こんなにザワザワする小説は今まで読んだ事ない。ものすごく共感できるのに、それを言葉にするのを躊躇ってしまう。友達にも勧めたいしこの作品について一緒に語りたいけど、それをするには何となく不安が残る。
それはこの本を嘲笑する読者も残念ながら一定数はいるだろうという、悲しい確信があるからだ。すべてが、今の日本の現実が、この作品に含まれている。
この本は、80%は私達の日常が描かれているノンフィクションだ。いつかこの本が完全にフィクションとなる日まで私達の闘いは続くのだ。
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持続可能な魂の利用 (単行本) 単行本 – 2020/5/19
松田 青子
(著)
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この国から「おじさん」が消える――
会社に追いつめられ、無職になった30代の敬子。
男社会の闇を味わうも、心は裏腹に男が演出する女性アイドルにはまっていく。
新米ママ、同性愛者、会社員、多くの人が魂をすり減らす中、敬子は思いがけずこの国の“地獄"を変える“賭け"に挑むことにーー
女性アイドルに恋する三十女の熱情が、日本の絶望を粉砕!
著者初長篇にして最強レジスタンス小説。
和田彩花(アイドル)感激
小さな叫びでこの世界のバランスは整えられる! 私は勇気をもらった。
幾原邦彦(アニメーション監督)仰天
その革命が見える者は勇気を得られ、
見えぬふりを生きる者は吐き気を催すだろう。
あなたはどっちだ?
会社に追いつめられ、無職になった30代の敬子。
男社会の闇を味わうも、心は裏腹に男が演出する女性アイドルにはまっていく。
新米ママ、同性愛者、会社員、多くの人が魂をすり減らす中、敬子は思いがけずこの国の“地獄"を変える“賭け"に挑むことにーー
女性アイドルに恋する三十女の熱情が、日本の絶望を粉砕!
著者初長篇にして最強レジスタンス小説。
和田彩花(アイドル)感激
小さな叫びでこの世界のバランスは整えられる! 私は勇気をもらった。
幾原邦彦(アニメーション監督)仰天
その革命が見える者は勇気を得られ、
見えぬふりを生きる者は吐き気を催すだろう。
あなたはどっちだ?
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2020/5/19
- 寸法13.8 x 2.1 x 19.7 cm
- ISBN-104120053067
- ISBN-13978-4120053061
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商品の説明
著者について
松田青子
1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、14年にTwitter 文学賞第1位となり、19年には『ワイルドフラワーの見えない一年』収録の「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となった。その他の著書に『英子の森』『おばちゃんたちのいるところ』、翻訳書にカレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』、アメリア・グレイ『AM/PM』、ジャッキー・フレミング『問題だらけの女性たち』、カルメン・マリア・マチャド『彼女の体とその他の断片』(共訳)、エッセイ集に『ロマンティックあげない』『じゃじゃ馬にさせといて』などがある。
1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、14年にTwitter 文学賞第1位となり、19年には『ワイルドフラワーの見えない一年』収録の「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となった。その他の著書に『英子の森』『おばちゃんたちのいるところ』、翻訳書にカレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』、アメリア・グレイ『AM/PM』、ジャッキー・フレミング『問題だらけの女性たち』、カルメン・マリア・マチャド『彼女の体とその他の断片』(共訳)、エッセイ集に『ロマンティックあげない』『じゃじゃ馬にさせといて』などがある。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2020/5/19)
- 発売日 : 2020/5/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4120053067
- ISBN-13 : 978-4120053061
- 寸法 : 13.8 x 2.1 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 128,966位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,533位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー

5 星
日本ヤバい
恐ろしいのは、本書で起こる多種多様な「最悪なこと」の、殆どが、もう既に日本で起きているということ。願わくば、どこか遠い遠い、外国の物語として、本書を読みたかった…。(それはそれで、その国の人が不憫だけど)物語の中では、それら、「最悪なこと」の一個一個に、登場人物からの、パーンと簡潔な返答たちが綴られている。「こうすればいいんだよ」「そんなのおかしいよ」「声をあげなきゃ」でもそれらの、シンプルな解決にすら、たどり着けてない日本社会がある。とにかく読んで焦った。本気で日本ヤバい。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"自分たちの姿が『おじさん』の目に映らない、という現実は、少女たちの生活に大きな変化を及ぼした(中略)それは自由だった。"2020年発刊の本書は、時代の閉塞感を、差別的、権威主義的な『おじさん』男社会に対する女性たちのレジスタンス物語として戯曲的、啓発的に描いた刺激的な一冊。
個人的には、参加した読書会ですすめられ、著者の本としては初めて手にとりました。
さて、そんな本書は派遣先でセクハラ被害を訴えたら、逆に加害者扱いをされ会社を退職せざるを得なかった30代無職の敬子を中心に進み、彼女がいつしか【男社会の闇には苦しむも、心は裏腹に男達が演出する】"社会への抗議を歌うアイドルグループ"センターのXX(名前は伏せられていますが、イメージは確実に某欅坂46センターだったあの人ですね)に魅せられた事が、遂には革命まで繋がっていくのですが。
テンポよく読みやすくも【『おじさん』男性中心社会のために!と日々生きづらさを感じている】若い女性たちの【抑圧された本音を代弁し、共感を呼ぶ様な爽快なセリフ】が『AKBグループ』『オタ活』『派遣切り』『フェミニズム』『セクシャルマイノリティ』などの時代の空気感をうまく取り入れながら散りばめられている事から、展開的にはファンタジーであったとしても『現実的』で【苦しんでいる人に寄り添い、啓発してくれる】一冊だと感じました。
一方で、あくまで男性。そして年を重ねたという意味での『おっさん』としての私的意見ですが。AKBグループにも【特別な関心もなく】また女性の多い組織やグループに所属したり、関わっている事から必然的マイノリティとして女性たちの前では"臭い、キモい、ウザい"自らの立場を自覚して【生まれたての子鹿の様にプルプル怯える】毎日を過ごしている立場としては、この国を覆う問題の全責任が差別的、権威的な『おっさん』達のせいである。とするのは少し短絡的で、また【新たな分断を生むだけではないか?】と不安になってしまいました。
日本社会で生きづらさを感じている女性や、女性達がどんな事にストレスを感じているのか理解に努めたいと思っている人へ。また某欅坂46好きな方にもやっぱりオススメ。
個人的には、参加した読書会ですすめられ、著者の本としては初めて手にとりました。
さて、そんな本書は派遣先でセクハラ被害を訴えたら、逆に加害者扱いをされ会社を退職せざるを得なかった30代無職の敬子を中心に進み、彼女がいつしか【男社会の闇には苦しむも、心は裏腹に男達が演出する】"社会への抗議を歌うアイドルグループ"センターのXX(名前は伏せられていますが、イメージは確実に某欅坂46センターだったあの人ですね)に魅せられた事が、遂には革命まで繋がっていくのですが。
テンポよく読みやすくも【『おじさん』男性中心社会のために!と日々生きづらさを感じている】若い女性たちの【抑圧された本音を代弁し、共感を呼ぶ様な爽快なセリフ】が『AKBグループ』『オタ活』『派遣切り』『フェミニズム』『セクシャルマイノリティ』などの時代の空気感をうまく取り入れながら散りばめられている事から、展開的にはファンタジーであったとしても『現実的』で【苦しんでいる人に寄り添い、啓発してくれる】一冊だと感じました。
一方で、あくまで男性。そして年を重ねたという意味での『おっさん』としての私的意見ですが。AKBグループにも【特別な関心もなく】また女性の多い組織やグループに所属したり、関わっている事から必然的マイノリティとして女性たちの前では"臭い、キモい、ウザい"自らの立場を自覚して【生まれたての子鹿の様にプルプル怯える】毎日を過ごしている立場としては、この国を覆う問題の全責任が差別的、権威的な『おっさん』達のせいである。とするのは少し短絡的で、また【新たな分断を生むだけではないか?】と不安になってしまいました。
日本社会で生きづらさを感じている女性や、女性達がどんな事にストレスを感じているのか理解に努めたいと思っている人へ。また某欅坂46好きな方にもやっぱりオススメ。
2023年6月9日に日本でレビュー済み
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出生率が80万人を割ることが確実になった今年、極右政党のLGBT理解増進法修正案が可決された夜に読了した。これまで何度も味わってきた苦い感覚を煮詰めたような気持ちを何度も感じて悔し泣きで嗚咽したけど、反対に穏やかな喜びと希望も感じることができた。
間違ってもそれは、この国が大丈夫だっていう希望なんかじゃなくて、私たちはそんなものに関係なく生き残るんだという希望。負けない。
間違ってもそれは、この国が大丈夫だっていう希望なんかじゃなくて、私たちはそんなものに関係なく生き残るんだという希望。負けない。
2020年8月29日に日本でレビュー済み
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1回読んでよく分からなかったので、2度読みしました。派遣先会社でセクハラ被害を訴えたら、逆に加害者扱いをされて会社を去ることになった30代の敬子。カナダに一ヶ月滞在して帰国する際に、「おじさん」を倒す決意をする。社会への抗議を歌うアイドルグループのセンターのXX(名前は伏せられている)に魅せられ、偶然にも官邸前のデモで彼女と遭遇。彼女達のグループによる革命が始まり、敬子は「ファン」として支援する。はっきり言ってストーリー説明が困難な作品です。「おじさん」に支配された国で、「おじさん」に消費される女性(特にアイドル)が、「おじさん」を抹殺するお話です。ちなみに「おじさん」は年齢や性別で定義されるのではなく、「おじさん」要素があれば、高校生でも女性でも「おじさん」とされます。
2021年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「おじさん」とは年齢でなく、女性を劣ったものとして見下し見くびり、性的に搾取し弄べる対象と考える精神の在り方。若くても、場合によっては女性の中にも「おじさん」が存在する。女性の生きにくさだけでなく、社会の停滞も、もしかすると「おじさん」が流す害毒のせいかも?そして、これを読んで不快な気持ちになったら、その人はかなりの「おじさん」だという証拠。ちなみに自分は50代男性です。
2021年9月12日に日本でレビュー済み
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読んでて爽快な気持ちになりました。
この本のように現実の日本にも救いがあればいいのにな。
この本のように現実の日本にも救いがあればいいのにな。
2020年7月4日に日本でレビュー済み
淡々とした筆致が小気味よい作品。依然として存在し続ける、男性目線でつくられた社会構造。
女性としてこの国で生きていたのなら、誰もが何らかの形で、この「視線」を感じてゾッとしたりモヤモヤしてしたり怒りを感じたことがあるだろう。
指摘したらキリのないこれらの事象を、丁寧に具体的に言語化してくれたこの作品は、社会のあり方を語るためのテキストとして最適かもしれない。
さて、「おじさん」にとってはどんな本に見えるのか。この本を真ん中に「おじさん」と対話してみたらどんな話ができるだろうか。
女性としてこの国で生きていたのなら、誰もが何らかの形で、この「視線」を感じてゾッとしたりモヤモヤしてしたり怒りを感じたことがあるだろう。
指摘したらキリのないこれらの事象を、丁寧に具体的に言語化してくれたこの作品は、社会のあり方を語るためのテキストとして最適かもしれない。
さて、「おじさん」にとってはどんな本に見えるのか。この本を真ん中に「おじさん」と対話してみたらどんな話ができるだろうか。
2020年6月12日に日本でレビュー済み
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女性の視点から、現代社会をリアルに描写してくれています。どこの国にでもいる、威張った、潜在的な、差別意識を持ったおっさんが多すぎて、それが、本当に嫌いです。おっさんが若い女性にあたったり、馬鹿にするような文化も。男社会を中心に描かれた、ステレオタイプに女性像を描くドラマや男性作者による漫画にも、うんざりです。
女性は、ただ、存在しているだけなのに、男性中心のために、こんなに生きにくい社会なんて。
女性作家によるこのようなリアルな作品が、もっと増えてほしいです。この作品を、この時代に書いてくれて、ありがとうございます。
女性は、ただ、存在しているだけなのに、男性中心のために、こんなに生きにくい社会なんて。
女性作家によるこのようなリアルな作品が、もっと増えてほしいです。この作品を、この時代に書いてくれて、ありがとうございます。