ナンバリングはされてませんが2巻に当たります。
ギミックだらけの塔、外出出来ない程の暴風雨、いがみ合う宿泊者達とこれで殺人が起きない方が不思議というお誂え向きのシチュエーション。
塔のギミックはミステリー好きならある意味メジャーですが、そこに錬金術という魔法が加わるので前巻同様にある程度無理矢理感はあります。
他の方がおっしゃっているように、ラストは必読。
それももちろんメジャーなラストですが、それまで「そういうこと」を全く示唆していなかったので驚きです。
続刊期待してます。
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錬金術師の消失 (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 2020/12/17
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『虚構推理』の城平京氏推薦!
「そう、こうでなくては! と言いたくなる展開とトリック」
- 本の長さ464ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2020/12/17
- 寸法10.6 x 1.8 x 15.7 cm
- ISBN-104150314632
- ISBN-13978-4150314637
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商品の説明
著者について
第23回電撃小説大賞に応募した「ウィアドの戦術師」を改題した『ゼロの戦術師』で2018年にデビュー。他の著書に『錬金術師の密室』(ハヤカワ文庫JA)、『エンドレス・リセット 最果ての世界で、何度でも君を救う』がある。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2020/12/17)
- 発売日 : 2020/12/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 464ページ
- ISBN-10 : 4150314632
- ISBN-13 : 978-4150314637
- 寸法 : 10.6 x 1.8 x 15.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 526,593位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 842位ハヤカワ文庫 JA
- - 2,737位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 3,241位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月27日に日本でレビュー済み
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります
ミステリ好きにはニヤリの見取り図に始まり,嵐で陸の孤『塔』と化した神秘の塔,
そこに様々な事情で集まった十数名に,連続する密室殺人,期待通りの大仕掛けなど,
古典的で見慣れた要素の数々に,おおよその部分は早い時点から見えてしまうのですが,
ファンタジを無理なく絡め,伏線が次々と巻き取られていく終盤には強く引き込まれます.
物語を見てみても,主人公らが相手取る連中,さらには取り巻く状況が大きく広がり,
想像以上に強大で,追い込まれつつある状況から,どう巻き返すのかが楽しみなところ.
一方,二人の信頼(?)が深まる中,明るく,ラブコメで締められるのかと思いきや,
斜め上を行くものがブッ込まれるラストには,物語全てがぐるりとひっくり返るようで,
彼らが立ち向かうのはいったい何者なのか,そもそも…と,次が楽しみで仕方ありません.
ミステリ好きにはニヤリの見取り図に始まり,嵐で陸の孤『塔』と化した神秘の塔,
そこに様々な事情で集まった十数名に,連続する密室殺人,期待通りの大仕掛けなど,
古典的で見慣れた要素の数々に,おおよその部分は早い時点から見えてしまうのですが,
ファンタジを無理なく絡め,伏線が次々と巻き取られていく終盤には強く引き込まれます.
物語を見てみても,主人公らが相手取る連中,さらには取り巻く状況が大きく広がり,
想像以上に強大で,追い込まれつつある状況から,どう巻き返すのかが楽しみなところ.
一方,二人の信頼(?)が深まる中,明るく,ラブコメで締められるのかと思いきや,
斜め上を行くものがブッ込まれるラストには,物語全てがぐるりとひっくり返るようで,
彼らが立ち向かうのはいったい何者なのか,そもそも…と,次が楽しみで仕方ありません.
2023年2月20日に日本でレビュー済み
*最初に前作のトリックについて若干触れています。
前作の続きということで読ませて頂きました。世界観に興味を感じて読んでいたものの、実は最初トリックについては期待していませんでした。
というのは、前作の犯行もやはりこの世界に存在する「錬金術」を利用したトリックが使用されていました。
ただそれは「犯人は出入り不可能な密室からどう侵入したのか」という謎について、「錬金術を使って〇〇が〇〇になって、〇〇して脱出すれば良いじゃないか」という、「確かにロジックは伴っているし(錬金術ミステリーだし)、それで解決はするけど、推理としてはなー」という代物でした。
もちろんそうした虚構の枠組みを舞台装置にした「トリック」を好む方もいらっしゃいますから、それを一概には悪いとは言えませんが……。自分としては若干残念さが残るものでした。
それに対して今回の話ではやはり「錬金術」というファンタジーが用いられてはいるものの、ダミーの解決についても真実のトリックについても、その錬金術によって物理的な仕掛けを施した上で成立する、ギミックが創り出されています。
そこが王道の推理小説として作者様が挑んでいると感じられました。
前作の続きということで読ませて頂きました。世界観に興味を感じて読んでいたものの、実は最初トリックについては期待していませんでした。
というのは、前作の犯行もやはりこの世界に存在する「錬金術」を利用したトリックが使用されていました。
ただそれは「犯人は出入り不可能な密室からどう侵入したのか」という謎について、「錬金術を使って〇〇が〇〇になって、〇〇して脱出すれば良いじゃないか」という、「確かにロジックは伴っているし(錬金術ミステリーだし)、それで解決はするけど、推理としてはなー」という代物でした。
もちろんそうした虚構の枠組みを舞台装置にした「トリック」を好む方もいらっしゃいますから、それを一概には悪いとは言えませんが……。自分としては若干残念さが残るものでした。
それに対して今回の話ではやはり「錬金術」というファンタジーが用いられてはいるものの、ダミーの解決についても真実のトリックについても、その錬金術によって物理的な仕掛けを施した上で成立する、ギミックが創り出されています。
そこが王道の推理小説として作者様が挑んでいると感じられました。
2021年10月18日に日本でレビュー済み
前作も好きだったので続編も読んでみることに。
キャラクター小説としても楽しめ、ミステリの要素もたっぷりつめられていたので大満足。特に水銀の塔にまつわる謎が面白かった。次作からはもっとSF色が濃くなるのか? 期待して待ちたい。
キャラクター小説としても楽しめ、ミステリの要素もたっぷりつめられていたので大満足。特に水銀の塔にまつわる謎が面白かった。次作からはもっとSF色が濃くなるのか? 期待して待ちたい。
2021年5月28日に日本でレビュー済み
ファンタジーとミステリの融合と言えば個人的には北山猛邦が浮かぶが、ファンタジー世界を舞台にしても何でもアリにせず、
むしろ対極で硬派な物理トリックをかましたのが北山猛邦が受けた要因の一つだと思うが、
トンデモトリックを仕掛けるためにファンタジー世界を選んだという感じの北山と比べ、
この作品の場合はファンタジー(ラノベ的な)の世界観ががっつり基礎にあって、
その上にトリックがあるという感じ。
何でもアリかというと、境界線上か、ギリギリ物理トリック側か。
この辺は北山猛邦と似た感じだが、シリーズ物なので仕方ないのかもしれないが、
これだけ世界観が作り込まれているならむしろもう少し大トリックを期待したくなる。
とはいえメイントリック以外にも色々「意外な事実」的アイデアが投じられているし、解決も一筋縄では終わらない。
ミステリ作品で錬金術師が登場するというのは考えてみれば物理トリックかましますという宣言のようなもので、
過去作を踏襲した上で洗練され、中途半端なミステリジャンルということはない。
序盤はカッチリした設定の説明とキャラクター描写にかなりの部分割かれる。
なので反比例してミステリとしてクローズド・サークルの緊張感は下がってしまったように思うが、そこは好みか。
ただラストはストーリー的に世界がより広がりそうな次作にかなり期待させる終わり方をする。
一つ大きな不満なのは、キャラの名前がいくらなんでも複雑すぎないか?(全員じゃないが)
とっかかりが無さすぎて、音としても特徴がなく、結局ちゃんと把握するのは諦めた。
むしろ対極で硬派な物理トリックをかましたのが北山猛邦が受けた要因の一つだと思うが、
トンデモトリックを仕掛けるためにファンタジー世界を選んだという感じの北山と比べ、
この作品の場合はファンタジー(ラノベ的な)の世界観ががっつり基礎にあって、
その上にトリックがあるという感じ。
何でもアリかというと、境界線上か、ギリギリ物理トリック側か。
この辺は北山猛邦と似た感じだが、シリーズ物なので仕方ないのかもしれないが、
これだけ世界観が作り込まれているならむしろもう少し大トリックを期待したくなる。
とはいえメイントリック以外にも色々「意外な事実」的アイデアが投じられているし、解決も一筋縄では終わらない。
ミステリ作品で錬金術師が登場するというのは考えてみれば物理トリックかましますという宣言のようなもので、
過去作を踏襲した上で洗練され、中途半端なミステリジャンルということはない。
序盤はカッチリした設定の説明とキャラクター描写にかなりの部分割かれる。
なので反比例してミステリとしてクローズド・サークルの緊張感は下がってしまったように思うが、そこは好みか。
ただラストはストーリー的に世界がより広がりそうな次作にかなり期待させる終わり方をする。
一つ大きな不満なのは、キャラの名前がいくらなんでも複雑すぎないか?(全員じゃないが)
とっかかりが無さすぎて、音としても特徴がなく、結局ちゃんと把握するのは諦めた。