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アメリカの宗教右派 (中公新書ラクレ 291) 新書 – 2008/9/1

4.0 5つ星のうち4.0 14個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2008/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 253ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121502914
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121502919
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 14個の評価

著者について

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飯山 雅史
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカのドラマ、映画などでしばしば宗派の対立や票集めの話が出てくるので背景を知りたいと思い、読んでみました。私のような方にはオススメの書籍だと思います。アメリカを知るには宗教は不可欠です。
2009年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本でアメリカの宗教右派と言えば、ブッシュ大統領の支持基盤の上に、イラク戦争の時にブッシュ大統領が宗教的な言葉を使ったために、なんとなく胡散臭いイメージになってしまいましたが、この本によれば、普通のアメリカ人ということのようです。

具体的に言えば、共和党支持の白人プロテスタント教徒ということです。(黒人プロテスタント教徒は民主党支持、もっと敬虔な原理主義的なプロテスタント教徒は、そもそも世俗的な政治には興味がないそうです。)

では普通のアメリカ人が、野暮で攻撃的、反知性的な宗教右派の指導者を、なぜ支持するのかといえば、それは特権的で人を見下し、冷笑的な東部の世俗的なエリートよりは、親近感があるからのようです。つまり、これは宗教の問題ではなく、どこの国にもある、都会と田舎、エリートと大衆の対立と考えた方がよいと思います。

もちろん、日本人には理解しにくい妊娠中絶の問題などもありますが、これは文化の違いだと思います。(妊娠中絶などは、黒人プロテスタント教徒もカトリック教徒も反対している。)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大きな社会現象の解説において、歴史的な経緯を平易な文章で説明してくれる書物はありがたい。バイアスのかかった見方をかなり排除できるからだ。宗教各派の特徴、発展の経緯、現在の主張、今後の方向性についてかなり客観的に述べられている印象。安心感あり。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハリウッド映画は「アメリカを描いていない」といった意見を以前聞いたことがある。
元々清教徒と啓蒙主義者がつくりあげた国が現在のアメリカ合衆国といえる。
実は僕の友人のアメリカ人も敬虔な福音派キリスト教徒であり、毎週日曜日に教会に通っている。
この本の中で「神が現在の姿のまま世界を創造したという、天地創造説を信じている人は、4割を超えるというのだ。」
「ダーウィンが唱えた自然淘汰による進化論を信じている人は、国民の4分の1でしかない」(本書17ページより)
というのは本当であると僕も思う。高度に世俗化されたハリウッド映画からはこうした一面を垣間見ることはできない。

この本からどのような人々が2001年から2009年までのブッシュ政権を支えたと言うことが解ると思う。

アメリカの本質を知ることができる本書の一読をお勧めしたい。とても興味深い内容である。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くのレビュアーが書いているように、アメリカの建国から現在に至るまでの宗教の流れと政治との関わりが非常に分かりやすく書かれている良書です。
国の根幹をなす合衆国憲法から連邦政府、そして教育機関(あの有名な大学群も)や政党まで、かの国の成り立ちにキリスト教右派が根本から関わっていることに驚かされます。これがイスラエルやサウジアラビア、あるいは民族紛争で揺れる東欧諸国などなら直感的に分かるのですが、意外にも資本主義・民主主義の権化のようなアメリカの実態が宗教大国であることをどれくらいの日本人が分かっていたか…
これからアメリカの外交政策などニュースを聞くたびに本書を読み直すことが出てきそうです。

またこの本を広く薦められる理由としてその読みやすさが上げられます。文章は簡潔で回りくどくなく、歴史書にありがちな急に横道にそれたり、時代を飛び越えて解説したりと言うことがありません。初出の重要な項目(人名、団体名など)は太字で示されているので、その出現が歴史の転換点であったと言うことが一目で分かりますし、後半に加えられている図表も非常に見やすいです。これは筆者だけでなく編集の力もあるでしょう。
最後の方で宗教右派の今後についてなど、やや解説が甘くなるところが出てきます。ブッシュ政権の末期に書かれた本ですから、民主党政権への移行が目に見えており、先行きが不透明だったせいでしょうか。オバマ大統領就任と政界的な大不況がアメリカの宗教各派へどのような影響を与えるのか、知りたいところもこの本では出てきません。ちょっとだけ欲求不満が残るところはありますが、それは筆者の次の刊行物に期待したいと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米大統領選では何で毎回毎回、中絶・同性愛などの社会価値が重視されるのか?
ほかの先進国には見られない宗教の突出ぶりが不思議だったが、その背景を独立戦争以前に遡って解説する。
ヨーロッパから入植した人は宗派ごとに固まり、独立時の東部13州は各州ごと"国教"があった。
政教分離は、連邦政府の権力者が自分の宗派を他の州に押し付けるのを防ぐためだった。
なかでも18〜19世紀の”大覚醒”運動が強烈だ。馬に乗った牧師が各植民地を巡回し、何万人もの大群衆を前に、吼え、わめく。もちろんマイクなしで!。信者は熱狂し陶酔した。
現在隆盛を誇るメガ・チャーチの源流がここにある。
共和党政権の黄昏と共に宗教右派も方向を見失い漂流しつつあるが、アメリカ人のDNAが健在な以上、いずれ再び団結し大統領選の帰趨を決める存在になるのではないか?
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年2月22日に日本でレビュー済み
本書は、読売新聞者に勤める筆者が

アメリカのキリスト教系団体―特に宗教右派と呼ばれる人々―について

その教義や歴史的沿革、政治的立場や活動態様を紹介する著作。

日本にいると、いまいちわからないアメリカの宗教事情。

とりわけ近年の宗教右派運動の展開が平易かつコンパクトに示されており、

ニュースや報道のみならず、ある程度専門的な著作を読むときにも

とても手助けになります。

また、政教分離を前提としつつも、完全な分離は非現実的であり

国家と宗教がどの程度分離するべきなのかは、

宗教右派の人々も加わった、民主的な議論の中で出すべきである―

という著者の主張からは、討議を通じた合意形成を信じる姿勢が伝わります。

その一方で、著者は宗教右派運動(あるいは保守層)の増加について

いくつかの見解を紹介したうえで

「行き過ぎたリベラル」への不満、ポピュリズムの反乱である―と帰結するのですが

その実質的な根拠が示されてない点などには、物足りなさを感じてしまいました。

とはいえ、コンパクトさ読みやすさでは類書の追随を許さない本書。

ニュースをより深く知りたい方や、

国家と宗教の関係などに関心のある方に強くおススメです☆☆

なお、本書が依拠するPew Forumでは

2008年の大統領選挙について

宗派ごとの投票傾向やそれについての詳細な分析も載せていますので

そちらもあわせてご覧になることをおススメします☆
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年3月11日に日本でレビュー済み
昔、テレビでメガチャーチと呼ばれる大聖堂で行われた演説会と
集まった彼らが選挙行動に与える影響を見て
非常に気になっていたので手に取った。

内容は宗教右派という切り口で語ったアメリカ現代政治史で
どうしても民主党/共和党という二元論だけで語られがちな
アメリカ現代史に新たな視点を提供してくれる。

また流行のオバマ大統領の演説等で
日本人には耳慣れない「神」を中心とする宗教語を
中身に散りばめならなければならない理由が
良く理解できるようになる。

ちなみに馴染みのない宗教派閥がいっぱい出てくるので
メモを取りながら読み進めたほうがいいかもしれない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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