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夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2020/12/3
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- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2020/12/3
- 寸法10.6 x 1.5 x 15.7 cm
- ISBN-104150123098
- ISBN-13978-4150123093
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出版社より

累計90万部突破!!
ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。解説/高橋良平
★『夏への扉〔新版〕』ここが違う! 『夏への扉〔新版〕』は、2010年刊の〔新装版〕から、訳語、表現などがアップデートされた。装幀はジェシカ・タウンゼント『ネバームーア モリガン・クロウの挑戦』(早川書房)などを手がけたまめふく氏。新カバーでは、イラストレーター・まめふく氏による「ぼく」と愛らしい飼い猫ピートが全面にあしらわれた。

著者:ロバート・A・ハインライン
1907年アメリカ・ミズーリ州生まれ。1939年に「生命線」でデビューののち、次々と作品を発表。『宇宙の戦士』、『月は無慈悲な夜の女王』(以上、ハヤカワ文庫刊)など数々の名作を生みだした。1988年没。代表作である本書は、明るい未来への希望と人類への信頼、そして猫への愛がこめられた、珠玉のエンターテインメイント。その人気は日本でも非常に高く、発表後、数十年たったいまでも多くのひとびとに親しまれている。
カバーも刷新

ピートとダンの後ろ姿が愛らしい素敵なイラストは、まめふくさん。表紙から袖、裏表紙までイラストが続きます!
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 早川書房; 新版 (2020/12/3)
- 発売日 : 2020/12/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 416ページ
- ISBN-10 : 4150123098
- ISBN-13 : 978-4150123093
- 寸法 : 10.6 x 1.5 x 15.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 17,360位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 39位ハヤカワ文庫 SF
- - 84位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 119位英米文学
- カスタマーレビュー:
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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あらためて購入して懐かしさを感じながら読み、
それほど古く感じられないことに驚きました。
やはり名作ですね。
入院中に読みました
2023年の現代から見ると少し古く感じるが1950年代に書かれた小説だということを知れば驚くような描写が多い。
ストーリー展開もタイムスリープモノの王道の様な展開で、あらゆる作品が影響を受けている、というのも頷けます。
クライマックスの主人公ダンとリッキーがやり取りするシーンは、この作品の中で一番純粋な感情と思いやりが交わる素晴らしいシーンだと思います。
少し涙しました。
ただ、読了後に改めて考えてみると
中盤から終盤にかけて都合の良い展開や登場人物が多かったなという印象が残りました。
私は「そういうものだな」と受け入れられましたが、特にリッキーという女の子(女性)の主人公に対しての存在や彼女自身の感情についての"都合の良さ"があまりにも単純で、
"主人公を幸せにするための存在"というキャラに終始してしまっているのは人を選ぶ部分かと思います。
名作として名高いのは知っていたが、なんの予備知識もなく頁を繰ってみると、最初の頃は一人称の主人公の回りくどい言い回しや、自己中心っぽい性格がグダグダしているなぁと、幾分鼻についたが、キャラクターの味付けと感じられるようになったのか、ストーリー性の高さに惹かれ始めたからなのか、暫くすると気にならなくなった。
SFとはいっても、気難しいものでもハード系でもなく、主人公は三十歳前後の男性だけれどもジュブナイルっぽいラフな印象の文体だ。
物語は1970年のアメリカ。主人公のダンは愛猫ピートと二人きりで街をうろういていた。
ダンはエンジニアで、家庭用自動機械を次々に設計、製作してヒットさせるが、仲間に裏切られ、自ら起こした会社を追い出されたのだ。
酔いに任せて彼は保険会社へと赴き、ピートと共に三十年間のコールドスリープを契約する。
その後酔いも覚めた所為か、愚かなことだとコールドスリープの実行を思い止まるダンだったが、色々あって結局は永い眠りにつく。
次に目覚めたのは2000年。
そこで目にしたのは、かつてダンが作った機械たちの発展系だった。
あの会社はどうなったのか、あの裏切り者たちはどうしているか?
眠る前にも色々あったが、起きた世界でも様々な人々との出会いと共に色々ある。
まぁ、小説なのだから色々無ければむしろおかしいと言うものではあるにせよ、それにしても見事な作劇というか、流れる様に物語が進んでいく筋書き、見事な伏線と回収と、これだけの優秀なプロットが考え付くとは、ハインラインとは、なんと素晴らしい柔軟性と想像力に長けた頭脳の持ち主だろうか。
とにかく、「時間旅行もの」と言うジャンルを確立し、世界的な評価を受けた本作は、この後も色々な出来事が続く。
ダンの身に一体何が起きるのかと、最後まで飽きることなく読める一作である。
そして、2021年には『夏への扉 -キミのいる未来へ-』として、主演を山﨑賢人、監督は三木孝浩によって、まさかの邦画での映画化がされた。
びっくりである。
段々引き込まれるように読み進めていけました。
是非おすすめします。
SFネタとしては決してハードな部類ではなくて、どちらかというとジュブナイル系のライトSFという感じで、現代でSF映画や小説に慣れ親しんだ人にとっては驚きは少ない。
主人公が過去と未来での言ってしまえば俗っぽい事柄に奮闘するのが主軸であり、SF的なギミックのディテールを楽しんだり、驚きのどんでん返しのようなものは期待するような内容ではないだろう。
したがって、個人的にものすごく楽しめたかと言えば否定することになってしまうのだが、やはりこれまで評価されてきたのは間違いなくて、おそらくSFというジャンルに限定した物語の骨子に期待しているものが自分と違うからなのだろう。
なお、僕の大好きなSF小説は同じくジュブナイル小説である高畑京一郎「タイム・リープ」や、小林泰三「玩具修理者」に収録されているハードホラーSF「酔歩する男」だ。
SFというジャンルに手を出してから、今現在でも不動の1、2が変わらないというのだから、やはり最初に受けた衝撃というものを忘れられないからなのかもしれない。
不朽の名作というのは、こういうものなのかと思った。
良い点から先に書きたい。
1.猫は無事
本当に良かったと思う。マジで猫がああなって、読むのを辞めようと思った。人間がどうなろうと興味は無いが、猫に罪は無いから。その後、猫の安否だけを調べて問題ないと知ったので読むことが出来た。
2.全体的にハッピーエンドで終わる
主人公側は全部上手くいく。これは清々しい。
合わなかった点はあまりなかった。
ただ、主人公の精神性というか、自分で全部やりたいが興味ないところはやりたくない、金儲けも自分の思う通りにやりたいが面倒なことは他人に任せる、他人の指図は受けない、他人のために利益を増やそうとは考えない、というのは、そりゃあああいう状態になるよなぁと思った。
一方で、主人公が聞き分けが良くて、契約書を一枚一枚確認するような几帳面さがあったなら、物語は何も進まないということを鑑みると、必要だったのかなぁと思った。
幼いヒロインに事情説明しただけなら、成人になってからの決断であっても、その時の為の判断材料が無さ過ぎでしょう。
ヘンな映画版でアレンジされたのも解らなくはない。
ヴァーホーヴェンも大胆なアレンジをしてましたし、ハインライン作品は忠実に映像化すると却ってキッチュなものにしかならないと思います。実際、プリディスティネーションはそういう映画でした。
実は古典名作と言われる本にも手を出したのですが、そっちはダメでした。
だから、最新の弩級SFの後では当時は斬新だったタイプの小説は味気なくなってしまうのかな、と思ってましたが、この夏への扉は違いました。
設定は、多分、今ではめっちゃありふれたものなんだと思います。
でも、ドキドキワクワクし、読み進める手が止まらず、夜更かしした上に最後の方ではボロボロ泣きました。
それで分かったんですが、やっぱりキャラが魅力的で入れ込めると、設定を超えて小説は楽しいんです。
そして、読み終わったあと、アメリカンアーリーポップスを聴いて、ブラッドベリなんか読み返したくなるような、なんていうか、古き良きアメリカの良さ、生きてたこともないのに郷愁を感じるような、グランマのアップルパイやダイナーのソーセージ&エッグスみたいな味わいに満ちてるんです。
読み終わったあと、つくづくと本の表紙を見て、抱きしめたり、撫でたりしたくなる種類の本があります。
これは、そういう本です!