臨床心理士であるサイラス。彼の造形も本作ではまた深まってゆく一冊となっている。前作読者であれば垂涎ものの何とも楽しみな一冊である。
例によってイーヴィとサイラスという二人の語り手による物語運びは前作同様、巻置く能わずのリーダビリティ。何より生を求める傷ついた二つの心の成長の物語であり、愛を求める彷徨のドラマであるように見える。熱さでいっぱいの魂の叙事詩だ。
特に最終章は、泣けること請け合い。三作目続編もあるとのことだが、ここまでの二人の主人公の過去を清算に運び込む物語は、本作までの二作で、一端完結する。ただ、ここまで魅力的な二人の主人公をここで使い捨てしてしまうのもなかなかもったいない。これだけのオリジナリティを持った印象的なキャラクターはそうそうないはずである。
なのでシリーズ続編という三作目も、首を長くして待ちたいと思う。また本主役コンビのみならず、未読独立作品もこの作家は是非読まねば。ロボサム、の名は、ぼくの熱気の中核に、永遠に刻み込まれてしまったと思う。