プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,210¥1,210 税込
ポイント: 37pt
(3%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥1,210¥1,210 税込
ポイント: 37pt
(3%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥714
中古品:
¥714

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
誰のために - 新編・石光真清の手記(四)ロシア革命 (中公文庫 い 16-8 新編・石光真清の手記 4 ロシア革命) 文庫 – 2018/2/23
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,210","priceAmount":1210.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,210","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"BGJ9uSHy4Irvcf%2Fn%2F7mf6tuOM%2FZrhGtwKPOoVdXBgqHXxqAeoBD6gL%2FvFac5wiLjFZLyNy9M7Gmg7GB4VrPY703uPdPgF6ejorm6GpOC90fP50%2F8VUqaGfZ1A22cYpfWlyayCiJB2Nc%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥714","priceAmount":714.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"714","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"BGJ9uSHy4Irvcf%2Fn%2F7mf6tuOM%2FZrhGtwihqOqbGZjXbZo5%2FC%2B%2BNwNQJgqb3oQ3JgNp7t%2FoY8zHU1L8AMIwrUqiR13l9DP48e6vewtp3XYpoot310bdNzH1AWzfJ2zYgSgczgEmNFs6UOuMG9n0FJf4VuFNHkxSUB6%2B22rJJWYxu%2BDk%2FDTkwhjA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
世田谷で三等郵便局長を務めていた石光元陸軍少佐は「大地の夢」さめがたく、再び大陸に赴き満蒙貿易公司を設立する。そしてロシア革命が勃発、密命を受けた石光はアムールへと赴く。一方日本軍は革命に干渉し、シベリアに出兵する。「時代を裏側からささえていた」(田宮虎彦)一軍人の手記、完結。秘蔵写真、多数収録。橋本龍伍、田宮虎彦、坂西志保、河盛好藏、坪田譲二、中村光夫、木下順二による観光当時の書評を採録。
- 本の長さ480ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2018/2/23
- 寸法10.6 x 2 x 15.2 cm
- ISBN-104122065429
- ISBN-13978-4122065420
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 誰のために - 新編・石光真清の手記(四)ロシア革命 (中公文庫 い 16-8 新編・石光真清の手記 4 ロシア革命)
¥1,210¥1,210
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
¥1,012¥1,012
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
¥1,100¥1,100
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
明治元(一八六八)年、熊本生まれ。一六年、陸軍幼年学校に入り、陸軍中尉で日清戦争に従軍し、台湾に遠征。三二年、特別任務を帯びてシベリアに渡る。日露戦争後は東京世田谷の三等郵便局の局長を務めたりしていたが、大正六(一九一七)年、ロシア革命直後のシベリアに渡り諜報活動に従事する。八年に帰国後は、夫人の死や負債等、失意の日々を送り、昭和一七(一九四二)年に死去。死後、その手記が公刊される。 明治三七(一九〇四)年、東京生まれ。早稲田大学卒業後、昭和六(一九三一)年、東京日日新聞社に入社。一三年芝浦工作機械に転じ、戦時中、日本新聞会考査課長、日本新聞連盟用紙課長を歴任。戦後、日本新聞協会用紙課長、総務部長、業務部長を経て、日本ABC協会事務局長、専務理事。三三年、父・石光真清の手記『城下の人』『曠野の花』『望郷の歌』『誰のために』の出版により、毎日出版文化賞を受賞。編著書に『ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書』等がある。五〇年に死去。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2018/2/23)
- 発売日 : 2018/2/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 480ページ
- ISBN-10 : 4122065429
- ISBN-13 : 978-4122065420
- 寸法 : 10.6 x 2 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,361位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,393位中公文庫
- - 34,809位文学・評論 (本)
- - 35,426位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治という時代を理解するのに大変ありがたかった。
2018年6月28日に日本でレビュー済み
「石光真清の手記」4部作のうちの「4」、最終章がこれ。
日露戦争後、再びスパイとなっての満洲に潜入し、活躍を始めたものの、ひょんなことから全ての歯車が狂ってよれよれになり、無一物となって安穏な生活を求めて日本に帰る。そして世田谷村に三等郵便局を開設し、その局長となって地域に密着し、やっと人並みな生活が地についたところで前章が終わる。これはその続編。
第一次世界大戦の勃発とともに著者は性懲りもなく軍部の要請に応じ、ふたたびスパイとなって、かつて留学したブラゴヴェヒチエンスクに住み、ロシアの情勢を探る役目につく。おりからのロシアはロマノフ王朝がぐらつき、革命勢力が勃興しつつある。シベリアにおけるこの情勢をさぐるべく、列強各国はスパイを放つ。石光真清はいつの間にか探索ばかりか謀略の役目まで身に背負わせられる。
著者はよほど血の気が濃いのであろう。こういう役目がぴったりと身につくようで、ロシア人の間で著名な存在となる。ブラゴヴェヒチエンスクのアムール河を挟んだ対岸は中国領の「黒河」である。その往復には、夏は渡し船、冬は氷上の徒歩である。
そこへ連合国のシベリア出兵。この地域の緊張は一気に高まる。ロシア人の社会は分裂し、それぞれのグループが激しく抗争するようになる。まもなく武力衝突すらしかねない雲行きである。そんな時に、どうした行き違いか、著者はいきなり陸軍大臣の名で解任通知をうける。大衝撃!
この通知はしばらくして取り消されるが、状況は日本人にとって一段と不利になり、やがて著者は極寒の小興安嶺をこえて又満洲へと亡命する。しかし錦州につくっておいた根拠の会社は、社員の不始末でメチャメチャである。おりからの世界大恐慌。著者は多額の負債を背負わされる。悪戦、また苦闘。不運の拡大再生産。
日本へ辿り着くと、妻は病んでいた。生活の柱となっていた郵便局も、宅地が開発されて住民が増え、業務が煩雑となってきたため昇格させられ、素人の著者は局長の立場を取りあげられ、敷地も官に安値で占領されてしまう。そこへ関東大震災が襲いかかる。著者にはどこからどこ迄、不遇がつきまとう。やがて天保5年生まれの母親が95歳で物故する。著者は声をはなって号泣する。ここで手記は終わりである。
この本の完成には、やり切れぬ不遇につきまとわれた著者(父)を悼む子息の深い愛情なくしてはあり得なかったものと推測される。いわば父親に手向ける子息の鎮魂歌である。本書の行文が読者の魂をゆさぶる所以はここにある。これを感じとれない読者には、本書などやりきれなくてとても読めたものではあるまい。
この「手記」の国文学的研究はまだ世に現れていないようであるが、気鋭の研究者がぜひ現れることを切望したい。
日露戦争後、再びスパイとなっての満洲に潜入し、活躍を始めたものの、ひょんなことから全ての歯車が狂ってよれよれになり、無一物となって安穏な生活を求めて日本に帰る。そして世田谷村に三等郵便局を開設し、その局長となって地域に密着し、やっと人並みな生活が地についたところで前章が終わる。これはその続編。
第一次世界大戦の勃発とともに著者は性懲りもなく軍部の要請に応じ、ふたたびスパイとなって、かつて留学したブラゴヴェヒチエンスクに住み、ロシアの情勢を探る役目につく。おりからのロシアはロマノフ王朝がぐらつき、革命勢力が勃興しつつある。シベリアにおけるこの情勢をさぐるべく、列強各国はスパイを放つ。石光真清はいつの間にか探索ばかりか謀略の役目まで身に背負わせられる。
著者はよほど血の気が濃いのであろう。こういう役目がぴったりと身につくようで、ロシア人の間で著名な存在となる。ブラゴヴェヒチエンスクのアムール河を挟んだ対岸は中国領の「黒河」である。その往復には、夏は渡し船、冬は氷上の徒歩である。
そこへ連合国のシベリア出兵。この地域の緊張は一気に高まる。ロシア人の社会は分裂し、それぞれのグループが激しく抗争するようになる。まもなく武力衝突すらしかねない雲行きである。そんな時に、どうした行き違いか、著者はいきなり陸軍大臣の名で解任通知をうける。大衝撃!
この通知はしばらくして取り消されるが、状況は日本人にとって一段と不利になり、やがて著者は極寒の小興安嶺をこえて又満洲へと亡命する。しかし錦州につくっておいた根拠の会社は、社員の不始末でメチャメチャである。おりからの世界大恐慌。著者は多額の負債を背負わされる。悪戦、また苦闘。不運の拡大再生産。
日本へ辿り着くと、妻は病んでいた。生活の柱となっていた郵便局も、宅地が開発されて住民が増え、業務が煩雑となってきたため昇格させられ、素人の著者は局長の立場を取りあげられ、敷地も官に安値で占領されてしまう。そこへ関東大震災が襲いかかる。著者にはどこからどこ迄、不遇がつきまとう。やがて天保5年生まれの母親が95歳で物故する。著者は声をはなって号泣する。ここで手記は終わりである。
この本の完成には、やり切れぬ不遇につきまとわれた著者(父)を悼む子息の深い愛情なくしてはあり得なかったものと推測される。いわば父親に手向ける子息の鎮魂歌である。本書の行文が読者の魂をゆさぶる所以はここにある。これを感じとれない読者には、本書などやりきれなくてとても読めたものではあるまい。
この「手記」の国文学的研究はまだ世に現れていないようであるが、気鋭の研究者がぜひ現れることを切望したい。