この著者の本を読むのは初めてでしたが、非常に引きこまれました。
題名通りに「人間を読む」ことに焦点を当てており、絵に関する出来事や歴史的事実、時代背景を冷静に、しかし熱のこもった筆致で描いています。
本作に書かれた人間の物語自体が、一種の絵巻物ではないかと思うほど、迫力と説得力がある筆です。
キリスト教にはあまり詳しくないのですが、最終章の救済の章には感動しました。
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「怖い絵」で人間を読む (生活人新書) 新書 – 2010/8/6
中野 京子
(著)
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名画は語る。人間って、怖い……
名匠ベラスケスの手による、一見かわいらしい王子の肖像画。
しかし、その絵が生まれた“時代の眼”で見ていくと、人間心理の奥底に眠る「恐怖」の側面が浮かび上がる。
悪意、呪縛、嫉妬、猜疑、傲慢、憤怒、淫欲、そして狂気……。カラー掲載の名画33点から見えてくる人間の本性とは??
名匠ベラスケスの手による、一見かわいらしい王子の肖像画。
しかし、その絵が生まれた“時代の眼”で見ていくと、人間心理の奥底に眠る「恐怖」の側面が浮かび上がる。
悪意、呪縛、嫉妬、猜疑、傲慢、憤怒、淫欲、そして狂気……。カラー掲載の名画33点から見えてくる人間の本性とは??
- ISBN-104140883251
- ISBN-13978-4140883259
- 出版社NHK出版
- 発売日2010/8/6
- 言語日本語
- 寸法1 x 11 x 17 cm
- 本の長さ256ページ
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商品の説明
出版社からのコメント
編集担当者より
本書は、好評を博したNHK教育番組「知る楽 探究この世界」2010年2~3月のテキスト『「怖い絵」で人間を読む』をもとに加筆・再編集したもので、
「絵の視覚的恐怖」をより発展させた、悪意・嫉妬・猜疑・憤怒・傲慢・淫欲・狂気といった
「人間そのものの持つ怖さ」に重点を置いています。
ルネサンスから印象派までの西洋名画33点をカラーで掲載し、
それを軸に、引き出し線を用いた著者自身の手からなる詳細な図解解説を施すことで、
西洋名画に秘められた「人間の怖さ」を解き明かす、興味深い一書となっています。
スペインの名匠ベラスケスによる晩年の傑作『フェリペ・プロスペロ王子』をはじめ、
ゴヤの『我が子を喰らうサトゥルヌス』やレーピンの『イワン雷帝とその息子』など、
その絵が描かれた当時の西洋社会の歴史的背景、画家や注文主の思惑をあばくことで、
それぞれの絵画の裏に巧妙に隠された「怖さ」のシンボルやメタファーが忽然と浮かび上がってきます。
ベックリンの『死の島』は全5点のヴァージョンを比較、
グリューネヴァルト『イーゼンハイムの祭壇画』は解体部分図の全てに解説を記すなど、
番組やテキスト時の内容以上に、よりたくさんの情報が本書には盛り込まれています。
また、カラー図版が豊富なことで、美術評論書としてだけでなく、いわゆるビジュアルブックとしても楽しむことができます。
著者が提唱する絵画鑑賞法(①本文で絵が描かれた時代背景を まず“読み”こみ、②その基礎知識をつけたあとで図解入りの絵を“見る”)を、
博物館に行くこともなく、高い図鑑を買うこともなくして実践できる贅沢な一書となっています。
本書は、好評を博したNHK教育番組「知る楽 探究この世界」2010年2~3月のテキスト『「怖い絵」で人間を読む』をもとに加筆・再編集したもので、
「絵の視覚的恐怖」をより発展させた、悪意・嫉妬・猜疑・憤怒・傲慢・淫欲・狂気といった
「人間そのものの持つ怖さ」に重点を置いています。
ルネサンスから印象派までの西洋名画33点をカラーで掲載し、
それを軸に、引き出し線を用いた著者自身の手からなる詳細な図解解説を施すことで、
西洋名画に秘められた「人間の怖さ」を解き明かす、興味深い一書となっています。
スペインの名匠ベラスケスによる晩年の傑作『フェリペ・プロスペロ王子』をはじめ、
ゴヤの『我が子を喰らうサトゥルヌス』やレーピンの『イワン雷帝とその息子』など、
その絵が描かれた当時の西洋社会の歴史的背景、画家や注文主の思惑をあばくことで、
それぞれの絵画の裏に巧妙に隠された「怖さ」のシンボルやメタファーが忽然と浮かび上がってきます。
ベックリンの『死の島』は全5点のヴァージョンを比較、
グリューネヴァルト『イーゼンハイムの祭壇画』は解体部分図の全てに解説を記すなど、
番組やテキスト時の内容以上に、よりたくさんの情報が本書には盛り込まれています。
また、カラー図版が豊富なことで、美術評論書としてだけでなく、いわゆるビジュアルブックとしても楽しむことができます。
著者が提唱する絵画鑑賞法(①本文で絵が描かれた時代背景を まず“読み”こみ、②その基礎知識をつけたあとで図解入りの絵を“見る”)を、
博物館に行くこともなく、高い図鑑を買うこともなくして実践できる贅沢な一書となっています。
著者について
中野京子(なかの・きょうこ)
北海道生まれ。早稲田大学講師。
専門はドイツ文学、西洋文化史。
著書に『怖い絵』『怖い絵2』『怖い絵3』など多数。
北海道生まれ。早稲田大学講師。
専門はドイツ文学、西洋文化史。
著書に『怖い絵』『怖い絵2』『怖い絵3』など多数。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2010/8/6)
- 発売日 : 2010/8/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4140883251
- ISBN-13 : 978-4140883259
- 寸法 : 1 x 11 x 17 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 180,727位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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北海道生まれ。早稲田大学講師。専門はドイツ文学・西洋文化史(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (ISBN-13: 978-4334035662 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故かこの本だけ読んでなかったので、購入しました。初期ということもあるのか、元はテキストだったからなのか、文章が固い。黒留袖みたいです。読んで損はないです。
2015年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵の裏に流れる史実を心理的な要因も含めて絵の中に観ていくのですが、絵画中のシンボルとその時代の歴史の単調な説明ではなく、それぞれの人生劇場を垣間見ていく形なので、ちゃんと身を入れ、楽しく読み進められました。
この著者の本は引き続き読んでみたいと思えます。
どなたかがkindleでは絵が潰れて見えにくいと仰っていましたが、iPad mini上では私はそれほど歯痒さは感じませんでした。著者が指摘している数々の注目点のうち、二つほどやや不完全燃焼なものがありましたが、それは本物を拝見する日までのお楽しみということで。
この著者の本は引き続き読んでみたいと思えます。
どなたかがkindleでは絵が潰れて見えにくいと仰っていましたが、iPad mini上では私はそれほど歯痒さは感じませんでした。著者が指摘している数々の注目点のうち、二つほどやや不完全燃焼なものがありましたが、それは本物を拝見する日までのお楽しみということで。
2016年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビでみて購入したが、まあまあだった。面白いが、少し難しいかも・・・・
2016年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海外旅行ツアーではよく美術館がコースに組み込まれており、そのたび、キリスト教の絵などにはまったく興味が持てなかったのですが。。
近世ヨーロッパの絵は、見るものではなく読むものなのですね。
勉強になったし、すごく興味を持てました。また、どなたかも書いておられましたが、中野氏の文章がうまい。
これからは海外旅行に行く時の楽しみが増えました。そして、美術だけでなく、歴史ももっと知りたいと思うようになりました。
近世ヨーロッパの絵は、見るものではなく読むものなのですね。
勉強になったし、すごく興味を持てました。また、どなたかも書いておられましたが、中野氏の文章がうまい。
これからは海外旅行に行く時の楽しみが増えました。そして、美術だけでなく、歴史ももっと知りたいと思うようになりました。
2018年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中野京子さんの本は2冊目です。
1冊は文庫で持ってます。今は電子書籍派なので、この度半額以下になってて買って読んだところです。
やっぱり面白いです。どんどん引き込まれていきます。
ハプスブルク家の血筋の話、他の方もレビューで書かれていますが、広がるはずが広がらない、各国に血が別れていくのですが、、その国々が没落していきます。
歴史の勉強をしながら読むと一層面白いと思います!
それと!
iPadで読んでますが前編iPadの画面で見るとボヤケます。画像の大きさが小さいのではないでしょうか?
Kindleは読む媒体を選ばないカタチの本ですので、iPadやiMacやMicrosoftのPCなど様々な機器で読むときでも美しい絵画であってほしいです。可能であれば改善して頂きたいですので、★-1にしてます。
1冊は文庫で持ってます。今は電子書籍派なので、この度半額以下になってて買って読んだところです。
やっぱり面白いです。どんどん引き込まれていきます。
ハプスブルク家の血筋の話、他の方もレビューで書かれていますが、広がるはずが広がらない、各国に血が別れていくのですが、、その国々が没落していきます。
歴史の勉強をしながら読むと一層面白いと思います!
それと!
iPadで読んでますが前編iPadの画面で見るとボヤケます。画像の大きさが小さいのではないでしょうか?
Kindleは読む媒体を選ばないカタチの本ですので、iPadやiMacやMicrosoftのPCなど様々な機器で読むときでも美しい絵画であってほしいです。可能であれば改善して頂きたいですので、★-1にしてます。
2015年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで西洋絵画や西洋史に対する知識は殆どありませんでしたのて、これほど楽しく読み進められるとは意外でした。名画で繋げてくれた歴史の物語を女性著者(?)ゆえに繊細で丁寧に解説してくれます。歴史書が苦手な私でも全く抵抗なく、あっさり読めたいい本でした。
2013年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新書サイズなので
絵の「怖さ」は若干薄らぎますが
一見普通っぽい絵
(あからさまに怖い絵もたまにありますが)
がどう怖いのか
絵に矢印でポイントをつけて解説してます
本文でも
絵が描かれた背景について
平易に解説しています
紹介された絵画はたしかに
相応の知識があって初めて
深く堪能することができるものばかりにような気がします
西洋画の入門書の一つとして
手にとってみるのも良いのではないかと思われますが
いかがでしょうか、、、。
絵の「怖さ」は若干薄らぎますが
一見普通っぽい絵
(あからさまに怖い絵もたまにありますが)
がどう怖いのか
絵に矢印でポイントをつけて解説してます
本文でも
絵が描かれた背景について
平易に解説しています
紹介された絵画はたしかに
相応の知識があって初めて
深く堪能することができるものばかりにような気がします
西洋画の入門書の一つとして
手にとってみるのも良いのではないかと思われますが
いかがでしょうか、、、。