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東京裁判 上 (中公文庫 M 6-3) 文庫 – 1982/11/10
児島 襄
(著)
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1982/11/10
- ISBN-104122009774
- ISBN-13978-4122009776
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1982/11/10)
- 発売日 : 1982/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 285ページ
- ISBN-10 : 4122009774
- ISBN-13 : 978-4122009776
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月25日に日本でレビュー済み
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もっと早く読めばよかった。これが上巻を一気に読んだ後の偽りない感想である。作者の流れるような文章によって描き出される東京裁判の法的な問題、裁判官・検事・被告・証人らの人間模様、歴史的背景が語られるだけでなく、裁判とはいっても最初から結論が見えているもっぱら政治的儀式であるという本質と、連合国軍のそれぞれの政治的思惑が全面的に出てくる展開は、まるで名作映画のシーンを見ているようだ。筆者の作家としての力量が遺憾なく発揮されている。この作品がどの程度、歴史的資料の検討を経て客観的に描かれているのかはわからないが、歴史学的正確性を超えて、戦後の敗戦国の戦争責任を戦勝国が裁くことのナンセンスさを明確に伝えてくる。ウクライナ戦争がもしプーチンの敗北で終了したら、きっと同じような問題が出てくるだろうが、我々はこの本が示す歴史的教訓をすでに得ているのだ。