2巻に別れた立花隆の「宇宙対談集」。SF作家から日本人宇宙飛行士、心理学者、司馬遼太郎と多彩な顔ぶれで宇宙体験と神、日本の宇宙戦略を論ずる。
やはりスペースシャトルで実際に宇宙に行った毛利衛の体験談が興味深い。宇宙空間から眺めた地球の美しさは言葉につくせないというが、うらやましい限りである。
それにしてもわが国の宇宙開発に対する施策のお粗末さは悲しい限り。バッサリ斬り捨てる立花の論調が小気味良い。
日進月歩の宇宙開発現場では一昔前の対談集といえなくもないが、内容は読み応え十分。

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宇宙を語る 1 (中公文庫 た 20-8) 文庫 – 2007/5/1
立花 隆
(著)
宇宙飛行士との対話
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2007/5/1
- ISBN-104122048532
- ISBN-13978-4122048539
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2007/5/1)
- 発売日 : 2007/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4122048532
- ISBN-13 : 978-4122048539
- Amazon 売れ筋ランキング: - 565,161位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 927位宇宙学・天文学(一般)関連書籍
- - 3,776位中公文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1940年長崎県生まれ。64年東京大学仏文科卒業。(株)文藝春秋を経て東大哲学科に学士入学。74年「田中角栄研究」を「文藝春秋」誌上に発表。著書多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ぼくらの頭脳の鍛え方 (ISBN-13: 978-4166607198 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白い、Ⅱも購入したい。立花隆さんの本は前から買いそろえたりしていますが、宇宙をはじめとして臨死体験のシリーズも面白く読んでいます。ファンの一人として期待を裏切らなかったのが嬉しい。
2011年4月6日に日本でレビュー済み
景気経済情勢などで宇宙開発も一進一退。アメリカの月計画も急遽中止。(今度は火星計画が持ち上がったりしましたが。)
宇宙へ進むか、不景気などで人々の生活を優先するか、など時代時代で宇宙開発の進み具合も大きく違ってきたりして、宇宙開発は長い時間をかけて進んでいくのかも知れない。
この本は、人々を宇宙へ駆り立てる永遠のバイブルになるでしょう。
この本を読んで、宇宙飛行士となって実際宇宙体験をしたがる人と、地上に残って宇宙物理などの研究など宇宙へ行く手助けのほうを選ぶ人、とさらに宇宙船や宇宙食や宇宙服の作成などの周辺にまわる人など、選ぶ道は人それぞれのようですが。
この本がある限り、人々が宇宙を目指す情熱が薄れることはない、とも感じました。
宇宙へ進むか、不景気などで人々の生活を優先するか、など時代時代で宇宙開発の進み具合も大きく違ってきたりして、宇宙開発は長い時間をかけて進んでいくのかも知れない。
この本は、人々を宇宙へ駆り立てる永遠のバイブルになるでしょう。
この本を読んで、宇宙飛行士となって実際宇宙体験をしたがる人と、地上に残って宇宙物理などの研究など宇宙へ行く手助けのほうを選ぶ人、とさらに宇宙船や宇宙食や宇宙服の作成などの周辺にまわる人など、選ぶ道は人それぞれのようですが。
この本がある限り、人々が宇宙を目指す情熱が薄れることはない、とも感じました。
2008年10月4日に日本でレビュー済み
2よりも1の方が面白い。
実際に地球を後にした宇宙飛行士たちの話は何年経っても色褪せません。
特にOLから宇宙飛行士へと異色の転職を果たした菊地涼子さんの話は、可笑しくて可笑しくて一気にファンになってしまいました。
性格や宇宙飛行士になるまでの経歴は全く違う4人。
では、宇宙飛行士に求めらる素質とは?
それぞれの個性がインタビューから十分伝わってきて、とても楽しめます。
実際に地球を後にした宇宙飛行士たちの話は何年経っても色褪せません。
特にOLから宇宙飛行士へと異色の転職を果たした菊地涼子さんの話は、可笑しくて可笑しくて一気にファンになってしまいました。
性格や宇宙飛行士になるまでの経歴は全く違う4人。
では、宇宙飛行士に求めらる素質とは?
それぞれの個性がインタビューから十分伝わってきて、とても楽しめます。