オールド・ノース・オーストラリアという惑星
そこに住む人はみんな金持ちで半端なく長寿。
なぜならここでしかとれない長寿の薬があるから。
朴訥に生きることを選択した人々たちが住まうけど、そこは恐ろしく整然とした法がある。
少しでも人より劣っていたら殺されてしまうのだ。
主人公ロッド・マクバン(もっと長い名前です)は「さべる」つまりテレパシーができません。
4度も少年期をやりなおしたけど・・・。
そしてこっそり持っていたコンピューターに相談することに。
するとコンピュータの言われたとおりにしたら、
地球丸ごと一個買えてしまう資産を持つことになってしまった!
そんなわけで命を狙われるので、猫人間として地球に移動するけれど、命を狙われる!
そんな冒険物です。が!
動物人間(人間の僕で動物を掛け合わせた人たち)を救う結果となります。
人類補完機構がいまいちよくわからないけど・・・
ロード・ジェストコーストの計画(人類の再発見)の一部なのだろうか。
作者にはもっと長生きしてほしかった。もっと読みたい。
そしてク・メルがTAMALAを彷彿させるほど魅惑的!
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ノーストリリア (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2009/9/5
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時は〈人間の再発見〉の第一世紀。銀河随一の富める惑星ノーストリリアで、ひとりの少年が地球という惑星を買い取った。少年は地球へやってきて、なみはずれた冒険を重ねたすえに、本当にほしいものを手に入れて、無事に帰ること
ができた。お話はそれだけだ。さあ、これでもう読まなくていい! ただ、こまかいところは別。それは、この本のなかに書いてある。ひとりの少年が出会った真実の愛と、手に汗にぎる冒険の日々が……。
ができた。お話はそれだけだ。さあ、これでもう読まなくていい! ただ、こまかいところは別。それは、この本のなかに書いてある。ひとりの少年が出会った真実の愛と、手に汗にぎる冒険の日々が……。
- 本の長さ511ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2009/9/5
- ISBN-104150117268
- ISBN-13978-4150117269
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商品の説明
著者について
本名、ポール・マイロン・アンソニー・ラインバーガー。1913年生まれ、1966年没。中国、日本、フランス、ドイツで成長期を過ごし、十代後半には6カ国語に通じていた。17歳のときから外交交渉に関係し、第2次大戦中は米国陸軍情報部員として、朝鮮戦争では陸軍中佐として軍務につく。外交政策協会のメンバーで、ジョンズ・ホプキンズ大学のアジア政策論の教授であり、極東問題と心理戦争に関する全米有数の専門家であった。1950年、「スキャナーに生きがいはない」がファンタジイ・ブック誌に掲載され、SF界にデビュー。以来、壮大な未来史に属する〈人類補完機構〉シリーズの中短篇を発表。本書『ノーストリリア』は、シリーズ唯一の長篇である。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2009/9/5)
- 発売日 : 2009/9/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 511ページ
- ISBN-10 : 4150117268
- ISBN-13 : 978-4150117269
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,587位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 265位ハヤカワ文庫 SF
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年10月5日に日本でレビュー済み
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2013年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地球を買った少年の物語。作者コードウェイナー・スミス。彼はほんとうに遠くまで行った。そして私たちをそこへ連れて行ってくれた。その想像力! 彼の正体はやはり「一万六千年の過去に送りだされた補完機構の長官」なのかもしれません。
2018年4月15日に日本でレビュー済み
読みやすく物語に引き込まれる。読後感もよい。短編を先に読んでおくといいかも。
2011年8月28日に日本でレビュー済み
コードウェイナー・スミスの唯一の長編は、補完機構の世界での良質なビルドゥングス・ロマンです。
完璧に構築された異世界、それでいながら、そこに生きる人々(厳密には人だけではないけれど)の感性は我々となんら違和感ない、むしろより繊細で純真ですらある世界。
社会状況が要求する常識とは別に、人間として本来持つ愛情や理性は、環境の変化に左右されることはない、そうコードウェイナー・スミスは考えていたのでしょう。
だからこそ、19世紀的なビルドゥングス・ロマンが、なんの抵抗もなくこの世界になじみます。そしてこの世界ならではの人間関係と社会制度が少年の冒険を後押しして、この世界でなければ得られなかった説得力も生まれています。
初版当時は短編集が先行していたこともあり、短編でフィーチャーされていた人物と再び出会い、少年の冒険を手助けするのか、邪魔するのかをワクワクしながら読むことができました。
作者の真骨頂はやはり短編の水際立った処理だと思うし、どうか復刊してまとめて読めるようにしてほしいと思います。
本書を気に入った方なら、ぜひ短編集も手に入れて読んでください。
完璧に構築された異世界、それでいながら、そこに生きる人々(厳密には人だけではないけれど)の感性は我々となんら違和感ない、むしろより繊細で純真ですらある世界。
社会状況が要求する常識とは別に、人間として本来持つ愛情や理性は、環境の変化に左右されることはない、そうコードウェイナー・スミスは考えていたのでしょう。
だからこそ、19世紀的なビルドゥングス・ロマンが、なんの抵抗もなくこの世界になじみます。そしてこの世界ならではの人間関係と社会制度が少年の冒険を後押しして、この世界でなければ得られなかった説得力も生まれています。
初版当時は短編集が先行していたこともあり、短編でフィーチャーされていた人物と再び出会い、少年の冒険を手助けするのか、邪魔するのかをワクワクしながら読むことができました。
作者の真骨頂はやはり短編の水際立った処理だと思うし、どうか復刊してまとめて読めるようにしてほしいと思います。
本書を気に入った方なら、ぜひ短編集も手に入れて読んでください。
2009年10月29日に日本でレビュー済み
以前から購入リストに入っていたのだがなかなか見つからず、復刊されてはじめて絶版になっていたことを知る。日々数多くの本が出版されるのは良いことだけれど、簡単に絶版になるのは困りもの。こういうことが頻発するようになると、グーグルのやっていることは正しい気がしてくる。
一万五千年くらい未来、人類補完機構という組織が人類に規律を与えている世界のお話。ノーストリリアと呼ばれる惑星で飼われている巨大な病気の羊からは、ストルーンもしくはサンタクララ薬という不老長寿の薬を精製することができる。この薬はノーストリリアに莫大な富をもたらしたが、その富によって堕落し外敵に乗っ取られることを恐れた昔の人々は、惑星外からの輸入品に二千万パーセントもの関税をかけ、かつての貧しい暮らしを維持することを選択した。
ノーストリリア人は常に外敵から狙われており、肉体的にも精神的にも強いことが求められる。このため、16歳になったときに、ノーストリリア人として十分な能力を備えていると判断されなければ、安楽死させられる。
ロッド・マクバンに待っているのは、安楽死という運命のはずだった。しかし、様々な偶然と必然の結果として、彼は死を免れ地球への旅路につく。彼の行動が人類の未来にもたらすものとは。
作者の思想が垣間見える作品だと思う。
マクバンに地球を買われてしまう隙を見せながらも、彼に課税して金を回収しようとする人類補完機構からは官僚組織の抜け目の無さを。ニュースは禁じられ集団で議論もできず、争いは無いが何も生み出さない真人の生からは、知らずに支配されている恐ろしさを。活力にあふれ社会を支えながらも、虐げられ救いを求める下級民からは精神世界の力強さを感じる。
マクバンとオンセックの和解やク・メルとの別離で選択される解決は、価値ある生が何によってもたらされるか、という問いに対する作者の答えである気がしてならない。
一万五千年くらい未来、人類補完機構という組織が人類に規律を与えている世界のお話。ノーストリリアと呼ばれる惑星で飼われている巨大な病気の羊からは、ストルーンもしくはサンタクララ薬という不老長寿の薬を精製することができる。この薬はノーストリリアに莫大な富をもたらしたが、その富によって堕落し外敵に乗っ取られることを恐れた昔の人々は、惑星外からの輸入品に二千万パーセントもの関税をかけ、かつての貧しい暮らしを維持することを選択した。
ノーストリリア人は常に外敵から狙われており、肉体的にも精神的にも強いことが求められる。このため、16歳になったときに、ノーストリリア人として十分な能力を備えていると判断されなければ、安楽死させられる。
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マクバンとオンセックの和解やク・メルとの別離で選択される解決は、価値ある生が何によってもたらされるか、という問いに対する作者の答えである気がしてならない。
2011年6月28日に日本でレビュー済み
コードウェイナー・スミスの唯一の長編だけあって、彼の世界の様々な要素がこの作品に盛り込まれています。
人類補完機構って何を統治する? ストルーンって何の薬?下級民って人権はあるの?
こういうキーワードに、どこか惹かれる気持ちがあればスミスを楽しむことができます。
惜しむらくは、作品の数が多くないことですが、文庫本4冊でほぼ翻訳されているので、この作品が気に入られたなら是非探してみてください。
人類補完機構って何を統治する? ストルーンって何の薬?下級民って人権はあるの?
こういうキーワードに、どこか惹かれる気持ちがあればスミスを楽しむことができます。
惜しむらくは、作品の数が多くないことですが、文庫本4冊でほぼ翻訳されているので、この作品が気に入られたなら是非探してみてください。
2010年12月9日に日本でレビュー済み
未熟な少年が旅に出て成長して帰ってくるという、典型的な教養小説です。世界観はハードで、ほとんどディストピアと言っても良いくらいですが、ロッド・マクバン少年が爽やかなので、暗くならずに読めます。情景描写にはっとさせられるような美しいシーンが多く、SFらしいセンスオブワンダーにあふれています。作中で描かれているさまざまな異種族は、とても魅力的です。