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五輪の薔薇 3 (ハヤカワ文庫 NV ハ 26-3) 文庫 – 2003/5/1

4.2 5つ星のうち4.2 315個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 388ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150410380
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150410384
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 315個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年2月16日に日本でレビュー済み
19世紀のロンドンである少年が自らの出生を知り・・・というお話。

上記だけでは上下合わせて1300ページくらいあるこの大長編の何の要約にもなっておりませんが、その後波乱に満ちた少年の家系を巡る、一大物語が展開する小説になっております。

学校、家族離散、貧困、死体盗掘、精神病院、限嗣相続、下水漁り等当時のイギリスでは当たり前だったと思われるありとあらゆる事象が物語の至る所で起こり、読者も1300ページへとへとになるまでつき合わされます。

ネタに触れない範囲でこの小説の要諦に関して、当時からイギリスでは法や契約に関してとても厳しい縛りがあったのであろう事が判りました。色々な所で書いておりますが、欧米ではキリスト教が普及している性で神と契約しているという概念があり、契約という言葉に重みがあるのが判りました。人によっては、途中から最後の方まで読み進んで、何であんな物にあれだけこだわるのかイマイチよく判らない方もいらっしゃるかも。

読後感は感動よりもやっと終わったという感慨の方が勝りました。それぐらい長い作品でした。途中で集中力が途切れそうになった事も白状しておきます。

ディケンズやコリンズが昔やっていた事の極みの様な作品。是非ご一読を。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年4月8日に日本でレビュー済み
とても長く、プロットも入り組んでいる上 登場人物も多く読んでいるうちに何が何だかわからなくなってしまい、もう一回最初から・・・と何度も読み返さないと、なかなか理解出来ない本だと思います。わたしは文庫になってから購入しましたが、今までに20回ほど読み返していますが、未だに完璧には理解出来てません(笑 それでも飽きずに読んでしまうのは 主人公のジョンの成長や、当時のイギリスの描写がとてもリアルに描かれていて、何度でもこの世界に入り込む事が出来るからだと思います。 文学のことはわかりませんが、確かにディケンズ的な小説だと思います。あの頃のイギリスが好きな方なら楽しめるのではないでしょうか? 謎解きが好きな方にも是非。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月31日に日本でレビュー済み
内容については他の方が書かれているので、本書を楽しむための注意点をひとつ。
『注釈を読んではいけない』
ネタバレてんこ盛りです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年8月6日に日本でレビュー済み
読み終えてからは、なんと言ったらよいのだろうか。不思議な気持ちと、ぞくぞくする寒気が体を通り抜けた。巧みに仕組まれた罠は、二人の親子をロンドンの薄暗い闇の中へと落とし込んでいく。それはロンドン本来の気候でもあるのだが、それまでが肌に感じられる。
シリーズで最大の厚さ(600ページを超える)であるが、一気に読みきってしまうほど文章にひきつけられる。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年3月7日に日本でレビュー済み
数年前にミステリランキングでベスト10入りしていた作品。厚い(上下1200ページ強)。なかなか読み始めるのにパワーがいるので、積んどく状態になっていた本ですが、やっと読みました。
零落した貴族の後裔ジョンが、数代前の所領の相続・売買の謎に、命を付け狙われるなかで、挑んでいく話。謎の核心にせまると、肝心なところで「後は次の機会に」と話を引き延ばしていくため、こんなに長い話になってしまった。最後まで読ませる筋立てのうまさや、複雑な登場人物が解きほぐされていく過程の面白さはあるが、いかにも冗長。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年12月16日に日本でレビュー済み
この著者の他の作品については読んだことがないのでわからないが、この作品についてはディケンズの「オリバー・ツイスト」の枠組みをそのまま拝借して、それをより陰湿で絶望的にしたような小説。

「オリバー・ツイスト」は逆境でも美しい心を失わないオリバー少年がどのようになっていくのか、先がもどかしくてぐんぐんと読み進んでいったのだが、こちらの作品は不幸がだらだらと際限なく続いてテンポも悪く、読んでいて非常に疲れる。

ディケンズの悪役は躍動的で魅力的でさえあるのだが、本書の悪役はあくまで陰湿・陰険そのものであり、その陰湿さが小説全体を救いのないものにしている。

「オリバー・ツイスト」を読んで日が浅いうちに本書を読んでしまったため、その酷似点ばかり目立ってしまい、オリジナル性は全く感じられなかった。

逆に言えば、「オリバー・ツイスト」を知らないで読めば、重厚で複雑な歴史物のパズルとして評価できるのかも知れない。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年5月5日に日本でレビュー済み
上下巻で8000円も払ったので読み終えることができました。もし、980円だったなら・・・。
とにかく話は面白いのですが、登場人物が多いうえに2役の方もいたりして追いかけるのが大変。
状況説明もやたら細かく、19世紀イギリス庶民階級の風俗描写も丁寧で興味深いのですが、筋を見失いそうになります。
この辺は翻訳された甲斐さんの苦労が偲ばれる大作でした。
かなりの空き時間があるときに集中してお読み下さい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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他の国からのトップレビュー

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Pearl F.
5つ星のうち5.0 Excellent writing style. One is transported to the age and circumstances. Unforgettable
2023年2月21日にカナダでレビュー済み
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Beautifully written. Unforgettable characters and story line.
Philippe78
5つ星のうち3.0 Nicely researched but lacking an happier end
2021年4月26日にフランスでレビュー済み
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Of course, one must respect the enormous work that was certainly required to bring to life all those characters, from the poorest to the richest of the victorian society.
I suppose that, if you print out the genealogic trees, included in the book, and take a few notes to remember the contents of the Huffam will and codicil, it should be possible to follow up more precisely the legal developments throughout the book.
I felt unsatisfied at the end of the book to have seen so many characters often dramatically disappear, to have followed all the hero's sufferings, to finally end on quite a dull note, as he is alone and unsure of what to do with the Huffam domain.
Julie
5つ星のうち5.0 Bit like Dickens, with a mystery tossed in.
2018年4月3日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
If you like the Dickens type of writing, you’d definitely enjoy this. It’s quire a door stopper of a book with a long, entangled story, and a mystery of sorts thrown in for good measure. While Dickens was a master at describing his characters do well, you could envision them in your mind, this author isn’t quite as strong in that area, but it’s still a well written, good read. If you want a lot of bang for your buck , ( in other words, a really long book that’ll take awhile to complete ) , this may be a good one to try * Note, there is a spicy partway through that drags a bit. Keep pushing through it, as it is worth it to finish.
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Michael Quane
5つ星のうち5.0 A wish fulfilled!
2017年11月19日に英国でレビュー済み
Amazonで購入
This is one of my favourite books, and to have it in such good condition in hardback is a real treat! Service was fantastic, on time and delivered what it said it would. 10/10.
Pembroke
5つ星のうち4.0 Drama Mystery Suspense Murder
2023年11月16日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
Drama, Mystery, Suspense, Betrayal, Murder... all mixed in this massive very well written novel, by Charles Palliser. Five families, five books, five chapters in each book (hence Quincunx), tells the story of the desperate acts of 5 families trying to acquire/steal an inheritance from a naive unsuspecting heir who is driven to squalor because of their acts. I'm reminded of authors Wilkie Collins, Alexander Dumas, Edith Wharton, and even Michael Cox. The 'story telling' of Palliser demonstrates his skill in pulling the reader into the world of that period; descriptive detailing of the era, describing the repulsive living conditions of the poor and in contrast weaving in the lavish lifestyle and deceitful corrupt behavior of the wealthy, their betrayals and murders all to steal an inheritance. Since reading Victorian novels, I've morphed from reading psychological horror into reading more Victorian period novels with great satisfaction. This one is good.