『生き物の描き方 自然観察の技法』盛口満著 を読んで、圧倒されてしまいました。帯には、「さぁ、フィールドノートとペンを持って、生き物たちの観察に出かけよう。」とあるが・・・。
こんな高いレベルのことはできそうにない、どうしよう!どう料理すれば、この本に書かれている「ゲッチョ先生の知恵」を生かせるか、本気で悩んでいます。この本の優れている点は、描き方の技法だけでなく、その生き物の自然史的な意義を踏まえて書いてあるところ。ただの「生き物の描き方」技法の伝授本ではないことがよくわかる。
でも、ここまで高いレベルはできないと思ってしまっている素人でもできる、より簡単な『描き方』版も書いてほしい。自然観察会の道具として。
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生き物の描き方: 自然観察の技法 単行本 – 2012/12/12
盛口 満
(著)
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デジカメの時代にわざわざ生き物のスケッチ?
いえいえ、じつはそれが大切なのです。
自然観察の達人「ゲッチョ先生」が生き物の見方、描き方を伝授します。
さぁ、フィールドノートとペンを持って、生き物たちの観察に出かけよう。
【内容紹介】
生き物をスケッチしよう――自然観察の第一歩はフィールドへ出て絵を描くことから始まる。デジカメ全盛の時代にあえてスケッチすることの大切さを熱く語る。絵を描くのが得意な人にも苦手な人にも、生き物スケッチのコツをていねいに伝授。
【本書「はじめに」より】
「これから本書で紹介するのは、僕がどのように生き物のスケッチを身につけたかという、いわば手探りの結果である。(中略)僕のような不器用な人間でも、スケッチと呼べるようなしろものが生み出せるようになったということは、かえって絵心にあまり自信がない人にも、伝えられる部分があるのかもしれないと思っている。」
いえいえ、じつはそれが大切なのです。
自然観察の達人「ゲッチョ先生」が生き物の見方、描き方を伝授します。
さぁ、フィールドノートとペンを持って、生き物たちの観察に出かけよう。
【内容紹介】
生き物をスケッチしよう――自然観察の第一歩はフィールドへ出て絵を描くことから始まる。デジカメ全盛の時代にあえてスケッチすることの大切さを熱く語る。絵を描くのが得意な人にも苦手な人にも、生き物スケッチのコツをていねいに伝授。
【本書「はじめに」より】
「これから本書で紹介するのは、僕がどのように生き物のスケッチを身につけたかという、いわば手探りの結果である。(中略)僕のような不器用な人間でも、スケッチと呼べるようなしろものが生み出せるようになったということは、かえって絵心にあまり自信がない人にも、伝えられる部分があるのかもしれないと思っている。」
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社東京大学出版会
- 発売日2012/12/12
- 寸法14.9 x 1.2 x 21 cm
- ISBN-10413063335X
- ISBN-13978-4130633352
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商品の説明
著者について
盛口 満(もりぐち・みつる)
1962年千葉県に生まれる。1985年千葉大学理学部生物学科卒業。自由の森学園中・高等学校の理科教員を経て、現在沖縄大学人文学部こども文化学科准教授。専門は植物生態学。著書に、『僕らが死体を拾うわけ』(どうぶつ社)、『ゲッチョ先生の卵探検記』(山と渓谷社)、『ゲッチョ先生の野菜探検記』(木魂社)、『おしゃべりな貝』(八坂書房)などがある。
1962年千葉県に生まれる。1985年千葉大学理学部生物学科卒業。自由の森学園中・高等学校の理科教員を経て、現在沖縄大学人文学部こども文化学科准教授。専門は植物生態学。著書に、『僕らが死体を拾うわけ』(どうぶつ社)、『ゲッチョ先生の卵探検記』(山と渓谷社)、『ゲッチョ先生の野菜探検記』(木魂社)、『おしゃべりな貝』(八坂書房)などがある。
登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (2012/12/12)
- 発売日 : 2012/12/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 160ページ
- ISBN-10 : 413063335X
- ISBN-13 : 978-4130633352
- 寸法 : 14.9 x 1.2 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,471位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 63位自然観察
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月16日に日本でレビュー済み
植物の名前が覚えられない、見分け方がわからない、写真を撮るだけでは注意力が散漫になるからイラストを描こう…そんな風に安易な思い付きで本を検索し、この本に出合いました。イラストを描くなんぞはど素人、生物学のたしなみも、現在のところ”にわか”ファンと言われても仕方がない程度の私ですが、一気に読了。昆虫は脚が6本、これくらいは分かっていたのに、実際にカブトムシを絵で描くときには頭、胸、腹から適当に描いていたことを深く反省。構造を知ることが大事。哺乳類の顎が上下に開閉するのに対して、昆虫類の顎は脚が進化したものなので左右に開閉するとか、八重咲のバラは中心部ではおしべが花びらに変化しているなど、生物の面白さがちりばめられていました。少し専門用語で躓きそうになりましたが、十分楽しめました。同著者の他の著書も読んでみたいと思います。
2013年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多岐にわたり書いてあるので面白いようでした。参考になりました。
2013年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
観察として生き物をどう描写するか。個別の形態的特徴をどう表現するか。そんな生き物の描き方を丁寧に解説した本である。
2013年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章が多くよくわからなかったし、中身が全然思っていたのと違った。値段が高すぎる。
2014年8月6日に日本でレビュー済み
単なる絵の描き方のハウツー本ではありません。
野外観察時に出会った生物のスケッチのコツや
スケッチした骨の形から何がわかるのか・・・
など、生き物のことを楽しくわかりやすく説明してくれている本です。
ところどころに挿入されたイラストを眺めるだけでも楽しいです。
野外観察時に出会った生物のスケッチのコツや
スケッチした骨の形から何がわかるのか・・・
など、生き物のことを楽しくわかりやすく説明してくれている本です。
ところどころに挿入されたイラストを眺めるだけでも楽しいです。
2013年2月12日に日本でレビュー済み
好きな生き物を描いて、いい文章で読ませてくれる著者が著した「描き方」の本。表紙の生き物はすべて、著者の手になるもの。これの描き方を開陳してくださるのだから、同じことを試みていつも劣等感にさいなまれているものにとっては読まずにはいられない。東京大学出版会という出版先も、本格的に教えてくれそうな予感を持たせてくれる。
描き方の部分はほんとうに具体的。ベタ塗りをしていくときの快感、というのは体験者の言葉そのものだろう。中でも描くための「ウソの三法則」はとても実感があった。生き物は自然の中で他のいきものと共にあり、いろいろな構造を持ち、細胞からできていて、分解すれば分子・原子にまで分けられる。それをすべてを描きこむことはできないということだ。あるレベルで、伝えたい部分を切り取ってみせるしかない。伝えたいことを切り出すためには当然捨てるものもある。そして切り取ってくるレベルを統一しないとなにが言いたいのかがぼやけてしまう。それを著者らしい言い方にしたのが「ウソの三法則」だ。
これまでの著作でいつも主張されていた「生き物のれきしとくらし」というものの見方が、描き方と一緒に、対象物にまつわる話として書いてある。それぞれの「れきしとくらし」があるからこそ、面白いと思い、書きたいと思うのだ。「どうやったら自分が面白いと思うものを感じ取れるかが大事」と、紙の上への絵の描き方を通して心の中への描き方も教えられた。
何十年か前なら、「描き方」は弟子にだって「見て盗め」というようなことだった。でも描き方という情報はいくら開放しても、それぞれの人が描くものはまったく別の個性の産物になるもの。まねることから独自性が出てくる。伝統芸能でも同じこと。こういう情報の共有はどんどんして欲しい。でも、上手く描ける人がうまく説明できる人ではないのが世の常。著者のように観察の仕方から描き方までを上手く伝えることができる人は少ないと思う。
本書は、もちろん小学生からでもスケッチをしてみたい人には役に立つとおもう。でも、専門的に生き物を見るようになる大学生ぐらいで、もう一度本書のような「見方」の本を通ってみるのにも良い本である。たとえ「試験管をふる生物学、コンピュータで探る生物学」を専攻するにしても、生き物を「記す」ための基礎としての「描き方」はきっと役に立つ。
描き方の部分はほんとうに具体的。ベタ塗りをしていくときの快感、というのは体験者の言葉そのものだろう。中でも描くための「ウソの三法則」はとても実感があった。生き物は自然の中で他のいきものと共にあり、いろいろな構造を持ち、細胞からできていて、分解すれば分子・原子にまで分けられる。それをすべてを描きこむことはできないということだ。あるレベルで、伝えたい部分を切り取ってみせるしかない。伝えたいことを切り出すためには当然捨てるものもある。そして切り取ってくるレベルを統一しないとなにが言いたいのかがぼやけてしまう。それを著者らしい言い方にしたのが「ウソの三法則」だ。
これまでの著作でいつも主張されていた「生き物のれきしとくらし」というものの見方が、描き方と一緒に、対象物にまつわる話として書いてある。それぞれの「れきしとくらし」があるからこそ、面白いと思い、書きたいと思うのだ。「どうやったら自分が面白いと思うものを感じ取れるかが大事」と、紙の上への絵の描き方を通して心の中への描き方も教えられた。
何十年か前なら、「描き方」は弟子にだって「見て盗め」というようなことだった。でも描き方という情報はいくら開放しても、それぞれの人が描くものはまったく別の個性の産物になるもの。まねることから独自性が出てくる。伝統芸能でも同じこと。こういう情報の共有はどんどんして欲しい。でも、上手く描ける人がうまく説明できる人ではないのが世の常。著者のように観察の仕方から描き方までを上手く伝えることができる人は少ないと思う。
本書は、もちろん小学生からでもスケッチをしてみたい人には役に立つとおもう。でも、専門的に生き物を見るようになる大学生ぐらいで、もう一度本書のような「見方」の本を通ってみるのにも良い本である。たとえ「試験管をふる生物学、コンピュータで探る生物学」を専攻するにしても、生き物を「記す」ための基礎としての「描き方」はきっと役に立つ。
2013年1月30日に日本でレビュー済み
小学校から高校までの授業で多くの人が経験したであろう、生き物のスケッチ。本書は、そうしたスケッチを描くためのコツを、「ゲッチョ先生」の愛称でも知られる著者がやさしく解説する指南書である。
ただもちろん、本書はただのドローイングの教則書ではない。というのも、生き物をうまく描くためには、生き物をきちんと観察する必要があるからだ。とりわけ、それがどんな生態にあるかという「くらし」と、それがどのように進化したかという「れきし」、そのふたつの観点から生き物を見ることが重要である。そういう意味で本書は、生き物を見る目を養うための本、ひいては、自然と接する〈こころ〉を教えてくれる本でもある。
では実際に、上手にスケッチを描くためにはどんなコツがあるのだろうか。著者によれば、それは、「自分なりのウソのつき方を身につける」ことにある。もっと言えば、「ウソは、はっきりつく」、「ウソのつき方をうまくする」、「ウソはつきとおす」の3つがその極意である。一見逆説的であるこれらの教えが、具体的にどんな意味をもっているか、また上手なスケッチにどう結実するかは、本書を読んで確かめてほしい。
大学卒業後、中高の理科の教員として出発した著者。そんな著者にとっては、生き物のスケッチを描くという行為も、自然や理科に対して興味をもってもらいたいという熱意とわかちがたく結びついている。そんな点からして、本書は理科の先生にとって非常に刺激になる本ではないかと思う。いやもちろん、理科やスケッチに直接関わりのないわたしのような人にとっても、十分に楽しめる本なのだけど。
しかし何はともあれ、「お化けタンポポ」から鳥の胃内容物まで、ハッとさせられるようなスケッチの数々をまずは楽しみたいところ。「はぁ」というため息とともに眺めること、しばしばだろう。
ただもちろん、本書はただのドローイングの教則書ではない。というのも、生き物をうまく描くためには、生き物をきちんと観察する必要があるからだ。とりわけ、それがどんな生態にあるかという「くらし」と、それがどのように進化したかという「れきし」、そのふたつの観点から生き物を見ることが重要である。そういう意味で本書は、生き物を見る目を養うための本、ひいては、自然と接する〈こころ〉を教えてくれる本でもある。
では実際に、上手にスケッチを描くためにはどんなコツがあるのだろうか。著者によれば、それは、「自分なりのウソのつき方を身につける」ことにある。もっと言えば、「ウソは、はっきりつく」、「ウソのつき方をうまくする」、「ウソはつきとおす」の3つがその極意である。一見逆説的であるこれらの教えが、具体的にどんな意味をもっているか、また上手なスケッチにどう結実するかは、本書を読んで確かめてほしい。
大学卒業後、中高の理科の教員として出発した著者。そんな著者にとっては、生き物のスケッチを描くという行為も、自然や理科に対して興味をもってもらいたいという熱意とわかちがたく結びついている。そんな点からして、本書は理科の先生にとって非常に刺激になる本ではないかと思う。いやもちろん、理科やスケッチに直接関わりのないわたしのような人にとっても、十分に楽しめる本なのだけど。
しかし何はともあれ、「お化けタンポポ」から鳥の胃内容物まで、ハッとさせられるようなスケッチの数々をまずは楽しみたいところ。「はぁ」というため息とともに眺めること、しばしばだろう。