プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書 549) 新書 – 2018/4/6
仲正 昌樹
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥858","priceAmount":858.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"858","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"sNNRy2hbqaOvLTq%2FJMDj9MFJMPy8sFKrbbu8E4EMsBmYARfXeo6keiAcbdWqITJQ53DUr8dYzIfEShtdqyGuwgkdeX84WNwcgv2Vw1ADCnusxmt4%2F12qIIO%2FiieD8lK9q0elvNnDkx0%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
「安心したい」──その欲望がワナになる
世界を席巻する排外主義的思潮や強権的政治手法といかに向き合うべきか? ナチスによるユダヤ人大量虐殺の問題に取り組んだハンナ・アーレントの著作がヒントになる。トランプ政権下でベストセラーになった『全体主義の起原』、アーレント批判を巻き起こした問題の書『エルサレムのアイヒマン』を読み、疑似宗教的世界観に呑み込まれない思考法を解き明かす。
世界を席巻する排外主義的思潮や強権的政治手法といかに向き合うべきか? ナチスによるユダヤ人大量虐殺の問題に取り組んだハンナ・アーレントの著作がヒントになる。トランプ政権下でベストセラーになった『全体主義の起原』、アーレント批判を巻き起こした問題の書『エルサレムのアイヒマン』を読み、疑似宗教的世界観に呑み込まれない思考法を解き明かす。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2018/4/6
- 寸法11.3 x 1.2 x 17.1 cm
- ISBN-104140885491
- ISBN-13978-4140885499
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書 549)
¥858¥858
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
在庫あり。
¥1,760¥1,760
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り18点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
■仲正昌樹(なかまさ・まさき)
1963年、広島県生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は法哲学、政治思想史、ドイツ文学。近年は演劇などを通じて現代思想の紹介にも取り組んでいる。
1963年、広島県生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は法哲学、政治思想史、ドイツ文学。近年は演劇などを通じて現代思想の紹介にも取り組んでいる。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2018/4/6)
- 発売日 : 2018/4/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4140885491
- ISBN-13 : 978-4140885499
- 寸法 : 11.3 x 1.2 x 17.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,821位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の状態は説明通りでした。配達日も予定通りに届きました。
2023年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体主義と言えば。
私の小学校や中学校で。
全体主義による教育が行われていました。
学校教育が教師主体から生徒主体に方針転換したので。
既に全体主義教育は無いでしょう。
陰謀論もナチスが行ったのが最初であると知りました。
自称ジャーナリストの活動家がいましたが。
ファシストの支持者だったのですね。
要するに。
全体主義という悪が現代にもあって。
悪の正体をこれで知ったのです。
全体主義とはファシズムであると知り。
自衛に使えそうです。
悪名高いナチスに何か引っかかって。
ナチスの行為が現代にもコピーされて残っており。
悪を防ぐ情報として使えそうです。
そのまま書籍を引き合いに出して。
全体主義を防げますので。
とても使える訳本ですし。
故きを温ねて新しきを知る。
という格言通りですね。
素敵。
私の小学校や中学校で。
全体主義による教育が行われていました。
学校教育が教師主体から生徒主体に方針転換したので。
既に全体主義教育は無いでしょう。
陰謀論もナチスが行ったのが最初であると知りました。
自称ジャーナリストの活動家がいましたが。
ファシストの支持者だったのですね。
要するに。
全体主義という悪が現代にもあって。
悪の正体をこれで知ったのです。
全体主義とはファシズムであると知り。
自衛に使えそうです。
悪名高いナチスに何か引っかかって。
ナチスの行為が現代にもコピーされて残っており。
悪を防ぐ情報として使えそうです。
そのまま書籍を引き合いに出して。
全体主義を防げますので。
とても使える訳本ですし。
故きを温ねて新しきを知る。
という格言通りですね。
素敵。
2023年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年に購入し、幾度となく読み返しております。ハンナ・アーレントに興味があり彼女の書籍を手に取る前に読んだ書籍です。全体主義についてのそもそもの成り立ちや時代背景、当時の人々の意識などを分かりやすい文章で書かれており大変勉強になりました。私はKindle版で購入しましたが、移動中など思いついたとき
開いて振り返りなどしてます。おすすめの書籍です。個人的感想ですが、この書籍からアーレントの書籍にチャレンジしても良いのではと思います。
開いて振り返りなどしてます。おすすめの書籍です。個人的感想ですが、この書籍からアーレントの書籍にチャレンジしても良いのではと思います。
2023年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハンナ・アーレントは「わかりやすさ」を嫌った思想家であった。それゆえ彼女の「わかりやすさを拒否する思想」をわかりやすく概説するというこの手の本には、避けがたい自己矛盾が存在する。
このあたりは著者がべつの本でも触れているとおりで、この本がそうした自己矛盾を踏まえたうえで執筆されたものであることを、我々読者は再三再四胸に刻んでおくべきだろう。
著者の仲正昌樹先生が、この本の最後にも触れているとおり人間という生き物は「すでに語られた、わかりやすい物語」によって、世界をわかった気になってしまう。なぜなのか、なんなのかという根本哲学を持たないまま、誰かの物語に沿って、与えられた役割を演じる「無思想」的な人々というのは、決して遠い昔の歴史上の愚かな「大衆」だけの問題ではなく、SNSやコメント欄でレスバを繰り返している現代人にも通じるものだ。
現代SNSで、弱みを見せた(ように見える)論敵ばかりを相手取ってつるし上げ、袋叩きにして、一方的に論破したつもりになっている人々などはその典型例に見える。彼らはSNSやネット動画お手軽に与えられた“奥義(とされるもの)”を習得したことを奇妙なまでに誇り、自分が選ばれし変革者のつもりでいるが、実際の彼らはエコーチェンバーのなかでお決まりの定型文を生成して、「パヨク!反日!」あるいは「ネトウヨ!壺!」を繰り返すだけのチャットBOTである。そんな彼らと反ユダヤ主義のような「世界観」に支配された全体主義の運動員との間には、どれほどの距離があるだろうか。そういった理由で、今アーレントをもとに全体主義およびそれを成り立たせた世界観と大衆の問題をあらためて冷徹に反省することは、とても重要なことに思える。
しかし、この批判的な反省の目線を社会に向けるだけで終わっていては、不十分であろう。なぜか。
この本の最後でも強調されているように、この世の中は多くの「世界観」や「わかりやすい物語」に支配されている。
それは、あるときは自分たちの定義した「多様性」に従わない人間を社会の敵として排除する“法”を正しさと信じて疑わない人たちのそれかもしれないし、あるいは、その逆の純粋なる意味での排外主義者かもしれない。または、数学モデルをもたないままに金融緩和を絶対視するMMT論者かもしれないし、その逆の緊縮絶対のハイパーインフレ論者かもしれない。資本主義を絶対悪とする共産主義者もうそうならば、ノールールの殴り合いを原理的に支持する古典的自由主義者ということもありえる。もしくは、エリートの陰謀に怒りを爆発させるポピュリストかもしれないし、逆に大衆への侮蔑を隠しもしないリベラリストかもしれない。
そして、何より、ハンナ・アーレントを読んで「自分たちのような“わかっている人間”だけはフェアで健全な理性を持っているが、社会には無教養でなにもわからない大衆がたくさんいる」と俯瞰した気になっている人間も、また「世界観」や「わかりやすさ」の内側にいる。それは余程気をつけなければ、陥ってしまいかねない落とし穴である。この落とし穴は決してわたしとてあなたとて、全く無関係であはいられない問題であるはずだ。
この本がハンナ・アーレントの解説を通じて提示しているのは、そうしたいつのどんな社会やコミュニティにも生じうる“落とし穴”の存在であることは、何度強調しても足りないだろう。
このあたりは著者がべつの本でも触れているとおりで、この本がそうした自己矛盾を踏まえたうえで執筆されたものであることを、我々読者は再三再四胸に刻んでおくべきだろう。
著者の仲正昌樹先生が、この本の最後にも触れているとおり人間という生き物は「すでに語られた、わかりやすい物語」によって、世界をわかった気になってしまう。なぜなのか、なんなのかという根本哲学を持たないまま、誰かの物語に沿って、与えられた役割を演じる「無思想」的な人々というのは、決して遠い昔の歴史上の愚かな「大衆」だけの問題ではなく、SNSやコメント欄でレスバを繰り返している現代人にも通じるものだ。
現代SNSで、弱みを見せた(ように見える)論敵ばかりを相手取ってつるし上げ、袋叩きにして、一方的に論破したつもりになっている人々などはその典型例に見える。彼らはSNSやネット動画お手軽に与えられた“奥義(とされるもの)”を習得したことを奇妙なまでに誇り、自分が選ばれし変革者のつもりでいるが、実際の彼らはエコーチェンバーのなかでお決まりの定型文を生成して、「パヨク!反日!」あるいは「ネトウヨ!壺!」を繰り返すだけのチャットBOTである。そんな彼らと反ユダヤ主義のような「世界観」に支配された全体主義の運動員との間には、どれほどの距離があるだろうか。そういった理由で、今アーレントをもとに全体主義およびそれを成り立たせた世界観と大衆の問題をあらためて冷徹に反省することは、とても重要なことに思える。
しかし、この批判的な反省の目線を社会に向けるだけで終わっていては、不十分であろう。なぜか。
この本の最後でも強調されているように、この世の中は多くの「世界観」や「わかりやすい物語」に支配されている。
それは、あるときは自分たちの定義した「多様性」に従わない人間を社会の敵として排除する“法”を正しさと信じて疑わない人たちのそれかもしれないし、あるいは、その逆の純粋なる意味での排外主義者かもしれない。または、数学モデルをもたないままに金融緩和を絶対視するMMT論者かもしれないし、その逆の緊縮絶対のハイパーインフレ論者かもしれない。資本主義を絶対悪とする共産主義者もうそうならば、ノールールの殴り合いを原理的に支持する古典的自由主義者ということもありえる。もしくは、エリートの陰謀に怒りを爆発させるポピュリストかもしれないし、逆に大衆への侮蔑を隠しもしないリベラリストかもしれない。
そして、何より、ハンナ・アーレントを読んで「自分たちのような“わかっている人間”だけはフェアで健全な理性を持っているが、社会には無教養でなにもわからない大衆がたくさんいる」と俯瞰した気になっている人間も、また「世界観」や「わかりやすさ」の内側にいる。それは余程気をつけなければ、陥ってしまいかねない落とし穴である。この落とし穴は決してわたしとてあなたとて、全く無関係であはいられない問題であるはずだ。
この本がハンナ・アーレントの解説を通じて提示しているのは、そうしたいつのどんな社会やコミュニティにも生じうる“落とし穴”の存在であることは、何度強調しても足りないだろう。
2022年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体主義の起源を読む前に、こちらを読むことに。分かりやすい文章でした。
2023年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ナチスで行われた残虐な行為は、各党員にとってはただの「仕事」だったということを改めて理解しました。自身がナチスの党員と同じ状況に陥った時、自身の正義を貫き倫理に基づいた行動を起こしたいと思います。
2018年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勉強になりました。流し読みでしたが、ヒトラー政権の時の話が少し理解できた気がします。
2023年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さ~と読んだだけでも全体主義が概念的に理解できた。ただ、全体主義を全否定しているように感じてしまったので、個別主義的な要素とルールのような大儀とのバランスについて、触れていただけると良かった気がしました。