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紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている: 再生・日本製紙石巻工場 (ハヤカワ文庫 NF 486) 文庫 – 2017/2/9
購入オプションとあわせ買い
ダ・ヴィンチ(エッセイ・ノンフィクションランキング)「BOOK OF THE YEAR 2014」第1位
週刊文春(ノンフィクション・エッセイ部門)「R-40本屋さん大賞」第1位
紀伊国屋書店スタッフが全力でおすすめする 「キノベス! 2015」第1位
第49回新風賞特別賞
「啓文社イチ押し大賞 2014」ノンフィクション部門大賞
鳥取県内の高校司書が選んだおすすめ本「とっとり秋の読書大賞 2014」
さわや書店が選ぶ「さわベス」復興枠賞
ムダの会主催「第5回 いける本大賞」
「この工場が死んだら、日本の出版は終わる……」 絶望的状況から、奇跡の復興を果たした職人たちの知られざる闘い 「8号(出版用紙を製造する巨大マシン)が止まるときは、この国の出版が倒れる時です」 ――2011年3月11日、宮城県石巻市の日本製紙石巻工場は津波に呑みこまれ、完全に機能停止した。 製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。 しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。 にもかかわらず、工場長は半年での復興を宣言。 その日から、従業員たちの闘いが始まった。 食料を入手するのも容易ではなく、電気もガスも水道も復旧していない状態での作業は、困難を極めた。 東京の本社営業部と石巻工場の間の意見の対立さえ生まれた。 だが、従業員はみな、工場のため、石巻のため、そして、出版社と本を待つ読者のために力を尽くした。 震災の絶望から、工場の復興までを徹底取材した傑作ノンフィクション。
- 本の長さ319ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2017/2/9
- 寸法10.6 x 1.4 x 15.8 cm
- ISBN-104150504865
- ISBN-13978-4150504861
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出版社より

商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2017/2/9)
- 発売日 : 2017/2/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 319ページ
- ISBN-10 : 4150504865
- ISBN-13 : 978-4150504861
- 寸法 : 10.6 x 1.4 x 15.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 102,506位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 85位ハヤカワ文庫 NF
- - 19,773位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本はいくつか読む機会があったが、それらの中でも最も印象に残る一冊となった。
本作は日本製紙の石巻工場が罹災から立ち直る姿を描き出している。
彼らは第一義的には工場を物理的に立て直していく。但し、実は「工場を再建する」という
作業を通じて彼ら一人ひとりが「自分自身を立て直していっている」ということが見えてくる。
彼らが無謀とも思われるような目標の元で工場再建を遂行するのは、まずは会社の為や紙を
待客先の為である。彼ら自身はそう考えている。
しかしそれ以上に「再建」は彼ら自身の為となっていく。震災と津波という未曽有の災害の
中で、また個人の被災の中で、正気を保って日々を送っていく事は困難に違いない。
それに対して「再建」がいかに彼らの生きがいになっているのか。いかに「再建」自身が彼らに
寄り添っていっているのか。
また「再建されるもの」は「工場」だけではない。「会社の野球部」もまさに再建の対象である
事が良く分かる。「野球部の再建」が日本製紙の社員と石巻の人々を救った事も本書の
読みどころの一つだ。
本書を読んでいると人間にとっての「仕事」というものの一つの本質が見える。「仕事によって
人間は磨かれる」とは言い古された陳腐な言葉かもしれない。但し、本書に出てくる「磨かれた
人々」に対しては尊敬の念を禁じえない。そんな思いは、当たり前ながら、ブーメランのように
自分に清々しく戻ってくる。読後に強く清涼感が残った。自分にとって非常に大事な一冊となった。
企業に属する従業員の団結力の強さ、改めて確固なものだと感じました。
我々が知る機会がない場所で働く人たちに取材をしたルポですが、そこが震災にあって復興するまでの話であり、最初の章は震災発生時のドキュメントといういろんな側面があります。
胸熱シーンもありますので、是非読んで感じて欲しいです。