すごく好きな本になりました。
小川洋子さんの、ちょっとメインストリームからずれたような物や人への、優しい眼差しを随所に感じて、温かい気持ちになります。
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人質の朗読会 (中公文庫 お 51-6) 文庫 – 2014/2/22
小川 洋子
(著)
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遠く隔絶された場所から、彼らの声は届いた――慎み深い拍手で始まる朗読会。祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは……。しみじみと深く胸を打つ小川洋子ならではの小説世界。
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2014/2/22
- 寸法10.7 x 1.2 x 15.2 cm
- ISBN-104122059127
- ISBN-13978-4122059122
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2014/2/22)
- 発売日 : 2014/2/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 246ページ
- ISBN-10 : 4122059127
- ISBN-13 : 978-4122059122
- 寸法 : 10.7 x 1.2 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 148,634位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 963位中公文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。主な著書に『やさしい訴え』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの記憶』『薬指の標本』『夜明けの縁をさ迷う人々』『猫を抱いて象と泳ぐ』等。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
9つの短編はどれも一風変わったそれでいて心に染み入ってくる物語りでした。第八夜の「花束」は小川洋子さんらしく、暖かさと残酷さが入り混じった作品です。
主人公の僕は8歳の時母親が癌で亡くなり、父親は再婚する。僕の継母の連れ子である4歳の女の子は自分の思い通りにならないといつも泣きわめくので、僕はその妹に悩まされ続けている。妹には一つ大事な人形があり、ベッドの中では人形の手を握りながら眠りにつくのが常だった。ある日昼寝をしている妹の手からそっと人形を抜き取り、家を走り出て高い建物の屋上から人形を投げ落とす。それから落下した人形を拾い上げ土を払って家に持ち帰り、眠っている妹の隣に滑り込ませた。
「妹が人形に頬ずりをしたり抱き締めたりするたび、『それは脳みそも内臓も潰れて血まみれになった死体なんだぞ』と僕は声にならない声で妹に告げた」という少年の残酷さに衝撃を受けました。この事で僕は長い間自責の念にかられているのですが、大人になって取引先の顧客から貰った【花束(大きくて持て余したが捨てずにいた)】によって救われたような気がします。
主人公の僕は8歳の時母親が癌で亡くなり、父親は再婚する。僕の継母の連れ子である4歳の女の子は自分の思い通りにならないといつも泣きわめくので、僕はその妹に悩まされ続けている。妹には一つ大事な人形があり、ベッドの中では人形の手を握りながら眠りにつくのが常だった。ある日昼寝をしている妹の手からそっと人形を抜き取り、家を走り出て高い建物の屋上から人形を投げ落とす。それから落下した人形を拾い上げ土を払って家に持ち帰り、眠っている妹の隣に滑り込ませた。
「妹が人形に頬ずりをしたり抱き締めたりするたび、『それは脳みそも内臓も潰れて血まみれになった死体なんだぞ』と僕は声にならない声で妹に告げた」という少年の残酷さに衝撃を受けました。この事で僕は長い間自責の念にかられているのですが、大人になって取引先の顧客から貰った【花束(大きくて持て余したが捨てずにいた)】によって救われたような気がします。
2022年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は適当な人間なので、読んだけれどしばらくしたらどんな内容だったか忘れてしまう、面白かった、と漠然とした感想をもつ本も多いのですが、この本は表紙の絵をみるだけでも思い出します。
読んだあとの後味...読んでよかったです。
読んだあとの後味...読んでよかったです。
2020年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代の御伽噺。設定が悲惨なのに、悲惨さはまったくない。
それぞれが語るのは、日常の中の、一風変わった、それでいて静かな物語ばかり。
それはそれで心に染み入ってきて心地よかったが、自分が同じ立場になったらもっと血なまぐさい話をする気がして、物足りなさも残った。
それぞれが語るのは、日常の中の、一風変わった、それでいて静かな物語ばかり。
それはそれで心に染み入ってきて心地よかったが、自分が同じ立場になったらもっと血なまぐさい話をする気がして、物足りなさも残った。
2020年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"『彼らは本を朗読しているのではない。自分について、語っているのだ』自己紹介のようなものですが、と私が質問すると、言下に否定した。『いや、もっと深遠な物語だ』"2014年発刊の本書は、ドラマ化もされた8人の人質と救出作戦を実行した兵士たちが語る非日常における日常の細やかで特別な物語。
個人的には毎月1回、黙読とも違う音読の魅力を感じる為に【テキストを声に出す会】を主宰している事から、本書のタイトルに惹かれて手にとりました。
そんな本書は日本からツアー旅行に参加し、ある国の山岳地帯で反政府ゲリラに捕らえられた人質たちが結果的に【全員犠牲になったことが冒頭で明らかにされた上で】残された盗聴テープに残された人質たちの朗読した物語が8つ+救出作戦に従事した兵士が1つ。合計9つの物語が短編的に展開していくわけですが。
書かれた時期的には2013年のアルジェリア人質事件が背景にあるのかな?と思いうかべつつ、それぞれが語る物語は、拘束されている状況とは思えないほど【穏やかで特別なこともなく】また互いに組み合わさるわけでもなく、不思議な読み心地でした。
一方で、あとがきでドラマで主演をつとめた佐藤隆太が書いてるように『小さなことが、それでも当人にとっては、本当に特別な出来事であり、時間だったことがわかる』という意味では、それぞれが主役としてSNSで何かしらの物語を毎日の様に語り、また演じる現在、客観的に眺めれば、そんなものかなあ。と思ったりしました。さて、私が同じ状況だったら。何を語るのだろうか?
誰かの物語に耳を傾けたい方へ、また穏やかな気持ちになりたい方へオススメ。
個人的には毎月1回、黙読とも違う音読の魅力を感じる為に【テキストを声に出す会】を主宰している事から、本書のタイトルに惹かれて手にとりました。
そんな本書は日本からツアー旅行に参加し、ある国の山岳地帯で反政府ゲリラに捕らえられた人質たちが結果的に【全員犠牲になったことが冒頭で明らかにされた上で】残された盗聴テープに残された人質たちの朗読した物語が8つ+救出作戦に従事した兵士が1つ。合計9つの物語が短編的に展開していくわけですが。
書かれた時期的には2013年のアルジェリア人質事件が背景にあるのかな?と思いうかべつつ、それぞれが語る物語は、拘束されている状況とは思えないほど【穏やかで特別なこともなく】また互いに組み合わさるわけでもなく、不思議な読み心地でした。
一方で、あとがきでドラマで主演をつとめた佐藤隆太が書いてるように『小さなことが、それでも当人にとっては、本当に特別な出来事であり、時間だったことがわかる』という意味では、それぞれが主役としてSNSで何かしらの物語を毎日の様に語り、また演じる現在、客観的に眺めれば、そんなものかなあ。と思ったりしました。さて、私が同じ状況だったら。何を語るのだろうか?
誰かの物語に耳を傾けたい方へ、また穏やかな気持ちになりたい方へオススメ。
2022年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シチュエーション設定も語られるストーリーも小川洋子らしく、非日常の世界に連れて行ってくれます。難しい表現が一切無いので小学生でも読めると思います。
2021年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで読書らしい読書をしたことがないので、試しにkindleを購入しました。
非常に読みやすく、今後の読書に影響しそうです。
非常に読みやすく、今後の読書に影響しそうです。
2023年9月20日に日本でレビュー済み
そそるタイトルとは裏腹に、うっすら良い話だけの短編集です。
個々のエピソードに何の繋がりもありません。
逆にそこに繋がりを求めてはいけないのです。無をどうぞ。
某バンドマン兼小説家がおすすめしていたので購入しましたが、
歌詞と同じく薄いです。
個々のエピソードに何の繋がりもありません。
逆にそこに繋がりを求めてはいけないのです。無をどうぞ。
某バンドマン兼小説家がおすすめしていたので購入しましたが、
歌詞と同じく薄いです。