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ブラジルの流儀: なぜ「21世紀の主役」なのか (中公新書 2096) 単行本 – 2011/2/1
和田 昌親
(編集)
- ISBN-104121020960
- ISBN-13978-4121020963
- 出版社中央公論新社
- 発売日2011/2/1
- 言語日本語
- 本の長さ254ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2011/2/1)
- 発売日 : 2011/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4121020960
- ISBN-13 : 978-4121020963
- Amazon 売れ筋ランキング: - 746,028位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,650位中公新書
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブラジルの全体像を知りたくて本書を購入してみました。 エッセイ風に書かれており構成がきちんとなされていないので、残念ながら、政治・経済・文化e.t.c.というかたちで理解したい方にはあまり有用な書ではないと思います。
2014年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地に足がついた本、とはこのことです。現地に生活する日本人から発信されたブラジルの世相。真に迫った内容です。
2011年3月14日に日本でレビュー済み
最近、ブラジルは現状分析や将来予測の視点から語られていることが多い。
この本は30年間ブラジルを見続けていた筆者がサッカーや経済だけではなく、国民性や文化、歴史など多角的に説明している。また、本の特徴として「なぜ・・・なのか」という問いかけに対して答えるようなつくりをしているために先頭のページから読む必要はありません。例えば、「なぜ、(アメリカに比べて)人種差別が少ないのか」、「なぜ、日本方式の地デジを取り入れたのか」といった言われてみるとそういえばと言ったことや、「ブラジル人は優しいのか」といったどうでもいいと思われることや、「なぜブラジルはナチスの残党の逃げ場になったのか」、「なぜ三菱の岩崎家は定着したのか」という興味深い話までありとあらゆることが書かれています。
ブラジルの経済やスポーツといった個々の分野を詳しく知りたいのであれば、別の本を選んだほうがいいかもしれません。しかし、五輪やサッカーW杯が開催が決まったためにちょっと興味を持った方やブラジルの経済やスポーツは詳しいけれど、ブラジルという国を他の面から知りたいといった方にお勧めです。
この本は30年間ブラジルを見続けていた筆者がサッカーや経済だけではなく、国民性や文化、歴史など多角的に説明している。また、本の特徴として「なぜ・・・なのか」という問いかけに対して答えるようなつくりをしているために先頭のページから読む必要はありません。例えば、「なぜ、(アメリカに比べて)人種差別が少ないのか」、「なぜ、日本方式の地デジを取り入れたのか」といった言われてみるとそういえばと言ったことや、「ブラジル人は優しいのか」といったどうでもいいと思われることや、「なぜブラジルはナチスの残党の逃げ場になったのか」、「なぜ三菱の岩崎家は定着したのか」という興味深い話までありとあらゆることが書かれています。
ブラジルの経済やスポーツといった個々の分野を詳しく知りたいのであれば、別の本を選んだほうがいいかもしれません。しかし、五輪やサッカーW杯が開催が決まったためにちょっと興味を持った方やブラジルの経済やスポーツは詳しいけれど、ブラジルという国を他の面から知りたいといった方にお勧めです。
2014年4月1日に日本でレビュー済み
ブラジルの紹介書的な本でした。色々な資料や研究者の意見を自分流の裏付けにしている。流石は新聞記者(日経)。ただそれが正しく正確とは限らない。サンパウロの日系社会で何年か生活していた記者の目の範疇を出ない本でした。残念。この程度の本を書き、売るのかと思う。図書館で読んで正解でした。
2012年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は 日経新聞の記者による、ブラジルを知るうえで参考となるような67のエピソードが紹介されている。ブラジルのことをさらっと理解するうえではなかなか有益な新書ではある。ただし、著者の知識不足からか、無責任でいい加減な文章が散見される。
例えば、ブラジリアの項では、「世界でも遷都はほとんど例がない」(p.237)と書いたりしているが、イスラマバード(パキスタン)、ワシントンDC(アメリカ合衆国)、プトラジャヤ(マレーシア)、キャンベラ(オーストラリア)などの事例を知らないのであろうか。ブラジリアは「「最後の遷都」になるのだろうか」と書いているが、マレーシアがクアラルンプールからプトラジャヤに遷都を決定したのは90年代である。
このような事実誤認を始め、断定的な物言いが気になる。ジャーナリストとしては日経アメリカ社社長にまでなっているので出世しているのであろうが、このような無責任なことを堂々と本に出来る人がそもそもジャーナリストと名乗れるのか個人的には疑わしい。とはいえ、ジャーナリストというよりかは、ブラジル通による適当なエッセイとして捉えれば、本書は読んでは損はないレベルではあると思われる。
例えば、ブラジリアの項では、「世界でも遷都はほとんど例がない」(p.237)と書いたりしているが、イスラマバード(パキスタン)、ワシントンDC(アメリカ合衆国)、プトラジャヤ(マレーシア)、キャンベラ(オーストラリア)などの事例を知らないのであろうか。ブラジリアは「「最後の遷都」になるのだろうか」と書いているが、マレーシアがクアラルンプールからプトラジャヤに遷都を決定したのは90年代である。
このような事実誤認を始め、断定的な物言いが気になる。ジャーナリストとしては日経アメリカ社社長にまでなっているので出世しているのであろうが、このような無責任なことを堂々と本に出来る人がそもそもジャーナリストと名乗れるのか個人的には疑わしい。とはいえ、ジャーナリストというよりかは、ブラジル通による適当なエッセイとして捉えれば、本書は読んでは損はないレベルではあると思われる。
2013年2月6日に日本でレビュー済み
まえがきにも書かれているが、ブラジルには独特の流儀があり、ブラジル社会には必ずどこかに余裕(ハンドルの遊びのようなもの)があるそうだ。これは、ポルトガル領だったため、ポルトガル人が先住民や黒人と同化しゆったりした優しさをもつ国民性が培われたことによるという。人種のるつぼで形成されたブラジル人は熱狂とサウダージが同居するようになった。外国人に対しても寛容で日本からの移民が多く活躍していることもよく知られている。もし、他の南米諸国と同じく、支配・被支配がはっきりしていたスペイン人に支配されていたら、今のようなブラジルは存在しなかったのかもしれない。
外交面では毅然とした対米姿勢を有し、中新国のリーダーという立場をとる。経済的にも世界第8位である。工業面では、1984年からフレックス車というアルコール車が主流で、世界の中では珍しくトヨタのシェアが低いということだ。
戦争をしたことがないということも特筆すべきことだ。ブラジルの発展に関しては、ルラ大統領という指導者の功績が大きいということも本書で初めて知った。
外交面では毅然とした対米姿勢を有し、中新国のリーダーという立場をとる。経済的にも世界第8位である。工業面では、1984年からフレックス車というアルコール車が主流で、世界の中では珍しくトヨタのシェアが低いということだ。
戦争をしたことがないということも特筆すべきことだ。ブラジルの発展に関しては、ルラ大統領という指導者の功績が大きいということも本書で初めて知った。