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物語カタルーニャの歴史: 知られざる地中海帝国の興亡 (中公新書 1564) 新書 – 2000/12/1
田澤 耕
(著)
- ISBN-104121015649
- ISBN-13978-4121015648
- 出版社中央公論新社
- 発売日2000/12/1
- 言語日本語
- 本の長さ254ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2000/12/1)
- 発売日 : 2000/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 254ページ
- ISBN-10 : 4121015649
- ISBN-13 : 978-4121015648
- Amazon 売れ筋ランキング: - 580,170位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 39位スペイン史
- - 1,483位ヨーロッパ史一般の本
- - 2,252位中公新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
連合王国時代にはそれほど差別や弾圧がなく、要はフランコ時代に大弾圧があったのだと理解できる。民族主義運動に乗れなかったし、乗らなかったのが運の悪いところだが、カスティーリャというダメな隣人のおかげで光っては見えるが、一国としてやっていけるほどの強みも感じられない。南イタリアに対するロンバルディア位の優位性だと感じた。今回の独立騒動が彼らのアイデンティティーに良い影響として残り、遺恨が残らないことを祈ります。
2019年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビでスペイン語を学んでいる関係で、カタルーニャにも興味があり購入しました。最近のスペインからの独立運動の背景がよく理解できました。中世には、地中海に覇を唱えた強国であり、現代スペインを形作ったカスティーリャとは別の文化を育んでいたこと…。カタルーニャ語・文化を専門とする著者が一般市民向けにカタルーニャの歴史を分かりやすく解説しています!一読の価値あり。出版が少し古いので(2000年)、現代史を扱った書物も読んでみたいと思います。
2018年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここ最近のカタルーニャ独立騒動だけでなく、カタルーニャ語が気になり本書を手にした。
カタルーニャに特化した書物はあまりないため、丹念に解説した本書は貴重である。が、「物語」と銘打っているだけあり、結論が出ていない諸説を紹介したり(カタルーニャという名の起源は結局よくわからないらしい)やゴシップ的要素(各時代の王の性格や誰が誰と結婚したなど)も多く、簡潔な解説を求めていた私にはテイストが合わなかった。
世界の中心が地中海から、大西洋に変わったことが、カタルーニャ衰退の決定的要素だったようだ。
個人的には一番ためになったのが、あとがき。バレンシア市内を歩いていたときに、「Carrer」がカタルーニャ語の「通り」という意味だとすぐにわかり、街歩きが楽しくなった。
カタルーニャに特化した書物はあまりないため、丹念に解説した本書は貴重である。が、「物語」と銘打っているだけあり、結論が出ていない諸説を紹介したり(カタルーニャという名の起源は結局よくわからないらしい)やゴシップ的要素(各時代の王の性格や誰が誰と結婚したなど)も多く、簡潔な解説を求めていた私にはテイストが合わなかった。
世界の中心が地中海から、大西洋に変わったことが、カタルーニャ衰退の決定的要素だったようだ。
個人的には一番ためになったのが、あとがき。バレンシア市内を歩いていたときに、「Carrer」がカタルーニャ語の「通り」という意味だとすぐにわかり、街歩きが楽しくなった。
2018年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
活用させていただきました。
カタルーニャについての書籍が少ないのでオススメです。
カタルーニャについての書籍が少ないのでオススメです。
2010年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読むまでの、私のカタルーニャ知識はごく断片的なものでした。
テレビスペイン語講座を見ているとなぜか頻出する地域。
オリンピックやガウディで知っているバルセロナが中心地域。→マンガ「アルカサル」で出てきたアラゴン王国の中心地??……くらい。
その後、中世ヨーロッパ史の本をいろいろ読んでいて、アラゴン王国がシチリアやナポリを領有していた時代があったことを知り、どういう国だったんだろう?と興味が出てこの本を読んでみました。カタルーニャだからアラゴンのことも載っているだろう、と思って。
読んでみてびっくり。カタルーニャ=アラゴンという考えは必ずしも正解ではなかったんですね。重なる部分はあるけれど全てではないというか。
更に、一章におしこめられてはいますがスペイン統一後〜現代までのカタルーニャの歴史も衝撃的でした。小説「風の影」の舞台の、ちょっと物憂い、内戦の深い傷跡を秘めたバルセロナの描写が印象に残っていたのですが、読んだ当時は「内戦後だから、スペイン全体がそうだったのだろう」と思い込んでいました。
でも、「バルセロナだから」別の事情がある、という側面もあったようです。
今さらながら、現在の国境線だけで世界を線引きして考える愚かさを痛感。
スペインに興味のある方なら、読んでおいたほうが良いと思います。
また、スペイン統一までの中世カタルーニャ史が中心の本ですので、中世ヨーロッパに興味のある人にも。(ちなみにそもそも購入の目的だったアラゴンの南イタリア支配についてはサラリとした記述しかありませんでしたが。でもそれ以上の収穫があったからOKです(^^))
テレビスペイン語講座を見ているとなぜか頻出する地域。
オリンピックやガウディで知っているバルセロナが中心地域。→マンガ「アルカサル」で出てきたアラゴン王国の中心地??……くらい。
その後、中世ヨーロッパ史の本をいろいろ読んでいて、アラゴン王国がシチリアやナポリを領有していた時代があったことを知り、どういう国だったんだろう?と興味が出てこの本を読んでみました。カタルーニャだからアラゴンのことも載っているだろう、と思って。
読んでみてびっくり。カタルーニャ=アラゴンという考えは必ずしも正解ではなかったんですね。重なる部分はあるけれど全てではないというか。
更に、一章におしこめられてはいますがスペイン統一後〜現代までのカタルーニャの歴史も衝撃的でした。小説「風の影」の舞台の、ちょっと物憂い、内戦の深い傷跡を秘めたバルセロナの描写が印象に残っていたのですが、読んだ当時は「内戦後だから、スペイン全体がそうだったのだろう」と思い込んでいました。
でも、「バルセロナだから」別の事情がある、という側面もあったようです。
今さらながら、現在の国境線だけで世界を線引きして考える愚かさを痛感。
スペインに興味のある方なら、読んでおいたほうが良いと思います。
また、スペイン統一までの中世カタルーニャ史が中心の本ですので、中世ヨーロッパに興味のある人にも。(ちなみにそもそも購入の目的だったアラゴンの南イタリア支配についてはサラリとした記述しかありませんでしたが。でもそれ以上の収穫があったからOKです(^^))
2023年12月21日に日本でレビュー済み
自治州首相を「大統領」と訳すことに拘るのは、どうしても頂けない。などなど、拘りが目立つのはまずい。
「収穫人たち」の歌詞の誤訳も依然として訂正されないのは困ります。
「収穫人たち」の歌詞の誤訳も依然として訂正されないのは困ります。
2017年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
独立騒ぎが起きましたが、これを読んだ後だったので、納得と言う感じです。 フランス史などと比較すれば、裏道散歩と言う感じですが、それもまた、面白い。
2011年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
FCバルセロナやスペイン観光などでカタルーニャというものに興味をもったとき、まず最初に本書を手にとって読んでみると良い。カタルーニャとスペインの違い、バルセロナの独特の雰囲気のベースはどこにあるのか、おぼろげながら見えてくることだろう。
歴史書というとお堅いイメージがあるかもしれないが、本書は物語として歴史を柔らかく語ってくれている。とくに、一般におもしろい題材となりうる中世と、カタルーニャがもっとも発展した時代が重なるため、より一層おもしろさが増している。
惜しむらくは、近代カタルーニャの歴史をもう少ししっかりと書かれているとよかった。中世以降については、「その後のカタルーニャ」としてあっさりとまとめられてしまっているのが残念。産業革命・リベラ独裁政権やフランコの話などを、カタルーニャの視点から語ってほしかった。
とはいっても、本書はとてもよくできているので、ぜひ手にとって読んでみてほしい。
歴史書というとお堅いイメージがあるかもしれないが、本書は物語として歴史を柔らかく語ってくれている。とくに、一般におもしろい題材となりうる中世と、カタルーニャがもっとも発展した時代が重なるため、より一層おもしろさが増している。
惜しむらくは、近代カタルーニャの歴史をもう少ししっかりと書かれているとよかった。中世以降については、「その後のカタルーニャ」としてあっさりとまとめられてしまっているのが残念。産業革命・リベラ独裁政権やフランコの話などを、カタルーニャの視点から語ってほしかった。
とはいっても、本書はとてもよくできているので、ぜひ手にとって読んでみてほしい。