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親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる (NHK出版新書 605) 新書 – 2019/11/11
友田 明美
(著)
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購入オプションとあわせ買い
親の脳も傷ついていた!
マルトリートメント(不適切な養育)の連鎖を断つ「ポジティブ脳」とは?
トラウマ治療の権威・杉山登志郎医師との対談収載
12万部突破『子どもの脳を傷つける親たち』待望の第2弾!
「子どもの行動が変わってきた」と親が実感できるだけでなく、科学的にもそれが証明される。日々がんばっている親にとって、これほど心強く勇気づけられるフィードバックはありません。「マルトリートメントは悪いことだ」という点のみを強調するのではなく、子どもを傷つけない方法を身につけることによって親に自信をつけてもらい、親の脳を「ポジティブ脳」に変えていく──。マルトリートメントを予防する観点からしても、これは非常に意味のあることです。──「第3章」より
第一章 こころの発達を阻む脳の傷つき
第一章 親のトラウマと子どもの成長
第三章 「親の脳」が変わると「子どもの脳」も変わる
第四章 負の連鎖を断ち切るための親支援
[特別対談]子どもを守る親子併行治療
マルトリートメント(不適切な養育)の連鎖を断つ「ポジティブ脳」とは?
トラウマ治療の権威・杉山登志郎医師との対談収載
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「子どもの行動が変わってきた」と親が実感できるだけでなく、科学的にもそれが証明される。日々がんばっている親にとって、これほど心強く勇気づけられるフィードバックはありません。「マルトリートメントは悪いことだ」という点のみを強調するのではなく、子どもを傷つけない方法を身につけることによって親に自信をつけてもらい、親の脳を「ポジティブ脳」に変えていく──。マルトリートメントを予防する観点からしても、これは非常に意味のあることです。──「第3章」より
第一章 こころの発達を阻む脳の傷つき
第一章 親のトラウマと子どもの成長
第三章 「親の脳」が変わると「子どもの脳」も変わる
第四章 負の連鎖を断ち切るための親支援
[特別対談]子どもを守る親子併行治療
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2019/11/11
- 寸法11.2 x 1.1 x 17.2 cm
- ISBN-104140886056
- ISBN-13978-4140886052
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商品の説明
著者について
小児精神科医。医学博士。福井大学子どものこころの発達研究センター教授。熊本大学医学部医学科修了。同大学大学院小児発達学分野准教授を経て、2011年6月より現職。福井大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長兼任。2009─2011年および2017─2019年に日米科学技術協力事業「脳研究」分野グループ共同研究日本側代表を務める。著書に『子どもの脳を傷つける親たち』(NHK出版新書)、『新版 いやされない傷』(診断と治療社)、共著に『虐待が脳を変える─脳科学者からのメッセージ』(新曜社)などがある。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2019/11/11)
- 発売日 : 2019/11/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 202ページ
- ISBN-10 : 4140886056
- ISBN-13 : 978-4140886052
- 寸法 : 11.2 x 1.1 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 116,276位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 76位NHK出版新書
- - 5,445位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の著書同様、学術的根拠を踏まえてとても学びがある本でした。
2021年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近親になりましたが、自分が子どもに適切な教育をできているのか、不安が常にありました。
というのも私自身が親から虐待を受けていたので虐待の連鎖が常に頭にありました。
そんな不安に対して親を治療することもできるということを知れただけでもありがたいことです。
また団塊世代、戦争に行っていた世代と遡るとやはり暴力が連鎖していることも分かりました。
タッピングでできるトラウマ解消?法など、実践的なものも大変参考になりました。
親としてアンガーマネジメントなど、できることをおこなっていきたいと思います。
というのも私自身が親から虐待を受けていたので虐待の連鎖が常に頭にありました。
そんな不安に対して親を治療することもできるということを知れただけでもありがたいことです。
また団塊世代、戦争に行っていた世代と遡るとやはり暴力が連鎖していることも分かりました。
タッピングでできるトラウマ解消?法など、実践的なものも大変参考になりました。
親としてアンガーマネジメントなど、できることをおこなっていきたいと思います。
2022年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に書いてあることは、医学的にまとめられた大変参考になるものです。
臨床心理士さんから受けることのできる具体的な治療法のアプローチも載っています。
もっとこの分野の研究が、世の中に溶け込めば、犯罪や人への問題が、減っていくと思っています。
虐待を受けていた身としての、私の話になります。成人を迎え、しばらく数年は愛着障害と複雑性PTSDを発症し、自己肯定感が絶望的に低かったせいかなんでも自分のせいにしてしまい、人間不信になりなんでも自力でなんとかしようとしていました。当時20代前半、医療機関にかかるお金もなく、正確な情報から分断され、誰にも頼れない時期がありました。そういう時こそ、同じように人間不信な人たちの集まりのコミュニティに追いやられやすいと感じます。本来そういう時こそ大切なのは、人に頼る力を取り戻す心理的な治療のアプローチであり、この方法をもっと早く知りたかったです。私は現在、金銭的余裕と精神的余裕ができ、ようやく健全な人に戻るための医療機関にアクセスできることができました。筆者の、困った時は周りに頼ってくださいという最後の締めくくりに対して、患者視点からの、なにが困難なのかをさらに知ってほしいと思いました。
臨床心理士さんから受けることのできる具体的な治療法のアプローチも載っています。
もっとこの分野の研究が、世の中に溶け込めば、犯罪や人への問題が、減っていくと思っています。
虐待を受けていた身としての、私の話になります。成人を迎え、しばらく数年は愛着障害と複雑性PTSDを発症し、自己肯定感が絶望的に低かったせいかなんでも自分のせいにしてしまい、人間不信になりなんでも自力でなんとかしようとしていました。当時20代前半、医療機関にかかるお金もなく、正確な情報から分断され、誰にも頼れない時期がありました。そういう時こそ、同じように人間不信な人たちの集まりのコミュニティに追いやられやすいと感じます。本来そういう時こそ大切なのは、人に頼る力を取り戻す心理的な治療のアプローチであり、この方法をもっと早く知りたかったです。私は現在、金銭的余裕と精神的余裕ができ、ようやく健全な人に戻るための医療機関にアクセスできることができました。筆者の、困った時は周りに頼ってくださいという最後の締めくくりに対して、患者視点からの、なにが困難なのかをさらに知ってほしいと思いました。
2020年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私もマルトリートメントの被害児童でした。自分自身が我が子へ虐待をしないように、前作と同時に購入して一気に読みました。
私自身、一度自分の過去を乗り越えようとグループカウンセリングに参加しましたが、フラッシュバックが酷くて治療を挫折しました。
治療を中断して5年ほどたち、日常生活は送れるものの相変わらず生きづらさを感じながら生活してしていたところ、本書に出会いました。この本に書かれていたEMDR 治療について知れたのはかなりの収穫でした。実際にEMDR治療専門のクリニックを見つけて問い合わせまで行い、治療期間や治療方法、費用の目星がつき人生に光明が差した様な気持ちになりました。ちなみに問い合わせに対応してくれた心理士の方によると、虐待被害者が、我が子に虐待をしないように自らトラウマ解消の治療にくるケースは多々あるそうです。コロナが収束したら、一度カウンセリングに行きたいと思いました。
本書は良書ですが、専門書を一般向けに噛み砕いた様な本です。人によっては、多少の読みづらさはあると思います。
また、「脳を癒す」というタイトルなので、自己啓発的なイメージを持たれた方は、期待はずれになってしまう可能性はあります。
本書でいう「脳を癒す」とは、「専門の治療をきちんと受ける」という事です。
最後の対談に多少セルフケアの方法が載っていますが、メンタルトレーニングの本などではないので、勘違いしないように注意が必要です。
私自身、一度自分の過去を乗り越えようとグループカウンセリングに参加しましたが、フラッシュバックが酷くて治療を挫折しました。
治療を中断して5年ほどたち、日常生活は送れるものの相変わらず生きづらさを感じながら生活してしていたところ、本書に出会いました。この本に書かれていたEMDR 治療について知れたのはかなりの収穫でした。実際にEMDR治療専門のクリニックを見つけて問い合わせまで行い、治療期間や治療方法、費用の目星がつき人生に光明が差した様な気持ちになりました。ちなみに問い合わせに対応してくれた心理士の方によると、虐待被害者が、我が子に虐待をしないように自らトラウマ解消の治療にくるケースは多々あるそうです。コロナが収束したら、一度カウンセリングに行きたいと思いました。
本書は良書ですが、専門書を一般向けに噛み砕いた様な本です。人によっては、多少の読みづらさはあると思います。
また、「脳を癒す」というタイトルなので、自己啓発的なイメージを持たれた方は、期待はずれになってしまう可能性はあります。
本書でいう「脳を癒す」とは、「専門の治療をきちんと受ける」という事です。
最後の対談に多少セルフケアの方法が載っていますが、メンタルトレーニングの本などではないので、勘違いしないように注意が必要です。
2020年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親も言葉の暴力、実際の暴力を受けて育っていることも多い。
世間は厳しいから、しつけとして、大事なこともある。
でも!萎縮してはもともこもない。大人になってからも素直に心から有難うと思えるように。
親を責めるばかりでなく、その背景も思いやりたい。
世間は厳しいから、しつけとして、大事なこともある。
でも!萎縮してはもともこもない。大人になってからも素直に心から有難うと思えるように。
親を責めるばかりでなく、その背景も思いやりたい。
2019年11月24日に日本でレビュー済み
著者は虐待を「見える可」するのが自分の使命と言っているが、心理の問題を科学に置き換えようとすることには違和感しかない、著者は脳科学が「見える可」するための魔法の杖になると思い込みたいようだが、愛着障害などは手軽に治せる類のものではないだろう、将来的に薬でも飲めば治せると思っているなら、勘違いもいいとこだろう。そもそも、医者に相談しに行くような人間(本当の悪人が医者に相談しに行くわけがない)しか、治療したことがないのではないだろうか?
2020年8月23日に日本でレビュー済み
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対談部分で触れられている、戦争を経験した世代の心のトラウマが、世代を超えて今も子育て世代に引き継がれている可能性があるという話に驚きました。
マルトリートメントで生じる脳の特定部位の萎縮やオキシトシンレセプターのメチル化など、化学変化で心の状態の変化が解明されつつある点は、今後の社会のあり方に希望が持てると思います。
マルトリートメントで生じる脳の特定部位の萎縮やオキシトシンレセプターのメチル化など、化学変化で心の状態の変化が解明されつつある点は、今後の社会のあり方に希望が持てると思います。
2020年3月3日に日本でレビュー済み
まだ途中ですが手にして良かったです。
自分の母親はよく私を怒鳴り、叩き、お手伝いをしても感謝の言葉もなく粗探しして毎日怒っていました。そんな母を幼児期から殺意を抱くことが何度となくありました。
それでも働きながら育て大学まで行かせてくれたことに感謝してたし、尊敬もしてたし、子供が生まれてからは何かと頼っていい関係を築きたいと思っていました。
でも子育てで壁にあたると母のことを思い出す。
もっと母がありがとう言ってくれたり、褒めてくれたり、怒りすぎたらゴメンって言ってくれていれば、私もこどもに優しくできたのでは?優しい言葉が分からない。いつもイライラしていた母と同じ顔をしている自分に嫌気がさしていました。
この本で知ったペアレントトレーニングを勉強したい、そして実践したいと思います。
娘に少しでも負の連鎖を継承しなくていいように。
自分の母親はよく私を怒鳴り、叩き、お手伝いをしても感謝の言葉もなく粗探しして毎日怒っていました。そんな母を幼児期から殺意を抱くことが何度となくありました。
それでも働きながら育て大学まで行かせてくれたことに感謝してたし、尊敬もしてたし、子供が生まれてからは何かと頼っていい関係を築きたいと思っていました。
でも子育てで壁にあたると母のことを思い出す。
もっと母がありがとう言ってくれたり、褒めてくれたり、怒りすぎたらゴメンって言ってくれていれば、私もこどもに優しくできたのでは?優しい言葉が分からない。いつもイライラしていた母と同じ顔をしている自分に嫌気がさしていました。
この本で知ったペアレントトレーニングを勉強したい、そして実践したいと思います。
娘に少しでも負の連鎖を継承しなくていいように。