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あなたはなぜ値札にダマされるのか?―不合理な意思決定にひそむスウェイの法則 単行本 – 2008/12/1

4.3 5つ星のうち4.3 12個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2008/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 245ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 414081330X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4140813300
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 12個の評価

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オリ・ブラフマン
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で借りて気に入ったので購入することにした。年に本を買うのは数冊。後は図書館で借りて読むだけ。
2018年8月4日に日本でレビュー済み
行動経済学についての読みやすい本を探していたので、読んでみました。興味深い事例がいくつも紹介され、面白いです。
あまり行動経済学とは関係ない話もありますが、それはそれで興味深い。

面白かったのは評価バイアスの法則=評価ラベルをつけられた人は、実際にラベルどおりの特徴を身につける、です。

電話口で美人風に扱われると、美人のように振る舞うようになり、それが第三者にも伝わるようになる…評価によって自分に与えられた特徴を身に帯びるようになってくる。
しかも評価バイアスは心理面だけでなく生理面にも作用するとのことで、巷でいう引き寄せの法則なるものはこういうカラクリかぁ、と目からウロコが落ちる想いです。
2009年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ん〜〜って感じです。

訴求したいポイントは十分に分かるのですが・・・

読んでいて面白みが無く、途中で読むのを止めたくなりました。

だから星2つ

正直、タイトルコピーで買ってしまいました。(残念)
2009年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆる行動経済学の観点から、
意思決定での誤謬を指摘しています。

この手の本の中では一番文字が大きくて
読みやすいです。
実験も分かりやすく記述されていて
内容が把握しやすいです。

章ごとにまとめがあって、
一般人が理解しやすいように
なっています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月4日に日本でレビュー済み
この本の要約。

コロンビア大学のビジネススクールのエリック・ジョンソン教授曰く「可能性のある損失が大きければ大きいほど、人間はその損失を嫌う傾向がある。つまり、背負っているものが大きいほど、人間は不合理な決断に押し流されやすくなってしまう」

バリー・ストウとハ・ホアンという経済学者がNBAのドラフトで選ばれた選手の成績を調査した。過去5年間にドラフトでNBAに入団した271選手の全てのデータを、3つの異なる能力に分類した。得点力(1分あたりの得点数、フィールドゴールの確率、フリースローの確率)、タフさ(1分あたりのリバウンド数とブロック数)、敏捷性(びんしょうせい・動作の素早さ)(1分あたりのアシスト数とスチール数)である。その結果、選手の得点力と選手が実際にプレーする時間には関係性がみられた。しかし、他の2つの要素と実際にプレー時間は関係がみられなかった。結局、選手のプレー時間を決めるのは、選手の能力や怪我、トレードの状況という要因以上に、「ドラフトで選ばれた順位」であることがわかった。その他の要因を全て考慮しても、どのシーズンでも「ドラフトの順位が1つ下がると、平均23分ずつプレー時間が減っていた」。また、ドラフトで後に指名された選手ほどトレードに出されやすくなり、最終的なキャリアは短い。ドラフト1巡目で指名された選手は、2巡目の選手よりも平均で3.3年長くリーグに所属している。もちろん、選手がいったんチームに加わったら、監督はその選手が過去にドラフトで何位指名など関係ない。しかし、選手にとっては、「ドラフト何位」というラベルをいったん貼られると、その後の活躍の度合いが決まってしまうのである。

南アフリカで貸金業者が形式の違う4種類のダイレクトメールを5万人の顧客に送った。手紙の形式は、利子の違うもの(月利3.25%から7.75%まで)、競合他社との利子の比較を載せたもの、懸賞付きのもの(毎月10名に携帯電話が当る)、男性か女性のにっこりと笑った写真つきのものである。その結果、最初の3つの形式は、顧客の申し込みに大した変化はなかったが、笑顔の写真をつけたメールからは、他の3つよりも大きな影響があった。特に、女性の笑顔がついたメールを受け取った男性顧客は、笑顔の男性の写真がついたメールを受け取った男性顧客よりも、ローンを申し込む率が高かった。

人間とは自分が信じたい事柄に反する証拠を無視しようとする傾向がある。このため、いったん物事に価値観のラベルがつけられると、それを信じようとする心理になってしまう。

人間の脳の中では、快楽中枢と博愛中枢は同時に機能することができず、どちらか一方しか働くことができない。(例)1993年にスイス政府は、原子力発電の放射性廃棄物を地中に埋める引き受け先としてある町を選んだ。そこでその町の住民に聞いたところ、50.8%が引き受けに同意した。その後、同意者を増やそうと、引き受け後には住民1人につき4000フラン(約50万円)を毎年払うという条件をつけた。しかし、その後の住民の意識調査では、引き受けに同意する人は逆に24.6%に減ってしまった。つまり、無償で国のために犠牲になるという博愛的感覚によって引き受けに同意していた人が、お金という快楽的インセンティブによって影響されてしまったのである。

報酬を期待するときは、実際に報酬をもらうときよりも脳の快楽中枢を活性化することが科学的に分かっている。つまり、「子供がテストで100点取っておもちゃを買ってもらうと期待すること」と、「100点取った後に、実際におもちゃを買ってもらうこと」は別物である。  
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月28日に日本でレビュー済み
んんん、このタイトルだと、購買系の行動心理学本のように思えてしまうので、残念な気がします。しかし、内容は濃いです。しかも、応用次第では悪魔の手法ともなり得ると思いました。

様々なエピソードや逸話や調査結果を並べた構成になっていますが、実はそれらが明かしている人間の行動様式は、明らかにされたからといって、人間が止められる種類のものではありません。営業や宣伝・広告やカウンセリングまで応用範囲がかなり広い本ですので、内容だけを求める人にはやや物足りなくても、現実になにかをしている人たちには極上のアイディア本であることは、間違いないでしょう。

なお、本書はそのように主張してはいませんが、これからニューロ・マーケティングを学ぼうとしている人は、まず、この本を読むべきだと思います。

翻訳文が悪いとは思いませんが、編集や校正を含め、もう少し読みやすい翻訳本とすることができたのではないかと思われるのが残念です。(草思社だったらよかったのに…。)
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月8日に日本でレビュー済み
Swayとは人間の意識の中に潜み合理的な行動を妨げる隠れた力のことで、一部を紹介すると本書では以下のような概念を興味深い例示で説明している。
Loss aversion(損失に対して過剰反応をし、これを回避する為に合理的には想定できないようなことをしでかす)
・ KLMの安全責任者であった機長が時間の遅れを取り戻そうと飛行機の離陸時のルール無視して引き起こした狂気の沙汰とも言える大惨事
・ 損失を確定せずに、いつか相場が反転すると期待して損切りできない投資家の心理
・ 20ドル紙幣のオークションに204ドル迄値が競り上がってしまう不思議
Value attribution(客観的なデータにも基かず直感をベースに物事を判断する)
・ 世界的なバイオリン奏者が地下鉄のホームでジーンズに野球帽といった格好でで演奏をしていても、誰も気に留めずに通り過ぎてしまう(奏者の身なり服装から有名な音楽家だとは誰も思わない→演奏している音楽のクオリティや技術も大したことないと判断してしまう)
・ 値段を上げたら急に商品が売れ出した(ものの価格を見て「高い=高級品に違いない」と判断する)
・ 同じコンサートでも高い金を払って入場した人の方が満足度が高い
Diagnosis bias (人、モノ、考え等に対して最初に下した判断に囚われ、後に、この先入観に反する客観的な情報が提供されても、従前の判断を変えることができない)
・ NBAバスケットボール選手の試合出場時間は当該選手がドラフト何位で指名されたかとの相関が圧倒的に強い(ドラフト順位が高ければ良い選手のはずという先入観が後々まで影響する)
・ 初めて会う人の性格等につき事前に知らされたイメージ(それが事実であろうが無かろうが)を払拭することができない
…..等々、興味深い例をもとに人間の判断がいかに非合理的な方向に振れるかを説明している。”Influence” (Robert Cialdini著)や”Predictably Irrational”(Dan Ariely著)と内容的に共通する部分が多い。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年1月1日に日本でレビュー済み
ダン・アリエリーの不合理、ティム・ハーフォードの合理的に続く行動経済学絡みの翻訳本第3弾です。

本の分厚さからも、前者2作の方が内容が充実しております。

ただ、タイトルはこの本が一番かな。

表題にある「値札」というのは、原書のタイトルである「SWAY」のことで、日本語で言うと「思い込み・錯覚」という意味でしょうか。

人はいろんな思い込みによって、長期的には不利益になりかねないことを数多く犯してしまいます。

例えば、“ある物事に時間や労力やお金をかけたあとでは、それがうまくいかなくても、止めることができない”

これは、はるな愛風にいうと「あるよね〜」って感じです。

株や外貨の投資をちょっとでもやったことがあるひとなら、ちょっとでやめるはずだったのにのめり込んでしまって損失が膨らんだ、という経験がある人多いのではないでしょうか?

そんな、「あるよね〜」な話題が合計8つ、「スウェイの法則」として、各章にまとめられています。

章末のそんな法則をぱらぱら読み返すだけでもこの本を手元に置く価値があるでしょう。

同じ失敗を繰り返したくないあなたへ、人生の素敵な指南書です☆
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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